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2022年12月

2022年12月31日 (土)

「開業20周年」の年が終わります

20221231

今年は事務所『開業20周年』の区切りの年でした。

今年から「大殺界」ということで警戒していますが、大きなトラブルはなく、お仕事にも恵まれ、1年間走り続けることができました。

その時その時で考えると、大変なこともあったような気もします。むしろ「今は楽だな」と感じることは、なとんどなかった気がします。日曜日だから「一日休める」というのも、あまりなかった気がします。

「気がする」というのは、時間が経ってしまうと、細かいことは分からなくなってしまう。記憶も薄まってしまうため。それだったら、別に休みがなくて構わない。やれる範囲で精一杯のことをしていこう、と思っています。

写真は、たまたま届いたJAFの永年会員用のステッカー。JAFの会員で20年ということは、開業した時は、自分の車を持っていなかったということ。この話は膨らますことができるのですが、またにします。

1年間、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

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2022年12月30日 (金)

「分野別 取扱い件数」のページ更新

Jikenbo_20221230132501 事務所のホームページ。「分野別 取扱い件数」のページ更新しました。

本文中にもありますが、小さな司法書士事務所です。数字だけで見たら、大規模な事務所に到底かないませんが、私が責任を持ってお受けして、解決していける範囲で。

質と量を維持するには、これ以上は受けられません(最近増えている遺産承継は、まだ統計を取れていないので、含まれず)。

不動産登記と商業登記の件数は、一定の範囲で留まっています。
不動産の件数は、例えて言うならば、プロ野球で2000本安打を打ち、名球会入りする選手の安打数ような数字。。。

一時だけパッと咲くのではなく、10年以上、毎年毎年コンスタントに同じような成績を残し続けるのは、実は大変なことです(プロ野球の話)。

自己破産は「2」、個人再生は「0」になりました。自己破産や個人再生は、事実上、取扱い業務から削除。ネット上の検索結果には残っているものの、リンクは切っているので、いずれ消えていきます。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所「分野別 取扱い件数」

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2022年12月29日 (木)

「成年後見取扱い実績」のページ更新

Kouken_20221229133601 年末の予定が終われば、次の山は「1月末」が期限となる、司法書士会の業務報告です。

後見の進行事件を整理して、後見サイトの「取り扱い実績」のページ更新しました。

令和4年中の新規就任で、私自身は5件。それと、事実上「事務所の司法書士と2人で」という形でお受けしている案件も入れると、進行中は21件となります。

審判が下りて、確定待ちが1件あります。
今までの保佐の場合は、全て調査官の面接が入っていたものの、この件については、申立書類作成者である司法書士が、「説明状況報告書」を作成することで、保佐であるにかかわらず、調査官面接は省略する、という扱いでした。大阪本庁です。

また、岸和田支部では、今まで全ての案件で、少なくとも参与員の面接が入っていましたが、直近の事例では書面審理で通っています。

親の後見を申し立てるため、一旦は後見の審判が下りた子について保佐の申立てをし、後見の審判を取り消した上で、親の後見申立をした件もあります。現状、後見→保佐の類型「変更」という手続きがないため、一から保佐の申立てをするのと手間は同じです。

堺市の司法書士吉田事務所 後見サイト「成年後見取扱い実績」

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2022年12月28日 (水)

本年の営業は終了しました

20221228 事務所の営業は、本日28日(水)まで。
明日から1月5日(木)まで、年末年始の休暇に入ります。

というのは表向きの話で、毎年、最終営業日を終えてから、「ニュースレター年賀状号」の仕上げに…となるところ、今年は、今日の夕方便で投函済。30日には、早いうちからマッサージも予約して、「それまでに絶対に終わらすぞ」と思ってやっていました。

紙のニュースレターは、環境にやさしくない。大企業も「年賀状取り止め」の動きがあるご時世なので、もういいかな、というのもあるのですが、遺言執行者のご指名をいただいている方には、「毎年、私(吉田)の安否確認を兼ねて送ります」というお約束をしているので、「年賀状自体を止める」という選択は、今のところないです。

私自身、普段「余計な情報は要らない」と言っているのに、自分も似たようなことやってる、という罪悪感はあります。「SNSでやります」というのもありですが、私のお客様、意外とアナログな環境におられる方も多いです。

