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2023年5月

2023年5月31日 (水)

司法書士に依頼する相続手続きの流れ(不動産売却&金融資産編)

20230531完了に近付いている遺産承継業務。相続人の皆さんにお送りする、不動産と金融資産の資料を整えていると、かなりの分厚さになりました。

司法書士が管理させてもらっていた資産・帳面と、相続人代表の方が管理されていた資産・帳面を最後に合体。全体として、法定相続分どおりの計算になるよう、調整させてもらいます。1円の端数の行方まで、気を配ります。

家財道具の処分あり、不動産の売却あり。

相続税の申告は不要でも、来年の譲渡所得申告用の資料は、相続人共通のものとして、税理士さんに作ってもらいました。不動産は、換価分割する旨の遺産分割協議による売却のため、譲渡所得の申告が必要な方に限り、相続人さん各自に申告してもらいます。

専門家同士が連携を取れると、とても進めやすいですし、結果として、お客様のメリットにつながると思っています。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所 遺産承継サイト「相続手続きの流れ~不動産売却編」

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所 遺産承継サイト「相続手続きの流れ~金融資産編」

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2023年5月30日 (火)

司法書士事務所の「営業時間」=「接客時間」

20230317_180142029日は、朝の時点では「時間指定の予定なし」。

しかし、来客と電話が続いて、今日はあれをやって、これをやってと考えていたこと、ひとつもできませんでした。そんなものです。

そもそも、司法書士事務所の「営業時間」というのは、司法書士の「接客時間」と置き換えて考えるのが無難でしょうか。受付はスタッフにやってもらって、入口を通過して下さった方に限り、私がご対応します。

「受付」というのも実は大変で、営業だかお客様だか分からない電話もあります。問い合わせのご連絡に、司法書士の業務範囲に含まれるかどうかの見極めも必要。「聞き過ぎる」のも、「電話相談」になってしまうのでダメです。

私が自分で電話を取るのは、もっとダメです。何をしているのか分からないくらい電話に振り回されて、事務仕事が何もできなくなります。

話を戻すと、電話の第一対応をするスタッフは、昔も今も大変。電話に出ている司法書士も、実は目の前には他の書類を広げているのですが、「営業時間中」に限り、ご対応させてもらっています。

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2023年5月29日 (月)

司法書士報酬「値引き」を断られて思うこと【事務所運営】

20210918_20230529204401 土曜日にご紹介の連絡をいただいていましたが、「月曜日に」&「事務所に」電話するようにとお伝えいただいた、とのことで、事務所にお電話いただきました。

ちょっとした心遣いが、ありがたいです。

直接お付き合いがある「その方」とは携帯でやり取りしていたとしても、それは「その方」とだから。勝手に携帯番号を広められて、知らないところから携帯にかかってくる、というのは、時々あることです。

別件では、いろんな要素があって、一旦見積書をお出しした後、「少し引かせてもらいます」と申し上げた案件。2件続けて「良くしてもらったので、引かなくていいです」と言って下ました。

決して、値引きで満足してもらおう、と思ったわけではないです。手間が省けたので、100%の結果にならなかったので、といった私なりの配慮。「引きます」と言われたら、「私なら、ありがとう」と言う場面です。

結果が決まった後なので、安くされて困る方はおられないはずですが、「引かなくていい」と言っていただくお気持ちがありがたい。またどこかでお返ししよう、と思っています。

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2023年5月28日 (日)

「次の10年」のひと区切りまで【司法書士事務所運営】

2023_20230528193101今月は、私自身の「誕生日月」。

あと10年は、多分、あっという間なのでしょう。60までは、今と同じくらいのペースで仕事をしたい、と思っていますが、さて。

「生涯現役」とか、「自営だから、何歳でも仕事ができる」とか、そんなふうには思いません。

プロ野球なんかでも、長く現役で続けられる人というのは、必要とされるだけの成績を残し続けるから。1年1年、精一杯のことをやり続けた結果であって、ただ「長く続けよう」と思って続けられるほど、甘くはありません。司法書士も。

