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2025年10月

2025年10月31日 (金)

書類と財布は身体から離さないで移動

Pxl_20251004_090823463 まあまあ強い雨の中、午後から車で外出。5件訪問。

1か所目を除き、時間のお約束をしていなかったため、気楽ではありましたが、結局、6時間くらいの外出時間となりました。

車を降りる度に、太いカバンごと。荷物は全部持って降りています。

万が一の盗難があると大変なので、私にとっては当たり前のことではあるのですが、中にはそうではない方もおられるそう。

書類の取扱いは、一事が万事です。

事務所に来て下さった方に、「ご本人確認できる書類、お持ちですか」とお聞きすると、「あ、免許証が入った財布は車の中です」と言われる例は、結構あります。

私の場合、財布の重みを感じていないと気持ち悪いので(必然時に折り曲げ式となります)、カバンの中に入れることもなければ、車に置く、ということもないです。

今日は、暖房。昨日と一昨日は、冷房。
微妙な天気が続いています。

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2025年10月30日 (木)

マイナ保険証にすると資格確認書が届かない【成年後見】

Pxl_20251030_082314825国保の被保佐人さん。11月1日からの医療保険者証(資格確認書)が来ない…と思っていたら、過去に、マイナ保険証にされたせいだと気付くまで、時間がかかりました。

でも、月曜日に切り離すための書類を送り、木曜日の今日、資格確認書が届いています。

元々、被保佐人さんには「マイナ保険証にしなくていい」と、私自身は進言していたのですが、クリニックで言われたようです。ケアマネさんが役所に走ってくれ、マイナカードを作成。そして、マイナ保険証に。

でも、実際には「マイナ保険証を使えてはいない」と聞いていました。

資格確認書に切り替わるのは、毎年、保険者証が発行されていた国保と後期高齢者だけだと思っていたら、健康保険にまで及ぶとは。私のところにも、黄色い資格確認書が届いています。

でも、似たようなカードを発行する意味は、全くありません。

但し、「マイナンバーカードを持たなくていい」という意味とは違うので、念のため。マイナンバーカードは、司法書士としても、普及して欲しいと思ってます。

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2025年10月29日 (水)

司法書士に依頼する立場になる場面【不動産売買】

20230608_171635456-3 今日は、不動産売買の売主の立場。

居住用不動産の売却許可を家庭裁判所で取っての、被後見人さん所有不動産の売却です。

最終決済日の日時は、売主となる、私の都合に合わせてもらいました。「売主欠席」でもやる方法はあるのですが、それはそれとして、指定された範囲では、私が動ける日が、今日が最短。

まさしく「司法書士の都合を聞かずに日時が決められる」というのは、こういう背景。売買の当事者になれば、「司法書士の都合悪い」と言われても、「そんなことは知らない」となるでしょう。

他の業種と違って、「自分が顧客として、司法書士に依頼する」というケースがまずありません。

「ごはんを食べに行く」みたいな感覚で、他の司法書士に頼める機会があれば、参考にしたり、勉強になるのでしょうけど、それがないので、こういう機会は貴重。

私自身が、自腹を切って司法書士に依頼したのは、自宅マンションを購入した時、2回だけです。売却した時は、「売主費用なしでいい」と、買主さん側司法書士が言ってくれたので、甘えました。

借り換えの時は、記録に残す都合で、違う司法書士のほうが・・・と言われたので、事務所の司法書士に甘えました。

買主1回目は、流れ作業の契約会で、司法書士本人とは会っていません(これは本来NG)。2回目は、事務所に来てくれましたが、先方のほうが気を使われていました。私が司法書士の立場でも、やりたくないでしょう。

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2025年10月28日 (火)

ゆうちょダイレクトの振込限度額【成年後見】

20211015_111407561-3 郵便局のネットバンク。ゆうちょダイレクトは、他行宛て振込料165円(ゆうちょ間では、月5件までは無料)で安いため、複数の被後見人さんで使っています。

但し、ネットバンクの利用は、在宅で支払い先が多い方=口座振替ができない相手方が多い方、限定です。

しかし、ゆうちょダイレクトの限度額が50万円で、1,000万円に広げるには、本部の審査が必要(窓口では完結しない)ということに、いざ振込しようとして、気付きました。

そもそも、「50万円以上の振込をする」ということは、普段はないため、気付いていないだけかもしれませんが、今回は、遺産分割のお金を振り込むため、一時的にでも限度額を広げる必要がありました。

