読書・映画の話

2026年3月28日 (土)

「THE DAYS」と「Fufushima50」

Sdsc_2028ネットフリックス契約したついでに、見たいものを見てから解約しよう、と思ってます。

草彅剛主演の「新幹線大爆破」見ました。

福島原発の事故を描いた「THE DAYS」見ました。アマゾンプライムでも見られる「Fufushima50」と比べると、記録が細か過ぎて話が長い。でも、心に響きました。

当時の菅総理のキャラは、双方とも同じ。でも、東電上層部のキャラは、ちょっと違う感じで伝わりました。

「THE DAYA」のほうがリアルに描かれている気がします。

あの時、福島原発の現場で戦ってくれた人がいなければ、日本は滅茶苦茶なことになっていた、ということが改めて伝わりました。戦ってくれた人は、使命感を元に、死を覚悟しながら。

私自身は、仕事のためなら死んでもいいと思っているか、と問われると、NOです。今、自分に何かあると、迷惑をお掛けする人が多過ぎるので、「死んでもいい」くらいの覚悟はないです。

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2026年3月22日 (日)

「セゾン投信」から「なかのアセットマネジメント」へ

Pxl_20260321_125337273『投資の女神は塾者に微笑む(中野晴啓著)』を読みました。

著者の中野さんは、元々セゾン投信の責任者で、私がイデコを始める時の銘柄選びの時は、中野さんの本を参考に決めています。私がイデコをスタートしたのは、平成29年です。

その頃と比べると、あれ、書かれていることが違うなと思ったのですが、セゾン投信を辞められたのも知っていたので、何か事情があったんだろう、と思ってはいました。

本に書かれていることは、澤上篤人さんが言われていることと、もの凄く似ている気がします。

私自身、平成20年5月、さわかみ投信かセゾン投信が開催されたセミナーに、わざわざ東京まで行っています。夫婦で東京タワーや神宮球場に行ってる写真も残っているので、観光も兼ねて。

「ファンドの責任者の顔が見える」というのは、私が掲げる「スタッフの顔が見える司法書士事務所」というコンセプトと一緒。

どんなに大きなファンドより、責任者の考え方が見えるから、信用できる。私の事務所も、そう言ってもらえるようにしたい、と思っています。

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2026年3月 7日 (土)

『60歳からの人生を考える22の発想(松永正訓著)』

Pxl_20260307_101928424 「60歳からの人生を考える22の発想」は、開業医である著者の本が好きなので、続きと思って読んでみました。以下引用します。

『クリニックを経営して「儲けよう」と考えてはいけないということだ。患者さんが多数押し寄せて、結果としてその年のうちのクリニックの収入は開業以来最高額になっていた。だがぼくはお金が欲しくて開業医をやっているわけではない。「儲ける」必要なんかまったくない』

『こんなにたくさんの患者さんが来院してもクリニックが回っていくのはスタッフのおかげ。はっきり言ってぼくの実力ではない。だったら、収入が増えた分を、スタッフ一人雇ったと考えて、その金額を給与に反映させたほうがいい。その方が結局クリニックは安定して走っていくことになる。つまり、儲けにこだわらないほうが、最終的に「儲かる」のである』(以上、いずれも本書から引用)

この2つは、とても共感できた文章。

私自身、欲がないと言えばウソになりますが、事故(トラブル・ミス)を起こすことなく、スタッフにお給料を払いながら生活していけたら、それが一番だと思っています。お給料はお給料でも、きちんとした金額を払いたい。

最近、最近というか、ずっとではあるのですが、忙殺状態が続きます。

抱え過ぎて身体を壊したくはないし、スタッフにも倒れられると困るので、これ以上は仕事を増やしたいとは思わない。ただ、新しく受け続けないと、いずれ途絶えてしまうので、多少の無理もしながら。

頼んで下さるのが嬉しいと思って、お受けさせてもらっています。

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2026年3月 1日 (日)

『法律実務家のためのインプット・アウトプット術(松尾剛行著)』

Pxl_20260301_073329238 『法律実務家のためのインプット・アウトプット術』を読んで、ここまで掘り下げてやっている人には勝てないと、正直思いました。勝つ負けるの問題ではないですが、次元が違う、と。

一番印象に残ったのは、下記の記述。

『AIが人間の仕事を奪うのではなく、「AI利用のスキルを持つ人間」が「AI利用のスキルを持たない人間」の仕事を奪う』(本書の表現のまま)です。

『すなわち、結局のところAIだけで「正解のない」仕事は遂行することができない以上、人間の法務担当者・弁護士をクビにしてAIに変わってもらうことはできない』(本書の表現のまま)と続きます。

