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2024年7月

2024年7月31日 (水)

静かに月末の経理処理ができる最終日【司法書士事務所の運営】

Pxl_20240731_042322061『8月2日グランドオープン』となっていたので、「金曜日はみんなでケンタッキー」と言ってたのに、昼ご飯抜きで13時半に三国ヶ丘駅に着くと、なぜか開いてました。

抜け駆けして、1人、持ち帰ることに。

今日は、元々、お客様と会う時間はわずかだったので、はじめてTシャツ姿で出勤。外を動き回って、汗だくでした。

一昨日は久しぶりに「マックデリバリー」を注文すると、外注と思われる、首にタオルを巻いた人、が配達に来られました。配達に必要な追加の料金も、「制服着たお姉さんが届けてくれるから、価値がある」と勝手に思っていたので、世の中の仕組みを、知ることになります。

「月末に追われないよう早い目に」と予定を入れていたので、2週目3週目が一番慌ただしくて、7月末の3日間は穏やか。

静かに月末の経理処理ができる最終日。こんな司法書士事務所があってもいいでしょう、と思っています。

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2024年7月30日 (火)

終の棲家が病院の場合に住所をどうするか【成年後見】

20240730_114452009被後見人さんの、転院手続き。転院調整の際、「住所を置かせてもらえる病院を」とお願いしたところ、「そういう病院はないです」と。

とはいえ、自宅も施設もないとなれば、どうしようもないので、前例のある病院を希望。改めて相談員さんにお願いし、「今回は特別に」と許可をもらっています。

また、「後見人用の入院申込書です。書ける範囲で」と出して下さったので、身元引受人と連帯保証人の欄は空欄のまま、提出しています。

もっとも、「亡くなられた時は、夜中であろうと電話対応し、葬儀社を手配して下さい(病院から直接葬儀社への電話はしません)」という条件は、引き受けてきました。

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2024年7月29日 (月)

死後事務の負担は想像以上に重たい【成年後見】

20210509_133532386 今まで、あまり意識してなかった部分ですが、月の半ばで亡くなられた被保佐人さんの最後の報酬。1か月分、きれいに切り捨てられていました。

最後の1か月が大変だったのに、そんな~というところですが、報酬付与の審判を求める際、「付加報酬を求める場合は、資料を付けよ」となっているので、「感情的なことは書かないように」と、事務所の中では言っています。

親族さんがおられて、最期の連絡が親族さんに入り、お葬式までして下さる例と比べると、死後事務の負担は、想像以上に重たい。だから、スタートする時に、「終わり方」というのも考えています。

「相続人不存在」になる予定の方も、何件か抱えていますが、保佐・補助の方で、遺言書作成能力があると思われる方には、遺言書の作成も、お勧めしています。

遺言書の作成は、他の司法書士に依頼して、証人にもならないケースもあれば、少なくとも、一部親族に有利になるような遺言書の作成には関わらない。遺言執行者になるとしても、少なくとも、報酬の規定は置かない(裁判所に決めてもらう予定)としています。

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2024年7月28日 (日)

「外から中の雰囲気が分かる」のも重要

Dsc05028写真は、前事務所。10年前の引っ越しで荷物を全部出した後、細かい片付けのために入りました。

建物の形状が丸くなっているため、角がありません。玄関に2つ扉がある、変則的な形状。「家相的には良くないけれど、債務整理をするなら構わない」と言われた記憶があります。

前面道路が慢性的な渋滞ゾーンのため、ガラスに貼ったシートの、看板広告効果も大きかった。「外から中の雰囲気が分かる」というのも重要なので、営業時間中は、カーテンは開けて、ブラインドも上げていました。

「中の雰囲気」は、具体的には、電気の明かりが見えるだけで違います。

床には、タイルカーペットを敷いて、靴を脱いで仕事をするスタイルを続けました。開業してから、今が4か所目の事務所になりますが、靴を履いて仕事をしたことがありません。

ここを事務所に選んでよかった。ありがとう、という気持ちで、明け渡しています。

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2024年7月27日 (土)

