価値観・共感した話

2025年2月18日 (火)

税理士さんから申告済みの控えが戻ってきた

Pxl_20250218_072703515税理士さんから、申告済みの申告書の控えが戻ってきました。

毎年、一番に申告してもらえるように準備しよう。
不足の書類を言われないよう、準備をしよう。

それでも遅くなるし、仕訳ミスは指摘されるのですが、この2つは、意識して書類を引き渡しています。

私が業務を受託する立場に立つと、言わなくても分かって下さるお客様、早く動いて下さるお客様は、ありがたい存在だからです。

「税理士さんに支払う報酬がもったいない」。
これは、少なくとも開業している司法書士としては、誤った考え方です。

限られた時間。慌ただしい申告時期も本業に専念したいし、家族全体で見て「こうやったほうが手元にお金を残せる」というアドバイスをもらえるのが、税理士さんに関与してもらうことの、何よりのメリット。

それと、税理士さんと連絡取り合って関係が深くなると、登記のお仕事、自然とご紹介してもらえます。

但し、申告を頼んでいない税理士さんからも、登記のお仕事は言ってもらっているので、これはあくまでも結果論。

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2025年2月 9日 (日)

ひたすら仕事をする時期があってもいいはず

Pxl_20250131_230536569-1『司法書士試験 仕事を辞めずに一発合格する方法(河島弥生著)』にあったくだり。「■量と質はどちらが大切か」から引用します。

「テキストを読むことに関して、大切なのは質より量だと思います。なぜならば、量を繰り返すことで、質が生まれるからです。私は本試験までにテキストを25周したのですが、回数を重ねれば重ねるほど読む質が確実に高まってきたなと感じていました」(以上引用です)

最近、いろいろなところで「質より量」という話を見聞きするようになりました。

私自身、司法書士の受験勉強に関しては、過去問や答練を繰り返し繰り返し読んで、問いを見ると、答えだけでなく、解説まで頭に浮かぶレベルまでやっていました。

勤務を始めた後、1年半は「抹消-移転-保存-設定」の不動産登記の案件を繰り返しました。今となっては、最初はいろんな業務が混ざる「ごった煮」事務所より、同じことを繰り返すことで、基礎を作れたと思っています。

今は、私自身の事務所の中で、「仕事の量」に恵まれています。同じことを何件もすることで、気付ける論点というのがある、ことを体感しています。

いわゆる働き方改革によって、残業時間の規制が厳しくなる。勤務時間を制限されると、量を経験できない。例えば、金融機関なんかでも、そんな話を聞きますが、特に若い時期。ひたすら仕事をする時があってもいいはずです。

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2025年2月 8日 (土)

『希望と勇気とサムマネー』

Pxl_20250208_091846331『人生には3つのものがあればいい 希望と勇気とサムマネー』と、桜珈琲の伝票の裏に書かれていました。

チャールズ・チャップリンの言葉だそう。

「サムマネー」とは、どんな意味かと調べてみたら、「いくばくかのお金」。

「いくばくかのお金」の基準は、ひとそれぞれでしょうけど、「ほどほどでいいじゃない?」というのは、大事な考え方だと思っています。

誰にだって欲はあって、欲は人が成長するために必要なものだと思っていますが、欲が強くなりすぎると、無理をし過ぎて足を踏み外す。事件に巻き込まれるということに、なりかねません。

お金を溜め込んでも、あの世に持って行くことはできないので、

溜め込まないように、自分や周りの人のためにお金を使って、「ほどほどでいいじゃない?」という感覚は、持っていたいです。

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2025年1月28日 (火)

値切られていい気持ちになる人はいない

20220612_164228512 被保佐人さん宅の、トイレの入れ替えを計画中。

日頃から雑用も引き受けて下さっている業者さんに見積もりを依頼している中、激安のDMが入りました。商品代だけで、激安料金よりも高くなるのは確実。

ご本人さんに、「どうされますか。DM見たらおかしなところはないし、私は立場上安いところをお勧めしないといけない」とお話しすると、「いえ、いつもお願いしているUさんに頼みたい。また他のことも頼まないといけないし」と。

そこまではっきり意思表示して下されば、「じゃあそうしましょう」です。

裁判所も、動機の部分まで説明すれば、しかるべくだと思います。もちろん、ご本人の資力も踏まえて。

後見人らから注文を受ける立場の方からの、お話も聞いたりします。

「あの司法書士は、値切るからやりたくない」みたいな話を聞くと、それが後見人の役割だからと言っていいのか。もしくは、回りまわって、自分の首を絞めることもあるんじゃないかと、と考えたり。

値切られて、いい気持ちで仕事する人なんて、いないはず。

「1」の料金で、「7」のサービスを期待するのは、そもそも間違えているはず、なので。

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2025年1月24日 (金)

金曜日に書類が積み上がった状態で終える

Pxl_20240722_031356943 写真はイメージです。金曜日の夕方、書類が一番積み上がった状態で事務所を出る。それが普通になっています。追いつくのは土日。

望むことではありませんが、仕方ありません。

仕事のスタイルは、人によります。

定休日は休む。その代わり、平日は遅くまで仕事をするのが平気な人。

私の場合、それをすると、仕事をしている時は気持ち良くても、すぐにガクッと調子が落ちます。

だから、平日は決まった時間に帰って、決まった時間に夕食を食べる。それが夫婦円満のコツでもあります。

だいたい決まった時間に寝て、だいたい決まった時間に勝手に目が覚めること。

それができない時は、何らかの支障が生じている、ということ。トラブルを抱えているか、仕事を抱えすぎているか。分かりやすい基準です。

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2025年1月21日 (火)

