事務所経営論

2023年9月24日 (日)

応接のイスを入れ替えてから1年

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応接のイスを入れ替えてから、もう1年になります。

長年使っていたイスの「感覚」というのが抜けなくて、1年経っても、いまだに高さと机の距離感がおかしい。だから、「同じもの」を。もしくは「似たものを」とずっと探していたのですが、見つからなかったので諦めています。

お客様も「変わりましたよね」と気付かれることもあるのですが、視覚的によりも、何となく高さが違う、という違和感から、のことが多いようです。

はじめて来られるお客様にとっては、「どんな環境で司法書士と向き合うのか」というのは、イメージしたいところです。私だったらそう考えるだろう、と思うからです。

私側2つと、お客様側2つを基本としつつ、もうひとつ、写真の手前にも1つ。同じものを5つ置いているのと、予備のイスも使えば、5人の来客まではご対応できるようにしています。

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2023年9月23日 (土)

「9年前の今日」に出て来たブラックボード

Dsc_3396「9年前の今日」で出て来た写真は、事務所移転当時に使っていたブラックボード。

『週刊マメ知識』と題して、法律の用語なんかを、簡単にお伝えしていました。写真は、代襲相続について。

しかし、そのうち面倒くさくなり、ネタがなくなり、更新が滞って、ブラックボードを収納してしまう、という、お決まりの挫折パターンをたどることになります。

「せっかく路面に下りたからには」と、最初の頃は、飛び込みのご相談にも対応していました。今は、完全予約制。飛び込みで来られても、あえて改めていただくようにしています。

日々、どうしたらいいんだろ、という量の、お仕事に追われることになっています。

「16年前の今日」に出ているのは、結婚式前夜の有馬グランドホテル。その後、有馬グランドホテルには、9/22と9/23だけに限っても、平成29年、令和1年、2年、4年と、4回、記念日を過ごしに行っています。

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2023年9月21日 (木)

「今月最後の山?」を前に・・・

20230628_184324460 「今月最後の山」と思われる22日の前に、帰宅が遅くなりました。銀行から、書類を受け取った時間が遅かったため。

体調を崩さず、長く続けるには、淡々と同じペースで働き続けること、と肝に銘じているので、自分で決めた帰宅時間を破ることは、ほとんどありません。

同じ時間に帰れないのは、無理が生じているから。無理を抱えている状態、と認識しています。

営業職の方を見聞きしていると、顧客に深夜の時間を指定されて、それに合わせないといけない、ということもあるようです。

司法書士の業界でも、「日曜しか無理」というお客様はおられるので、一部では、似たような部分があるかもしれません。

自分のペースを乱さない、振り回されない、というのは、業務上のミスを防ぐためにも、必要なことと思っているので、今のところ、お仕事を受けるのは平日のみ。それでも経営が成り立つ事務所、という立ち位置を目指しています。

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2023年9月18日 (月)

ホームページの写真を入れ替え

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ホームページの写真、一部入れ替えました。

・玄関にある予備の机、配置が変わっているので差し替え。
・応接の椅子は、濃い青色の椅子に変わっているので差し替え。

玄関の写真からも、あえて、応接の椅子が少し見えるように、撮っています。相談者の方には、初めて来ていただく場所ですから、写真から「その場」がイメージできるかどうかで、精神的なハードルは違ってきます。

応接にある本棚は、事務スペースを広くする手段として、二階から移動させました。

しかし、普段使う本は、二階に残る状態になっているので、「全部PDFにしてしまおう」と計画したのですが、金額を見て保留中。

残り少なくなっている、事務所のパンフレットが、写真越しにも色あせて見えるのが気になるところ。次の課題です。

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2023年9月17日 (日)

『ひとり税理士のギモンに答える128問128答』

20230917_204613079 『ひとり税理士のギモンに答える128問128答(税理士井ノ上陽一著)』

著者の本は何冊か読んでいます。税理士と司法書士。世界は違えど、司法書士にも参考にできます。

この本を読んでから、「情報発信」と書いていたツイッターの説明文を、「発信」と変えました。

「こんな事務所です」「こんな人間です」と書いてあるのを見て、そこに共感してきて下さる方とは、関係が上手くいきます。これは、繰り返し書いていることです。

さて、著者が「なんでひとり税理士なのか」というのは、今までの本も読んできて、本書でも繰り返し書かれています。本当に「あえて」と言えるのは、著者が実際に人を雇用されたことがあるから、だと思います。

雇ってみないと、雇った人の気持ちは分かりません。不動産も買ってみないと、買った人の気持ちは分かりません。

やったことがないことを、「私はやらない」と否定しても、説得力がありません。やってみて、それでも「あえてしない」という選択は、なかなかできないことです。

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2023年9月11日 (月)