今の事務所に移転してちょうど10年

Dsc04990平成26年7月26日(土)に、今の事務所に引っ越し。28日(月)から営業を始めています。

今の事務所に来て、ちょうど10年となりました。

当時で、開業してから12年が経過していました。司法書士人生、「まだ半分にもならない」のが意外なくらい、今の事務所が好きで、仕事をしやすい環境で、過ごさせてもらっています。

「一から始める」わくわく感も、ありました。

年数を重ねると、環境を変えることに抵抗が生まれるものですが、当時は何かを変えたくて、ウロウロと歩いて物件を探したり、休日に無料相談会をしていたものです。自宅兼事務所にしようか、という考えもありました。

最初はブラックボードも書いてました。そのうち、突然来られる相談者へのご対応ができなくなり、「完全予約制」と掲げるようになっています。

業務の内容も、債務整理中心から、相続・後見へと変わっていく、分かれ目となった時期でもあります。

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2024年7月26日 (金)

相続手続きの中で証券会社の株式売却【遺産承継】

Pxl_20240726_050527171mp午前中半日は事務所に居れたのは、久しぶり。

そのかわり「吉田本人じゃないと対応できない」という電話の予定を溜めてくれていたので、電話がたくさんかかってきます。

「司法書士本人じゃないとダメ」の典型的な場面は、相続手続きの中での株式の売却。

機械的に「成り行きで」と注文出していきます。私自身はネット証券でしか取引したことがないので、SBI証券で売買手数料の「ゼロ革命」と打ち出した時は、何が革命なんだ?と見ていたものですが、電話注文の手数料は高いです。

逆にそうでないと、店舗型は維持できない。それと、そこには一定のニーズがあるのだと思います。

逆に、相続手続きの中で、ネット専用の証券会社が出て来たことはない、かもしれません。

午後は、被後見人さんの施設訪問。これで、財産管理のみの後見人(だからといって、面会しなくていいというワケではない)、コロナで面会規制中の被後見人さん以外は、回り切っています。

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2024年7月25日 (木)

「天神祭り」の花火をホテルから眺めてみたい

Pxl_20240713_061552983 「天神祭り」の花火をテレビで見ていると、毎年「来年の帝国ホテル大阪を予約できないか」と思うものですが、今回は「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」。リバービューの方向だと、ばっちりの角度なんじゃないか、と。

「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」は、生中継されている、テレビ大阪新社屋の上にありました。

雑踏の中を歩くのは無理なので、涼しい部屋で、花火を見ながら過ごしてみたい。50を過ぎてから、そんなことを考えています。

8月3日の、淀川の花火大会はどうか。
こないだからそんなこと考えていますが、今からだと選択肢が少なくて、あきらめました。

元々、8月1日は、恒例の「PLの花火の日」でした。
平成19年に「PLの花火が見える家」に引っ越しして、平成30年まで楽しませてもらっています。

平成31年に今の家に来て、「花火の音だけが聞こえる」残念な日を、1年だけ過ごしましたが、翌年からはコロナのため中止。自分にとって大事なことは、環境によって変わってきます。

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2024年7月24日 (水)

事務的な仕事は裏からも回っている

Pxl_20240724_051044851夏になってから、被後見人さんらの関係で、病院に出入りする機会が増えています。

昨日は、今後の進路についての打ち合わせ。今日は、入院手続きと診断書の依頼。明日は、病院での面会が2件。

「診断書」の係は、いろんな種類の書類が持ち込まれるので、素人目に見ても、前捌きしないといけない職員さんは大変そう。但し、後見人の証明書を付けているのに、「委任状は?」と言われた時は、「委任状はないです。後見人は、法定代理人です」と言います。

まあ、それで通じているなら、最初から聞かれないでしょう。

診断書の依頼が窓口に持ち込まれているということは、医師に対応してもらわないといけない仕事が、診察時間外にも回っている、ということ。我々もそうです。お客様と向かい合っている時間だけが、執務時間ではありません。