段取り狂って、バタバタすることになります。

そういえば、他の金融機関では、高齢者を対象に1日の出金限度額を30万円に下げる。また別の金融機関では、条件によって5万円を限度額にする、という情報を目にしています。

特殊詐欺対策…という大義名分があるとしても、窮屈な感じです。

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2025年10月27日 (月)

病院退院から帰宅ではなく施設入所【成年後見】

Pxl_20251027_025354937 被保佐人さん退院で、施設入所。

日々、家から出掛けて、毎日家に帰れるのが、当たり前だと思って生活していますが、ある日突然、何かが起きて、家に帰れなくなってしまう。

自分に置き換えて考えると、そんなつらい話はないですが、後見業務の中では、そんな現場に立ち会います。

元々、お元気な時に「家で生活できなくなれば、早目に施設に入る」というご意向の確認をしていて、書面も作ってあるのですが、いざとなると、やっぱり、自宅で過ごしたい。それが自然な気持ちです。

だから、「今日も家に帰れて幸せ」だと思って、毎日を過ごしていきたい。

「今日も事務所に出て来られた」と、朝、毎日事務所に出て仕事ができるのも、同じことかもしれません。

阪急千里線は、引き続き、高架への付け替え工事が進行中。下新庄駅では、梅田行のホームが、解体工事に入っていました。

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2025年10月26日 (日)

司法書士がオーバーワークになってしまう理由

Pxl_20250904_013120770 昨日の日経新聞『こころの健康学』に、『「断れない」は悪くない』の記事。

以下引用です。

「じつは、私も仕事を頼まれると断れず、ついついオーバーワークになってしまう傾向がある。(中略)そのように依頼を引き受けてしまう理由を考えてみると、自分の存在を認めてもらえたといううれしさのためでもあるが、断ると気分を害されるのではないかという不安のようなものが影響している」(以上、引用終わり)

これは、私のことを書かれているのかも、と思いました。「普段なら断るのに、この方に言われたから、引き受ける」というのとか。

ただ、新聞のオチのように、私自身は、引き受けてしまったことで、したことがない経験ができるので、後になると、大きな後悔はないです。

背景として、困難があっても、今までは「何とかなってきた」というのがあります。

それと、「何で断らなかったんだろうな~」と思っていると、「先方から、断りが入る」という幸運なことも、結構あります。

事務所の中で、決めました。後見のご依頼があれば、即答せず、受けていいのかどうか、事務所で検討すること。

そうしないと、渋滞が続き過ぎ。もう限界…という状態に陥るのが、時間の問題であるためです。

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2025年10月25日 (土)

京都家裁管轄での後見人就任は初めて【成年後見】

20221124_113209124京都家裁管轄で、はじめて後見人に就任しました。

後見センターのサイトでは、面接は申立前の「事前予約制」となっていたので、その通りに電話したところ、「面接は入らないこともあるので、先に申立書類を送ってください」と。

大阪家裁では求められている「説明状況報告書」は、一応作れるだけの準備をして添付せず。

結果、面接なし、電話の連絡もなしで審判書が届く、という流れでした。

大阪家裁管轄では、毎年の報告は「誕生日月」にと決められていますが、京都家裁では、1回目の就任報告の提出期限に合わせて、以後、毎年同じ月に出すようにと、事務連絡に書かれています。

後見の申立書類。書式は全国統一になったのに、管轄ごとに、独自のやり方をしようとするのが、法務局とは違うところですが、

法務局でも、先日、名古屋管轄の不動産登記で、いつものように「受領印照合票」を付けて出したら、「これは何ですか」と言われ、他所は違うんだ、を知りました。

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2025年10月24日 (金)

住宅型の有料老人ホーム入所の準備【成年後見】

Camerazoom20190107164601614 被保佐人さん、施設入所の準備。

住宅型の有利老人ホームに入る場合は、いろんな備品を、入所者側が用意しないといけない。

タオルからゴミ箱。ティッシュペーパー、トイレットペーパーなんかも含めてです。

何回も繰り返していると、ある意味パターンができるので、アマゾンの「過去の購入履歴」を検索すると、前回の購入はいつです、と。ああ、誰々さんの時もこれだったな、というのが出てきます。

写真も、過去のものを引用。

事務所に届いたものは、私が自分の車に積んで、自宅にあるテレビの運搬もあったので、便利屋さんと、ケアマネさんも手伝って下さって、無事に荷物の搬入作業は整いました。

半日が潰れましたが、自分ひとりだと大変なことも、負担を分かち合って、チームで支えることができたら、やりがいのある工程になります。

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2025年10月23日 (木)