久しぶりに事務所に寄って下さって、「ブログ見てます」とお手紙いただいたのは嬉しかったです。多くの方が、私が「お酒じゃなくて甘いもの好き」というのを知って下さっているのか。年末は、いつにもなくお菓子が山積みになっていました。

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2022年12月27日 (火)

見積書の作成時に考えること

20221227見積書をお出しする時は、いつも迷います。「こういう場合は、いくら」と、画一的な基準を定めている手続きは別として。

迷うというのは、「自分の感覚の中で」でもありますし、「高い・安い」の感覚は、個々の依頼者の方によって違うため、です。

今日は、逆に「遠慮しないで下さい」と言って下さって、ありがたい。

「遠慮しないで」と言われると逆に、「きちんとしなければ」と思うもので、「じゃあ、お言葉に甘えて」というのは、私にもささやかなプライドがあるので、言いません。

「安くして」は、言われることは”ほぼ”なくなりました。元々、値引き前提で見積りを出していないので、値引く余地はないですし、関係性が深くなると、「言ったらいけないこと」と分かって下さるから、です。

「言い値」で通るからといって、高く請求するつもりはなくて、迷いながら請求させてもらっています、という話です。

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2022年12月26日 (月)

強制的に届く情報へのアレルギー

20210509_20221226205901年末のご挨拶が、メールやLINEで飛び交っています。

普段、お付き合いのある関係だからこその話ですが、機械的に送られてくる営業メールは要らないです。

大手の組織を名乗る、詐欺メールが毎日のように送られてきます。本当に紛らわしいので、余計に止めて欲しい話です。

私の事務所では、公式LINEアカウントを持っているので、「一斉送信」というのも簡単にできるのですが、一度もやったことがないです(一度、間違えて送ってしまったことはあり)。

営業電話や、飛び込みの営業というのは、典型的な例。消費種側からすると、「求めていることを探す」ことをしやすくなったので、「一方的に来る」情報に対し、余計にアレルギーになっている時代。

今の時代に必要な「営業」というのは、どうやって飛び込むかじゃなくて、どうやったら探してもらいやすくなるかを考える、です。私はずっとそう考えて、やってきました。

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2022年12月25日 (日)

「12歳以下の子供お断り」の宿

20221224_20221225193101年末も押し迫ったところで、昨年と同じ宿に現実逃避。心身共にリフレッシュして、戻ってきました。

温泉旅館にいると、「クリスマス」という雰囲気が全然なくて、世間と一緒に浮かれるのもいいけれど、別世界に身を置くのもいいなぁ、と。

特に今回は、「12歳以下の子供」お断りの宿。グループのお客にも出会わなくて、落ち着いていて、静かで、こういう空間は好きです。

経営的にも「顧客の層を絞る」というか、逆に「子連れ層を捨てる」わけですから、本来であれば勇気がいる判断。

「12歳以下のお客様」お断りというのは、司法書士事務所でいうと、どういう区分になるんでしょう。「あえて」そうされている部分に、見習う要素があると思います。

目の前の時間が貴重なので、仕事をする時間が減るのはマイナス。でも、残りの時間、最大限に能力を出せるように。私の中での休息は、そういう時間です。

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2022年12月24日 (土)

『ひまわり』の再放送終了

20221224何度か書いてきた、NHKの朝ドラ、弁護士を目指す松嶋菜々子主役『ひまわり』の再放送。全162回まで、今週で終わってしまいました。

元々の放送が「平成8年10月5日まで」となってるので、私は、司法書士の受験生活2年目の時です。

1年目の受験には、落ちています。基礎講座が春くらいまで続くので、その年の7月の試験に受かるのは難しいのですが、結果的には、2年目にみっちりと勉強ができたので、「一発合格」じゃなくてよかった、と思っています。今だから言えること、ではあります。

家族には迷惑も心配もかけましたが、何も口出しせず、やりたいようにさせてくれました。まさしく「責任を伴う自由」です。自由だからこそ、絶対に合格するんだと思ってやってました。

