« 梅田の公証役場で公正証書の作成 | トップページ | 「The参謀(松本隆宏著)」 »

2026年4月18日 (土)

「相続人がいなければ国に財産がいく」としても

20220622_150629504 相続人がいなければ「国に財産がいく」はよく言われる話ですが、誤解も生じやすいところ。

財産を渡したい人もいないから「国でいいんです」という言われると、それはそうとして、国に財産が帰属する前提に、相続財産清算人を選任して、複雑な工程を踏まないといけない、というお話をすると、「え、そうなんですか」と。

相続財産清算人(改正前は、相続財産管理人)を選任するにも、金融資産がなければ、予納金100万円の負担が必要。

利害関係がなければ、100万円もの大金を積んで申立てをすることは、考えづらいです。

後見人等をしていた方が亡くなられて、「相続人不存在」の場合、私自身が申立人になって相続人財産清算人の選任申し立てをしたのは、数例あり。幸いにも、金融資産がなかった例はありません。

あとは、共有者に不動産の持分を帰属させるための申立てと、不動産を放置して近隣に迷惑を掛けないようにという動機で申立てをされた件くらい。

一方、相続人全員が相続放棄をされ、不動産も含めてそのまま放置というお話しは、もっとあります。

|

« 梅田の公証役場で公正証書の作成 | トップページ | 「The参謀(松本隆宏著)」 »

世の中の話」カテゴリの記事

マイナンバーカード・電子証明書の更新手続き(2026.05.10)
4月~5月は固定資産税の納税通知書が届く時期(2026.05.09)
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2026.05.03)
素人にはどこまでが「延命治療」かの判断は難しい(2026.04.27)
「法人だから永続性がある」という考え方は採用しない(2026.04.23)

相続・遺産承継」カテゴリの記事

補助人が代理で行わず弁護士さんに依頼(2026.05.11)
4月~5月は固定資産税の納税通知書が届く時期(2026.05.09)
素人にはどこまでが「延命治療」かの判断は難しい(2026.04.27)
「法人だから永続性がある」という考え方は採用しない(2026.04.23)
「相続人がいなければ国に財産がいく」としても(2026.04.18)

成年後見」カテゴリの記事

補助人が代理で行わず弁護士さんに依頼(2026.05.11)
マイナンバーカード・電子証明書の更新手続き(2026.05.10)
住所と一緒に事務所名を聞かれた場合(2026.05.08)
大阪に不在中に生じる死亡届の記載とテレビカード問題(2026.05.07)
素人にはどこまでが「延命治療」かの判断は難しい(2026.04.27)

家庭裁判所の手続」カテゴリの記事

補助人が代理で行わず弁護士さんに依頼(2026.05.11)
「相続人がいなければ国に財産がいく」としても(2026.04.18)
後見人が親族さんと信頼関係が必要かどうかについて(2026.03.26)
毎週末に特別送達を待つ司法書士│後見センターからの審判書(2026.03.20)
大阪家庭裁判所の後見係のほか公証役場でも混雑気味(2026.03.10)