司法書士の日常(令和7年)

2025年2月15日 (土)

目的地のないドライブで久しぶりの半日休暇

Pxl_20250215_090143677車が新しくなりました。

白、黒、黒ときて、もう一度黒。

色を変えると、運気が変わるような気がして、変わらないようにという願いと、どちらにしても赤が混じる車種なので、白にすると、被後見人さんらの葬儀に乗って行けない、という妻の意見もあります。

2台続けてぶつけた(相手は石)のがきっかけ、というのが、残念ではありますが、前車は、モデルチェンジの境い目で、乗りたかった車が日本中に2台しかない。なんとか情報を集めてもらって確保した、という車でした。

今回は、修理の見積もりに持って行ったら、なぜか新車の見積もりが出てきました。まだ乗りたかったので、未練はありましたが、勧められた流れに乗っかっています。

仕事中、車で過ごす時間も、長くなりました。

身体が元気で、車で動き回れる年齢はと考えると、あと2台分くらいの期間じゃないか、とも思っています。

「車にはお金をかけない人」でいたかったですが、後悔がないよう、今を楽しみながら。仕事の時間も有効に使えるように、という気持ちでの買い替え。目的地のないドライブで、久しぶりの半日休暇となりました。

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2025年2月14日 (金)

「実費の預り金」を作らない理由【司法書士事務所運営】

Pxl_20250214_012939283残高わずかの被保佐人さんの口座を解約。未払いになっていた病院代も支払い。

施設の口座に、毎月数十万円の定期送金を設定され、施設で大金を管理されてましたが、それは介護施設の権限外の役割。病院代や電気代など、いろいろと未払いがありました。

病院や施設でも、「小遣い」として預け金を入れ、そこからもろもろの支払い。

中には、預り金の「口座管理料」みたいなものを勝手に請求されていたこともありますが、入院代や施設代とまとめて請求したほうが、お互いに楽などでは?と思います。

もっとも、組織の経営状態によっては、立替金のせいで運転資金に支障が出る、ということもあるでしょう。

私の事務所では、基本、着手の時に「実費の預り金」みたいなものは、お願いしていません。

信頼関係があるからこそ、という部分もありますが、「預り金」を作ると、その管理が必要になるため。管理が必要となれば、預かり証を作ったり、人の手間も必要になります。

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2025年2月13日 (木)

ガソリン「レギュラー1,000円分」という入れ方

Pxl_20250213_073645229債務整理をしてた頃、家計表のガソリン代を千円単位で書かれる方がおられて、「正確な数字でお願いします」と言ったところ、「ホントに千円単位で入れてるんです!」と言われても、半信半疑。

自分は「満タン」でしか入れないため、端数が出ないわけがない、という思い込みがあるためです。

手放すことが決まっている愛車なので、先週の火曜日に「10リットル」で入れたものの、再び残ナシの警告ランプ。

燃費は1リットル25キロと表示されているので、この1週間も同じであれば、250キロ走った計算になります。

これが本当に最後だと、はじめて「1000円分とかできるんですか?」と聞いたら、「できますよ」。

クレジットカード出して、サインする時間を考えると、1000円札1枚で清算するほうが早い。

ガソリン代は、先週の1リットル180円が、おそらくは今までの最高値。今日は2円下がって178円でした。

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2025年2月12日 (水)

『司法書士の取扱説明書』

20250212_133117875「司法書士の取扱説明書」を開くと、堺支部の司法書士のリストが載っています。

情報を「載せますか、載せませんか」という確認があったとすれば、自分で「載せません」と回答したのかも。私の名前はありません。

「名前と住所・電話番号だけ」となると、「順番に費用を聞いてまわられる層」に電話を掛けられる対象になりかねないので、そこに載せるメリットはない、と考えました。

実際、名簿の上のほうに載っている事務所の司法書士宛てに、それらしい電話がかかってきた様子はありません。

法務局堺支局に掲げられている司法書士の表札を見て、そこから仕事の依頼につながった、という話も、ないような気がします。

ある時、「法務局堺支部(正しくは「堺支局」)で検索したら、一番上に出て来たので」がきっかけのご依頼はあったので、「法務局の一番上とは??」と首をひねっていたことがあったのですが、

「抵当権抹消 法務局堺支部」というワードで検索されたら、ウチの事務所のサイトが出て来た、というオチ。

司法書士一覧に載って埋もれるよりも、検索エンジンに乗っかることのメリットです。

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2025年2月11日 (火)

いよいよ仕事が終わらなくなってきた

Pxl_20240623_055505937-1やること多過ぎて、なぜか廃棄する書類の処理をはじめてしまう、恵みの祝日。

明日からは、終わらすまで帰宅ができない、使いたくない手を使う可能性あり。

明日は、こういう時に限って、司法書士会の相談担当で、長時間外出です。

こんな時に限って、先週金曜の警備機器の電池入れ替えで、昨日はビジネスフォンが機能しなくなり、番号通知が出ないだけで、こんなに不便なのか、と。

ちなみに、休日は基本的に電話を取らないので、受付管理のシステムで、依頼者かどうかを確認。もしくは、ネットで検索して「あ~病院だ」と気付いて、慌てて受話器を取る、ということもあります。

そういう意味では、スマホはグーグルのおかげで、企業からの電話は、番号登録をしていなくても、相手が表示されて便利になりました。

もっとも、スマホにかかってくる電話は、一定期間ごとに、嫌な連絡と紐づけされて記憶されるため、通知音はどんどん変える羽目になります。

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2025年2月10日 (月)

