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2025年4月

2025年4月30日 (水)

住所移転の記録がつながらない時もある【住所変更登記】

Pxl_20250430_025238121 住所変更登記の住所が、つながるかどうか分からない時、どうするか。

本籍地で出る「戸籍の附票なら、本籍地に紐づけられた住所の記録が網羅されている」という部分がある反面、コンピュータ化による改製の時期によっては、アテにできません。

今回は、いろんな選択肢の中で、一番確実と思われる方法でチャレンジ。無事につながりました。

住所変更登記は、司法書士の業界用語で「名変(めいへん)」と言いますが、「たかが名変。されど名変」という格言もあるほど、大事な登記。

住所の記録がつながらなければ、最悪、「上申書(印鑑証明書付)と権利証のコピー」という手段があるものの、そこまでしないとつながらない住所変更登記も、法務局は職権でできるものなのか(令和8年4月から住所変更登記の義務化がスタート)。

ちなみに、前住所だけでなく、「堺市で住所を移転した記録の全て」と申請して、住所の履歴を出してもらうこともあります。

試しに、自分のマイナカードでコンビニで操作してみると、「住所の履歴あり」バージョンを選択するボタンは、ありません。

私自身、ずっと堺市に住所を置いてますが、ある時「堺市に置いた住所の履歴の全て」を窓口で申請した時、古い記録が廃棄されていると言われ、「司法書士が住所の記録を途切れさすなんて」と、がっくりきたものです。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所メインサイト「住所・氏名の変更登記」

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2025年4月29日 (火)

2度目の「大阪・関西万博」はベストな気候

Pxl_20250429_030152302仕事との兼ね合いが、とても難しい。「天気が悪かったらパス」と思っていた大阪・関西万博は、2度目になります。

長袖で、暑くもなく、寒くもない。全期間通して、ベストな気候だった気がします。

海辺の景色がきれいで、穏やか。昼食後、イスに座ってぼーっとしていたら、「水と空気のシンフォニー」。音楽に合わせて、噴水が出たり止まったりする、無人のショーが始まりました。

そうやって、何も知らずに見られたり、今日は完全に「予約なし(7日前予約取れず・当日予約取れず)」でしたが、すいてる空間でご飯も食べられたし、予約なしでも十分楽しめます。

中国のパビリオンは、よかった。同じ漢字の世界なので、文字で伝わるという部分があります。聞き覚えあるような音楽を聴くと、また中国には行ってみたいな、と。

「事務所で仕事」→「万博」→「一度帰宅」→「事務所で仕事」。最後に「堺東の郵便局」に、郵便物を出しに行くと、窓口が終了しています。いまだに、本局が24時間営業だと思い込んでいたのは、完全に世間知らずだったようです。

合同庁舎は、法務局のフロアだと思われる階、電気がついていました。

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2025年4月28日 (月)

「検索用情報の申出」の改正から1週間【不動産登記】

Pxl_20250312_094038943 幸いにも、先週は、個人が権利者となる所有権移転登記がなかった。

しかし、きちんと説明できるようにしとかないといけない、と、4月21日からスタートした「検索用情報の申出」の案内のビラ、作りました。

最後に、個人的な意見として、「実際には機能しないという声がある」ことも、入れています。

そうしないと、「メールアドレス出したら、法務局が勝手に住所変更登記すると言ったのに、してない!」と、揚げ足取られかねない。個人的には、「法務局から案内して、職権で登記する」なんて、無理でしょう?と、今でも思っています。

3月31日に申請した登記は、今日、19時22分に完了通知が来ました。

「便利な法定相続情報制度」ができたはずなのに、証明が出来上がるまで待っていると、他の手続きができない、という矛盾。

それと、東京法務局の後見登記の係も混んでいて、今回はじめて、早く登記事項証明書が必要なのに「確定から1か月経っても、登記事項証明書が取れない」まま就任報告をしています。

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2025年4月27日 (日)

三国ヶ丘周辺のコインパーキング事情

Pxl_20250426_000644671事務所の向かいのコインパーキング(三井のリパーク三国ヶ丘駅前第3)は、少しずつ値段が上がり、24時間の最大料金が800円。