診断書で1万円。払う側からすると「高い!」と感じますが、受ける専門家側からすると、1万円でできることは限られています。

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2024年7月23日 (火)

「つながらない時間帯」のお約束事項

20240330_180808540 新聞に出ていた「カスハラ自殺 労災認定」の記事の中で、「休日に電話に出なかったことに、怒りをぶつけられることもあった」というくだりがありました。

「休日の電話」「休日のLINE」については、我々士業も他人事ではなくて、私自身は、怒りをぶつけられたことはないですが、嫌味を言われることはあります。他士業の先生に対する怒りを聞いたばかり、でもあります。

どこにでも「営業時間」というのはあります。ひと昔前は、「固定電話が繋がらなければあきらめる」はずのところ、「携帯電話を追いかける」こともできる環境となりました。

だから「ご依頼時の注意事項」として、念押しでお伝えしないといけないのかな、というのと、少なくとも、顧問契約を結ぶのであれば、「つながらない」時間帯を明記しておくべきでしょう。

事務所の公式LINEアカウントは、「土日はクローズ」でもいいのですが、福祉関係者の方ともつながっているので、被後見人さんらの緊急対応の手段は、残しておきたい。

それと、「土日に電話の対応はしませんが、メールとLINEならどうぞ」という気持ちもあります。但し、「夜21時~朝7時」まではエラーメッセージが出る設定の中でも、強引に連絡しようとされると、ちょっと考えます。

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2024年7月22日 (月)

夏は涼しく:仕事をする環境は快適に

Pxl_20240721_221123736昨日は14時前に事務所を出たので、その後の日差しで、事務所が温められています。

朝、事務所に入った時点で32.5℃。

夏は涼しく、冬は暖かく。「仕事をする環境を快適に」を心掛けているので、3台のエアコンを稼働させて、快適な温度にもっていきます。

事務所に入る時間は、最近、早い目です。

昼間出掛けている時間が長い分夜遅く、ではなく、朝早くから仕事ができるよう、早く仕事を終えるようにしています。司法書士試験の受験勉強をしていた頃から、夜11時を過ぎて勉強していた記憶がありません。

受験勉強も仕事も同じで、無理なく、長く続けられるスタイルで過ごさないといけない。私の場合は、受験時代から、「朝方」であることを把握できていたことになります。

朝は、目覚ましが要りません。休みの日でも、正月でも、目が覚める時間はだいたい同じです。

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2024年7月21日 (日)

「そんなに急いでどこへ行く」

20240721_173432043今日の日経新聞に、「そんなに急いでどこへ行く」の記事。

『人は十分な時間を持って生まれているが、形ばかりの社交や虚栄のために時を奪われる。人の性がそういうものだとすると、忙殺の種などセネカの昔の比ではない今、どこかでねずみの回し車から降りる必要がある』(以上記事から引用)

「セネカ」は、古代ローマの思想家だそう。

今日は、自宅にマッサージに来てもらって、体調を戻す時間を作りました。訪問マッサージ、今は「堺市」を営業エリアに入れられていませんが、昔からのお付き合いということで、来て下さっています。60分4,800円。

事務所にいると、やることが尽きないですが、今それをやると、来週1週間、体調が良くないまま仕事をすることになる。

私の場合「形ばかりの社交」から、相当な距離を置いた日常を送っているつもりですが、それでも時間が足りることはありません。休みを取ることも意識して、生きていきます。

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2024年7月20日 (土)

「とにかく走れ」と言われる後見人の存在【成年後見】

Pxl_20240706_075751231-1 今週先週と、8割くらいの時間が外出。

元々、外出の予定が詰まっていたところに、2件の救急搬送、2件の訃報が入り、動き回ることになります。

救急搬送時には、「施設から荷物を持って行って」「薬を持って行って」と指示が回ってくるのですが、結局、服や備品は病院でリースできるし、お薬も飲める状態ではない、ということが一週間経って分かり、まさしく「振り回される」という状態だった、ということが、後になって分かります。

「入院の手続きがあるので、後見人さん行ってください」と言われることもありますが、入院の手続きも、必ずしも「その場」でする必要はなくて、「保険証は今コピーしかないんです」と言うと、「コピーではダメなので、後日原本を持って来て下さい」で済んだり。

この点、分かって下さっている施設さんと、そうではない施設さんがあります。

必然的に土日に事務仕事が固まり、ファイルではなく、ボックスに入った書類と、向かい合っております。

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2024年7月19日 (金)

真夏の体調不良にはコロナも含む?