最大の不正防止策は内部の監督【成年後見】

Pxl_20251015_103807702-1 新規に後見人に就任させてもらった件で、親族さんから通帳等の引継ぎ。

初回のご相談時に、「通帳は、今日預かって欲しい」と言われることもあれば、審判が確定しても、お預かりしづらい時もあります。

私が当事者であれば、何回かしか会っていない司法書士に、通帳を預けられるかと考えると、素直に受け入れられないはず。「司法書士だから」と信用してもらっている中で、「いや、実は司法書士の中でもね・・・」というお話を、することもあります。

先日のリーガルサポートの研修。『成年後見人における不正行為 犯罪心理学からの視点から』は、とても面白かった。

私の事務所に限って言えば、最大の不正防止策は、内部の目。

性悪説ではなく、性弱説。人の心は、弱いものです。

職員がいる中、仮に私が不正をして、それを職員が知ったらどうするか。多分、ここに居たら危ないと、まともな感覚をした人であれば、逃げる(退職する)でしょう。

余計なことをして、取り繕うために労力を使うのであれば(誤魔化すために、いろんな手を使う人が居るらしい)、やらない。そもそも、手を付けたいと思うような、経済状態にはしない。

それと、悪いことして、運気を下げるようなことはやらない、です。

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2025年10月22日 (水)

夏から冬に季節が飛んだ(阪急電車で暖房)

Pxl_20251022_040527310今日は、阪急沿線。どこに居ても寒いので、阪急電車内、暖房が入っているはじめての空間に、救われます。

寒くなるのは分かっていたけど、そんな季節ではない、という意識があるため、まだ薄着。

先週の金曜日までは、冷房入れて寝ていた。月曜日は半袖着ていたのに、今日の最高気温が15℃とは。

お客様の家に着いて、ファンヒーターが入ってると気付いて、ホッともしました。。。

被保佐人さんの病院、被補助人さんの施設、被後見人さんの病院に続けて、

電話をお持ちでない方に、訪問のお約束をしていたので、どうしても行かないといけなかった。

被補助人さんの施設。11階の部屋から、「淀川の花火が見えた」と聞いたので、確かに、ここは穴場かも、と。

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2025年10月21日 (火)

香芝市(奈良)までの移動時間35分【会社登記】

Pxl_20251021_013607914建設業に限らないですが、会社さんが役所の許可や指定を受けておられる場合、登記に関与させてもらうに際して、役所側からの視点も、意識しないといけない。

お客様の言われるままに登記を進めて、後で役所で問題になった、となれば、取り返しがつかないため。

例えばですが、「建設業の経営業務の管理責任者を、複数社兼ねられる」と認識されている場合は、私にも基本的な知識はあるため、ストップをかけます。

「依頼されている行政書士さんに確認してください」と申し上げたり、場合によっては、直接やり取りさせてもらったり。

司法書士-行政書士、司法書士-税理士の連携は、お客様にとっても、大事なところです。

今日は、奈良県香芝市へ。

阪神高速大和川線ができたこともあり、県をまたいで、香芝まで35分で着けるとなれば、物理的な距離と、感覚的な距離が、全然違うことに。

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2025年10月20日 (月)

住道(大東市)にて不動産売買の立ち合い

Pxl_20251020_033619064住道(大東市)で不動産売買の立ち合い。

住道もまた縁のある場所で、学研都市線=昔の片町線沿線には祖父母が住んでいたので、京橋駅に着いて環状線に乗り換える頃には、いつも「帰りたくない」と思っていた、子供の頃を思い出します。

それだけ、祖父母にかわいがってもらっていた、ということ。

住道は、京橋から2駅。駅前にはマンションも建築中で、これからまた良くなりそうな場所、という雰囲気です。

売買のほうは、買主さん欠席のため、事前にお会いさせてもらって、ご本人確認済み。

2度目のご依頼でしたが、今回は「メールアドレスを法務局に提出しますか、しませんか」の確認作業がありました。

書類が揃った時点で、ネットバンクから売買代金を振り込みしてもらうことで、売買は成立。

売主さんも、ネットバンクで着金の確認ができれば、わざわざ関係者全員が銀行に集まる必要はない、ということになります。

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2025年10月19日 (日)