駅近のパーキングとしては妥当な料金ですが、元々が安過ぎたので、「朝から夜まで車を置きっぱなし」という方も、多かったようです。

とはいえ、1時間200円なので、事務所に来られるお客様には、支障はありません。長くても「2時間400円」で納まるでしょう。

後ろに建築中の賃貸マンションの姿と共に、記録に残しておきます。

事務所の近隣で、現時点で一番安いパーキングは、最大料金550円のところ。広い土地が空いたので、事務所兼自宅にどうか、と一瞬妄想しましたが、安いということは、便利ではないということ。

今の事務所からは動けません。

ところで、先日大阪市内で「最大1,500円」と見えたので止めたところ、会計時に3,000円と出ました。看板をよく見ると「3時間最大1,500円」となっています。よく見てない自分が悪いのですが、運転しながら看板を見るのは、難しいことなので、詐欺的な書き方は排除されるよう願います。

※司法書士吉田事務所では、お仕事をご依頼の方に「三井のリパーク三国ヶ丘駅前第3」の駐車券を発行しています。

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2025年4月26日 (土)

名刺に「定休日」が入っていなかったことに気付く

20230408_152853958訪問した施設で名刺を出すと、「土日は休みですよね?」と、名刺を見ながら聞かれました。

そういえば、名刺に「定休日」が入ってなかった。今更ながらになりますが、次に作る時から、入れるようにします。

ある時から、メールの署名欄に「土・日・祝は、定休日です」と入れました。

効果は分かりませんが、伝えたいことは、伝えようとしないと伝わらない。伝えようとしても、なかなか伝わらないものです。

高齢者施設や病院のように、交代制で働かれている職場では、職員さんに曜日の感覚がない。「土日だから」という配慮をしてもらいづらい、という部分があります。

もっとも、後見人じゃなくて親族さんであれば、「土日に携帯を鳴らすな」とは言われないでしょう。

24時間365日、業務用携帯を持たされている立場の方もおられますが、そういう方は逆に、後見人の司法書士にも休みはあるんだと、配慮して下さっている気がします。

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2025年4月25日 (金)

「どうやったら朝に時間を作れるか」

Pxl_20250424_210315160やらないといけないことに、どうにも追い付かなくなり、最近の出勤時間は、だいたい時計のような感じです。

年末の繁忙期など、自律神経が崩れている時も、こういう現象はありましたが、今は「どうやったら朝に時間を作れるか」を考えて、逆算して生活しています。多分、乱れてはいません。

9時にみんなが出勤してくるまでが、ゴールデンタイム。みんなが邪魔という意味ではなくて、音楽を流しながら、電話もメールも入らない状態で仕事をするのが、快適です。9時が近付くと、「ああ、もう9時になってしまう」です。

朝、新聞を取りに行くと、まだ朝刊が届いていないこともあるので、新聞を見てから出勤する日課は放棄。積み上がった新聞は、ひどい状態になっています。

ありがたいことに、と思っています。だから、態度に示すまいと思っていますが、「忙しいのに」が伝わったら、申し訳ありません。

仕事がなくなる時は、社会から必要とされなくなった時、と常々思っています。

与えられた役割。だから、今できることを、できる範囲で精一杯やり続けていきます。できないことは、「できない」と申し上げるつもりです。

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2025年4月24日 (木)

『検索用情報の申出(単独申請)』を申請してみた【不動産登記】

Pxl_20241023_055732102 改正されたばかりの不動産登記「検索用情報の申出」の件、今週は、幸いにも、個人が権利者となる所有権の登記がない。

とはいえ、事務所として、お客様にきちんと案内できるものを用意しておかなといけない。

「何事も経験しておかないと分からない」ということで、私名義の不動産で試してみました。『既に所有権登記人である者がする検索用情報の申出(単独申請)』という部類。受付番号は10番台です。

「記録が完了した時は、電子メールで送信します」というのは、自分が受けておかないと、感覚が分からない。

オンライン登記申請システムでの完了通知と、同じタイミングでくるのか。下手したら、メールが届いた時点で、依頼者の方が「権利証を受け取りに行きます!」と、言われかねません(オンラインで完了通知が来ても、書類は法務局受付には回っていないのです)。

いきなりGメールがはじいたらどうするのか。迷惑メールとの違い、パッと見て判断できるものか。法務省の賢い方は、そんなことくらい分かって設計したものと信じたい。

堺支局では、3月31日に申請した登記が、やっと完了し始めたところ。

あれからもう1か月かと思うと、時の流れが早すぎてびっくりですが、ただでさえ、遅延している法務局の処理が遅くならないようにと、願うしかありません。

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2025年4月23日 (水)

