司法書士という仕事

2023年9月28日 (木)

将来の備えに司法書士の活用を

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八尾から堺東に移動するのに、ナビで、阪神高速大和川線に誘導されました。「鉄砲」出口を出ると、ちょうど「イオンモール堺鉄砲町」のところ。

このまま湾岸線に乗って神戸に行けるとなれば、地下を走っているため、目立たないものの、何気に便利な大和川線です。

さて、相続の手続き、施設責任者の方が手伝っておられる、というお話を聞いて、SOSに入りました。今日の行き先は年金事務所だったので、私もボランティアの運転手です。

施設さんによっては、入所者を審査で選ばれている所もあれば、身寄りのない方を、身元引受人がいないまま、入所を了解されている、ということもあります。後者の施設さんのほうが、マンパワーで何でも手伝っておられる傾向。

亡くなられた後に、部屋に残された通帳が宙ぶらりんというのは、間違いなくマズい状態なので、まずは遺言書で遺言執行者を指定しておくことを含めて、死後事務に困らないようにすること。それに加えて、必要があるならば、後見制度の利用も検討。

今は困られていなくても、将来困らないようにするために、というご相談が増えているのは、事務所的には良い傾向です。

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2023年9月24日 (日)

応接のイスを入れ替えてから1年

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応接のイスを入れ替えてから、もう1年になります。

長年使っていたイスの「感覚」というのが抜けなくて、1年経っても、いまだに高さと机の距離感がおかしい。だから、「同じもの」を。もしくは「似たものを」とずっと探していたのですが、見つからなかったので諦めています。

お客様も「変わりましたよね」と気付かれることもあるのですが、視覚的によりも、何となく高さが違う、という違和感から、のことが多いようです。

はじめて来られるお客様にとっては、「どんな環境で司法書士と向き合うのか」というのは、イメージしたいところです。私だったらそう考えるだろう、と思うからです。

私側2つと、お客様側2つを基本としつつ、もうひとつ、写真の手前にも1つ。同じものを5つ置いているのと、予備のイスも使えば、5人の来客まではご対応できるようにしています。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所メインサイト「事務所案内」

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2023年9月21日 (木)

「今月最後の山?」を前に・・・

20230628_184324460 「今月最後の山」と思われる22日の前に、帰宅が遅くなりました。銀行から、書類を受け取った時間が遅かったため。

体調を崩さず、長く続けるには、淡々と同じペースで働き続けること、と肝に銘じているので、自分で決めた帰宅時間を破ることは、ほとんどありません。

同じ時間に帰れないのは、無理が生じているから。無理を抱えている状態、と認識しています。

営業職の方を見聞きしていると、顧客に深夜の時間を指定されて、それに合わせないといけない、ということもあるようです。

司法書士の業界でも、「日曜しか無理」というお客様はおられるので、一部では、似たような部分があるかもしれません。

自分のペースを乱さない、振り回されない、というのは、業務上のミスを防ぐためにも、必要なことと思っているので、今のところ、お仕事を受けるのは平日のみ。それでも経営が成り立つ事務所、という立ち位置を目指しています。

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2023年9月18日 (月)

ホームページの写真を入れ替え

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ホームページの写真、一部入れ替えました。

・玄関にある予備の机、配置が変わっているので差し替え。
・応接の椅子は、濃い青色の椅子に変わっているので差し替え。

玄関の写真からも、あえて、応接の椅子が少し見えるように、撮っています。相談者の方には、初めて来ていただく場所ですから、写真から「その場」がイメージできるかどうかで、精神的なハードルは違ってきます。

応接にある本棚は、事務スペースを広くする手段として、二階から移動させました。

しかし、普段使う本は、二階に残る状態になっているので、「全部PDFにしてしまおう」と計画したのですが、金額を見て保留中。

残り少なくなっている、事務所のパンフレットが、写真越しにも色あせて見えるのが気になるところ。次の課題です。

堺市の司法書士吉田事務所メインサイト「事務所案内」

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2023年9月11日 (月)

ウチの事務所は「ごった煮事務所」

20230715-2 ツイッターで分類されていた「○○系事務所」という分類を見て、ウチの事務所は「ごった煮事務所」だ、と言ったら、スタッフも同意見。

来る案件、来る案件を解決していっていたら、自然とそうなっていた、というのが実情です。

特に、弁護士さんにお願いするべき案件は、最初から弁護士さんへ。これでも選別しているのですが、おそらくは、一番収益率がよろしくないタイプの司法書士事務所、になります。

しかし、幅広い業務の中でも、ちょっとした部分が微妙にリンクしています。

被った部分を重ねていくと、扇形に広がって、最後はまたつながった、みたいな感じで。途中の業務を取り扱っていなければ、一周回ることはできないですが、いろいろやっているから、一周回って来られます。