「AIと仕事」の関係は、この話ですっきりすると思いました。

私自身は、「もうちょっとAIが進化してくれたらな」と思っているくらい。ChatGPTが答えた話も、結局は自分の頭で判断しないと、そのままでは使うことができない。間違えてることも、普通にあります。

結局、AIは責任を取ってくれないので、少なくとも、私が現役で居れる範囲では、司法書士の仕事はなくならないのかなと思っています。今のところ。

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2026年2月 8日 (日)

司法書士は職人であり経営者/『弁護士 好きな仕事×経営のすすめ(北周士編)』から

Pxl_20260118_105541876_20260208204001 『弁護士 好きな仕事×経営のすすめ(北周士編)』から続けます。

指宿昭一弁護士のページから引用。
『以前は、弁護士は職人であり、職人としての技能研さんに力を入れることが第一だと思っていました。今は、弁護士は、職人であると同時に経営者でなければならないと考えています。特に、事務所の所長弁護士は経営者としての自覚をもち、経営者としての仕事をしなければならないと思います。(以上、引用終わり)』

私自身を振り返ってみると、経営者になったからこそ、研鑽の必要性が分かったし、職人としての腕も磨こうとするようになりました。

勤めていた時は、お給料をもらってそれで満足。将来のために勉強しよう、という意識も希薄だったです。

経営者司法書士と勤務司法書士では、お客様に対して直接責任を負っているかどうかが違うのと、事務所によって環境の違いはあれど、立場上、やらなければいけない次元が違う、ということなのだと思っています。

そういう意味では、表裏一体。

今は、職人である司法書士として仕事をしながら、経営者にもならせてもらえて、両方させてもらっているからこそ面白い。職人としての腕は、使わないと錆びてしまうし、いくら職人としての技術が優れていても、経営者としてダメであれば、司法書士事務所は成り立ちません。

元々「司法書士は職人兼現場監督」というタイトルでコラムも書いていました。現場監督=経営者という意味合いです。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所「コラム66  司法書士は『職人』兼『現場監督』」

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2026年1月31日 (土)

「集客」ではなく「選客」/『弁護士 好きな仕事×経営のすすめ(北周士編)』から

Pxl_20260118_105541876_20260131195701 『弁護士 好きな仕事×経営のすすめ(北周士編)』は、1月18日に書いた話の続きです。

本の中で二番目に心に響いた部分は、同じく林大悟弁護士の話。

『私は「集客」という言葉は古いと感じており、現在は「選客」という言葉を好んで使っています』(以上本書の表現のまま)ということで、解決事例やQ&Aも、望む客層をサイトに誘導するよう工夫する必要がある、と書かれています。

「選客」が、お客さんを選んでいるという意味だとすれば、上から目線のように思われるでしょうけど、実際には逆で、「自分が来てもらいたいお客さんに来てもらえるようにする」=「お客さんに選んでもらう」ことだと理解しています。

私がブログを書いたり、サイト内でも、事務所のやり方をこと細かく書いているのは、ウチの事務所を知ってもらって、「ここの司法書士事務所がいい」と思って方に来ていただきたいという趣旨であって、「とにかく仕事を増やせたらいい」という気持ちはありません。

ある時「無料」という言葉をサイト内から消し去りました。結果として「電話での問い合わせ」が減り、仕事中の手が取られる機会が減りました。

「無料相談」も止めました。専門家として「無償で時間を使いません」という姿勢を明確にすると共に、「無料だから相談に行く」という客層から距離を取りたい、という意図があります。

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2026年1月18日 (日)

『弁護士 好きな仕事×経営のすすめ(北周士編)』

Pxl_20260118_105541876 『弁護士 好きな仕事×経営のすすめ(北周士編)』は、「弁護士」の部分を「司法書士」と読み替えて、読んでみました。

但し、あまりにマニアック過ぎて、司法書士にはワケが分からない、と思うような話も入っています。

「せっかく司法書士になったのだから、好きな仕事を好きなようにやっていこうではありませんか」と言われたら、ほとんどの司法書士が「そうありたい」と思うはず。少なくとも、私はそうです。

一番心に刺さったのは、林大悟弁護士が書かれた下記の部分。

『私自身にとっては、弁護士としての活動を続けることこそが目的であり、法律事務所を経営することはその目的を達成するための手段に過ぎません。私の有限の時間と能力は、専門性を高めるために、弁護活動に可能な限り費やしたいと考えています。私のような凡人でも「無芸無能この一筋に連なる」という理念を実践し、時間と能力を特定分野に集中することで、比較的短期間のうちに各地の弁護士会で講演させていただけるレベルに至りました(以上、本書から引用)』

