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2023年3月

2023年3月31日 (金)

いつも通り片付かない金曜日

20230331

今日は、昼前から茨木。直前まで堺筋線と阪急京都線が止まっているのを知らなくて、危ないところ。救ってくれたのは、今日もツイッターでした。

いつもは、南海高野線→堺筋線と移動するところ、JRで大阪駅まで出て、運転再開になったばかりの阪急線に乗り換え。梅田経由のこのルートだと、数分だけ、早く出る必要があります。

しかし、ここまで人身事故が増えると、世の中の深いところで支障が生じているような、何となく嫌な感じ、がします。

さて、今日は朝から電話が鳴らない。月末の金曜日を穏やかに終えて、「今週末はちょっと休めそう」と思っていましたが、茨木からの帰り道から、新しいお話が入って、お受けしている案件も動いて、いつもどおり片付かない金曜日。新たに、後見開始の審判書も届きました。

我ながら「この事務所はどうなってるんだろう」と呟くと、スタッフに「こんなもんです」と返された年度末です。

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2023年3月30日 (木)

「繁忙期」も「閑散期」も作らない

20230330今年も3月30日に、同じ法務局に来ました。

複数行が参加されているシンジケートローン。去年は「29連件」と大変な内容で、これでミスをしたらどうなるのか。最悪の状況も覚悟して進めていましたが、今年の申請は1件のみ。年度末らしいお仕事は、今年もこの件のみでした。

「繁忙期」も「閑散期」も作りたくない。
これは、事務所を運営していく中で、私自身が本心で願っていることです。

3月末に忙しい、年末に忙しい。
これはこれで、司法書士冥利に尽きることで、幸せなことではあるのですが、周りの環境の影響を受けているため、の現象。

「月末最終日も、自分で予定を決めたい」。
被後見人さんが緊急入院とか、そんなアクシデントは仕方がないこととして、毎月毎月、そんなことも考えながら、お仕事させてもらっています。

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2023年3月29日 (水)

交通手段の支障は出発前に確認

Photo_20230329202401毎朝、一日の予定を、ツイッターにぼやかして入れるようにしています。朝、ツイッターを開く習慣のおかげで、交通手段に支障が生じていると、だいたい分かります。

今日は、8時半に東淀川区訪問の予定。
御堂筋線が止まっていることと、阪神高速の大渋滞は、出発前に確認。南海高野線→地下鉄堺筋線で移動することで、混雑に巻き込まれることも回避できています。

一昨日の、三井住友銀行のシステム障害なんかでもそうです。ツイッター上では「おかしい」という投稿が相次いでいるのに、事務所の中では1時間も、「ネットバンクにログインできない」と固まっていたそう。今は便利な情報収集ツールがあるんだから、使いましょう。

「みんなと同じだから安心」という考えはNGですが、トラブルが「自分とこだけではない」ことが確認できると、対応策も変わってくるものです。

ちなみに、今日は、夜の時間になっても、ツイッター上の「近畿地方のトレンド」は『御堂筋線』のまま。夕方は『新大阪駅』となっていて、駅で行き止まりになった、大量の人の姿が出ていました。「大阪メトロ」や「JR西日本列車運行情報」のアカウントなんかも、役に立ちます。

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2023年3月28日 (火)

外出仕事ばかりの年度末

20230328今日は、9時半から17時半まで出ずっぱり。

今日だけでなく、現時点で入っている今週の予定は、全部外出。後見ばかりの年度末は、また違う意味でハードです。

明日の午後は、事務所に居られるかな~という願いも込めて、一日の予定を書いている事務所のホワイトボードには、そう書いています。

不思議なもので、ちょっと前は、毎日、ホームページ経由で新規のご依頼が入っていましたが、この一週間はありません。

私が事務所に居ないのを見越してうまいことなっている、というべきなのか、何か意味があるものなのか、分からないことですが、外での用事も、事務所での新規のご相談も、私の役割。バランス取りながらやっていきます。