Pxl_20240719_005746589 ほぼ外出の一週間の最後は、9時半に外出~16時半に戻り。

不動産の売買。被後見人さんの通院同行、被保佐人さん宅、被後見人さん施設と回って、戻ってきました。

今日は電車移動。外はくらくらするような暑さ。「コロナ再拡大」のニュースも流れていますが、被後見人さんらの体調不良が増えているのは、体力のある我々だって、この暑さは厳しいんだから、と考えます。

コロナだけが流行るわけではなく、夏の体調不良の中にはコロナも含む、と考えるのはどうか。

元々、火葬場で仕事されている方から、「夏にも火葬が増えることがある(コロナ以前から)」という話を聞いていました。

携帯電話が鳴りまくるので、この2週間、何度着信音を変更したことか。同じ病院からの電話でも、「それは事務所にかけて下さい」と仕分けています。今の着信音も、また嫌になってきたので変更。

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2024年7月18日 (木)

通帳がない中で後見人就任の届出【成年後見】

Pxl_20240718_014115280被後見人さんの銀行口座。後見人の設定をするにも、通帳が見当たらない。但し「取引店に行けば、その場で通帳の再発行ができる」ということで、堺東支店の予約をキャンセルして、9時に豊中。

通帳は再発行できた。但し、記帳されたのは1行のみ(そこまではご自身が記帳されていた)ということで、がっくり。1年分の取引明細書発行の申請をし、郵送を待つことになります。

ある事例では、「全ての通帳がない」状態でスタート。ご本人のカードが固くて(拒否か強くて)、自宅内の捜索ができない。

もの凄い手間を費やして、全ての通帳の再発行が終わった頃には、ご本人の自宅の捜索ができるようになり、ひとつの引き出しに収納されているのをあっさり見つけた、ということもあります。

一度、事務所に戻って、再び大阪市内。被後見人さん施設、被後見人さん宅、そして、亡くなられた被保佐人さん施設で、帳面の回収。病院で支払い。万歩計ではなく、車の走行距離を計っておけばよかった、と思うほどの一日でした。

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2024年7月17日 (水)

「点滴も延命措置」という考え方【成年後見】

Camerazoom20170805192052511 被後見人さんの看取りの打ち合わせで、医師からいろいろとお話を聞けました。

心臓マッサージや人工呼吸器が「延命措置」という考えはよく分かりますが、「点滴も延命措置の一部」という考え方、今までしっくりきませんでした。

ご飯を食べられなくなった方に点滴をすると、死期を遅らせるという部分で、本人の苦しむ時間が増える。水分量が多くなることで、誤嚥の可能性も高くなる。今日の医師は、そう考えています、とのことでした。

私の祖母も、病院で入院中、ある日突然目覚めなくなって、点滴だけで、結構な期間生きてくれました。「そのうち起きるんじゃないか」と、祖母の周りに家族が集まって祖母を取り囲む、貴重な時間も作ってくれました。

そこで「点滴は止めて下さい」は、言えたか。言えなかったし、言いたくもない、という感覚もあります。

本当の意味での「死」を経験した人はいないはずなので、死の直前、どんな感覚なのかは分かりません。ただ、医学的にはどう考えられているのか、という部分は勉強できるので、経験と知識をリンクさせていきます。

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2024年7月16日 (火)

「司法書士吉田浩章の予定」のコーナー

Pxl_20240716_110729123 毎日ホームページに入れている、「司法書士吉田浩章の予定」のコーナー。

「新しい予定を入れられるのは、16時以降です」と書いてたところ、「今日の予定はどうですか」と電話が入ったので、「16時以降ならいけます」とお答え。「ホームページでもそうなってましたよね」と言われ、「ああ、そんな細かいところ、見て下さっている方がいるんだ」と。