ところが、元気な被後見人さんや、任意後見で見守り契約をさせてもらっている方には、「あと30年、お元気で!」と言っています。でも、30年経ったら、司法書士である私自身が80歳になってしまいます。

ある程度のところまでいったら、事務所の機能は自宅に引き上げて、家族だけでぼちぼちと、決まったことだけをやっていくのもよし。もしくは、若い人を雇用できるだけの仕事があれば、「まだまだ負けんよ」と言い続けているのか。どっちでもいいかと思っています。

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2023年5月27日 (土)

司法書士の「休日」は机の上を片付ける日

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土曜日の今日も、不動産売買の立ち合い。高石のTSUTAYAブックカフェです。

以前から書いているように、予定が立て込んでいる時に限って、休日にも予定が入ろうとする傾向。

休日は、スタッフの権限で予定を入れられないようにしてあるので、私自身が入れるかどうかは、お付き合いの程度、タイミングにもよります。

どういうわけか、今日は電話も鳴ります。

しかし、机の上を片付ける日。態勢を整える日です。休みの日にまで、新しい情報を入れてしまうと、パンクしてしまうので、電話は取れないです。

1本の電話の影響で1日が終わる。1つの予定で1週間がガタガタになる…ということもあるので、ご容赦ください。

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2023年5月26日 (金)

被後見人さんと動く猫のぬいぐるみ【成年後見】

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猫のぬいぐるみを気に入ってくれた被後見人さんですが、「鳴かない」と訴えられているとのことで、鳴く猫も届けてきました。

鳴く声はリアルですが、動く音は機械音がガリガリするので、減点要素。あと、顔のリアルさも、動かない猫のほうが上。

おもちゃだと気付かれず、どこまで楽しんで下さるか、というところです。

自由度の高い施設に入ってもらったことが、マイナスに出るかもしれない、という不安もありましたが、施設に入られる前に比べると、見違えるくらい元気になられています。

私自身の将来は分からないですが、今のところ、自分が入るならばここ。部屋にトイレ・風呂あり。食事を取る取らない、和食or洋食も選べます。但し、外部のデイサービスと合わせると、月額30万円必要です。。。

それと、同系列のところも見ていますが、立地も大事です。施設を出ると商店街なのか、住宅街なのか、自分の足で動けるうちは全然違います。

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2023年5月25日 (木)

何となく数字の並びがいい日【事務所運営】

20221217_134640203 書類を作っていると、令和5年5月25日。数字の並びがいいな、と思って見ていました。

令和5年5月10日も同じでした。

今、自分の会社を作るとしたら、暦よりも何よりも、数字の並びがいい日を選ぶかな、と思います。

事務所の電話番号とFAX番号は、「5755」と「5788」です。

候補を出された瞬間に選んだ番号だったと思いますが、数字の並びは気に入っています。並びが良くて、FAX番号のほうが大きいほうがいい、というのが、当時の自分の中にある感覚でした。

とっさに番号を聞かれた時に、複雑な番号だと出てこない、というのもあります。

ちなみに、FAXは時代遅れの設備のようでいて、PDFに変換されてメールで飛んでくるように設定してあるので、環境的には、添付ファイル付きのメールが届くのと同じです。FAXDMが多過ぎてどうしようもないですが、メールの画面で削除してしまえば、紙代もカウンター料金も食いません。

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2023年5月24日 (水)

後見申立ての準備はまだ続きます【成年後見】

20210112_101757239 面会規制の解除で、病院への面会は久しぶりです。

施設・病院の規制状況が随時変わるので、私の机の周り、最新の案内は壁に貼り付けてあります。

一方では、規制に関する案内が一切来ない施設さんもあります。

「面会禁止」と書いてあるのに、「吉田先生は構わない」と言われた時は困りました。今日も、後見申立ての準備のため、「面会禁止」と貼られている施設に入れてもらいましたが、施設さんの言われたいことは、何となく分かってきました。

そんなことで、後見申立ての準備は、まだ続きます。

補助開始の審判が下りて、確定待ちの案件もあります。これは、事務所の司法書士と2人で補助人に選ばれ、権限分掌でもない、という初めてのケース。申立後から、裁判所といろんなやり取りがあった後、想定していなかったところに行き着いています。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所「コラム120 複数の後見人が権限を分掌する定め」