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2023年3月27日 (月)

救急病院内で鳴る電話に対して

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年度末の一週間は、外出続き。そのほとんどが後見関係です。

それに加えて、弱毒化して、もう終わったのかと思っていたコロナ。被後見人さんの施設で、再び集団感染。緊急入院ということで、病院に行ってきました。

医師の説明聞いている間も、院内の連絡で医師の携帯が鳴ります。救急病院なので、当然のことと受け止めていましたが、「メールにしてもらうか、急ぎであれば折り返すので、用件言って下さい」という対応をされています。その対応、いいなぁ~と思っていました。

「電話のほうが早い」というのは、たいていは発信者側の都合。受け取り手側からすると、文章で伝えてもらう方が分かりやすいし、後々の記録にも残せて便利。私自身は、そんな感覚です。

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2023年3月26日 (日)

事務処理能力は生命線

Photo_20230326200101 先週は、一旦「遅延は解消」と感じた時がありましたが、土曜・日曜と、ひとりで事務仕事をやっていると、どこまでいっても終わることなく、続いていきます。

士業が生きていく中で、必要な能力というのはたくさんあると思いますが、50を目の前にして思うことは、事務処理能力は命、ということ。事務方もそうですが、責任者である私の事務処理能力が崩れると、そこで行き止まり、となります。

事務所の中で私がやっているのは、主にチェック業務です。

お客様にお返ししたり、法務局や裁判所に提出する最終段階のものに目を通して、手を入れていますが、平日の日中は、外出や接客があるので、どうしても時間外にしわ寄せがきます。

ただ、「夜に仕事をして回す」と考えると、どうしても不規則になってしまうので、「土日を使って遅れを解消させる」というのは、意図した時間の使い方です。

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2023年3月25日 (土)

ゆうちょ屋号入りの口座開設

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屋号入りの口座ができました。

但し、表に表示される名義人としては、個人名のみ。住所は、自宅の住所となっています。

成年後見人付の口座でも同様です。ゆうちょの場合、住所の欄に「成年後見人吉田浩章」までが入り、名義人はご本人のまま。

ゆうちょの相続手続きの場合、現時点では、解約した資金を直接他行に送金することができません。現金で出金するのか、一旦、個人の口座に入れて送金するのかの二択となっていますが、どちらにしても問題がありました。

「預り金」と明示した口座が作れないまでも、これで、分別して管理できるようになります。

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2023年3月24日 (金)

余裕はできないし、手も空かない

20230108_172930137 スタッフに、「余裕ができたら、○○見といて」と言う言葉に続けて、「余裕はできないと思うけど・・・(笑)」と続けました。そういう言葉は、事務所の中でも最低限の礼儀。

「もう2年くらい、ずっとこんな感じですね」と返ってきました。

私もよく、「手が空いたら」と言われますが、手は空かないです。

ただ、優先順位の関係で、「どうしても急ぎ」「どうしても今日」というのがなくなる時間、というのはあるので、そういう意味であれば、やります。

ある時、対価を払うつもりのない方から、「手が空いた時でいいので」と言われたので、「手は空きません」と真面目に返したのですが、伝わりませんでした。「お仕事でなければ、やりません」と言うほうが、分かりやすかったのでしょう。

今日も、朝からやっていた作業で、「あと10分でメールを送れる」と思っていたメール。その後、次から次へと連絡が続いて、「その10分」が足らずに、一日を終えています。

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2023年3月23日 (木)

全ては自分の行動次第

3104_20230323202501 今年の「3月21日」は、縁起がいい日だったようで、同日を効力発生日とする登記のご依頼が複数ありました。但し、法務局が休日のため、登記の申請をすることはできません。

一方では、縁起を気にされない方からは、「ちょっとは気にしたほうがいいんですかね?」と聞かれることもありますが、「人それぞれなので」ということと、気にされていない人だから言えることですが、個人的には「あまり関係ないと思いますよ」と言います。

