営業に行くのはなぜか司法書士側?【司法書士事務所運営】
ある時、唐突に不動産業者さんがアポを取って来て下さって、司法書士としては、思いっきり警戒していました。何を求められるのだろう。
結果、純粋にお仕事=登記のご依頼で、何にも裏があるはずがない。「警戒していたんですよ」というのは、今となっては笑い話です。
不思議な話です。不動産業者さんに営業に行くのは、なぜか司法書士側とされています。私は営業に行ったことありません。行ったことはありませんが、「仕事を回す代わりに、マージンを求められたこと」は何回あったことか。
マージンを断ったら「次」の連絡はないので、求められては支払う司法書士が居る、ということなのでしょう。
今では頼りにしている弁護士さんも、最初は、ホームページを見て、連絡してきて下さいました。一緒に仕事させてもらううち、その弁護士さんの人柄が分かって、私からもお願いするように。
専門家同士のお付き合いって、それが自然だと思っています。信頼できるから、お仕事をお願いする。お願いしやすいから、一緒にお仕事させてもらう。長期的に考えて、裏金求める関係作りと、どっちがメリットあるか、考えるまでもないです。
| 固定リンク
「事務所経営論」カテゴリの記事
•事務所の固定電話からしか掛かりません(2025.03.27)•現時点の継続中事件数を数えてみた(2025.03.23)
•3月中の受任制限について(2025.03.22)
•「お断りしたくない」+「業務遅延リスク」の狭間で(2025.03.15)
•顧客に近付こうとし過ぎてはいけない(2025.03.01)
「司法書士という仕事」カテゴリの記事
•コントロールするのは自分の事務所の中だけで十分(2025.04.08)•いろいろな「30周年」がやってきます(2025.04.05)
•現時点の継続中事件数を数えてみた(2025.03.23)
•「後見と他の仕事、どちらが多いんですか」(2025.03.21)
•役所の市民課にある精算機は微妙な存在(2025.03.19)
「司法書士の日常(令和4年)」カテゴリの記事
•「開業20周年」の年が終わります(2022.12.31)•「分野別 取扱い件数」のページ更新【司法書士事務所運営】(2022.12.30)
•「成年後見取扱い実績」のページ更新【成年後見】(2022.12.29)
•本年の営業は終了しました(2022.12.28)
•見積書の作成時に「遠慮なく」と言われると逆に気を使います【司法書士事務所運営】(2022.12.27)