ウチの事務所は「ごった煮事務所」

20230715-2 ツイッターで分類されていた「○○系事務所」という分類を見て、ウチの事務所は「ごった煮事務所」だ、と言ったら、スタッフも同意見。

来る案件、来る案件を解決していっていたら、自然とそうなっていた、というのが実情です。

特に、弁護士さんにお願いするべき案件は、最初から弁護士さんへ。これでも選別しているのですが、おそらくは、一番収益率がよろしくないタイプの司法書士事務所、になります。

しかし、幅広い業務の中でも、ちょっとした部分が微妙にリンクしています。

被った部分を重ねていくと、扇形に広がって、最後はまたつながった、みたいな感じで。途中の業務を取り扱っていなければ、一周回ることはできないですが、いろいろやっているから、一周回って来られます。

例え話にはなりますが、そこがウチの事務所の面白いところ、と思っています。

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2023年9月10日 (日)

掃除をすれば仕事が増える?

20230604_173713394 お盆明けから、お仕事が立て込んでいて、何がどうなったのか。どうしようもないくらい、片付きません。

「何か変えたんですか」と事務所で聞かれても、何なのかは分かりません。

何度も書いているとおり、「流れ」というのはあって、良い時は良いことが続くし、逆に、悪いスパイラルに入ると、またかということが続いたりするものです。

台風が通過した後、玄関が汚れていたので、15日の夕方に、玄関を水で流して、きれいにしました。だから、「掃除をしたら仕事が増える」みたいな、根拠のない話が出ることになります。

我が家では、「旅行に出れば仕事が増える」みたいな法則も、感じたりしていました。そんなワケはないので、たまたまです。

とはいえ、良い時こそ落とし穴がある。だから、気をつけな、ということも心得ています。

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2023年9月 3日 (日)

1%の好奇心と冒険心

20210811_135044618 事務所の中では、時として、私が変な選択をしているように見えるようです。

どうなってしまうんだろうと、私も思うことありますが、たいていのことは何とかなります。

「好奇心」というと、依頼者の方に失礼にあたりますが、知的好奇心。大変だけどやってみよう、という気持ちがなくなるのは、衰退に向かう時だと思っています。

私だって楽なほうがいので、年齢と共に少しずつ、随分と保守的になったものです。余計なことはしない。

「99%の堅実さ」は守りつつ、「1パーセントの好奇心と冒険心」も失わないようにしたいと思っています。

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2023年8月23日 (水)

コンサルには依存しない

20230812_143029440 他士業の先生と話をしていたことです。自分がやったこともないことで、コンサルはできません。

前提として、その業界の知識が必要であるし、自分で試行錯誤を繰り返しすることで、身に付くこともあれば、痛い思いをしなければ分からないこともあるため。

とはいえ、会社を設立される時は、何でもできるようにと、「コンサルタント業」を目的に入れることはあります。

司法書士の業界に対してもコンサルして、高い報酬を取っている会社もあります。私の感覚では、参考程度で十分。どっぷりはまるのは危険、と思っています。

「非資格者を利用して相続業務を高単価に」とか、「面会に非資格者に行かせて後見業務」をするとか、そういうのは、仮に収益が上がったとしても、やりたくありません。

とはいえ、私自身、現状を打開したかった時は、高い報酬を払ってもコンサル頼んでみようかな、と考えたこともありました。

しかし、結局、誰に手伝ってもらったとしても、行動するのは自分である、ということに気付くと、「そこ」に依存する必要はなくなります。

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2023年8月20日 (日)

平成14年頃は環境が変わる境い目

Dsc04303 ひと昔前の司法書士事務所は、不動産業者さんや金融機関とのお付き合いがメイン。特定のルートから定期的に入ってくる案件があるから事務所を維持できる、というイメージでした。

ただ、私自身が開業する時は、「そこ」から距離を置こうと決めていたので、挨拶に行くこともなかったです。金融機関の方が営業に来られても、玄関で追い返していたくらい。

今でも、不動産業者さんが飛び込みで営業に来られることはありますが、お話しすることはありません。

報酬や広告が自由化されました。インターネットが発達したこともあり、個人のお客様から、直接依頼を受けられる道が広がりました。私が開業した平成14年頃は、環境が変わる境い目だったと思います。

「不景気だから、もうしばらく事務所に居たら?」と、事務所の先生が切り出されたのをきっかけに「独立します」と言いました。少し前から、定期的に開催されている相談会に参加させてもらって、現場に下りたら、これだけのニーズがあるんだ、と気付いていたのもきっかけでした。

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