60歳、70歳になった私が、「日取りというのは、ものすごく大事なことです!」と言ってたら笑いますが。

仕事をしていると、「目に見えない力」に助けられたり、逆に、悪いことが続いたりしますが、結局のところのは、自分の行いが原因です。

価値観は、人それぞれ。日取りが大事だとしても、それだけで良くなることも、悪くなることもない。自分の行動次第です、と考えています。

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2023年3月22日 (水)

「これが限界」を作らずに

20230322新しい後見申立ての打ち合わせで、施設さんをご訪問。

手元の仕事量からすると、「もういっぱい」ではあるのですが、声を掛けていただける限り。「これが限界」という数字を作らず、流れに身を任せていこう、と考えています。

昨日の「営業」の話ではないですが、「対象の方がおられたら、紹介して下さい!」といったことは、言わないです。でも、普段の言動は、福祉関係者、介護関係者の方に見られています。

また、「どんな案件でもお受けできます」というスタンスではないです。

場所的な問題もあります。事務所の近くの方でも遠方の方でも、裁判所で決められる報酬は変わりません(日当という概念はない)。普段、行き来しているエリアであればいいですが、外れると難しいです。

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2023年3月21日 (火)

「営業」に関する考えは単純明快

20230205 SNS上で、いろいろと意見が飛び交っている「営業」に関する議論。私の考えは単純明快。

「1つ1つのお仕事を、きちんとしていくことが一番の営業」。なおかつ「下心なく」です。

「そんな考え方は、もう時代遅れ」と書かれているのも見ましたが、そんなことはないです。但し、私の場合は、ここまで、時代の流れと出会いに恵まれてきた、というのは、間違いなくあります。

では、元々のスタートはと振り返ってみると、初めてホームページからお客様が来られたのは、開業後2か月も経ってなかった頃です。開業前から準備していました。開業の挨拶状を送ったところ、「ちょうどよかった」と抹消登記のご依頼がありました。

ブログを始めたのは、開業2年が経過した頃。それ以来18年間、ほぼ毎日休まずに続けてきて、記事数は6,400件を超えています。

「年賀状号のみ」となってしまったニュースレター。これは「もういいか」と思いながらも10年が経過。

遊び心でインスタ始めてから、ホームページからの依頼が増えた?いや、司法書士にインスタなんて関係あるまい、と思いながら、無料なので続けています。発信はオマケみたいなもの。「これをすれば効果がある」みたいな、魔法のような術はないです。

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2023年3月20日 (月)

「毎日新規のご依頼が入る」裏で

20230320伊丹に移動。阪神高速使うと1時間で着ける、車の移動が効率的な場所です。

とはいえ、渋滞があってはいけないので早目に出て、「伊丹スカイパーク」で飛行機の離発着を眺めていました。伊丹空港は、すぐ目の前。いい天気です。

休みに挟まれた一日は、新規のご依頼はなし。電話も少ない目。

「毎日、新規のご依頼が入る」というのは、経営的には理想的なことですが、一方、進行中事案が「毎日完了していく」わけではないです。

お客様から「急ぎません」と言っていただけて、救われる時もありますが、その言葉に甘えて処理が遅れてはいけない、というのと、時には「急いでいないので」とお客様のほうで行動を止められると、完了までの時間がかかって事務所の負担が増える、という面もあります。

GOをかけられたら、同じようなスピード感で進めていけるように。そのためにも大事なのが、コミュニケーションの取り方です。

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2023年3月19日 (日)

プライベートの時間も仕事のために

20230319帰りは、ひとりで新幹線。熱海から帰ってきました。

この2週間、予定の詰まり具合が厳しくて、体力的にも精神的にもしんどかった。新規のご依頼は、ほぼ毎日入っています。

今回の旅も、前日に選択できるならば、間違いなく「欠席」。時間が足りない。遊んでいる場合ではない、でしたが、帰って来て昼寝すると、びっくりするくらい、身体が軽くなりました。

