空き家を売却した時の3,000万円控除の論点が続く【相続登記】
今日は、空き家を売却した時の3,000万円控除の論点を含むご相談、打ち合わせが続きました。
・二次相続が生じた後の相続登記の入れ方について、注意が必要。
・一時相続の登記のご依頼でも、代飛ばしで相続登記をすると、将来空き家の特別控除を使う余地がなくなるので、どうされますか。
今までは「将来の手間と費用を考えると、代飛ばしの登記もありです」とお答えしていた部分、建築の年月日や、区分所有建物かどうかを確認の上、「代飛ばしもあり」だけでは、アドバイスが不十分になる可能性があります。
依頼者の方が「それはその時だから構わない」ご意向だったとしても、後になって「その説明は聞いていない」と言われたらどうしましよう。チェックリストにサインしていただくくらいの工夫も、必要なのかも。
なお、「所有者:父相続」の段階で、「将来お母様が亡くなられた時に、まとめて登記されることでもいいと思いますよ」のアドバイスは、相続登記の義務化が始まったことにより、言わないようになりました。
◎コラム124「相続した空き家を売却した時の3,000万円特別控除」
◎コラム109「相続登記の義務化に対する正しい理解」
| 固定リンク
「相続・遺産承継」カテゴリの記事
•空き家を売却した時の3,000万円控除の論点が続く【相続登記】(2025.01.09)•相続手続きに必要な住民票と世帯主の変更届(2025.01.07)
•令和6年「分野別取扱い件数」更新(2024.12.28)
•相続した空き家を売った時の3,000万円控除【相続手続き】(2024.12.11)
•相続登記の期限が「3年」と言わず「1年」だったら(2024.12.08)
「不動産の名義変更」カテゴリの記事
•空き家を売却した時の3,000万円控除の論点が続く【相続登記】(2025.01.09)•不動産の財産分与と不動産取得税・贈与税【不動産登記】(2024.11.12)
•書類の返却用にオリジナルの袋を準備中(2024.09.14)
•不動産の固定資産評価額も4月1日から変更【不動産登記】(2024.04.01)
•その案件ごとに「事務担当者」を置いています【事務所運営】(2024.03.26)
「不動産の売却」カテゴリの記事
•空き家を売却した時の3,000万円控除の論点が続く【相続登記】(2025.01.09)•相続した空き家を売った時の3,000万円控除【相続手続き】(2024.12.11)
•「空き家の3000万円控除」と相続登記【不動産登記】(2024.11.13)
•本人確認情報での『面識あり』は一般的な意味とは異なる【不動産登記】(2024.10.23)
•「売主さん側司法書士」という立場【不動産売買】(2022.01.31)
「司法書士の日常(令和7年)」カテゴリの記事
•目的地のないドライブで久しぶりの半日休暇(2025.02.15)•「実費の預り金」を作らない理由【司法書士事務所運営】(2025.02.14)
•ガソリン「レギュラー1,000円分」という入れ方(2025.02.13)
•『司法書士の取扱説明書』(2025.02.12)
•いよいよ仕事が終わらなくなってきた(2025.02.11)