重たくても「潰れたらいけない」責任【成年後見】

20220810_123228723 新規の後見の申立ての打ち合わせ。

はじめてお会いするご本人さん。施設の職員さんには蹴られるような仕草をされたので、やっぱりダメか~と思ったのですが、私が「ちょっとだけ、いいですか」お声掛けすると、「お、上手いな」と話を聞いて下さいました。

職員さんがイスを取りに行かれている間に、ベッドにスペースを空けて「ここに座り」と。

おそらくは、若い頃にはできなかった。

今だからできるお仕事なのかな~とも思っています。

とはいえ、いろいろなことがあるので、メンタルが崩れそうになることもあります。ひとりでやっていると、間違いなくやられます。

心身の調子を崩されたり、その他、いろいろな要素があって退職・転職される方が多いのも、福祉業界、介護業界の現実でもあります。

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2025年2月 9日 (日)

ひたすら仕事をする時期があってもいいはず

Pxl_20250131_230536569-1『司法書士試験 仕事を辞めずに一発合格する方法(河島弥生著)』にあったくだり。「■量と質はどちらが大切か」から引用します。

「テキストを読むことに関して、大切なのは質より量だと思います。なぜならば、量を繰り返すことで、質が生まれるからです。私は本試験までにテキストを25周したのですが、回数を重ねれば重ねるほど読む質が確実に高まってきたなと感じていました」(以上引用です)

最近、いろいろなところで「質より量」という話を見聞きするようになりました。

私自身、司法書士の受験勉強に関しては、過去問や答練を繰り返し繰り返し読んで、問いを見ると、答えだけでなく、解説まで頭に浮かぶレベルまでやっていました。

勤務を始めた後、1年半は「抹消-移転-保存-設定」の不動産登記の案件を繰り返しました。今となっては、最初はいろんな業務が混ざる「ごった煮」事務所より、同じことを繰り返すことで、基礎を作れたと思っています。

今は、私自身の事務所の中で、「仕事の量」に恵まれています。同じことを何件もすることで、気付ける論点というのがある、ことを体感しています。

いわゆる働き方改革によって、残業時間の規制が厳しくなる。勤務時間を制限されると、量を経験できない。例えば、金融機関なんかでも、そんな話を聞きますが、特に若い時期。ひたすら仕事をする時があってもいいはずです。

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2025年2月 8日 (土)

『希望と勇気とサムマネー』

Pxl_20250208_091846331『人生には3つのものがあればいい 希望と勇気とサムマネー』と、桜珈琲の伝票の裏に書かれていました。

チャールズ・チャップリンの言葉だそう。

「サムマネー」とは、どんな意味かと調べてみたら、「いくばくかのお金」。

「いくばくかのお金」の基準は、ひとそれぞれでしょうけど、「ほどほどでいいじゃない?」というのは、大事な考え方だと思っています。

誰にだって欲はあって、欲は人が成長するために必要なものだと思っていますが、欲が強くなりすぎると、無理をし過ぎて足を踏み外す。事件に巻き込まれるということに、なりかねません。

お金を溜め込んでも、あの世に持って行くことはできないので、

溜め込まないように、自分や周りの人のためにお金を使って、「ほどほどでいいじゃない?」という感覚は、持っていたいです。

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2025年2月 7日 (金)

長時間外出の日が続いています【成年後見】

Pxl_20250206_213146452今日は、「4週間に一度」のサイクルで回ってくる、被後見人さんの通院同行の日。

イコール、長時間事務所を空けるのは、元々は1か月の中で「この日」だけだったのが、今週は(水)(木)(金)と続きました。その前日(火)には、新規の後見申立てのご依頼、4件も受けています。

「私が外回りさえできれば、まだ仕事を受けても、事務所は大丈夫ですか」「さぁ~?」。事務所の中で、そんな話をするほど、未踏の領域です。

朝、6時半から仕事をしていて、7時になっても「まだ2時間ある」と思うのですが、そこから時間が進むのが早い。

明日も、午前中は訪問。来週も、祝日を挟んで、(月)(水)は、ほぼ一日外出です。こんな時に、司法書士会の相談担当が回ってくるのですが、それも、巡り合わせというもの。

被保佐人さんのお部屋から引き揚げてきた大量の書類も、そのままになっています。

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2025年2月 6日 (木)

役所の窓口占領は望むことではなく【成年後見】

Pxl_20240704_060534690-2東淀川区役所に、2人して乗り付け。

被後見人さんら2人分の届出関係と、私は途中、施設への面会も含めて中抜けしながら、解決しました。

身体障害者手帳の取得による医療証の申請窓口と、保育所入所の申請窓口が同じというのは、どうなん?と思って待っていたら、他の方より、私のほうが長く窓口を占領していました。相変わらず、紙に書かされることが、多過ぎます。

昼ご飯は、コンビニで買ったサンドウィッチを、車の中にて。

被後見人さんの転院に伴う、入院手続きにも行きました。病棟では「亡くなられたら、夜中でも来てくれますか」「亡くなりそうな状態なんですか」「そうじゃないですが、聞いてみただけです」という会話。

一方、受付では「後見人さんは、保証人にはなれませんよね」と言ってもらえて、この病院は分かってくれているんだな、と。

他の被後見人さんのことでは、施設と最期について、詳細な打ち合わせ。

亡くなられたのが17時なら、18時なら?と、細かいことを決めましたが、準備していても慌てるもの。しかし「施設としたら、次の日の朝の対応で大丈夫です(夜に主治医に対応してもらうのも大変なので)」と言ってもらえるだけで、どれだけ助かることか。

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