我々自由業の人間は、プライベートの時間もトータルして、時間の使い方を考えないといけない。「しんどい」と言いながら、机にへばりついているのは効率が悪いだけ。温泉に入って、心身がリセットされて、それでまたしばらく、仕事にパワーを注げるならば、思い切って遊んでしまえばいい。

但し、遊ぶことで仕事にマイナスになるのなら、マイナスの循環に入るので、プライベートの時間も仕事のために。また、仕事で問題を抱えていると、プライベートもうまくいかないので、プライベートのためにも仕事をする。そんな意識はずっと持っています。

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2023年3月18日 (土)

奥湯河原温泉(神奈川)

20230318神奈川県の湯河原に来ています。堺から8時間は遠いですが、車の運転は免除。しかも、ワゴン車なので意外と楽でした。

家族ではない人と、旅行に来るのはいつ以来か。

しかも、旅の相方の一人は、30年前にも旅行に行っていた仲。なかなか、こういう関係はないです。

途中、芦ノ湖に寄り道。小雨が降る曇り空のため、景色は望めませんでした。

私に選択権があれば「海の見える熱海」でしたが、今回は便乗旅行なので「山の中の湯河原」。

結果的には、天気が悪いので、海の見える熱海にしても、良くなかった。湯河原は湯河原でも、一番山奥(芦ノ湖から下りてきたので、一番手前)。霧が広がる中、野天風呂に入れて、これは正解だった、という結果です。

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2023年3月17日 (金)

「急ぎの電話ほど事務所に」のお願い

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応接スペースに、余っていた電話機を持って来ました。

線を引っ張ってきた後で、電話機に「着信音を切る」設定がないことに気付いたので、必要な時以外は、線を抜いておくことになります。

「必要な時」というのは、お客様の前で私が発信する時。もしくは、お客様に目の前で発信してもらう時。

先日、お客様のスマホから、相続による携帯電話の解約の電話を入れてもらったところ、固定電話から掛けた場合と、スマホから掛けた場合の自動音声が違い、スマホからの場合だと、ショートメールでリンクが飛ばされた後のやり取りで、すぐには話ができない、という出来事があったため。

ちなみに、事務所で接客中の私が、「他の電話に出る」ということはありません。自分の携帯は、基本、2階の席に置いたまま。「急ぎの電話ほど、事務所にかけて下さい」というのは、そんなちょっとした習慣、電話に対するスタンスによります。

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2023年3月16日 (木)

事務手続きは「事務的」にご対応

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相続手続きのご依頼をお受けして、委任状と遺産分割協議書を発送させてもらっています。

相続人さん間の関係もさまざまなので、最初からご捺印書類をお送りすることもあれば、「アンケート」という形でお伺いを立てることもあります。司法書士が「依頼者の方がこう言ってるので、こうして下さい」といった言動を取ると弁護士法違反、ということになるので、細心の注意を払っているつもりです。

幸い、今のところ、私の事務所では「話し合いが成立せず、弁護士さんにご依頼」という例はありません。対立関係にあるならば、「司法書士は関与せず、最初から弁護士さんをご紹介」というスタンスでいるため、でもあります。

争いがなくても、後見等の申立てに関する意見書を出していただくため、裁判所が定める範囲(推定相続人)の親族さんに、意見書の用紙を送らせていただく場面も緊張します。

何十年も会われていない。場合によっては、存在すらご存じない。こんなもの送って来て、どういうつもりですか、とお叱りをお受けすることもありますが、そこは事務的に対応させてもらっています。

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2023年3月15日 (水)