『弁護士キャリア失敗事例集(北周士編)』

Pxl_20251019_090139838 『工夫次第でここまで出来る!弁護士ミニマム経営のポイント(弁護士北周士著)』の続きで、同じ著者の『先輩弁護士のアドバイスから学ぶ 弁護士キャリア失敗事例集(北周士編)』を読んでみました。

弁護士の業界ならではの、恐い話もたくさんありましたが、他人事ではありません。

「友達同士で事務所を経営してはいけない」は、私の中にもある基本原則。

プライベートで仲が良いのと、一緒に仕事をするのとでは、全然次元が違う話なので、考えの違いから分裂してしまいがち、というのは、司法書士業界でも同じ。だから、ある時「今からでも止めたほうがいいのと違う?」と言ったのですが、当事者になると、止まれません。

私自身のキャリアの中で、「勤務時代に失敗したな」というのは、ないです。もしかしたら、失敗したのかもしれませんが、結果的に、2か所の事務所で勤務させてもらって、事務所による違いを経験できたのも良かったし、「もっと早く独立すればよかった」も、「遅く独立すればよかった」もない。

但し、独立して、人を雇用するようになってからの失敗は、たくさんあります。

本にも出てくる話ですが、司法書士だって、司法書士試験に合格しただけで、事業主になるための訓練を受けてきたわけではないため。ホントの失敗談は、ここでは書けないので、身内だけのネタにとどめておきます。

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2025年10月18日 (土)

『特定記録郵便』に速さを期待してはいけない

Pxl_20251018_023629380土曜日も、7時前から事務仕事。午前中の便に乗ってもらえるよう、郵便物の封をしています。

表向き「レターパックライトは速達ではない」とされながら、おそらくは、明日届きます。

一昨日。木曜日に投函した特定記録郵便は、全部「配達予定20日(月)」のまま、郵便局で止まっています。中3日…。

『特定記録郵便』は、”追跡調査ができる”というメリットがあるだけで、日数的に期待できません。

特定記録郵便を使うのは、個人宅宛て限定。

それと、金融機関との相続手続きでやり取りする際、所定の封筒が入っていたりしますが、そういう時は、追加料金を払って、特定記録か簡易書留にしています。行方不明になると、司法書士の責任になるため。

レターパックライトは、速いし記録が残るし便利なのですが、特に古い建物については、要注意。「ポストに入らない」+「不在」の場合は、不在票が入って、再配達の対象になる。

「ポストには届くのに、手渡しの郵便物は受け取ってもらえない」で、止まっている案件もあります。

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2025年10月17日 (金)

賃貸住宅の退去・明け渡し【成年後見】

Pxl_20251017_020620504-1 被後見人さん宅で、管理会社さんと退去の立ち合い。

私の場合、「民間の賃貸住宅の退去」というのは、不思議と割合的に低くて、後見人としては、あまりないケースです。

こういうシーンは、立場が変わると、見方が全然違います。

今日の私は「10何年も住んでいたら、そりゃ痛むでしょう」です。でも、修復費用として、払うべきものは払います。

私自身が賃貸住宅を退去した時には、あり得ないような嫌な思いをしたし、今は、マンションのオーナーさんの後見人もさせてもらっているので、そうなるとまた、見え方は違います。

賃貸住宅の管理会社さんのストレスは、司法書士の比ではない、と思っています。到底マネはできません。

経年劣化は避けようがないけれど、その人の使い方によって、汚れ方や痛み方の違いはある、というのも、事実です。

特にタバコを吸っていたかどうか、ペットを飼われていたかどうかというのは、室内を見れば分かります。

私がオーナーの側に立つなら、「タバコ禁止、ペット禁止」と条件を出したいところですが、いざ募集する立場に立つと、そんなに厳しい条件を出せない、というのも、経験済みです。

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2025年10月16日 (木)

大阪府の最低賃金が1,177円になる

Pxl_20251016_035002391大阪府の最低賃金が、1,177円(R7.10.16~)になるとのこと。令和になってから、上げ幅が大きくなっています。

私自身、元々の考えは「事業者が払える給料の総額」は決まっているので、「最低賃金が上がると、仕事ができない人があぶれる」でしたが、実際には、あちこちで「人手が足りない」。

