『司法書士 法務アシスト読本』
『司法書士法務アシスト読本』は、司法書士業界に入る人、必読の書。
私自身、いつ買ったのか記憶がありませんが、2か所目の事務所から独立が決まっていた時点で、ボロボロになった状態で持っていました。
後任の人が決まったので、「これを読んでおいておくほうがいい」とお貸ししたところ、採用を決めた後に先生が断ってしまったので、本が戻って来なくなりました。
司法書士試験に合格した時は、何とも言えない達成感と自信を持っているので、「仕事もしていける」と思いがち。私もそうでした。
事務所の先生が、お友達の司法書士に紹介して下さった時、「まだまだこれからやな」と言われたのですが、「私も司法書士なのに、これからとは?!」と、内心腹を立てたものです。
今から思うと、「これから」の意味すら分かっていなかった。「分かってない」ことに気付いていないことほど、恐いことはありません。25歳頃のこと。
最初は誰しも、仕事を教えてもらわないと、やっていけません。ただ、自分で準備できることはやって仕事に入ろう、という気持ちくらいは、持っていました。
平成14年に発行された第4版は、付箋だらけ。ちなみに、第4版は『事務職員のための』と入っていますが、第8版・第9版では『司法書士』となっています。決して『アシスタントのための本』ではないです。
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