新幹線「S Work車両Pシート」

Pxl_20250423_003046737 先月の東京出張では、せっかくグリーン車に乗ったのに、大柄な外国人の方が隣に座られて、圧迫感でしんどかった話は書きました。

ならばと、今回ははじめて、ビジネス客向けの「S Work車両」。

中でも、3人掛けのシートの間に仕切りがある「Pシート」を選択しました。1,200円の加算で(5月15日乗車分からは、追加料金が2,000円に)この空間を確保できるのであれば、ある意味グリーン車よりも快適。

帰りも同じ「Pシート」を選びました。

車内では、一部、電話で話している人はいましたが、カタカタというキーボードの音が響くだけ。グループ客がいないため、話し声が聞こえません。

但し、3人掛けシートの奥に入ると、出づらくなってしまうので、通路添いのC席を確保。通路沿いのC席には、一部車両を除いて電源がない、というオチは残ります。

新大阪駅で新幹線のホームから下りると、土日のような、ざわざわした雰囲気。「551」には、行列ができています。行列の定番は、「551蓬莱」と「りくろーおじさんのチーズケーキ」。両方とも、大阪にいるといつでも買えるので、その価値に気付けていないです。

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2025年4月22日 (火)

4月から後見の報告書が細かくなったことなど【成年後見】

Pxl_20250422_1046459042後見の定期報告の内容が、細かくなりました。

ご本人が決められるのが難しいことは、「後見人がこうやって決めました。後見人は大変!」ではなくて、本人の生活を支援して下さる関係者と意見交換しながら、最もいいと思われる道を選択していくこと。

その過程はどうだったのかを説明できるようにしておくこと、なのだろうと思っています。

家裁の報告書の新様式では、本人との面会頻度の他、支援者との面談等の状況も、報告するようになっています。

それと、「財産管理のみ」の後見人として、就任したばかりの件は、親族さんにお願いして、面会に参加させてもらいました。

「財産管理のみの後見人」だからといって面会なしで済むわけではない、というのも、求められているところ。

権限分掌の場合、別々に報告書を出すことになるのなら、親族後見人さんは大変かもしれない、と思っていたら、2人で1件の報告書を出せば済む(結局は、専門職が報告書を作成することになる)ようです。

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2025年4月21日 (月)

「スマート変更登記」のどこがスマートなのか【不動産登記】

Pxl_20250421_012226473久しぶりの高師浜線。南海本線が高架になったことで、何となく、羽衣駅前が寂しくなったような気がします。こういうのは、阪和線の和泉府中駅なんかでも感じること。

さて、今日は、9時に来客。11時に高石で売買。13時にも来客…という、綱渡りのスケジュールは、少しずれるとガタガタになるところ、無事に乗り切りました。

今週は、水曜日に再び東京で(先月とは別のお仕事)、空き時間は、木曜日の朝と夕方のみ、となっています。

今日から、不動産登記で、「検索用情報(メールアドレス・フリガナ・生年月日)」の申し出をすることで、法務局が職権で住所変更の登記を入れてくれる(かもしれない?)という制度が始まっています。

メールアドレスを提供しなくても、職権で入れてくれる道があるので、一言で説明するには、そういう解釈も正しくないです。

「スマート変更登記」って、法務局のサイト上で説明されていますが、どこがスマートなのか。混雑する法務局の現場に、またダメージを与えるような改正、だと思っています。

普段であれば、勉強がてら、自分の不動産に「検索用情報」を入れてみたいところですが、それよりも、今出してる登記を早く完了させて欲しい。しばらく様子見です。

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2025年4月20日 (日)

「大阪・関西万博デビュー」

Pxl_20250420_03522705127時半に事務所に行って、仕事。全然追い付かないですが、今日こそはと、午後から「大阪・関西万博」デビュー。

地下鉄夢洲駅を出て東のゲートに着いたのが、12時45分。入場待ちの列もなく、スムーズ。

まず思ったのは、「大屋根リングでかい!」。大屋根リングに登ると、「反対側が遠い!」。想像していたよりも、規模が大きい。

予約しなくても、入れるパビリオンが結構ありました。例の「人間洗濯機」があるパビリオンも含みます。

「そろそろ帰ろ」と歩き始めてからも、吉本新喜劇に出会い、落語に捕まり、1時間くらい中にいました。お土産屋さんは浪費の元。

17時から入場する人の列を見ながら、退出。帰ってから地図を見ると、上1/3くらいの範囲は歩いています。歩数計は、16,584歩。

今日は、ほぼ曇り空。冷たい風が流れていたので、まだよかったものの、天気が良いと、暑さにやられるのは確実です。

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2025年4月19日 (土)

