「親切」ではなくて「お仕事」です
外気温が寒いのに、太陽の日が強くなったので、車の中は意外なほど暖かい。季節の変わり目です。走行距離は15,000キロの区切り。
遺言書作成の打ち合わせ。依頼者の方が「こんなに親切にしてもらって」と言って下さったので、「いえ、これがお仕事ですから」と即答しました。
結果的にそう伝わるのであれば嬉しいのかもしれないですが、「親切に」ということは、あまり考えていないです。逆に考えると、「お仕事じゃないとやらない。できない」という意味でもあります。
そういう意味では、自分の亡祖母に、精一杯のことができなかった後悔があります。自分のことで、精一杯だった。6年前となると、今よりも、まだ全然経験が足らなかったので、「分からなかった」というのもあります。
被後見人さんらの施設に入る手続きをする機会が増え、亡くなられて見送る機会も増え、そんな中、被後見人さんらが祖母に見えて仕方がないこともありますが、「ちゃんとやってるか?」と、見られているのでしょう。そう思っています。
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