考えてみれば、そうか、と。司法書士として生きるのなら、大きく分けると、開業するのか、勤務するのか。今、私が自分の事務所を持っているのは、司法書士として生きるためで、自分が最適だと思える環境を作って、司法書士として生きている。

私自身は、講演することは望まないですが、限られた時間を、自分の好きなこと、自分の得意なことに費やしたい。だから、「やらない業務」をどんどん増やしていき、最近ではそれでも仕事が膨張して、「まだ範囲が広いのかな」と思う状態です。

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2026年1月 3日 (土)

司法書士がやりたいことであり職業であることの幸せ│ドラマ・映画を4本視聴

Pxl_20260103_031444089 元旦からドラマ・映画を4本見ました。

『いつか、無重力の宙で』は、高校の同級生だった4人が、社会人になって再会し、人工衛星を打ち上げようとする話。

私自身は、司法書士が人生そのもので、他に時間を費やしたいことも、やりたいこともないのですが、それは幸せなことであって、仕事とやりたいことが違うと、やりたいことに対して思うように時間を費やせない、というジレンマが。

仕事が出来過ぎるOLの主人公は、仕事を辞めるのではないかと、最初から見ていましたが、最後の最後になって、好きなことを仕事にしようとしたようです。

『フロントライン』は、あのダイヤモンドプリンセス号に乗り込んでいたDMATの話。社会的な使命を背負って激務に当たる医師の姿に、心を打たれます(本を読みはじめたところで、映画を見てしまった)。

ダイヤモンドプリンセス号から、多くの乗客が下船した時、「これで日本も終わった(コロナが広まる)」と思って見ていたもの。しかし、現場の状況からすると下船させるしかなかった。

『大阪カジノ』は、倒産しそうな父のパチンコ屋を立て直して、カジノを経営するという夢を実現する男の話。さすがに途中で挫折すると思った。

『ラストマイル』を見て、アマゾンという便利な存在が、何らかの犠牲の元に成り立っていることを実感。

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2025年11月24日 (月)

『かんぽ生命びくびく日記(半沢直助著)』

Pxl_20251124_101048241 日本郵政「正社員/金融部門」で働きはじめた主人公が、社内の環境について書かれている話。

『終の棲家(最後の職場)』にするつもりが、わずか1年で退職することになった…というのがオチです。

ブラックな話満載でしたが、保険や投資信託の営業に限らず、ノルマのある職場は、それだけで過酷。

一方、司法書士は「依頼者のメリットを考えるのが仕事」だと思っています。

必要以外の業務を依頼させたり、無理やり勧誘する必要はありません。

逆に、依頼される気満々の方にも、「もったいなくないですか」とストップ掛けることもあります。例えば、不動産の生前贈与のコストは高い。例えば、会社設立のご依頼なら、先に税務的なメリットデメリットを、税理士さんに相談しましょう、など。

それで食べていけているので、平和な環境です。

本のサブタイトルに「自分が買わない商品を売る仕事」とありますが、では仮に、私が司法書士の業界外の人間で、何らかの手続きを司法書士に頼まないといけないとなった時、自分の事務所に頼むのか。

それは、日常的に取り扱っている業務(ホームページに記載している範囲の業務)であれば、「頼む」と思うし、そこで「頼む」と言えないと、司法書士事務所の運営をやっていたらいけない、です。

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2025年11月16日 (日)

若さと勢いで走れる期間には限度がある【司法書士事務所運営】

Pxl_20251116_105610946 昨日「事務所が軌道に乗った頃、土日に休みを取れるようになった」と書いていました。

振り返ってみると、事務所のメンバー3人で上海に旅行に行ったのは、2005年7月。「20年も前の話なのか…」ということより、「開業してからまだ3年じゃないのか」という部分で、驚き。

あの頃は、「ホームページで個人のお客様に依頼に来てもらう」という方法で、司法書士業界に一石投じたと思っていました。浮かれていたというか、ずっと楽しい状態が続くと思っていました。

若造なのに、世の中のこと、分かった気になっていた面もあります。

2年後の2007年4月には、事務所で香港にも行っています。

若い時に限らないことですが、一時的に「自分は成功したんじゃないか」と錯覚することがあります。でも、ずっといい状態が続くわけではなく、山あり谷あり。失敗することもあれば、痛い思いをすることもある。

でも、『成功者の告白(神田昌典著)』を読んで、山あり谷ありが普通なんだと、分かりました。

開業してから、若さと勢いで走れる期間には限度があるのと、そのステージごとに、悩みは変わります。きっと、事務所を閉める時まで、「これで安泰」と言えることはないのだろう、と思っています。

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