大阪家裁後見係における司法書士の分類【成年後見】
あるところで、私のコラムが引用されていたので、びっくりしましたが、大阪家裁管轄における、後見業務の取り組み方法。取り組み方法というか、司法書士の分類は、下記のとおり。
『1』リーガルサポートに登録していない司法書士
『3』リーガルサポートに登録&候補者名簿に登載された司法書士
但し『1』の場合も、後見人には選ばれるものの、『専門職』の扱いを受けられないため、管理財産が大きければ、司法書士が後見人であるのに、監督人を付けられたり、信託をさせられたりします。
『2』リーガルに登録して、名簿登載していない司法書士
私自身、しばらく『2』(=『1』と『3』の中間)にいましたが、「候補者名簿に登載していない」ということは、所定の研修を受けて更新手続きしていない、ということ。「そんな状態で後見を受けるのはよろしくない」と、リーガルサポートの上の方から直々に指導が入りました。
その後、平成30年6月から、大阪家裁は『専門職』とは「候補者名簿に名簿登載した司法書士とする」運用となったので、結果オーライですが、『2』の状態ではあれば、本格的に後見業務を取り扱えないし、意味がないというのが、私の感覚。
司法書士に「後見申立ての書類作成を頼みたい」ではなく、「後見人になる司法書士を探されている」方には、『3』の司法書士の中から探されることをお勧めします、ということになります。
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