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2023年5月23日 (火)

債務整理と後見業務の両立は難しい【司法書士事務所運営】

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自己破産の申立書類が整ったので、裁判所に発送。受任自体を停止しているので、かなりの久しぶりです。

受任停止の中でお受けしたのは、後見申立てのご相談に来られて、債務の存在が発覚したため。

後見人として自己破産の申し立てをしたこと、後見人の方からのご依頼で申し立てしたこともあります。その場合、「ご本人から事情を聞く」ということができないので、関係者の話をつなぎ合わせて裁判所に説明することで、クリアできています。

自己破産や個人再生申立の添付書類と、後見申立ての添付書類の構造は、裁判所の管轄は違えど、似ています。財産目録があって、通帳を添付。収支目録があって、収入や支出の書類を添付と、書類だけを見れば、です。

両立ができそうなのに、ウチの事務所ではできなくなりました。手続きの趣旨、目的地も違います。両立ができなくなれば、件数が多い方、ニーズが多い方に力を注ぐ、ということになります。

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2023年5月22日 (月)

大阪市住民票の「前住所」に要注意【不動産登記】

20211129_135223844 SMBCの抹消ありの、不動産売買の立ち合い。

噂には聞いていたとおり、名変(住所変更)と移転(名義変更)の間に、SMBC指定の司法書士事務所さんの申請が入り込んでくる、というパターン。意外とスムーズではありました。ただ、報酬の額を拝見すると、特に「安い」ということはなかったです。

アプリでの繰り上げ返済の手続きは、便利です。目の前で操作していただくと、住宅ローンの残債務の画面で、「住宅ローン」の項目自体が消えたのが確認できます。

一方、住所変更の証明書類となる大阪市の住民票は、罪な存在。

大阪市の場合、区内で住所移転をしていると、住民票の出され方によっては、「前住所」欄に本当の「前住所」が記載されないことがあります。区内移転が反映されない、という現象です。大阪市の場合、登記に必要な住民票を取る場合は、「前住所に、ここの住所の記載が必要」と指定して、取っていただくのが無難です。

しかも、大阪市の場合、マイナンバーカードで取得すると、登記に使えないバージョンしか出て来ない可能性があるようです。本当の前住所が市外、区外であればいいですが、登記を担当する司法書士からすると、大阪市の住民票。システムの不備でしかありません。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所「コラム89  抵当権抹消と住所変更登記の要否」

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2023年5月21日 (日)

「大阪代表バファローズ高校」

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「大阪代表バファローズ高校」は、京セラドーム大阪にて。

金・土・日の3日間、プロ野球オリックスの試合と、智辯学園・履正社・大阪桐蔭の3校の吹奏楽を交えてのイベントは、最終日の大阪桐蔭を見に行ってきました。

前2校は、試合前の演奏のみ。大阪桐蔭だけ、そのまま観客席に移動して、オリックス攻撃時の応援歌の演奏。オリックス応援団とのコラボは迫力満点でした。

試合と応援席、両方視界に入るようにと、3塁側の上段を取りました。ちょうどよかった。

帰ってきたら、たくさんの動画がもうユーチューブに上がっています。「他所と比べてどう」という考え方はよくないとして、試合前の演奏だけを見ても、レベルが違います。広いグランドという空間を生かして、動き回りながらの演奏は、さすが大阪桐蔭。

大阪桐蔭のおかげで、「レベチ」という言葉の意味を知りました。

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2023年5月20日 (土)

「流れていく広告」にはお金を使わない【事務所経営】

20210516_105657790-1ホームページの「コラム88 広告代をかけない広告宣伝」を更新しました。

広告の中でも、「流れていく広告」と「積み重ねていく広告」があります。素人の考えです。

テレビCM、駅の看板広告や折り込みチラシは、流れていく広告。広告を出したその時は見てもらえるけれど、広告代の支払いを止めたら、効果は止まります。タウンページも同じです。