元々、ツイッターは、歯医者さんが「今日の空き状況」を入れられていたのを見て、真似してみました。

しかし、守秘義務のことがあるので、ぼんやりとした記載のみ。内容を入れたら、地域は書かない。地域を書いたら、内容は書かないなど。

「見てくれている人は見ている」のは、本件に限りません。

「人に見せるために」「SEOのために」やっていると、反響がないと止めてしまいます。無理があると、続きません。

ただ、自分のためと思ってやっていると、直接の反響がなくても平気。このブログも同じです。

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2024年7月15日 (月)

開業から1年半は車なしで仕事していた

Pxl_20240715_080946961事務所近隣のコインパーキングが、少しずつ閉鎖されています。

判明している「マンション用地」の次は、月極の駐車場。せっかくの設備を潰してまで。

元々「三国ヶ丘にはコインパーキングが多い」という事情と、一般的な事情として、精算機の新札対応に経費がかかる、というのは、考えられます。いまだに新500円玉が使えず、そのまま落ちてくる精算機もあります。

今まで「1000円札が使えない」ということは、なかったですが、財布の中が新札ばかりになると、そういうこともあり得るのでしょう。

私も事務所の近くで、月極駐車場を借りています。

平成14年7月に開業して、車を買えたのは、翌平成15年12月。1年半は、車なしで仕事していたことになります。駐車場は、その時からずっと同じ。

当時の自分の中にも、優先順位というのがありました。とにかく、仕事をしていくのに必死。車は贅沢品。軌道に乗ると、高級車に乗られる経営者や士業も多いですが、私も、平成16年頃、軌道に乗ったかなと思った頃に、そういう欲求はありました。

但し、そこも優先順位。国産のコンパクトカー。その中で、レアなタイプを選んで乗っています。

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2024年7月14日 (日)

深夜まで電話に追いかけられる【成年後見】

Pxl_20240714_0407463392日続けて、被保佐人さんの死亡届を書くことになりました。

22時40分頃に「明日まで持たないかも」と病院から電話がかかって来て、「そう言われても、私には何もできないんですけど」というやり取りをした結果。「夜のうちにその時が来れば、霊安室に移動させるので、朝の6時までは電話しない」と決めてもらい、寝ました。

ところが、深夜2時になって「亡くなられました。また6時に電話します」と言われたので、「6時になったら、また電話が入る」と思うと眠れなくて、次の電話があったのは7時。

今週は、本当にいろんなことがあって、大変。。。

泉大津の火葬場には、はじめて行きました。堺や長柄(大阪市)の火葬場は、商業地にあるので、待ち時間を過ごせる場所ですが、まるで違う環境。焼き場の機能も違って、堺より1時間くらい余分に時間がかかる、ということも、知りました。

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2024年7月13日 (土)

相変わらず廃棄する紙類が多い問題

Pxl_20240712_065305543昨日の郵便物。整理した後、廃棄する紙類が、こんな感じです。

被後見人さんらの、介護保険の負担割合証が届いた関係もありますが、封筒は仕方がないとして(但し、色付きの派手な封筒はもったいない&ビニールの窓付き封筒は廃棄に困ります)、役所からの郵便物。案内の文書が分厚いです。

先に届いた後期高齢者の医療保険証を慌てて各所に送ると、続いて介護保険の負担割合証が届くので、この2年で「まとめてお届けする」よう、学習しています。

介護費用の請求書等に付随する「送り状」なんかも、簡単なものでいいんじゃないか、と思うようになっています。どんなに丁寧な文書でも、廃棄です。請求書自体に、送り状の機能も入れてしまう、のもありかもしれません。

うちが司法書士だからから、かもしれまんが、介護関係費用の明細、メール添付で請求書や領収書を送ってくれる、というのは、お互いに合理的です。

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2024年7月12日 (金)