2年目の受験が終わると、合否の結果を待たず、就職活動に入りました。3年目は、仕事をしながら勉強する、と決めていたためです。

平成9年の9月から補助者として事務所に入れてもらって、10月の合格発表で合格が確認できました。合格してるかどうか分からない状態で採用してくれた先生には、感謝するしかありません。

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2022年12月23日 (金)

「先生は恐いですか」

Panfu_20221223210501 ホームページを見られた方からの電話。スタッフが電話を取った時に、「先生は恐いですか」と聞かれること。冗談のような話があるのですが、今日は私がそういう立場。

施設の方に「大丈夫ですから」と言われても不安だったのは、後見申立て用の診断書を書いて下さった医師との対面。診断書の内容が不十分だけど、そんなこと言ったら怒られるんじゃないか。

「気さくな先生なので大丈夫」「吉田先生と同じくらい」と言われると、それはどの程度なのかと逆に考えましたが、お会いしに行ってよかった。

医師の力量も、士業の力量も、一般の方には分からないくらい深い世界ですが、それはともかくとして、柔らかい方が出てこられただけで、ああよかった、と安心になれるのは、ごく自然な感覚。

こういうのは、立場が逆になることで、感じられることです。

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2022年12月22日 (木)

年末の予定も自分で決められる事務所に

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やることは山ほどあれど、いつもの年末にはない余裕もあります。

ある年末は、毎朝、暗いうちから目が覚めて、「あ!事務所に行かないと」と起き出して、事務所に行ってしまう。朝食は、コンビニのサンドウィッチ。自律神経が壊れてしまうと、なかなか戻せません。悪循環でした。

毎月だいたい同じですが、この年末は、金融機関がらみの登記がありません。

同じ売買の登記でも、金融機関の融資があるかどうかで報酬の単価が違ってくるので、「抵当権の設定がない」というのは、一般的な司法書士事務所としては「弱さ」にあたるところ。

一方では、登記申請は「この日で」と決められた日程には、逆らえないので、関係者の方々に、振り回されかねない状態になります。

それはそれで司法書士の役割だと思ってますが、弱さも強みにできる事務所にしよう。月末の予定も、自分たちで決められる事務所にしよう。改めて、そんなことを考えています。

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2022年12月21日 (水)

小銭の入金に手数料がかかる時代

20221221被保佐人さん宅から引き上げてきた硬貨。あまりの汚れ方に、専用のザルを買って、いろいろな洗い方を試してもらっています。

両替手数料がかかるので、このまま窓口に持って行くと、マイナスになるかもしれない時代。もうすぐ、初詣の時期ですが、お賽銭投げるほうも、考えたほうがよさそうです。

お札が無理なら、せめて500円玉。100円玉以上にする、など。

生活費の渡し方も、1万円札ではなく、1,000円札で渡す。
一部は、ヘルパーさんと内緒の隠し場所を共有する、など、管理の仕方を工夫しています。

お金が想定外に全部なくなってしまう、という事態は、わりと起こってしまうのですが、誰かを疑うのも、疑わすのもいけないことです。

1,000円札に両替するのも、近所の信金が有料になってしまったので、ある銀行のATMなら、1万円まで1,000円札で出せる。ある銀行は5万円まで出せるなど、学習しながらやっています。

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2022年12月20日 (火)

自由は自由でも責任を伴う自由

Photo_20221220204801 「年内はいつまでですか」とよく聞かれます。法務局が閉まる28日(水)が、最終の営業日です。

金融機関は30日まで開いていますが、だからといって、何か予定が入る、ということは今までなかったです。登記情報を提供する民事法務協会のサイトも休業のようなので、「登記情報取って下さい」の連絡もありません。

年末年始の休暇は、12月29日(木)から1月5日(木)まで。但し、5日(木)は「出勤自由」と、予定表に入れています。

元々、子供さんがいると、何かと行事があるので、「この日とこの日の休み、交代して欲しい」というやり取りは、私を通さずに、スタッフ間で適当にしてもらっています。

社会で働いていく中での自由。自由は自由でも、責任を伴う自由です。好き勝手やっていい、という意味での自由ではなく、やることができてなければ、自分に負担が跳ね返ってくる自由。

そういう意味では、今の事務所の環境は、一番いい状態かもしれません。

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2022年12月19日 (月)