一方、いろんなモノやサービスの値段が上がっている中、事業者側は、値段を上げやすくなっている面もあります。物価の上昇は、今度は、消費者として影響を受けます。

ウチの事務所でも、去年に続き、特定の部分について、司法書士報酬の改定を予定しています。

ただ、これは、世の中の動きとは別として、「ちょっと割に合ってないかな」という部分の、微調整。

具体的な内容は、またお伝えすることにしますが、司法書士報酬の一覧表を改定して、ネット上にアップしないといけない。

ネット上には、あちこちのページに司法書士報酬の説明を入れてしまっているので、ネット上の書き換え作業は、自分でやるしかない。まとまった時間を取れる機会を、うかがい続けてます。

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2025年10月15日 (水)

基本にあるのは「睡眠が大事」という考え

Pxl_20251014_202805053 久しぶりに、前夜、事務所を出てからのインタバル、8時間で出勤。あっという間に外が明るくなるのが、残念でした。

現状、大きな負担になっている、特定の事案はないのですが、机の周りは書類だらけで、「朝9時に出掛けるまでに、当面の滞りを解消する」を繰り返しています。

遅延の解消を夜にしないのは、ただ単に、私の体質の問題。

夜に済まそうとすると、精神的にハイになって、仕事をしていること自体、気持ち良くなります。結果、うまく睡眠に入れなくなり、疲れが溜まって、全体に悪影響。一時的に無理はできても、長くは続きません。

受験時代から、眠るのが23時を過ぎると、どうも熟睡感がない。そういう体質に気付いていたので、「夜23時過ぎてまで、受験勉強をする」ということも、なかったです。

「夕食を自宅で済ませて、また事務所に戻って仕事する」も、試したことはあります。これもハイになって、その時はよくても、身体に負担だなという感覚しかないので、やりません。

基本にあるのは、睡眠に支障が及ぶような働き方は避ける。仕事をするためには睡眠が大事である、という感覚です。

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2025年10月14日 (火)

後見人に点滴の管理はできません【成年後見】

Pxl_20251014_031728088 再び、被後見人さんの転院手続き。

病院の地域連携室とは、感染のリスクがあるため「転院先の病院での合流」でOKをもらってましたが、医師からは、介護タクシーへの同乗を求められました。

「移動中に点滴が外れたりしたら危ない」という理由だったので、「点滴の管理をするのは、後見人の仕事ではありません」と、お断りしました。

民間の救急車を手配してもらって、解決です。

入院先の病院で、「売店で備品を買って来て」くらいは対応します。でも、「おむつ」とひと言で言われても、いろんな種類があって、どれがいいのか。

一方、「必要な備品、丸ごとリース」の契約システムがある病院は助かります。Aプラン、Bプラン、Cプランがあって、利用の幅を決めさせてもらえるような病院です。

ほとんどないですが、「病衣は自前+洗濯必要」の病院は、一番困ります。

「テレビカードを買って預けておけば、看護師さんが洗濯してくれる」という病院もありましたが、それこそ、洗濯するのは、看護師の仕事ではありません、でしょう。

隙間を埋めるサービスは、お金を支払ってでも実現できるシステムが、必要です。

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2025年10月13日 (月)

快適に仕事するためにもイスと靴はケチらない

Pxl_20251013_081649644しばらく使っていたゲーミングチェアが壊れてから、昔のもの(背もたれ不可+肘置きなし)を使ってましたが、

こないだ、ちょっとウトウトしたい時に、応接のイスで横になったので、また買い直しました。

出歩く時間も長いものの、座っている時間も長い。

快適に仕事をするに、イスと靴は、ケチってはならない部分です。

ちなみに、「倒せないイスを使っていた」ということは、長い間、事務所での昼寝はできていません。

「近くのマンション買ったら、毎日、昼寝に帰れるんじゃないか」と考えていたのは、今となっては過去のこと。

昼寝の仕事に対するメリットは分かっていても、昼寝をしようと思う、時間的な余裕はないのが日常となっています。

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2025年10月12日 (日)

大阪・関西万博は8回目(最終)

Pxl_20251012_050100329 4/13に開幕した大阪・関西万博。

開幕当日も入場の権利を持ってたものの、遅れていた仕事優先でパス。それと、風邪を引きそうな、冷たい雨が降っていました。

結局、4/20、4/29、5/31、6/21、6/29、8/9、9/23。それと、今日10/12で8回。

今から思うと、5月にもうちょっと行けたのかも(7月は全く時間の余裕がなかった)、というのがありますが、毎回、仕事をするのか、万博に行くのかの選択。「万博の期間中、忙しかったな」という記憶を残すことなります。