コピー機が再リース期間に突入

Camerazoom20200601172214611 コピー機の導入から5年が経過して、再リース期間に突入。

年間19,800円で、本体を利用することができます。但し、カウンター料金は別。

契約した金額、全額を支払ったからといって、所有権が利用者側にくるわけではないのが、リース契約の特徴。

利用者側としたら、再リース状態で、どれだけ快適に使い続けるか。そのうち、いいタイミングで、新しい機種の営業に来られるので、いい条件でいい機種に巡り合えるのを待つ、ことになります。

先方が「どうしても契約を取りたい時期」というのがあるようなので、同じ機種でも、金額は違ってきます。おまけをつけてくれたり。

今時「司法書士事務所に大きな複合機は不要」という議論も見ますが、勤めていた事務所が2か所とも、当たり前のように複合機を置いていたので、私の場合「入れるのが当然」という感覚でした。

スキャン取るにしても、原稿を自動送りしてくれる機能があるかどうかで、全然スピードが違ってきます。

コピー機の回転数もストレスなく使えるよう(コピー機の前で待たないよう)、そこそこの性能があるやつを選ぶ。複合機の性能も、「お仕事が入る器を作る」ための、ひとつのツールです。

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2025年4月18日 (金)

仕事をしていく上で「面構え」というのは大事

Pxl_20250418_015759712望むことではないですが、いろいろな病院に出入りしていると、いえ、病院には限られないことですが、「面構え」というのは大事なことだと感じます。

端的に言って、信用できるのかどうか。

「外見は、一番外側にある内面」とも言われます。

設備は、お金をかければ豪華にできるとはいえ、資金的な余裕がないと、きれい保つこともできない。

そういう目で見ていると、「この病院は…」というのが、外見から伝わってしまうのです。

ということで、今日出向いた病院は「新築されたばかり?」と思ったのですが、調べてみると、オープンからもう10年経過。とてもそうとは見えないくらい、きれいで豪華です。

うちの事務所も、もう10年が経過。外壁のくぼみに、黒い汚れがついていっているのは、自覚しています。

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2025年4月17日 (木)

みんなで負担を分かち合える関係か理想【成年後見】

Pxl_20240511_104356855mp-1 予定が詰まっている中、被後見人さんを「病院に連れて行ってください」と、施設からの依頼。

紹介状や診療情報提供書の手配も含めて、事務所から遠隔で依頼。移動支援を使って、乗り切りました。

もっとも、後見人としては病状を把握する必要があるし、「自分で動くほうが早い」と、動きそうになったのも事実ですが、本来は、必要な介護サービスを手配するのが後見人の役割。

協力して下さる事業所さんには、感謝しかありません。

例えば、施設さんが、病院や買い物に連れて行って下さるのは、「オプション」できちんとしたシステムがあることもあれば、善意で・無償サービスでということも多いです。

ケアマネさんも、「通院の付き添い」をするのが役割じゃないですが、当たり前のようにやろうとして下さる方もおられます。

みんなで負担を分かち合える関係は強いですが、「それは自分の仕事じゃない」からと、負担を押し付け合いをする関係になれば、いずれ崩れます。

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2025年4月16日 (水)

不動産登記の処理が法務局で遅延する中さらなる改正

Pxl_20250415_234700605年度末をまたいで、不動産登記の完了予定日が、さらに遅くなっています。

地元の堺支局では、今日の申請で5月21日。一番遅い北出張所では、5月27日の完了予定。

年度末は、お客様には「最近は3週間かかってますが、年度末なので1か月はかかります」と案内していましたが、「1か月」どころではありません。

申請してまだ2週間ちょっとでも、お客様からは「まだですか」「ホントに出してくれてますか」と連絡が入ります。それが普通の感覚なので、分かります。

そんな中で、4月21日からは、また申請方法が変わります。専用システムの会社さんからは「新様式では、姓と名の入力欄が別々になる」「権利者ごとに検索情報提供入力欄が追加される」と、案内が来ています。