ツイッターも使いよう次第

20230315

朝の阪和線。改札の数歩前のところで「人と電車が接触」のアナウンス。8時13分に事故発生。そのことを知らずに、26分三国ヶ丘駅発の電車に乗ろうとしてたので、危なかった。

階段を駆け上がって、南海高野線に乗車。結果的に、予定よりも早く目的地に着きました。

ただ、逆の人の流れ。南海線から、止まっているはずの阪和線に乗り換える人が、たくさん下りてきていたので、複雑です。

鉄道会社の公式発表は、どうしても遅れます。より早く情報をキャッチするには、今のところ、不特定多数の人が呟くツイッターが一番と思ってます。

元々は「ツイッターは、東日本大震災の時にも通じた」という話を聞いて、「家族で連絡を取れるように」と始めたツイッター。仕事上では、よくトラブルを起こす『法務省のオンライン登記申請システム』の件など、「何かおかしい」と検索すると、同じ現象を呟いている同業がいて、「自分だけではない」と気付けます。

但し、書かれている話は「腹6分目」くらいに見ておくのが適当。必要な情報だけ取り入れる、というのも、なかなか難しいことです。

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2023年3月14日 (火)

ネットバンキングの使い勝手

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屋号入れの銀行口座を作るため、司法書士の登録証を探していました。

目的は、同じ金融機関内に個人用と事業用、別々に口座を持ちたいため。なおかつ、両方でネットバンクを使えるところで、と考えました。

ネットバンクも、事業用になると維持手数料が必要だったり、「預り金」と明記した口座を作りたいと相談してもNGだったり、なかなか思うようにはいきません。

振込限度額も、1日「1,000万円まで」というのは、相続のお仕事が増えると小さくて、不便に感じるようになっています(この点は、セキュリティの関係で止む無し)。

被後見人さんの口座で、ネットバンクを使える金融機関も限られていますが、私の環境であれば、ゆうちょ銀行が一番便利。振込手数料165円というのも魅力です。

お支払いは、「全部引き落とし」で完結する被後見人さんらもおられれば、「全部振り込み」という被後見人さんらもおられて、管理の手間は、金額の大小に限られないのですが、毎月2件3件…と振り込みが必要な方は、「ネットバンクを検討」としています。

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2023年3月13日 (月)

「有料の広告は出さない」

310309_20230313213801 今日から「マスクは個人の判断」という、よく分からない節目ですが、営業の電話が多かった。

営業の電話や訪問は、人の時間を奪う迷惑な存在でしかないですが、直接何かを売りつけるのではなく、基本「仕事を増やす手段の提案」のような気がします。

もしくは、「司法書士事務所の顧客を使って、自社のサービスを売ってもらおう」系もあります。

前者の場合、根本の前提として、「司法書士事務所というのは、仕事に困っていて、お客さんを増やすためには、自分たち、広告業者・紹介業者・コンサルタントの存在が必要」というのがあるのでしょう。

後者は、まさしく司法書士を利用しようとしているだけ。どっちも迷惑ですが、タチが悪いです。

私の事務所も、時には多額の広告代を投下して、失敗もしてきましたが、ある時「有料の広告は出さない」と決めて、楽になりました。ここ数年は、目の前のお仕事を、なんとかこなしていくことで精一杯です。

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2023年3月12日 (日)

大阪桐蔭の定期演奏会こと卒業公演

20230312_164104008 今日は、大阪桐蔭高校吹奏楽部の定期演奏会こと、卒業公演。昨日の本は、前フリでした。

家族でも関係者でもない。元々吹奏楽好きでもなかったのに、大阪桐蔭の音楽にすっかりとはまってしまい、昨日はそれが「推し活」というものだと指摘され、意味が分からず検索してた次第です。

コンクールで金賞だとか銀賞だとか、そんな記録より、もっと素晴らしいことがある気がします。高校生たちの演奏と歌で、多くの大人たちが心を揺さぶられている、という現実。司法書士なんて、目の前におられる、ひとりの依頼者のお役に立つのが精一杯。