「1月1日時点の所有者」の解釈

20221216-2まだ売買のご依頼が入ってきますが、例年と比べると、余裕があります。まだ大丈夫です。

年内に終わるかどうか微妙ですねと、お話ししている登記は、財産分与だったり、抵当権抹消だったりするのが、ウチの事務所の特徴です。

ところで、1年分の固定資産税は「その年の1月1日現在の所有者に課税される」とされていますが、正しいようでいて、正しくありません。

・12月28日に売買効力発生で、1月5日登記申請→旧所有者に課税
・12月28日に売買効力発生で、同日登記申請→登記完了が1月11日になった→新所有者に課税

売買の効力が発生して所有者になっていても、登記の受付が年内にされていなければ、固定資産税の課税は、旧所有者に来ます。ただ、登記の完了が翌年になっても、登記の受付さえ年内にされていれば、新所有者に課税されます。

これが実務上の運用だと理解していますが、登記の仕組みを分かっていないと、役所に聞いても分かられていない、ことがあった部分です。

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2022年12月18日 (日)

相談料も改定しています

20221218昨日の相続放棄の報酬改定の他、相談料は「30分3,000円」と変更しています。相談料だけ、シンプルに税込みです。

45分だと4,500円。
60分だと6,000円。

「相談料無料」というのは、試食と同じようなもの。

試食をたくさん出している店は、賑わっています。売上だけ考えると、メリットがあるのかもしれませんが、仕事が集まっても、処理をするのに限度があります。あえて増やそうとはしない、ということです。

それと、我々が提供させていただく貴重な時間について、「無償が当然」と思われる顧客層は、最初から遠慮していただこう、という趣旨です。

「無料なんておかしい」「費用取ってくれないなら、もう頼まない」というお客様もいらっしゃいます。そういう価値観の方を大事にします。

非通知着信拒否にすると共に、ホームページから「無料」という言葉を消して、依頼を前提としない問い合わせ(ここで時間を取られたくありません)は激減してるので、効果ありです。

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2022年12月17日 (土)

相続放棄の報酬改定

20221217相続放棄の報酬基準、改定しました。

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基本報酬は、55,000円
1人増えるごとに、1人あたり報酬11,000円加算
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2名様の場合は、66,000円。
3名様の場合は、77,000円となります。

戸籍謄本等収集の報酬、今までは「ご依頼がある場合に限り」ということで、別途5,500円としていましたが、「基本報酬に含む」としました。但し、事実上の値上げです。

相続放棄。単純な手続きのようで、何気に手間がかかるのと、順位をまたぐことが増えたものの、順位で加算計算すると複雑になるため、引き続き、人数にて計算します。

堺市の司法書士吉田事務所メインサイト「相続放棄」

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2022年12月16日 (金)

業界内の常識より大事なこと

20221216

岸和田の会社さん訪問して、そのまま東大阪の公証役場に移動。

商工会議所と一緒になっている、立派な建物。
公証役場と同じフロアに弁護士事務所もあったので、こういうところで仕事するのもいいかな~という思いもありますが、「トイレ共同」から卒業してみると、もう元には戻れない。これは、個人的な感覚。

介護業界の社長さんからは余談の中で、「従業員が辞めない理由」を聞いて、ああなるほどな、と。

介護業界は特に厳しい。人が集まらない、人が辞めていくと聞きます。「何とか業界はこう」という固定観念があると、みんなそうだと思いがちですが、そうではない。

ホントに大事なことは、業界内の常識ではなく、世間一般に通じることであって、それを業界内に持ち込んで実践できているかどうか、ではないかと、そんなことを考えていました。

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2022年12月15日 (木)

営業に行くのはなぜか司法書士側?