「4月18日までの申請分は、申請用総合ソフトに上げてから、バージョンアップして下さい」と。メールアドレスの提供をどうしてもらうのか、ウチの事務所では、まだ方針は固まっていません。

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2025年4月15日 (火)

車の移動中は「無」になれる時間

Pxl_20250415_044013546今日は、富田林と泉佐野市へと移動。泉大津PAは、阪神高速の中では数少ない休憩ポイント。関西空港方面が「陸側」です。

昨日は、高槻→高槻→茨木→茨木→高槻→淀川区→東淀川区と、一気に移動。8時に事務所を出て、戻ったのは16時20分頃。

この2日で、相当な距離を走っています。

音楽鳴らして車で走っていると、ある意味「無」になれます。机の前に座って居ると、行き詰って考えられないことも、頭に浮かびます。そういう感覚でいないと、移動時間がただの消費になるため。

今日考えたことは、「みんなに万博のチケットをプレゼントしよう」でした。

せっかく行ったのに、天気が悪いとか、思うように回れないとか。どんなチケットの買い方するのがお得なのかとか、そんなこと考えるなら、通期パスを使って、半年間を楽しめたらいいんじゃないか、と。

事務所の中は、引き続き、開業来の最多の業務量を抱え、毎日を乗り切るのが精一杯。

仕事に向かい合う気持ちと、プライベートの充実は表裏一体。頑張ってくれてるなら、それくらいいいんじゃない?と、即行動です。

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2025年4月14日 (月)

15日の年金が入る前に口座を止めてしまう場合【相続】

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明日、年金が入ってしまうと、未支給年金を請求できる人がいない。亡くなられた後に入った年金の返金は面倒なので、14日の今日、あえて銀行口座を止めました。

死亡後の年金を返金しないといけない場合の「年金の行方は知りませんか」の年金事務所からの連絡は、4か月後~くらいにきます。その間、相続財産の清算ができません。

「14日に亡くなられたけれど、年金支給日が14日(休日のため前倒し)」で、資金ショートがせずに助かった、こともありました。

「15日に入る年金がないと、葬儀代が払えない」のが分かっていながら、後で親族さんとトラブルになるのを避けるために、あえて年金が入る前に口座を止めた」こともあります。

15日をめぐる論点としては、「14日に亡くなられたがために、最後の後見人報酬1か月分が丸々切り捨てられた」こともありました。最後の二週間、救急搬送に追いかけられて大変だったのに。。。

(後日追記:郵便局の場合、3日くらい前に振り込みのデーターが入力されてしまうそうです。前日に口座を凍結させたとしたのに、年金が入ってしまっていました)

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2025年4月13日 (日)

せっかく大阪に住んでいるならば【大阪・関西万博】

Pxl_20250413_080927981「大阪・関西万博」が開幕。

17時から入場できる権利を確保していたので、「遅れている仕事ひとつ、解決させて行く!」と決めて、家を出ました。日曜日なのに、追い込まれた時にしか発揮できない力に、頼らないといけない状況。

1件、自転車で訪問に出掛ける道で、ポツポツと冷たい雨。ニュースを見ても、この混み方は無理だなと思って、出掛けるのはやめました。

万博は、木曜日まで興味がなかった。興味がなかったというより、どうやってチケットを確保したらいいのかも分からない。

木曜日になって「もうすぐ開幕」と騒がしくなって、せっかく大阪に住んでいるんだから、楽しませてもらおうと、3万円の「通期パス」を買いました。

夫婦2人分のIDを結び付けて、まずは来場日時の予約。その後で、パビリオンの予約(3日前に「今日」のは無理だった)。この操作は、スマホを使いこなせる今じゃないと難しい。

結局、夕方まで仕事して、最後は堺郵便局に、特定記録郵便を出しに出ました。

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2025年4月12日 (土)

後見業務の記録はアナログに大学ノート【成年後見】

Pxl_20250412_004916749後見業務の日々の記録は、アナログに大学ノートです。1週間分の記録をまとめて、事務方に回します。

持ち運びができて、情報がバラけない。

システムに打ち込むこともできるし、エクセルで枠を作って枠内に記録していこう、としたこともありますが、「紙に書きなぐる」のが一番である、というところに行き着きました。