ホームページは、積み上げていく広告。瞬間的な効果はなくても、コツコツと記事を書き続けていくことで、長い年月を経て、効果が生まれていきます。これは「誰にもできるけれど、なかなかできないこと」。ブログの記事は、6,500件まできました。口コミ、ご紹介も、積み重ねていく広告の一種です。

「流れていく広告に、お金は使わない」と決めるまで、開業してから10年以上かかりました。特に、タウンページを切る時は勇気がいりました。今では考えられません。

司法書士事務所開業20年が経って思うことは、一番効果のある広告宣伝は、実は、費用がかからないところにある、という話。開業から今に至るまで、私の事務所の『広告宣伝費』の金額も公開しています。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所「コラム88 広告代をかけない広告宣伝」

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2023年5月19日 (金)

「青い看板」の堺市の司法書士吉田事務所【事務所運営】

Photo_20230519203201 想像していなかったわけではないですが、期待以上だったのは、事務所の建物自体の看板効果。

角を曲がってもらうと「青い看板が見えます」というのは、初めて来られる方に案内する、決まり文句のようになっています。

元々は、向かいに清恵会病院があったので、病院に通われていた方からは、「事務所の存在自体は前から知っていました」と言われることがありました。

司法書士事務所なんて、普段は必要のない存在。「あそこに司法書士事務所があるな」という程度の認識で十分です。

今日は、「たまたま看板が目に入った」ということでしたが、電話してもらってから、お越しになられました。

小さな建物ですが、「青い看板」は看板の機能をしてもらうとして、建物自体がひとつの広告塔になれるとしたら、それが理想です。

目下の検討材料は、取扱い業務の変更、営業時間の変更があるので、看板の作り直しするかどうか。だったら、ついでに屋号も変更してしまおうか、というところです。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所「事務所案内」

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2023年5月18日 (木)

数年ぶりのご連絡も続きます

20211030_164541643 最近の不思議な流れの中で、「4年ぶり」「5年ぶり」のご連絡。さらには「10年ぶり」のご連絡もあります。

メールでご連絡いただいて、すっぽりと元のメールのフォルダに入ると、すぐにご確認できます。過去の依頼者の方も「あ」「か」「さ」「た」「な」順のフォルダに、氏名ごとのメールフォルダを残しています。

問題は、電話でご連絡いただいくケース。

スタッフには、「フルネームで確認」「自分自身がどなたか把握できてから取り次ぎ」をお願いしていますが、「ちょっと前に」と言われても、それが1~2か月前を意味することもあれば、「2~3年前」のこともあります。

『受付管理』のシステムに、氏名・電話番号を登録するようになったのは、最近。

いかにして検索できるようにしておけるか、というのは、事務所運営上の課題で、例えば、歯医者なんかが、患者1人ずつに「診察券番号」を振って管理する意味も、今になって分かることです。

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2023年5月17日 (水)

節目となる3つの時刻には司法書士が事務所に居たい【司法書士事務所運営】

Photo_20230517211401 最近は、毎日、新規のご相談。
「続く時は続く」という流れ、不思議な流れの中におります。

それと、毎日のように、被後見人さんらとの面会に出掛けています。

コロナによる規制が解けつつあるので、今月は限界に挑戦してみよう、と。受任中22名になると、月1回訪問としても、ほぼ毎日。実際には「毎日」ということはないので、一日に複数の場所を回ることになります。

そんな中、心掛けていることは、9時、12時、17時という節目の時刻には、できるだけ事務所にいること。

始業時間の9時にはスタッフが出勤します。サイボウズに毎日伝言は残していますが、直接顔を見て話をするほうがいいです。

12時はお昼の時間。昼ご飯目的ではなく、午前・午後の境い目は必要。11時から始まった予定が12時半に終わって、13時からはまた次の予定、というのはダメ。意図して作った1時間で、態勢を整えます。

17時は、郵便物投函の締めの時間。その日に投函する郵便物はチェックして、各所に発送されていきます。

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2023年5月16日 (火)

司法書士は事務所で一番の職人でないといけない【事務所運営】

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遺産承継業務。最後、お預かり金の中から相続税をお支払いして、遺産分割の内容に沿ってご精算。