20221215_1ある時、唐突に不動産業者さんがアポを取って来て下さって、司法書士としては、思いっきり警戒していました。何を求められるのだろう。

結果、純粋にお仕事=登記のご依頼で、何にも裏があるはずがない。「警戒していたんですよ」というのは、今となっては笑い話です。

不思議な話です。不動産業者さんに営業に行くのは、なぜか司法書士側とされています。私は営業に行ったことありません。行ったことはありませんが、「仕事を回す代わりに、マージンを求められたこと」は何回あったことか。

マージンを断ったら「次」はないので、求められては支払う司法書士が居る、ということなのでしょう。

今では頼りにしている弁護士さんも、最初は、ホームページを見て、連絡してきて下さいました。一緒に仕事させてもらううち、その弁護士さんの人柄が分かって、私からもお願いするように。

専門家同士のお付き合いって、それが自然だと思っています。信頼できるから、お仕事をお願いする。お願いしやすいから、一緒にお仕事させてもらう。長期的に考えて、裏金求める関係作りと、どっちがメリットあるか、考えるまでもないです。

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2022年12月14日 (水)

NHK連続テレビ小説「ひまわり」

20221214

少し前にも書いた、NHKの連続テレビ小説「ひまわり」の再放送。157回目まできました。全162回なので、終わりが近づいています。

ドラマの設定では「平成8年1月」とのことなので、私はまだ、司法書士になるための基礎講座を受けていた時期。自分自身も司法書士となることを夢見て、受験勉強をしながらドラマを見ていました。

話の流れや結末は、ほぼ記憶にないものの、主人公の松嶋菜々子と上川隆也はくっつくはず。ただそれだけは覚えています。

司法修習を終えて、勤めようとした事務所では、自分がやりたい仕事を扱っていない。それだったら、勤めには出ず、最初から2人で一緒に事務所をやらないか。そんな話になっていますが、最初から何を甘えたことを言ってるか。

最初は、理想は横に置いておいて、与えられた仕事をやって、力を付けていくものでしょう。司法書士だって同じ。

ドラマでは2人のボスになる奥田瑛二は、今の私よりも年下。。。27年近くが経過して、当時には想像もしなかった目線で再放送を見ています。

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2022年12月13日 (火)

新生銀行から商号変更のお知らせ

Photo_20221213204301口座を把握できていないのに、新生銀行から届く商号変更のお知らせ。対応が面倒です。

被保佐人(預金取引の代理権付)さんに届いた時は、「本人からの問い合わせじゃないと答えられない」と言われ、大汗を流しながら、電話してもらいました。対応、間違えられています。

被後見人さんに届いた時は、後見人からの問い合わせ可能。但し、通帳がない場合は、窓口で手続きした後、本人宅に転送不要郵便で通知を送られるので、一度で済まない。

「答えられない」と言われる中でも、遠回しに遠回しに聞いて、どうも残高が2ケタくらいのようだ、ということと、すでに休眠口座に入ってそう、なので、今回は「何もしない」という選択にしました。

新生銀行は、「振込手数料無料」を早い時期に始めた銀行。そのうち制限がかかったものの、今でも残高100万円で、月3回は他行振込料無料です。他では、大和ネクスト銀行は、月3回まで他行振込料無料。

大和ネクスト銀行は、元々口座を持たれていた方に後見人が就いてもネットバンクを使えているので、何気に便利です。

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2022年12月12日 (月)

南海沿線VS阪和線沿線

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泉大津の駅前で、不動産売買の立ち合い。

ずいぶんと変わりましたね~という話を、お客様としてました。

南海高野線や南海本線の主要駅は栄えているのに、阪和線はパッとしません。和泉府中は、駅舎の付け替えをしたのがマイナスに出て、人の流れが分断されている感じ。

しかし、ネットに出ている乗降者数で見ると、阪和線の和泉府中で28,038人に対して南海本線の泉大津で22,481人と、何となく感覚と違います。阪和線の東岸和田は18,568人で、南海本線の岸和田で18,655人。

阪和線堺市駅の駅前にあるタワーマンション「ベルマージュ堺」は、買戻しの特約が付いている関係で、登記簿から購入時の契約金額が分かります。興味本位で見ているわけではなくて、ご依頼があると見えてしまうだけなのですが、分譲時が高過ぎて、完全に値崩れしています。

司法書士も、依頼者の方がいての存在。身近な場所は、人も多くて、お店も多くて、栄えていて欲しいというのが願いです。

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2022年12月11日 (日)