今回のチケット取るのも大変で、フェスティバルホールの予約サイトは、予約開始時刻から45分間くらい、サーバーダウンしていました。

ゆずの『栄光の架橋』は、こんなにいい歌だったんだ、と。「夢」とか「希望」とか、普段、そんな言葉を聞くと、「胡散臭い」と感じてしまう世界で生きているのに、高校生が歌うと、本当に純粋に伝わってくる。

但し、3つ続いたミュージカルは、元々の話を知らないので、しんどかった。自分の教養の足りなさを自覚した次第。

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2023年3月11日 (土)

『最強!大阪桐蔭高校吹奏楽部』

20230311

サブタイトルは、「こんな吹奏楽部、見たことない!驚きと感動のドキュメンタリティ」となっています。

驚きました。華やかな舞台の裏には、「ここまで?」と思うくらい、厳しさがあります。

毎日、唱和されているという『心得』の中に、「1つ、根性なき者は去れ」というのがありました。「好き」や「憧れ」だけではやっていけない。本当に根性が必要な世界だと感じました。

本当は、どこの世界でも、そうであるはずですが、今は、少し厳しいことをすると「パワハラ」だと言われかねない、ややこしい世の中です。

それと、できる人たちは、若い時から自分たちで考えて、工夫してやっていく。先生に無茶振りされても、どうやったらできるかと考える。そうやって育ってきた人はきっと、大人になっても、自分で考えて物事作り上げていく人間になるのだろう、と思います。

この本が取り上げている学年は、いわゆる根尾世代。才能ある子どもたちが、厳しい世界で能力を磨かれていく現場を、少しだけ見ることができます。

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2023年3月10日 (金)

司法書士資格と行政書士資格

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司法書士会と行政書士会で、戸籍謄本等の職務上請求書の購入。購入のサイクルは違いますが、2冊ずつ。合計4冊を持ち帰りました。

新しい冊子を購入する時、司法書士会では、使用済みの請求書2冊分の目録を提示。行政書士会では、使用済みの用紙の控え自体2冊分を提示。

このあたりは、その会によって違うのかもしれません。

「購入のサイクルが違う」のは、ほとんどの時間を『司法書士』として過ごしているためです。ただ、どうしても業際をまたぐことがあるので、少なくともウチの事務所では、行政書士の資格もなければやっていけません。

お客様が勘違いして頼んで来られる、ということではなく、議事録の作成のみ、契約書の作成のみであるとか。最近では、事業協同組合の定款変更の認可申請や変更届もありました。未登記家屋の名義変更、農地や山林を相続した時の届出など、司法書士業務の中に、何気なく潜んでいるということです。

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2023年3月 9日 (木)

「司法書士事務所のご利用の仕方」

S169_20230309222401今日は何の日?今週は何の週?

昨日、水曜日の時点で、「今週はもう新しい予定を入れられない」と確認した上、今日の予定を1つ、来週に延ばしてもらっていました。空いたら空いたで、また入ろうとしてくれる予定があるのは、不思議なことです。

ご紹介の場合も、気持ち、ハードルを上げさせてもらっています。
・お客様から、お電話してもらってください。
・初回相談は、事務所までお越しください。

ウチの事務所のサイトには、「はじめての方へ」「ご相談の流れ」など、意図していろいろなこと、細かく書いてあります。このブログしかり。

司法書士たるもの、「お客様に合わせる」のも、ある程度は行っているつもりですが、お客様には「普通」のことでも、司法書士にとっては「無茶」ということもあります。司法書士事務所とは、どんなところか。「事務所のご利用の仕方」を共通認識として持っていただくのは、お互いのために必要なことと考えています。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所メインサイト「事務所の特徴」

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所メインサイト「相談の流れ」

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2023年3月 8日 (水)