「相続税の支払いは、店内のATMでできるから」とスタッフに言うものの、私自身は、一度、行員さんに教えてもらってやっただけ。自力で操作したことはないので、逆にスタッフのほうが知っています。

何でもそうなんですが、教えてもらってやった。その場だけ何とか乗り切った、というのでは、自分の身に付きません。

事務所を開業して、最初は何でも自分でやりました。そこからスタートして、少しずつ権限移譲して、現場監督の比重を増やして今に至ります。「何でも自分でやらないと気が済まない」という時期は、あまりなかった。それよりも、「周りにやってもらえることは、やってもらおう」です。

でも、やはり、自分でやってないと、分からないことがあります(ATMの使い方なんかは、どうでもいいこととして)。

そういう意味では、開業から年月が経っても、司法書士は職人でないといけない。司法書士自身が、事務所で一番の職人でいないといけない、と思っています。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所 メインサイト「コラム66 司法書士は職人兼現場監督」

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所 遺産承継サイト「相続手続きの流れ(金融資産編)」

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2023年5月15日 (月)

「遠慮なく」は請求できません

Photo_20230515213301月曜日は、朝からご連絡が続きます。

「待っていて下さったのかな」「土日は遠慮して下さったのかな」と、良いように解釈しています。

しかし、「土日祝は定休日です」とあちこちに書いていると、そのうち、浸透していきます。最近は、土日に電話が鳴ることも、ほぼなくなりました。夜間も同じです。

ところで、とあるお仕事の依頼。「社長が、費用は遠慮しないで請求して下さい、と言ってましたよ」と従業員さんから聞きました。

そう言われても、そう言われると逆に、「遠慮なく」は請求できません。精一杯させてもらおう、と思うものです。

司法書士の仕事も、人と人のつながり。時には、人と人とのぶつかり、になるのかもしれませんが、人の気持ちというのは、分かるようにならないといけない。相手の立場からも考えるようにしないといけない。自分がそういう体験をすると、余計にそう思います。

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2023年5月14日 (日)

「ちょっとした違い」が難しい

20230505_172206948山形県、銀山温泉で泊まった宿は、建てられたのは大正~昭和初期。外観はレトロなまま、中はきれいに改装されたばかり。

部屋の鍵は、木のプレートに印刷されたQRコードです。

玄関にある所定の場所にかざすと、部屋の鍵が開くようになっています。古い建物に、こういう最先端な設備を取り入れるセンスが素晴らしい。他所との「ちょっとした違い」というのは作れそうでいて、なかなか作れないものです。

食事時だけでなく、館内の飲み物は、アルコールも含めてフリー。夕朝食付きの上、一般客も入れる系列の飲食店では、このプレートを見せることでフリー。そんなに食べられないので、私はデザートだけいただきに入りました。

オールインクルーシブという「込み込みブラン」は、元々の宿泊代にオンして請求されているだけですが、お客としたら、精神的な贅沢が味わえます。「特別扱い」してもらえるのも幸せ。サービス業のツボを突いたような世界でした。

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2023年5月13日 (土)

「シール式の94円切手」と「郵便ポストが多過ぎる」という話

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シール式の94円切手、200枚仕入れました。最近は、もっぱら「郵便局のネットショップ」での購入です。

シール式は84円切手だけが種類豊富ですが、シンプルなデザインでいいので、シール式の額面を増やして欲しい、と願っています。シール式を一度使ってしまうと、糊付け式は不便で仕方ないです。

昨日の日経に、郵便局の統廃合を求められているものの、なかなか進んでいない、と記事が出ていました。

山形の山の方に行った時に、失礼ながら感じました。

このポストの中身を回収するために、人件費かけるのは、厳しいんじゃないか。将来的には、回収回数が減らされて、ポストの数も減らされて、郵便局に持ち込まないと、回収も遅くなるような時代が来るのではないか。

普通便の郵便事情、随分と悪くはなりましたが、三国ヶ丘周辺の郵便ポストの回収回数は、平日は一日に3回。自分が経営する側だったら、そこまでこまめに回収しなくていいんじゃない?と考える気がします。