今日は、まさかの雨。たいてい天気が良くて、夏の日差しの強さに、「はじめて日傘を差した」機会にもなったので、はじめての雨。

雨でボトボトになったものの、「住友館が当たるなんてすごい」と周りに言われていたので、冷房でさらに冷たくなる身体と足を我慢しながら、住友館。60分乗り切りました(住友館は、時間とメニューが決められていて、団体での移動なので、自分のペースで退出できない)。

日本系のパビリオンも、全然回り切れなかったですが、万博はもう十分楽しんだ。「3万円」で半年も楽しめた通期パスは、お得過ぎだった、という結果です。

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2025年10月11日 (土)

小さな司法書士事務所に「朝礼」と「会議」がない中で

Pxl_20251010_021747288 今週は、水・木・金と、ほぼ外出。しかも、ほぼ車での外出ということで、事務所とのコミュニケーションが、取りづらくなっていました。

車で移動している中、携帯に着信があると、一瞬スマートウオッチが視野に入るものの、スマホの画面は見れない。

画面を見れた時に、3つ4つとメッセージが来ていると、最初のひとつが視界に入っていない、ということも。

そんな中で、気を付けていることは、「朝は5分でもいいから、事務所で顔を合わせて打ち合わせをする」こと。

所員4人の小さな司法書士事務所なので、元々、「朝礼」とか、「会議」みたいなものはありません。

それでも、サイボウズに入力されたメッセージだけでなく、双方向で、言葉で伝え合って反応を見ることは、大事なことだと思っています。

そんなことで、節目となる時刻。始業時刻の9時。昼休みの12時から13時。時短で働くスタッフ2名の終業時刻である16時半という時間帯は、

私自身ができるだけ事務所に居られるようにと考えて、予定を組み立てています。

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2025年10月10日 (金)

役員変更登記を遅れた時の過料の運用【会社登記】

Pxl_20251010_0517219672AIを手にされたお客様と、議論していました。

少なくても司法書士の分野に限っては、まだAIの精度が高くないです。たどたどしい日本語であったり、用語の使い方がずれていたり、ネット情報を集めて答えている、という感じ。

なので、まだAIは間違えるんです(まだ私が持っている情報に、疑いは持たない)と、お話ししていました。

別の機会では、「役員変更登記が遅れた時に、過料がくるのかどうか」という話をしてました。

お客様に聞かれたらですが、私の経験では「大阪では、半年から1年くらいは大丈夫」と言っていますが(結果を保証するものではありませんし、半年から1年なら遅れてもいいという趣旨ではありません)、

お客様がAIに聞くと「2週間という答えが出てきた」と。

「2週間」というのは、条文そのままなので正しいのですが、実際の運用では、「2週間を過ぎた」ことをもって、過料は来ないと思うので、現場の運用までは学習できていないAIの回答では不十分、ということになります。

過料の運用については、本当に分からない部分があって、12年経過による『みなし解散』の通知が来たことで、あわてて登記をした場合でも、過料が来なかった、というお話もあれば、『みなし解散』の期間には至っていないのに、10年間改選登記を放置していただけで、過料の通知が来た、という例もあります。

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2025年10月 9日 (木)

転院の手続きに要する時間と労力【成年後見】

Pxl_20251009_001715089生野区の「大阪コリアンタウン」も、毎月の行動範囲。

朝は人通りがなくても、施設での面会を終えて戻ってくる10時半には、たくさんの人が歩いています。

でも、小学生が串に刺さった食べ物を、歩きながら食べるのは危ない。

それと、朝8時44分の満員の快速電車に、遠足の小学生が団体で乗り込もうとした時は、思わず先生に「無理ですよ」と言おうかと思った。

一旦事務所に戻り、40分だけ事務所に座って、また外出。

被後見人さんの転院の手続き。

転院元に集合して、転院先に介護タクシーと一緒に移動。入院の手続きをして、医師の説明を聞いて、家族さんの施設まで報告に行って、また一緒に面会して…とやっているうち、半日が潰れてしまった。

なるべく後見人自身が動かなくていいようにと考えるのですが、今回は「その日は無理です」と言ったところ、病院側が都合を合わせてくれたので、動かざるを得ない。

こういう時間と手間は、裁判所の報酬付与の審判の中で、評価してもらいたいところ。直近の別の方の例では、入院手続きで44,000円が加算された金額になってましたが、きっちりとした基準があるのか、裁判官の裁量によるのか、分からないところです。

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2025年10月 8日 (水)