「何書いてんの?」「ちょっと、聞いてる?」と言われることもありますが、細かいニュアンスの記録は「その場」でするに限ります。時間が経つと、忘れてしまうんです。目の前におられるのが、1人とは限りません。

どなたが何を言われていたか。議事録のようなものであり、医師のカルテのようなもの、であったりもします。

小さなレシートが張り付けられていたり、小口現金の記録も残しています。LINEやメールでやり取りされている方とは、長文の時は、印刷して貼り付けています。

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2025年4月11日 (金)

書類に出ない部分ところに負担あり【成年後見】

Pxl_20250411_052125702 被後見人さんの親族さんも交えて、生前に、葬儀の打ち合わせ。

親族さんがおられると、夜中に亡くなられた場合の連絡も親族さんに入り(もちろん、関係や病院によっても異なる)、緊急的な呼び出しのリスクは激減します。

別の方では、私が知らないうちに、救急車追っかけて病院に行って下さっていた、という連絡もありました。

これは、親族さんと権限分掌で後見人になっている場合に限らずなので、普段、親族さんが居られない場合、裁判所が評価しづらい部分で、後見人が負担を負っている、ことになります。

4月から「後見人報酬の評価の仕方が変わる」ということで、報告書の内容も複雑になっています。裁判所が細かい部分まで見る余裕があるのか。それで、どうやって評価してくれるのか。分からないところ。

3月に報酬付与の申立てをしていた件は、「施設入所契約をした」旨記載して、33,000円の付加報酬でした。

施設入所の場合、事前に関係者との協議や面接があって、入所当日は家までお迎えに行き、各種契約書は持ち帰り。施設によっては、備品の購入という事実行為も求められます。基本報酬がなければ、採算が合わないのは確実です。

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2025年4月10日 (木)

歩行者天国の「なんば」駅で降りて不動産売買に【成年後見】

Pxl_20250410_013241278なんば駅前が、歩行者天国になったのを、はじめて見ました。

せっかくならば、芝生広場にでもすればよかったのに…、不自然に机とイスが置かれています。

調べてみると、「2023年11月23日にオープニングセレモニー」となっているので、長い間、なんば駅の外に出てなかったことに。なんば、天王寺共に、私にとっては乗換駅となっています。

さて、今日は、被補助人さんの不動産売買。「忘れ物をしてはいけない」のは、普段と同じですが、自分が売主となり、「必要な書類・印鑑を握っている」となると、いつも以上に、忘れ物をしてはいけない。何度もカバンの中を見てしまいます。

一般のお客様に、売買の必要書類を案内する時は、書面で。チェックリスト形式での案内が必要、ということを、改めて。

一度事務所に戻って、被補助人さん住所異動の届出。「マイナンバーカードのデーターの書き換えがあるので、30分~40分待ち時間があります」。そして、「マイナンバーカードの住所変更の申請用紙を書いて下さい」。役所の事務手続きの矛盾(マイナカードを持っていることにより、工程が増える)は、相変わらず。

近くだからと、淀川区役所に、被後見人さんの葬祭費の請求に行って、その帰り道。予定外の会社さんに寄っている間に、事務所内ではやることがどんどん増えています。

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2025年4月 9日 (水)

郵便局の「転居届」はほぼ大丈夫というレベル

20220717_113541179 9時半、10時と外でお約束。

その後、被後見人さんの施設に寄って、ケアマネさんと打ち合わせ。その後、被補助人さん宅のポストのチラシを回収して、事務所に戻りました。

本件ではないですが、ポストへのチラシの投入は、「ここまで押し込むのか」というレベルでされていることも。留守宅だと分かるので、よくありません。

DMに「DM不要 印」と書いてポストに投函すれば、送り主に戻してくれていた時期もありますが、そのうち「受け取り拒否」と書いて、と言われるようになり、最近はそれでも止めてくれない傾向。また送られてきます。

郵便局の転送届(転居届)も「ほぼ大丈夫」というレベルで、100%ではありません。家庭裁判所の許可をもらって転送の手続きがされているのに(家裁の許可をもらっての郵便物転送は、後見類型のみ。なおかつ、一定期間に限られています)、本人宅に配達されてしまうこともありました。