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2023年5月12日 (金)

たまには電話が鳴らない一日

20210925_20230512212301 親族間贈与の、登記関係書類に捺印をいただきに行った他は、事務仕事。

天王寺の大阪市サービスカウンターに行ってたスタッフから、「これから帰ります」と入ったLINEの2分後に、中百舌鳥の北あたりにいた私も、「今から帰ります」とLINEを入れましたが、事務所に戻り着いたのは、ほぼ同時。

それだけ、電車での移動が早くて便利。電車のほうが、同じ時間で長い距離を移動できる、ということです。

電話は1本しか鳴りませんでした。このまま「鳴らないで」と思いながら、書類に向き合っていました。

出掛けていると「○○さんから電話」という伝言がたくさん飛んでくるのに、こんな日もあります。

しかし、目指すところの究極は、「電話は鳴らないけれど、お仕事は入ってくる事務所」です。そんな都合のいい話があるものか。あると思っています。

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2023年5月11日 (木)

管轄外の吸収合併登記が完了していく順番【会社登記】

20230511三菱UFJ銀行での後見人の届出は、堺も中もずも予約いっぱいだったので、大美野支店を選択。

北野田まで電車に乗っている時間は11分。もしかしたら「雨の中、中百舌鳥まで行く」という可能性を考えると、悪くない選択かもしれません。

三菱UFJ銀行は、後見人の職印証明で本人確認。身分証明書は不要。三井住友銀行はその逆で、印鑑証明書(職印証明)が不要です。

管轄外の吸収合併の登記が完了。いつかも書いていた記憶がありますが、オンライン登記申請システムで「完了」となった後、消滅会社の登記情報が【登記手続中】になるカラクリがあるので、要注意。

存続会社の登記簿謄本は、その時点で取れることになります。

堺の会社の設立登記は、「お願い」をしていないのに数時間で完了させてくれ、お客様に喜んでいただけました。ただ、堺の公証役場がとても混雑している様子。今回の株式会社設立も「定款認証待ち」の日程でした。

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2023年5月10日 (水)

GWがあっても仕事の総量は変わらない【事務所運営】

20230505-2 外出時間も長かったためもありますが、連休明けて、2日~3日で事務仕事がパンク気味。2日続けて、帰宅が遅くなりました。今朝は、7時過ぎに事務所に入っています。

よく「会社員時代と違って、自営業になると休みが嬉しくない」「なぜならば、休むと収入が減るからだ」という話を目にしますが、それは違います。

きちんと器を作っておけば、休みを取っても、取らなくても、仕事の総量は変わりません。

そんな中、どうすれば効率良く仕事ができるのか。仕事の成果を上げるために、どうやって上手に休みを取るのか。そのあたりのバランスを問われているのが、自営業・自由業だと思っています。

GWに休んだらパンクするのが分かっていても、休みを取りました。正月、GW、お盆…。まとまって取れる休みは、そこくらい。お盆の旅行は、3月に予約済みです。長期で考えると、「休みなしで働く」ことより、「休みを取りながら仕事をし続ける」ことが、何倍も大事です。

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2023年5月 9日 (火)

社会福祉協議会から成年後見人への管理財産引き継ぎ【成年後見】

20230509被後見人さんらの固定資産税の納税通知書は、私個人の分から1日遅れで届きました。

関係者の中では、一番早かったのが大阪市。以後、自治体によって、送られてくるタイミングが違います。まだ届いていない自治体もあります。

さて、今日は、社会福祉協議会で金銭管理(日常生活自立支援事業)を依頼されていた、被後見人さんの通帳の引き渡し。裁判所への就任報告の期日が迫っているのですが、組織が大きいと、なかなか思うようにいかない=後見人になったからといって、すんなりと引き渡してもらえない、というのは、前回の記憶と同じです。

しかし、通帳はあってもキャッシュカードがない。キャッシュカードがない理由として「暗証番号を聞くことを禁止されているため、毎月、窓口で銀行印を押して出金されていた」とお聞きして、それは大変な手間と感じました。

