住所移転の記録がつながらない時もある【住所変更登記】
住所変更登記の住所が、つながるかどうか分からない時、どうするか。
本籍地で出る「戸籍の附票なら、本籍地に紐づけられた住所の記録が網羅されている」という部分がある反面、コンピュータ化による改製の時期によっては、アテにできません。
今回は、いろんな選択肢の中で、一番確実と思われる方法でチャレンジ。無事につながりました。
住所変更登記は、司法書士の業界用語で「名変(めいへん)」と言いますが、「たかが名変。されど名変」という格言もあるほど、大事な登記。
住所の記録がつながらなければ、最悪、「上申書(印鑑証明書付)と権利証のコピー」という手段があるものの、そこまでしないとつながらない住所変更登記も、法務局は職権でできるものなのか(令和8年4月から住所変更登記の義務化がスタート)。
ちなみに、前住所だけでなく、「堺市で住所を移転した記録の全て」と申請して、住所の履歴を出してもらうこともあります。
試しに、自分のマイナカードでコンビニで操作してみると、「住所の履歴あり」バージョンを選択するボタンは、ありません。
私自身、ずっと堺市に住所を置いてますが、ある時「堺市に置いた住所の履歴の全て」を窓口で申請した時、古い記録が廃棄されていると言われ、「司法書士が住所の記録を途切れさすなんて」と、がっくりきたものです。
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