「看取られて最期を迎える」という選択【成年後見】

Pxl_20240712_060606201mp 緊急搬送続きで、大変だった最終日は、被保佐人さんが亡くなられた一報でスタート。

施設で「看取り」をしてもらったのは、2例目。自宅で看取ってもらった例は、1例ありました。

病院で亡くなられると、「ひとまず後見人さんも来て下さい」となるところ、施設での場合は、主治医に確認に来てもらって、死亡診断書を作ってもらわないと何もできないので、その分、負担は軽かった面があります。

それでも「15分で事務所に行くので、ちょっと待っててください」と電話で答えて、慌てて支度して家を出ました。

私自身、「病気で亡くなるなら病院」という固定観念がありましたが、家族や見慣れた方々に見守られて、最期を迎えられるという選択。私が先週お会いした時は、静かに歌を歌われていました。こういう最期のあり方もあるんだ、という経験をさせてもらっています。

他の被後見人さんの面会や、葬儀の申し込みを含め、5か所回って事務所に戻ると、もう15時半。郵便物の整理が大変な件は、明日に続きます。

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2024年7月11日 (木)

南大阪でも和泉でもなく堺は堺

Pxl_20240711_042907142今日は、「南方面の用事をする日」と決めて、車で出発。

泉佐野市→和泉市→泉大津市→堺東の法務局へと移動。

阪神高速湾岸線の泉大津SAと、堺線・環状線の合流地点にある湊町SAは、時間調整&トイレ休憩に貴重な存在。泉大津SAは、ちゃんとしたご飯を食べることもできます。時間に余裕があれば。

ところで、「南大阪」という表現を見ることがありますが、自分の過ごしている場所が「南大阪」だという認識はないです。堺は堺。

車のナンバープレートも、元々は堺も「和泉」ナンバーでした。今は「堺」ナンバー。平成18年10月10日からです。

「大和川から南には住めない」と言葉を、差別的な意味で言われたことは、一度や二度じゃないですが、住んでみると、堺は快適。仕事をするのにも、堺は便利。

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2024年7月10日 (水)

「医療バカなので」の言葉が心に刺さる

20231213_135424341 朝から大阪市内。予定が詰まっているところに、また「救急搬送」の一報。

途中で予定変更して駆け付けようとしたものの、保険証の原本を預かってくれない施設のため、保険証が事務所。

「一旦施設に取りに来て」と言われた物品が、実はレンタルができたので、要らなかったり。振り回されてしまったものの、施設の方に「来てもらえて助かりました」と言ってもらえると、救われます。

医師の話も丁寧でした。聞き慣れない言葉なので必死にメモしていると、「この仕事をしていると、どこまでが専門用語か分からなくて」と医師。その言葉には「お互い様です」と、笑うしかありません。

「医療バカなので」とも言われましたが、そういう謙虚さは、ある分野を突き詰められて、専門家として信頼できる方だから、言えることなんじゃないかなと感じました。

そして、帰りがけ。入院受付の窓口では不愛想な対応をされ、なんだかな~という気持ちで、病院を出ることになります。

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2024年7月 9日 (火)

病院で「親族である証明書を見せて下さい」はない

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今日も、一日外出。9時の電車で出掛けて、事務所に戻ったのは17時40分。

メインの用事は、被後見人さん、被保佐人さんの通院同行。但し、審判後、確定前の案件も含む(念のため、審判書はカバンの中に持っています)、ということになります。

自称「後見人」に限りません。「子供です」「甥です」「姪です」と病院に言ったところで、「身分証明書を見せて下さい」というシーンは、まずないでしょう。まさか「戸籍謄本を出して下さい」は、考えられません。

病院は、書類にサインしてくれる親族。キーになる親族さんを1人確保できたら、それでよし、と考えている傾向です。

1か所だけ、「面会に来るたびに、後見人の登記事項証明書の原本を提示」という病院はありました。確認するフリはされていましたが、それはそれでやり過ぎです。

「確定前」だからといて、誰かがしないといけない。誰もいないなら仕方がないので、検査にも立ち会って、費用も立て替えて帰ることになります(当然、清算できる目途があってのこと)。