近所の金融機関ばかりとは限りません。私が管理させてもらっている中では、「一番近くのATMが難波」というのが、記帳するための行動の中で、一番遠い金融機関になります。

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2023年5月 8日 (月)

外から拝見する施設責任者の勤務事情【成年後見】

20230111_20230508201701 結局、連休中は仕事のハプニングがなくて、よかった。

たまたまかもしれませんが、施設の責任者の方、ご連絡しても、2件続けて「今日と明日はお休み」というお話が続きました。交代勤務の中、ずらして休みを取られているんだな~ということで、理解しています。

「責任者の方が、基本土日が休み」という施設さんは、後見人側からすると助かります。「緊急時ではないのに連絡が来る」という確率が下がります。

一方、責任者の方にとっても、「土日が休みのほうが、外部の業者から、業務用携帯が鳴らされる回数が減るからいい」と聞いたこともあります。

とはいえ、責任者でありながら「夜勤に入られているな」と思うことや、表向きは休みでも「とても休みは取れない」と言われる施設さんもあります。同じ業種でも、労働環境がさまざまなのは変わりません。

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2023年5月 7日 (日)

「551蓬莱」と「りくろーおじさん」

20230506新大阪に帰って来て驚いたのは、新幹線改札内にある店舗「551蓬莱」にできた大行列。前回は「りくろーおじさん」でした。

大阪に住んでいると両方とも身近なお店なので、そこまでして??と思ったのですが、「店舗一覧」を見ると、遠方と行き来する人にとっては、なかなか手に入らない。貴重な機会なのだと分かります。

銀山温泉(山形県)に行って言われました。「何もないんですよ」と。「何もない」ことを求めてやって来てるので、いいんです。非日常だから楽しめる、ということも分かっています。

今回のGWは、日の並びが良くて5連休となりました。電車だから荷物を少なく、というのもあって、パソコンも置いて行きました。目を酷使していた感覚が、なくなりました。

携帯が鳴らなかったのも、良かったです。追い立てられていた状態から解放され、よく眠れています。

但し、「この時間を使って回復しよう」と考えていたことまで、手かまわりませんでした。明日から、また現実に戻ります。

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2023年5月 6日 (土)

銀山温泉/山形県

20230505山形県の銀山温泉に行ってきました。

大正時代に作られたと言われる旅館街は、レトロな大正ロマン。その雰囲気を味わいたくて、遠路はるばるの旅です。

1日目は、山形駅前泊。
2日目にレンタカーを借りて、蔵王→銀山温泉と移動しました。

一昨日、昨日は天気が良くて、いい景色が見られました。
今朝は雨が降っていましたが、雨の温泉街も趣あり。

宿をチェックアウトしたのが10時。レンタカーの返却(送迎バス利用の場合も、最寄りの大石田駅まで40分)や、東京駅での新幹線乗り換えで時間のロスはあったものの、堺に帰ったのが19時前なので、時間的には、今までで一番遠くに行った旅になりそう。

47都道府県制覇まで、残り8となります。

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2023年5月 5日 (金)

「コンビニが近い」ことの意外なメリット【抵当権抹消】

20220114_104334644 抵当権抹消登記のご依頼が続いています。

抵当権抹消に関する司法書士の報酬は、「手間に相当する程度」の料金、と考えて設定しています。

基本報酬が、税込18,900円(専用依頼フォームからの依頼が16,500円と、令和6年10月に改定)。住所変更登記が必要な場合は、報酬11,000円追加となります。

住所変更登記が必要になる場合は、登記簿上と今の住所がつながる住民票が必要ですが、マイナンバーカードをお持ちの方であれば、近くのコンビニに取りに行っていただきます。

「事務所の近くにコンビニがある」ことが、お客様が「マイナンバーカードで住民票を取れる」という場面で、即業務の役に立つことになるとは、思っていなかった。

ホームページのコラムでは、抵当権抹消の際に「どういう理由で住宅変更登記が必要になるのか」という、住宅購入時の「契約→登記→引っ越し」の順序のカラクリについても触れています。