例え話にはなりますが、そこがウチの事務所の面白いところ、と思っています。

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2023年9月 3日 (日)

1%の好奇心と冒険心

20210811_135044618 事務所の中では、時として、私が変な選択をしているように見えるようです。

どうなってしまうんだろうと、私も思うことありますが、たいていのことは何とかなります。

「好奇心」というと、依頼者の方に失礼にあたりますが、知的好奇心。大変だけどやってみよう、という気持ちがなくなるのは、衰退に向かう時だと思っています。

私だって楽なほうがいので、年齢と共に少しずつ、随分と保守的になったものです。余計なことはしない。

「99%の堅実さ」は守りつつ、「1パーセントの好奇心と冒険心」も失わないようにしたいと思っています。

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2023年8月23日 (水)

コンサルには依存しない

20230812_143029440 他士業の先生と話をしていたことです。自分がやったこともないことで、コンサルはできません。

前提として、その業界の知識が必要であるし、自分で試行錯誤を繰り返しすることで、身に付くこともあれば、痛い思いをしなければ分からないこともあるため。

とはいえ、会社を設立される時は、何でもできるようにと、「コンサルタント業」を目的に入れることはあります。

司法書士の業界に対してもコンサルして、高い報酬を取っている会社もあります。私の感覚では、参考程度で十分。どっぷりはまるのは危険、と思っています。

「非資格者を利用して相続業務を高単価に」とか、「面会に非資格者に行かせて後見業務」をするとか、そういうのは、仮に収益が上がったとしても、やりたくありません。

とはいえ、私自身、現状を打開したかった時は、高い報酬を払ってもコンサル頼んでみようかな、と考えたこともありました。

しかし、結局、誰に手伝ってもらったとしても、行動するのは自分である、ということに気付くと、「そこ」に依存する必要はなくなります。

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2023年8月20日 (日)

平成14年頃は環境が変わる境い目

Dsc04303 ひと昔前の司法書士事務所は、不動産業者さんや金融機関とのお付き合いがメイン。特定のルートから定期的に入ってくる案件があるから事務所を維持できる、というイメージでした。

ただ、私自身が開業する時は、「そこ」から距離を置こうと決めていたので、挨拶に行くこともなかったです。金融機関の方が営業に来られても、玄関で追い返していたくらい。

今でも、不動産業者さんが飛び込みで営業に来られることはありますが、お話しすることはありません。

報酬や広告が自由化されました。インターネットが発達したこともあり、個人のお客様から、直接依頼を受けられる道が広がりました。私が開業した平成14年頃は、環境が変わる境い目だったと思います。

「不景気だから、もうしばらく事務所に居たら?」と、事務所の先生が切り出されたのをきっかけに「独立します」と言いました。少し前から、定期的に開催されている相談会に参加させてもらって、現場に下りたら、これだけのニーズがあるんだ、と気付いていたのもきっかけでした。

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2023年8月19日 (土)

「3つの依頼元」のバランス

20211014_2_20230819205301 私の事務所では、大きく分けて、3つの依頼ルートがあります。

1.継続的なお客様
2.ご紹介のお客様
3.ホームページ経由のお客様

3つの依頼元から、何とも言えないバランスを取られながら、ご依頼が入ってきます。

「どれが多い」と言われたら、集計を取っていないので分かりません。
「どれが大事」と聞かれたら、「3つとも大事」と答えます。

ホームページからの問い合わせ(依頼を前提としない問い合わせは除きます)、この1か月くらい止まっていたな~と思っていたら、お盆期間中からは、結構な頻度で続いています。

自分ではコントロールできるはずもないのに、不思議なくらいバランスが取られていて、いつも「ちょっとしんどい」くらいの業務量が続きます。

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2023年8月18日 (金)

聞かれる側と聞かせる側

20210910_070106765 被後見人さんの通院同行。「13人待ち」に撃沈。先週が祝日だったのを、見落としていました。

「4週間サイクル」を続けていると、毎回同じメンバーに当たるのですが、毎回毎回、診察室から30分出てこない人がいるのはダメでしょう、と、次回からの時間を変えてもらうことに。

病院なので仕方ない、という部分はありますが、病院外でも「自分のことを話し続ける方」はおられます。どういうことなのかな、と本を読んだりもしています。

お客様であれば、お聞きするのもお仕事のうち。構いません。ただ、ご依頼の趣旨と違う話であれば、遮ることもあります。

それと、専門家側が「聞かせる」立場になるのはNG。口を開くのは、聞かれたことに対してで十分、くらいに思っています。

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