司法書士手帳の役割

2023協同組合に入っていれば、毎年もらえる司法書士手帳。来年の分が来ています。

予定はデーターで共有しているので、年々「手帳に書き込む」ということは少なくなっていますが、司法書士が「その場」で調べるのに便利な情報が詰まっています。

公証人の費用、贈与税の速算表、法務局がオンライン庁になった時期、新築建物の認定基準表など。

そのために持ち歩いているもの。それと、とっさにメモを取る時、何か紙があればという時に役立つ存在です。

さすがに予定表を暗記する、ということはできないですが、日々、自分のやることは、どこにも書かずに管理しているので、実は、頭の中はごちゃごちゃなんだろうと思っています。

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2022年12月10日 (土)

友達同士で仕事したらいけない

Panfu_20221210201901 友達同士で事業をしたらダメだと、あちこちで言われていることですが、それでもやってしまって、失敗される例が絶えないです。

元々、社長になりたい人、士業も含めてそうですが、我が強い。一緒にやっているうちに、嫌な所は見えてくるし、報酬の取り分や、責任の取り方。いろんな部分で支障が出てくる。

そう思っておくほうが無難です。

一方、上手くいってる組織には、黒子のような奥さんがおられる。これまたある傾向です。しかし、奥さんの力が強くて、陰の支配者みたいになってしまうのは、これまたNG。

「アットホームな組織」というのもNGワード、とも言われますが、それは違うと思っています。

関係が良ければ、友達じゃないけど友達のような関係で仕事をできるし、そこに黒子のような奥さんが居たら最高なんじゃないか。そういう事務所でいれたらいいな、と思っています。

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2022年12月 9日 (金)

堺市役所にも自動精算機

20221209地銀2か所を回って、後見の届出。事務処理能力の違いは、歴然とされていました。

司法書士の業務も「慣れ」が必要ですが、いつまでもマニュアル見ながらやっていたら、成長はできないです。自分の技術として身に付けてしまうのか、それとも、それ場をしのぐだけの作業を続けるのか。

堺市役所の市民課に、自動精算機が導入されていました。
カード払いもできたので、とりあえずお試しで。

で、事務所に帰って、どう?と。
精算するのに、便利なのか不便なのか。

司法書士事務所の経理は、結構複雑です。
預り金や立替金は、事務所本体のものもあれば、個々の依頼者ごとの分もあります。

経理の処理も、事務所のルールをみんな暗記しているというか、身体が勝手に動くレベルで身に付けているので、いくらでもできるのですが、マニュアルを見ながら、聞きながらやっていたら、話にならないです。

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2022年12月 8日 (木)

今でも電車での移動が優先

20221208

地下鉄谷町線で移動するつもりが、御堂筋線に乗ってしまって、さてどうしよう。路線図を眺めながら、長堀鶴見緑地線に乗り換えました。

勤務時代、大阪市内で過ごす時間がほとんどだったので、移動手段は電車オンリー。「路線検索」ような便利なアプリが、当時はなかったので、「どうやって移動したら早いのか」というのは、自然と身に付きました。

「事務所の仕事で、車を運転する」というのは、たったの一度もなかった、です。

「駅前で過ごして、車がなくても困らない生活をしよう」であるとか、「所要時間が同じであれば、電車で出掛けて駅から歩く」であるとか、今ある私の価値観は、おそらくは、過ごした環境から作られたもの。

逆に、南の方向の事務所で勤めていたら、車が基本だったことでしょう。堺より南にも、今ではなくなっている法務局がありました。どこで感覚が作られるか、分からないものです。

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2022年12月 7日 (水)

時代の流れと個人の力

310309_20221207205101被後見人さん、被保佐人さんの自宅や施設を回って、6名様とお会いしてきました。

一時期、同時並行「15人の壁」というのがあって、13人くらいまで増えると、亡くなられて減ってしまう、という時期が長かった。今、確定直後の事案を入れると、20人を超える状態になっています。

時代の流れです。
「時代の流れに逆らってでも、独自の世界を作る」というのが理想かもしれないですが、個人の力で時代に逆らうのは無理。そう割り切るほうが、話は早いです。イコール、ただ時代の流れに乗っているのを、個人の能力と解釈するのも、間違いです。

何を変えたということはないです。
元々、営業とは無縁の事務所なので、ご紹介と、ホームページ経由のみ。

声を掛けていただいたお仕事に対応させてもらう。ご依頼があったお仕事に対応させてもらう。その積み重ねです。

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2022年12月 6日 (火)