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2024年7月 8日 (月)

紙に落とした「やることリスト」は頼りにならない

Pxl_20240708_033133796今日は、堺市北区→事務所→堺市北区→伊丹→箕面→箕面→西中島。全部車で移動。

堺市北区×2は、持ち出す書類を、金庫から取り出すのを忘れて出掛けたため。

前日にセットしたつもりでも、そういうことが起こります。

これだけの予定分の書類を事前に準備しておくのは、全部を見渡さないといけない、という部分で大変。

「やることリスト」「聞くことリスト」を、紙やノートに用意することもありますが、なかなか思うようにいかないので、頼りになりません。お話している間に自分の意識が他に飛んでしまい、マニュアル通りできない、という部分も含めて。

写真は、ランチを食べたショッピングモールより。

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2024年7月 7日 (日)

救急搬送を伴う入院手続き

Pxl_20240707_083248698来週は、全部の予定が外出を伴うもの。

その分、日曜日の今日は、朝から事務仕事。昼寝に一旦帰ろうかと思ったものの、家に帰っても暑いしなと、そのまま仕事。

早い目に帰れるかなと思ったところで、被保佐人さん、救急搬送で駆け付けることに。帰る時間には、日陰が長くなっていました。

現状、任意後見受任者として契約しているのは、1件のみです。

その契約も、「月額いくら」の定額制としていますが、今後、任意後見の場合は、少なくとも救急搬送を伴う入院の手続きは、別料金にしておかないと、と考えるようになりました。

法定後見。裁判所で報酬を決められる後見人等の場合は、「日曜日に救急搬送で駆け付けたから付加報酬を」と求めても、評価されないところです。

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2024年7月 6日 (土)

プラスチックボックス1つ分の書類量を維持する

Pxl_20240706_075751231プラスチックのボックスを5つ、追加で購入。

後見は、1案件の書類が、このボックス内に収まるような量を維持していけるよう、心掛けています。

意識して減らそうとしないと、どんどんと溜まっていく、ということ。特に古い案件は、1案件で、このボックスの3つ分くらいの量があったり。書類だらけで大変です。

この1週間は、たくさんお仕事が入りました。

受付管理に登録されている内容を、自分で1つずつ、サイボウズにも入れていきます。

相続人が結婚された娘さんの場合、亡くなられた方と、相続人の方の苗字が違う、ということなると、1件の相続登記でも、複数の苗字が出てきます。

不動産の所在地がどこ、紹介者がどなた、といった情報も紐づけしながら、記憶に留めていきます。

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2024年7月 5日 (金)

次に予定を入れられるのは11日(木)

Pxl_20240705_032009384車の温度計が、最高40℃になってました。

夏が暑いとしても、こんなに暑かったのか。ちょっと前の感覚でいると、熱中症になります。

在宅の被後見人さんらには、電気代を節約せず、エアコンを使われるよう、お声掛けしています。エアコンの操作が難しい方には、ヘルパーさんらが「つけっぱなし」にして下さっています。施設でもそう。リモコンを事務所で預かってもらっていたり。

それで、電気代がびっくりするほどの金額にはなるか、と見ても、そこまでなりません。

さて、今日は、登記の打ち合わせ。事前に機転を利かせて、書類を準備していたつもりが、逆に見落としていたことに後で気付き、申し訳ない。自発的に急いでもそんなことになるので、最初から「急ぎ」と言って来られる方には、辞退させてもらうようにしています。

来週は(月)(火)(水)の予定が、すでに埋まっています。次に予定を入れられるのは、11日(木)となります。

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2024年7月 4日 (木)

マイナカードの電子証明書の更新【成年後見】

Pxl_20240704_060534690東淀川区役所の駐車場は、有料になっています。

無料だった時の東淀川区役所は、駐車場に入るのを待つ車で、信号のところが渋滞になってたこともありました。街中なんだから、車で来る以上、駐車料金は負担しましょう、でいいと思います。