「起き上がりこぼし」のようにまた戻る【成年後見】

Pxl_20240811_100347297 高齢者施設の職員さんが、「利用者さんの話を聞き過ぎ、メンタルがやられてしまった」という話を聞きました。

私自身も感じていることですが、自分の心身が健康でないと、長いお話は聞けない。話を続けられる方は、延々と話し続けられるためです。

それと、人の「心を強くすることはできない」と思っているので、司法書士は、心が柔らかくないといけない。ひたすら聞くためには、自分の考えは横に置かないと無理です。

私自身は、「起き上がりこぼし」のように、押されて倒されそうになっても、また元に戻る。そういう感覚でいようと、心掛けています。

後見のお仕事に限りません。依頼者の方でも、そうでなくても、押されないように踏ん張ろうとすると、衝突します。

誰かに何か言われても、また元の位置に戻る。

時には、自分で元の位置を修正することも必要ですが、司法書士は、押されても元に戻れる柔軟性が必要なお仕事。それと、押されてもぶれない「軸」が必要なお仕事、と思ってやっています。

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2025年10月 7日 (火)

清算結了登記は意外と難しい【会社登記】

Pxl_20241125_081354758_20251007202301 商業登記は「会社さんごとにファイリング」が基本ですが、唯一「業務の種類ごと」にファイリングしている業務として、会社の解散→清算結了の事案があります。

清算結了済ということは、もうお客様とコンタクトを取ることはない、という事情もあるのですが、清算結了登記に添付する書類の内容が、意外と難しい。

税理士さんによって、出てくる書類が違います。

あうんの呼吸で、作って下さる書類が当然だと思っていると、そうではないようです。

本に書かれている知識を税理士さんにぶつけても、「いえ、違います」ということもあります。

まれに、「ご自身で申告されている方」が作られた計算書は、本当に悩みます。

そんなことで、過去の事例を見比べながら、結了登記の書類を作成する、ということは、少なくないため。

「休眠会社のまま放置しておく」ことを推奨される税理士さんには、「みなし解散に至る前に、過料が来た事例がある」とお話しするのですが、清算結了登記のご依頼は、明らかに、特定の税理士さんに偏ってます。

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2025年10月 6日 (月)

堺市北区に広がる田んぼの風景

Pxl_20251006_060108722堺市の北区。今年もこの風景を見ながら、100歳を超えられた、被後見人さんの施設に通えています。

「事務所から近いんです」って言っても、「家から遠いのに悪いな」と言って下さいます。「15分」と言っても、「3時間かけて来てくれているんやろ」と言って下さいます。

ホントのところ、事務所から15分の場所にある、堺市北区の景色。

日本で最高齢の方は114歳なので、まだまだ遠いですが、来年も再来年も通えるようにと、願っています。

私自身、今では住宅街になったものの、子供の頃を過ごした実家は、裏が田んぼで、夏になるとカエルの大合唱。電話の相手にまで「カエルの鳴き声が聞こえる」と言われてました。蚊との共存も日常。

今はアスファルト・コンクリートに囲まれて生活しているので、今年の夏は、事務所で蚊を見たのは0回。家で見たのは、5回くらい。

特に、寝ている間に蚊に遭遇する環境かどうかは、生活の質に直結します。

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2025年10月 5日 (日)

営業時間:平日9時から17時30分です

Pxl_20251004_024947100封筒やレターパックの差出人、もしくは、返信用封筒の宛名に使うタックシールに、

・土日祝は、定休日です
・営業時間:平日9時から17時30分

と入れてみました。

タックシール内で「公式LINE」への誘導だけでも、思い切ったつもりでしたが、色を変えて、目立つようにして、スペースの有効活用です。

封筒の固定部分、事務所案内の部分も、印刷屋さんに出さずに自前で印刷していますが、「業務の案内」を入れている部分に、同じように定休日と営業時間を入れました。

手紙を受け取った時に、その流れで電話をして来られることがあるため。

時には、鬼電をくらうことも。。。

司法書士事務所は、「24時間、365日営業ではありません」という、事務所側としては当たり前のことも、言わなければ伝わらない。「営業時間外に電話して来られても、つながらないんです」という点は、繰り返し、お伝えしているつもりです。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所メインサイト 「事務所案内」

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2025年10月 4日 (土)

司法書士試験に合格してから28年・・・

Pxl_20241014_045149455 私が司法書士試験に合格したのは、平成9年10月1日(筆記試験の合格発表日)。もうすぐ30年になるのかと思うと、時の経過が重た過ぎます。