「規則正しい生活を続けること」

20230308

昨日は帰りも遅くなった。寝直しできないので、まあいいやと起き出して、5時半ちょうどに事務所に入り。こういうのは、ダメな行動として記録しておきます。

20年間、同じ仕事をしてきて、大事だと思うことは山ほどありますが、その中でもあえて選ぶとしたら「規則正しい生活を続けること」です。

こういう単純なことほど、実はできる人が少ない、ということも分かっています。

「誰にもできないことをする」よりも、「誰にでもできることを続ける」ことのほうが難しい。

朝、私が事務所に出る時間は、だいたい同じ。目覚まし時計は、もう何年も使っていません。土日の起床時刻も体内時計どおり。帰宅時間は、夫婦での協定があり、結婚した時から比べると、引っ越しして1時間早くなり、最近はまた30分早くなりました。その分、土日で帳尻合わせます。

写真はぶれていて、ちょうどいいかと使います。朝早くの時間から動いているのは、お向かいの会社さんくらいでした。

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2023年3月 7日 (火)

お約束の際は「簡単に」お聞きします

20230307携帯ショップで、保佐人として送付先変更の届出。

予約を入れた事務方が、用件を伝えてくれていると思い込んで行ったら、ネットの画面上に「用件を入れる画面がなかった」と。案の定「本人の委任状は?」という話から始まる、ダメな展開でした。

ウチの事務所でも、お約束をする際、簡単にお話を聞きます。準備の都合もあるし、内容によってはお受けできない可能性があるためです。

実は「簡単に聞く」というのがとても難しいことで、事務所側が聞き始めると、ず~っと話を続けられることもあります。聞くだけ聞いておいて、「では、ご相談は事務所で司法書士が…」と言うと、怒られるのは確実です。

各社のシステム、それぞれですが、「簡単に用件を聞き取る」というのは、ネットで自動で受付するシステムでも、大事な部分なんじゃないかと思いました。

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2023年3月 6日 (月)

「忙しいですか」の問いへの答え方

20220411_20230306204601 「忙しいですか」と聞かれた時のお答えの仕方は、時と場合によります。

今日は「まあまあです」とお答えしました。一番無難な回答でしょうか。「それならよかった」と言って下さいました。

私は、相手の方のほうが忙しいこと、分かっています。自由業者の「忙しい」と、会社員の「忙しい」は、また次元が違うため。

例えば、私の立場だったら「今週は無理なので、来週で」と先延ばしするのも自由。でも、会社員の方は、上からやることが降ってきたら、そんなワケにはいきません。自由度の違いは、即、受けるストレスの強さの違いに直結します。

「忙しいオーラ」も、時と場合。使いようです。お受けしたらマズいお仕事、お断りする時に「今、いっぱいなので」と言うと、角が立ちません。

でも、本当にたくさん仕事を抱えている方は、そのお客様自身の前では、忙しい素振りを見せられません。そういうのも「できる方」の美学なのだろうと思っています。

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2023年3月 5日 (日)

経営状態と掃除の関係

20230305久しぶりに、事務所の玄関を掃除。

日曜日の夕方だと誰も来ないので大丈夫…と思ってた(乾くまでに誰かが来ると、靴跡がついてしまう)ところ、配達員さんがレターパックライトを持ち込んでくれました。

たびたび書いています。「経営状態が良くないところは、掃除もできていない」。

今回の私は、しばらく気にながらも、余裕がなかったですが、「まあいいや」が積み重なると、あちこちがルーズになる。お客様から見えるところがきれいにできていなくて、見えないところが、きちんとできているわけがない。そんな理屈です。

ウチの事務所のキャパは、同時並行の案件50は大丈夫。60はしんどい。そんな感覚ですが、今日の集計では60を超えています。

こういう時こそ、ミスがないように1つずつ、少しずつ進む、でやっていきます。

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2023年3月 4日 (土)