但し、駅からの交通が不便な立地が難点。

上新庄や淡路からだと、おそらくタクシーでワンメーター程度。仕事で行くならタクシーと割り切るのもあり。今日は、前の予定との兼ね合いで、車で出掛けました。

被保佐人さんのマイナンバーカード、電子証明書の更新手続き。登記事項証明書の代理行為目録「マイナンバーに関する諸手続き」が通じるか、試してみたかったのですが、「委任状があるなら、それでいいです」で終わってしまいました。

被後見人さんらの後期高齢者の医療保険者証は、おひとりの分だけ、今日到着。去年は7月7日が、到着の集中日でした。

「令和6年12月2日から現行の保険証は発行されなくなります」とマイナカードに誘導する書面が入っています。少なくとも、被後見人さんらの保険証については、「マイナ保険証の利用に消極」の考えは変わりません。

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2024年7月 3日 (水)

「ふと」浮かんでくるのは書類から離れている時間

20240219_164624869 事務所から家への帰り道に、ふと、見落としていた点に気付きました。

電車の中とか、風呂の中とか。夜中に目が覚めた時とか、「ふと」浮かんで来ることがあります。事務所の中で、書類に向かい合っているだけでは、気付けなかったことに。

ずっとそのことを考えている時もダメです。「ふと」というのがポイント。

無意識に、いろんなことを考えているとしたら大変ですが、「アイデアは移動時間に比例する」というのと、同じようなことかもしれません。

自宅と事務所を一緒にしたら、時間的には合理的ですが、行きと帰り。少しだけでも歩いて移動する、というのは、一日の時間の中で、貴重な時間。「今日は暑いな」「意外と涼しいな」とか、そういったことも含めて、自分に対する刺激。

ずっと同じ環境にいたら、思考も固まってしまいがちです。

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2024年7月 2日 (火)

保佐人・補助人としての携帯電話の契約【成年後見】

Pxl_20240702_084121681昨日に続いて、携帯電話ネタ。今日は、被保佐人さんの携帯電話、機種変更してきました。

保佐・補助の場合、問題になるのは、代理権目録の内容。

最近の事例では、「通信情報(携帯電話・インターネット等)に関する契約の締結、変更、解除及び費用の支払い」となっていますが、

今回の事例では、「定期的な支出を要する費用の支払及びこれに関する諸手続き(公共料金、保険料、通信費等)」としか書かれていません。

なんと想像力が弱いのか。これではダメだなと理解していたので、ご本人自筆の委任状も用意していました。ご本人のマイナンバーカードも含めてです。

代理権目録の内容は、裁判所のひな形も、アップデートされています。
マイナンバーカードが半強制になるとは思っていなかったので、数年前の事例では抜けていたり。

「必要な範囲に限って代理権を付与する」というのが、裁判所のスタンスですが、司法書士側の想像力が足りていないことで、後になって、あ~となることはあります。

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2024年7月 1日 (月)

「7/1の月曜日」は22年前と同じ曜日の並び

165 被後見人さんの携帯電話解約。

解約の手続きは「審判書と確定証明ではダメか」と本部にも問い合わせてもらったものの、「登記事項証明書でないとダメ」というのが結論のようで、1日付けでの解約となりました。

別件では、証券会社でも「登記事項証明書が取れたら郵送を」と言われているところがあり、郵送しています。

個人的な感覚では、少なくとも確定から3か月に限っては、登記事項証明書でも、審判書+確定証明書でも、同じものとして扱っていいんじゃないか、と思っています。

「端末代の支払いをまだ数回しかされていない」ことが分かり、見えていなかった負債発覚。相続手続きの中で「通信契約を解約しても、機種代の支払いが続く…」という事例を経験してからは、端末代の清算も申し出るようにしています。

そして、今日7月1日は、開業記念日でした。

「6月28日が金曜日」というのが、何となく気になっていたところ、「ああ、1日は開業記念日だった」と気付きました。平成14年6月28日金曜日で退職し、7月1日月曜日から開業した22年前と、同じ曜日の並び。開業23年目に入ります。

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