司法書士は事務所で一番の職人
遺産承継業務。最後、お預かり金の中から相続税をお支払いして、遺産分割の内容に沿ってご精算。
「相続税の支払いは、店内のATMでできるから」とスタッフに言うものの、私自身は、一度、行員さんに教えてもらってやっただけ。自力で操作したことはないので、逆にスタッフのほうが知っています。
何でもそうなんですが、教えてもらってやった。その場だけ何とか乗り切った、というのでは、自分の身に付きません。
事務所を開業して、最初は何でも自分でやりました。そこからスタートして、少しずつ権限移譲して、現場監督の比重を増やして今に至ります。「何でも自分でやらないと気が済まない」という時期は、あまりなかった。それよりも、「周りにやってもらえることは、やってもらおう」です。
でも、やはり、自分でやってないと、分からないことがあります(ATMの使い方なんかは、どうでもいいこととして)。
そういう意味では、開業から年月が経っても、職人でないといけない。司法書士自身が、事務所で一番の職人でいないといけない、と思っています。
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