筋トレと同じで頭も使わないと機能が落ちる

20230102_185353711筋トレで身体を鍛えている人は、見掛けでだいたい分かります。服を着ている上からでも。

私も、中学の時は相当鍛えていて、中学3年の体育祭で上半身裸の姿を見ると、普通にやってたら、こんなふうにならないよな、と分かります。

今となっては昔のことですが、「マッスルメモリー」というのがあるらしく、今でも少し鍛えると、わりと早く戻ります。ただ、続かないのが、残念なところです。

一方、頭を鍛えている人。頭を使って仕事をしている人は、いくら鍛えていても、外からは分かりづらいです。

しかし、筋トレと同じで、頭は鍛えないと使えなくなるし、続けないと、効果を維持できないのは同じ。

50歳になって惰性で過ごしていると、楽を求めて、落ちていくだけ。だから、年齢には意識して逆らって、それなりのプレッシャーを抱えて仕事していかないと、衰えてしまうと思うよ(自分も含めて)、と、事務所の中で話をしていました。

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2025年1月19日 (日)

トイレの質は建物のグレードに比例する

Pxl_20250119_00315997510年経つと、あちこちにガタが来て、そんな中で、トイレのウオシュレットを入れ替えようと考えています。

今週、久しぶりに千里中央の駅前を歩いて、老朽化した建物を見てしまったのですが、そんな中、駅前のトイレがきれいに改装されていました。

トイレがきれいだと、見捨てられた場所ではない。周りもまたきれいにリニューアルされていくんじゃないか。何となくですが、そんなふうに感じました。

前にも書いたことがありますが、オフィスビルのグレードは、トイレの質と比例しています。

例えば、東淀川区役所のトイレは、古いままだったので、そのうち建て替えになるのかな~と思っていたら、リニューアル。ガラッと雰囲気が変わっています。

大阪メトロ。地下鉄の駅のトイレは、順次きれいに改装されていきました。地下鉄のトイレが古いと、「恐い場所」に見えてしまうんです。

今週出向いた場所で、阿倍野区役所。ここは都会の役所にあるまじき雰囲気。残念な状態のままです。

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2025年1月10日 (金)

「携帯への着信」→「事務所から折電」を4回の理由

20230909_172546782-2 午後からは、電車で移動しての通院同行。被後見人さんの施設で面会で、長時間外出です。

通院同行は、正月明けということで、予想通りの混雑。

そんな中でも携帯に着信が鳴るので、「事務所から折電お願い」というLINEの連絡を、4回やっています。

私の場合、親しい方ほど携帯に電話して来られません。「事務方がしっかりしている」ことを知ってもらっているので、伝言して下さいます。「LINE・メールを好む」も知ってもらっています。

「今、電話でしゃべれますか?」とLINEが入ると、私から電話する、ということも結構あります。

事務所の中では、携帯を机の上に置いたままなので、特に応接で接客している間は、下手したら、1時間半携帯を見られません。目の前のご相談者に向かい合っている最中、「ちょっとすみません」と、割り込んで入ってくる携帯電話に出ることは、したくないのです。

せめてもの対策として、スマートウオッチを身に付けて、「どなたからの連絡なのか」というのは、ちらっと見て把握できるようにはしています。

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2025年1月 4日 (土)

「人を遺すは上」は野村克也さんの名言

Pxl_20250102_233847105 亡野村克也さんは、「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すは上」という名言を残していますが、

私が独立前に勤めさせてもらった事務所からは、多くの司法書士が独立しています。

私が事務所を出た後も、少なくとも2人の司法書士を産んでいて、私ごときが評価できることではないですが、まさしく『人を遺すは上』の世界だったと、後から気付くことになります。

「司法書士は、派手な仕事ではありません」
「司法書士は、儲かるような仕事ではありません」

私がいる時も、そういう話を日々聞かされていたものです。今となっては、戒めとなる話ばかりです。

給料が安い?自分のやりたい仕事ができない?

若いうちは、そんなこと言う前に、与えれた環境で、精一杯やりなさい。若かった自分に、今なら自信を持って、そう言えます。

私も同じように、若い資格者を雇用して、どんどん独立していって欲しい、と考えていた時期もあります。しかし、これはNO.2になる資格者と同等の力量を持った人が、もうひとり事務所にいないと、現実問題として難しい。

事務所に開いた穴を、すぐに次の人が埋めてもらうのは難しい、ということが分かってからは、保守的に。

今は、できる人の代わりなんて、そういるものではない。長く勤めてもらえる事務所にしよう、と考えています。人を遺すことはできません。

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2025年1月 3日 (金)

『1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」』

Pxl_20250102_012209681ニュースレターで紹介した「おススメ本」です。弁護士西中務著。

弁護士さんが仕事の中で見聞きしてきたこと、自身で体験されたことを元に、人の言動と結果について、説かれています。

司法書士である私とは、環境が違うと思いますが、それでも私が普段考えていることと一致することが、多々ありました。

ということは、人の言動と結果の間には、何らかの相関関係があるのでしょう。

大きなキーワードは、「争わない」「恨まない」という部分。

司法書士の価値観として「争わない」は大事なところだと思っていますが、この本を弁護士さんが書かれていることに、意味があります。

私自身、運がかなり良い人間。危機一髪のところで、何とかピンチを抜け出す、ことを繰り返しています。

今も後見業務で、史上最大の難題を抱えていますが、

運が良くなる行いは、無意識に。運が悪くなるような行いはやらないようにと、心掛けたいと思います。

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