13時半には事務所で来客。15時には外出。16時半には事務所で来客。

事務所に座っている時間がない、なかなか厳しいスケジュールが続きます。

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2025年4月 8日 (火)

コントロールするのは自分の事務所の中だけで十分

20210210_100039379 後見申立て準備中の件、2か月ぶりにご本人に面会。

他の書類が整っているのに、診断書だけがまだ。かと思えば、その逆もあり、なかなか思うようには進みません。

そう。そもそも、思うようには進まないのが後見業務で、関係者と連携して、できるだけご本人にとっていい結果になるよう、働きかけていくこと、見守っていくことが、後見人等の役割です。

でも、自分の事務所の中ですら、なかなか思うようにいかないのに、外のことが思うようにいくものか。

私自身は、4人の小さな組織ですが、自分の好きなようにさせてもらっているので、外部をコントロールしよう、という欲求がありません。

「何とかの会」で自分がトップに立とう、仕切ろう。中には、士業を思うように動かそう、とする方もいます。

私の場合、自分の事務所を出たら、思うようにならなくていい、と割り切っています。

なんでこういうことを書くかというと、福祉関係者や介護関係者から見ると、自分の固定観念に縛られて、自分の思うようにしたがる後見人が多い、という声を聞くためです。

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2025年4月 7日 (月)

一度使うと「グーグルピクセル」は手放せない

20250407_141952162金曜日、移動中にスマホの電源が落ちてしまったので、新しいスマホと変えてきました。

いろいろイチから設定か…と思うと、スマホの機種変更はハードル高かったですが、今時、簡単にデーター移せるものなんだな、と。

グーグルピクセルは、最初「なんでグーグルがこんな変な仕様を考えたんだ」と思ってましたが、今となっては、他の機種を使えません。グーグルピクセル「5」→「9」への変更となります。

さて、今日は朝からいろいろな電話が集中。

月曜日といえど、何がどうなったのか。

土日で態勢を整えたはずが・・・今週一週間の予定が、ほぼ埋まってしまいました。

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2025年4月 6日 (日)

「うめきた温泉 蓮」

Pxl_20250405_223336008 「うめきた温泉 蓮」は、大阪駅前に3月21日にオープンしたばかり。

万博が始まると、大阪の人混みはどうなるのか。人がぐちゃぐちゃにならないうちにと、行ってきました。グラングリーン大阪の南館にあります。

管内の雰囲気は、神戸にある「神戸みなと温泉蓮」と統一されています。

風呂場自体は、スーパー銭湯みたい。ただ、他にも、プール、岩盤浴、休憩スペース、プライベートスペースがあるなど、利用の範囲によって料金設定もさまざまで、一日過ごせそうな空間でした。

とはいえ、都会のど真ん中で身体をほぐしても、本当であれば、電車に乗って帰らないといけない。

今回は、館内で通路でつながっている、「ホテル阪急レスバイア大阪」に宿泊。

先週末は気候も悪くて、休みがないまま精神的にも行き詰っていたので、心身共に入れ替えて、帰ってきました。

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2025年4月 5日 (土)

いろいろな「30周年」がやってきます

Pxl_20250405_013649842 司法書士試験の受験勉強を始めたのが、平成7年4月。この4月で、受験勉強を始めて30年になります。

「合格してから30年」「開業してから30年」と、今後いろいろな『30周年』が訪れる予定。

「司法書士試験って、難しいんでしょ?」と、いまだに聞かれますが、今となっては、若いうちに合格してしまえたからよかった。頭の中に、余分なことが少ない状態で勉強して、最短距離を目指してやってきたからよかった。

だから、今でも受験勉強でやったことが、結構頭に残っています。

社会人経験がないまま司法書士になったことが、ハンデだったかどうか。周りから見たらあったのかもしれませんが、自分ではあまり感じません。

それだけ、「士業の鎧」をかぶらせてもらえることは大きい、のだと思っています。

足らなかったであろう部分は、開業してから、いろんな出来事を経て、自然と身に付けさせてもらいました。今でも「修行」としか思えないような出来事はあります。欠けたままの部分の自覚もあります。

30年続けて来られたのであれば、人生の選択、間違えていなかったのでしょう。でも、総括するのは、まだ先です。

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2025年4月 4日 (金)

葬祭費の請求にまつわる論点いろいろ

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被保佐人さんのお骨を受け取って、葬儀代の支払い。役所で葬祭費の請求。