新しい制度には「様子見」のスタンス

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相続した土地の国庫帰属制度とか、相続登記の義務化とか、新しい制度を発信することについて、私自身は消極です。

お客様から問い合わせがあって、どうなんだろうな、とネット叩いてみても、「はじまります!」という記事はいくらでも出てきても、中身はない。制度が決まっても、実際の運用というのが分からないと、実務家としては語れません。

「様子見」でいいんじゃないですか、と思っています。

自筆証書遺言の保管制度が始まった時、実際にご相談があった時は、まずは自分自身の遺言書作って、法務局に保管してきました。その時もやっぱり、新しい制度は「やってみないと分からない」と感じたものです。

随分と前になりますが、平成18年5月に会社法が始まり、商業登記ががらりと変わった時は、しんどかった。施行日の当日指定の株式会社設立登記に、有限会社から株式会社への組織変更登記の申請がありました。

株式会社の取締役が1名の場合でも「代表取締役」という肩書になる、という論点は、今では当たり前の話ですが、当時は有限会社と同じように考えて見落としていて、お客様に謝りに行った記憶もあります。

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2023年3月 3日 (金)

2日連続で阪急電車の人身事故

202303032日続けて阪急電車で人身事故。

いつもは天下茶屋経由で出るところ、今日は、JR大阪駅経由で阪急に。幸い、遅れている中でも動いていたので、「2時間遅れ」というアナウンスと共に、予定通りの時間に着けました。

振り返れば、勤務時代の5年間、大阪市内に通勤していましたが、電車が止まっているとか、ダイヤが乱れているとか、そういうのはなかった気がします。「遅刻してすみません」という記憶がない。

何かが変わってしまったのだと思いますが、素人には何なのか分かりません。

せめてもの危機管理としては、複数路線を使える場所に身を置かないと、いざという時に、選択肢がなくなってしまう。電車が止まって帰りつけない、というのは恐ろしい話なので、「職場と住まいが近い」というのが、どれだけ安心できることか、です。

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2023年3月 2日 (木)

コロナで進んだ「完全予約制」

20211223_20230302210301 コロナが機会で目に見えて変わったのは、あちこちのサービスで「予約制」が進んだこと。

身近なところでは、一番厳しい対応をしていたと思われるのが三井住友銀行。入口で選別されるのと、法人や事業者の取扱い店舗も限定されて、随分と店内の人が減りました。

表立っては言われませんが、ただ「預金口座がある」くらいでは、金融機関からすると「お客様ではない」ということです。

今日は、お客様をお連れしての携帯ショップで撃沈。後見の届出等であれば当然に予約して行きますが、本当に急なことだったので、そんなシステムになっているとは、でした。

私の事務所も「完全予約制」としているので、分かります。来客を被せてはいけない。外出中に来られてもいけない。待たせてもいけない。要は店側の都合なのですが、「待たせない」というメリットを維持できるのであれば、お客様側のメリットにもなります。

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2023年3月 1日 (水)

本来の「口コミ」は操作できないもの

Photo_20230301205501 ご紹介で来て下さった方が、またすぐに、他の方をご紹介して下さる。こういうのは、よくあります。

かといって、司法書士のお仕事は、基本「必要な時に生じる」ものなので、「紹介して下さい!」みたいに言うことはありません。

ご紹介料をお支払いするわけでもないので、広告宣伝に必要なコストはゼロ。お仕事をきちんとすることが、またお仕事を増やしてくれる。こういうのは、まさしくプラスの循環。理想的な形です。

先日、雑談の中で「あそこのケアマネさん、良くしてくれてね~」という話を聞きましたが、私も、同じ会社の他のケアマネさん、存じ上げているので「分かります」とお話ししました。

良い意味でも、悪い意味でも、当事者のいないところで伝えられるのが「口コミ」。本来の口コミというのは、ネット上に出ているような、ある種、当事者が操作可能なものではなく、その何倍ものパワーを持つもの、です。

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