◎リンク 司法書士吉田事務所「コラム39 住宅ローン完済時の抵当権抹消登記の費用」

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2023年5月 4日 (木)

「本日の司法書士の予定」も毎日更新【事務所運営】

20230504「本日の司法書士の予定」を、サイトのトップページに入れてみよう。

「本日の予定」ということは、毎日サイトを更新するのか。大丈夫なのか、と思いながらもやってみましたが、できます。一部分を変更するだけであれば、1分あれば大丈夫。

わざわざ「本日の司法書士の予定」を見ながら連絡して来られる方が、どれだけおられるのかは別として、「本日の予定」を入れるついでに、注意書き

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・当日の予約は、公式LINEアカウントからお願いします。
・お電話による相談は受けておりません。
・土日祝は、定休日。電話もつながりません。
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このあたりも目立つよう、サイトトップに載せられました。事務所にとっては、こっちのほうが大事。

もっとも、「毎日更新」が物理的に困難な環境に居ることもあるので、2日分の予定を掲載。

1日ずつ入れ替えることもできれば、2日分まとめて入れ替えることも可、という仕様にしています。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所メインサイト「本日の司法書士の予定」

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2023年5月 3日 (水)

司法書士の「相談無料」は誰の都合か【事務所運営】

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司法書士会主催など、公益的な活動として行う「無料相談」は別として、「相談無料」を掲げる司法書士事務所は多いです。

当事務所も、「債務整理は、相談無料」の時代は長かった。
会場を借りて、さらに広告代まで負担して「無料相談会」を開催していた時期もありました。

それはそれで、今となってはいい経験ですが、土日も「相談会」を開催する苦しい状況下で出会ったのが、今の事務所。今の事務所に来てからは、文字通り、地に足を付けて仕事ができるようになりました。

無料相談会、迷走していた時代にやっていました。

今は、土日は、溜まった事務仕事をするので精一杯。新しい相談を受ける余裕もなければ、無料で時間を使う余裕もありません。

「土日の相談は受付していません」「相談だけの場合は有料です」
事務所の方針としてきちんとお伝えすれば、その分、平日に予定が固まるようになるし、相談料をきちんと支払って下さるお客様に集まってもらえます。

「相談無料」は、一見、お客様のためのように見えて、実は司法書士が集客の手段として使っている。その分、依頼のあったお客様から高い目の報酬を得る、というスキームもあり得ます。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所「コラム69 相談料の有料化について」

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2023年5月 2日 (火)

5連休前の駆け込みのご連絡

20230502今日は、9時、10時、11時、13時とお約束。

基本的に、ここまで続けて予定を入れないようにしていますが、連休前なので特例です。

電話も多かったです。「連休前なので、お伝えしておこう」ということでしょう。

ただ、毎日のようにご連絡を取っている方にも、「明日からの5日間は連絡取れません」とお伝えしています。

「自由業」だからいつ休むのも自由と言いつつ、実は、土曜・日曜もお客様の都合に振り回されて、仕事をしているだけじゃない?と見えることもあります。

気を抜くと、私もそういうことになりかねないので、結局のところ、「みんなが休んでいる時に休む」のが、精神衛生上無難ということになります。

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2023年5月 1日 (月)

奈良公園も素通りで戻る

Camerazoom20200705112438315朝の8時。昨日から「下書き」トレイに溜めていたメールを、まとめて送信。

最近は、Gメールを使われている方も多いし、携帯に転送されている方もおられるので、土日はできるだけメールの送信をしないように。自分がされて嫌なことは、相手も嫌だろう、ということです。

朝から奈良。会社さんで印鑑をいただいて、法務局に登記申請書類の持ち込み。

阪神高速は、いつもと比べて確実に空いていましたが、奈良公園が近付くと車が多くなりました。観光客もたくさん。鹿の姿も見えましたが、今日は残念ながら余裕なし。

(写真は3年前の奈良公園。コロナのため、ほぼ人の姿がなかった)

土日を通してやっても、やり残している事務仕事があるので、少しでも早く戻りたい。SAでお土産買いに寄りたい気持ちも振り切って、事務所に戻っています。

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