勤務時間に抜けさせてもらって、大阪法務局に掲示されていた受験番号を見に行きました。

入院中だった母親のポケットベルにメッセージを入れると、すぐに電話が。「長かったね」と言われたことが、記憶に残っています。受験勉強の期間、周りのほうが長かったのでしょう。

「合格した」とあちこちに知らせた際、唯一、辛口のコメントが返ってきたのは、中学時代の担任の先生。「これからがスタートではないでしょうか」と書かれていました。今からすると、まさしくそのとおり。

試験合格後、すぐに勤務の待遇を変えてもらえた当時の自分に、その意味を理解できることはなく、平成14年6月まで、勤務の期間を過ごしています。

勤務の期間は、お給料をもらってそれで満足。今から思うと、若い時にハードな勤務を経験しておくべきだったし、勉強もしておくべきだったと思うのですが、仕事の大変さを自覚するのは、平成14年7月に独立開業をして、人を雇用して、そこからです。

その中学時代の先生は、開業から18年経った頃に、ひとりの依頼者として事務所に来てくれています。認めてもらえるまで、時間がかかりました。

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2025年10月 3日 (金)

「相談は有料です」はルールとしてお伝えする

Pxl_20241020_020451832-2 ご相談料は、営業時間中と、夜間・休日の場合に、金額に差を設けています。

・営業時間中は、30分3,000円
・営業時間外は、30分6,000円

基本「時間外はお受けしない」としていますが、時には、休日や夜間に対応を求められることはあります。そんな時は「別料金になります」が、防波堤になります。

過去の依頼者の方から、気軽に、電話やメールで相談を持ち掛けられる時も、同じです。

「お気軽にご相談ください」は、業界的によく用いられるフレーズですが、「お気軽に・・・」の前に、最低限のハードルは必要。そんな時は「これ以上は有料です」とお伝えすると、たいていピタッと止まります。

「相談無料」を掲げられている事務所もありますが、「相談料」というのは、最初からお伝えしておけば、意外なくらい、きっちり支払って下さるものです。

もっとも、司法書士として、対価をいただけるだけのご対応をする、というのが前提です。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所コラム069 相談料の有料化について(事務所案内)

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2025年10月 2日 (木)

予定の入り方をコントロールするのは難しい

Pxl_20250203_013334603 昨日と今日は、半分は事務所にいて、半分は外出。明日も、そんな感じです。

私が「出ずっぱり(外出ばかり)」というのは、事務仕事をする時間がなくなる私もしんどいし、

事務所の人も、私と意思疎通できる時間が減るので、いいことなし。

「週の一日は予定を入れない日を作る」方法もいいなと、先日書いてましたが、現実的ではないので、

「半日出掛ける日は、半日事務所にいる」とか、予定がキチキチにならないよう、工夫の余地はあります。

もっとも、はじめての方から、「新規のご依頼があった」というのは、先月は1件しかありませんでした。

たまたま、ご依頼がなかっただけではありますが、受任中の案件で手がいっぱいという理由で、「予定のセーブ」をすると、「気付いた時には仕事がない」事態になりかねないので、何事もほどほどに。

基本的に、予定が空いているのに、「いっぱいです」とお断りすることはないのですが、自然に身を任せるのがベター、ということになります。

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2025年10月 1日 (水)

依頼者のご希望にリスクがある時の対応【遺産承継】

Pxl_20251001_090959531 遺産承継業務が終了。「株も売却して欲しい」というご希望でしたが、司法書士が売却用の口座を開設して売却すると、確定申告が必要となる可能性あり。

税理士さんと一緒になって、「とりあえず、特定口座に移管させて、その後で考えてください」とお伝えし、無事、スマホで確認できるようになられたようです。

税理士さんからは具体的に、例えば「これとこれを今年に売って、これとこれを来年に売るとか」という、アドバイスもありました。

「お客様に損をさせたくない」というのは、税理士さんの性。司法書士としても、後になって「なんで説明してくれなかったのか」と言われると大変なので、そのリスクは理解しておかないといけない、ところ。

夜は、リーガルサポートの研修。『成年後見制度はどう変わるか?-民法等の改正に関する中間試案を読み解く-』のタイトル。

先走って、「後見制度が一時的に利用できるようになる」といった報道がなされていますが、どの案でも「本人が嫌になった」は終了事由にならない、ということなので、終了させることができる事案は、今と大きく変わらないのではないか、という気がします。

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