葬儀社の領収書には、役所で「受付済」の印鑑を押されます。

ある時、領収書に「受付済」の痕跡がないので、役所に出向いたところ、「申請は終わっています」と。相続人さんに聞くと、「そういえば、請求書と振り込みの控えで手続きしたかも」と。「領収書に処理される」という思い込みで動くと、そういうことになります。

後期高齢者の医療保険者証は、その場で回収されます。

またある時は、相続人の方が保険者証を持たれたままだったので、まだ葬祭費を申請されてないのではとご案内したところ、役所によると「必ずしも回収するとは限らない」と。そういう例外は、混乱の元です。

またある時は、領収書名が元後見人である私になっていたため、私の口座に葬祭費を入れてもらおうとしたところ、喪主として親族さんの名前も書かれているので、「喪主に支払います」と。

私の口座に入ったとしても、相続財産に組み戻して清算するのは同じなのですが、一部葬儀社では、喪主名を併記した領収書を出されることもあるようです。

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2025年4月 3日 (木)

「入院」を片道切符にしたくない【成年後見】

20231231_130645023 今日は、被後見人さんの転院の手続きからスタート。

救急車で運ばれた病院から施設に戻れるならば、また元の体調に戻られる可能性がありますが、急性期の病院から転院されると、施設にはもう戻れない傾向です。

有料老人ホームなら、部屋代だけ払えば、そのまま籍を残してもらえますが、特養やグループホームとなれば「退院を待てるのは3か月」と言われます。

となると、持ち家を持たれていない方にとっては、「病院に住所を置かせてもらえるのか」を考えないといけなくなります。

(そういう方がたくさんおられても、病院は表立って「どうぞ」というスタンスではないようです)

「最期まで居れる病院なので、安心して下さい」という病院の話は、施設に戻りたい関係者からすると、安心でも何でもありません。

「施設に戻したくない病院」と、「病院から戻したい施設」の綱引きに巻き込まれるのは、後見人として、勘弁して欲しいところです。

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2025年4月 2日 (水)

住民票は提出先によって必要な情報の範囲が違う

20230509_135134754 新規の後見申立ての打ち合わせ。

区役所で戸籍謄本の請求と、葬祭費の申請。

戸籍謄本の請求書を出しておいて、被後見人さん宅に回り、また区役所に戻りましたが、私の番号は、まだ出ていません。

役所の市民課は、今が繁忙期。「何とかしてくれ」と文句を言われていた方も、そのうち「しゃあないな」に変わっています。

仕事で窓口に来ていると分かるのが、住民票(役所の言葉では「住民票の写し」)を取るだけでも、一般の方には一大事ということ。住民票の中でも「どこまでの情報がいるのか」を理解して、窓口に来られているとは限らないため。

その結果起きるのは、意図しない「窓口の占領」です。

登記の住所証明書としての住民票をお願いする時は、「本籍・続柄・マイナンバーは不要」と、添え書きするようにしています。

とはいえ、相続登記の被相続人の住民票除票では「本籍入り」のものをお願いしています。氏名変更に添付する住民票も、同じくです。

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2025年4月 1日 (火)

小規模企業共済の「掛金納付状況」が届く

Pxl_20250401_102509190 小規模企業共済の「掛金納付状況」が来ました。

私がスタートしたのは、平成15年12月。月数にして「252月」となっています。

こういうのは「自分がやっているから語れる」という部分があるので、経営者の方とお付き合いする上で。お客様から聞かれた時に、身を持って体験しておくのは、大事なところです。

金融商品の営業に来る人がいたら、「で、ご自分でも契約されていますか?」と聞くといいでしょう。本当にいいと思っているなら、他人に勧める前に、自分(もしくは家族名義)でも契約されているはず。

倒産防止共済も同じです。
節税対策という意味では両面があるので、賛否両論ありますが、私の場合は、一度全額崩した経験もあり、今また、2回目の払い込みを続けています。

「ねんきん定期便」は、今日、メールで来ていました。

昨日は、どういうタイミングか、奥様に年金基金の通知が来ていて、「年間いくらだ」と喜んでるのを見て、「月額じゃなくて、年間でしょ?」と言っていたのですが、

保険とかイデコとか外貨もそうですが、積もり積もっていい結果になれば、どれか化ければ…と感覚でやっています。

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