目の前のお仕事をきちんとすることが一番の営業
新規のご相談は、20年ぶりの来所。覚えていてくださって、ありがたい。
私が開業した平成14年当時は、ホームページを持つ司法書士はごく少数派。「個人の仕事は、継続性がないからやらない」と言う人もいました。
だったら逆を目指そう。個人の方から依頼してもらえる司法書士事務所にするには、どうすればいいのかを考えて、やってきました。
不動産業者や金融機関に依存すると、組織や営業所の再編・担当者の変更により、司法書士が切り替えられてしまうことがある、という現実も、分かっていたからでもあります。
ただ、「一度依頼して下さった方が、また別のお仕事を運んで下さる」という現実は見えてなかった。「再度のご依頼」は期待せずにやってきた、というのも現実です。
「また何かあれば頼んで下さい」「司法書士探している方がおられたら、ご紹介して下さい」。そんな下心を持たずにやってきたのが、逆によかった気もします。
「目の前の仕事を、きちんとしていくことが最大の営業」という言葉に、「じゃあ、その最初の仕事はどうやって獲得するのか」という反論も目にしたことがありますが、そんなこと言ってたら、何も始まりません。目の前のことを精一杯の積み重ね、です。
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