色塗りのように予定表を埋めていく

20221206各所との日程調整。予定表に色塗りしていくように、徐々に埋めていっています。

年末特有の慌ただしさはまだですが、最終の営業日は28日です。後ろが決まっているため、そろそろ、せわしなくなってきます。「年内に」というご依頼が入ってくるからです。

「年内に」お受けすることはできますが、手続きが終わるかどうかは、分からないです。

予定が入っているところに、別の予定は入れられないのですが、予定が入っているのに「入っています」と当たり前に言えない場合がある、というのが司法書士の立場。

不動産売買の立ち合いであれば、そういうこともあるので、理想は10割。8割9割は自分たちで塗っていけるような事務所で居れるように、と考えています。

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2022年12月 5日 (月)

「お客様第一主義」について

Photo_20221205210601 今日は一緒に出掛けたついでに、某社長のところに、司法書士スタッフをお連れしました。

経営に関しては、士業だからと特別な能力を持っているわけではなく、むしろ素人。0から始めて、1から経験して、やっと分かってくる。やっと社長と同じ目線でお話しができるかもしれない。そういう感覚でいます。

何十人もの従業員さんに、毎月お給料を出す。私にはできないことなので、素直に尊敬です。

一時期に上手くいく、というのは誰もがあること。ただ、それが続けられるかどうかは別。そこがミソ。

「お客様第一主義」と言ってる組織を見ると、それは違うんじゃないかと思っています。従業員を大事にせずに、お客様を大事にできるはずがない。家族を大事にせずして、お客様を大事にできるわけがない。

向き合う部分を間違うと、続かないです。

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2022年12月 4日 (日)

「営業時間17時30分まで」に

Photo_20221204205001開業以来、「営業時間9時~18時」でやってきましたが、冬になったのを機会に、17時30分までに変えようか、と考えています。あくまでも表向きの営業時間です。

コロナの影響がどこまであるのか、夜の人通りが明らかに少なくなった、というのがあります。

「土日の相談は受けない」「夜の相談は受けない」と告知していることもあるでしょうけど、「夜しか行けない」というニーズもほぼない、のが現状です。

昔は、他所の事務所さんで辞任された理由として、「仕事が終わってから電話しても、電話に出ないから」という話をよく聞いたものですが、メールやLINEが発達したので、「電話が繋がらないと連絡が取れない」という環境ではなくなった、というのもあります。

冬時間を経てどうなるのか、様子を見ていきます。

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2022年12月 3日 (土)

向陵中町に新しい分譲地

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向陵中町に、また住宅の分譲地。

駅徒歩8~9分で坪120万円。面積も広くて、土地だけでも買えない立派な金額で、びっくり。

同社の駅近の分譲地、坪135万円のほうは、まだ残っているようですが、もっと高いので、やっぱり無理。こちらは、建物建てたら「億」にいきそうです。

いつか事務所兼自宅にしたい。しかも、三国ヶ丘で実現したい、という気持ちは持ち続けていますが、土地は高くなるわ、建築費も高くなるわで、敷居が高くなるばかり。

一方、事務所は路面沿いがいい。でも、住居はマンションがいい、という価値観は変わらないままです。

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2022年12月 2日 (金)

猫ちゃん問題がやっと解決

20221202被後見人さんの家に居た猫ちゃん問題がやっと解決。協力して下さる方がいて助かったものの、これは想像以上のハードルでした。

裁判所の回答は、「高額になりますが、後見人の裁量でしかるべく」です。

私自身、犬・猫が本当にダメ。

お客様の家にお伺いして、「犬(猫)は大丈夫ですか」と聞かれても、「近付かないで」と願うしかないのですが、自分が直接関わらないといけない場面が来るとは、想像していませんでした。

最近、つくづく思うようになったのは、後見業務は、ご本人だけのことを見ていても、やっていけない。家族さんとの関係も大事。福祉関係者とのコミュニケーションも大事。

それは当たり前のこととして、仏壇とか、お墓とか、財産管理でも身上監護でもない、悩ましいこともいろいろとあって、そして、もろもろのことが、最後は後見人の責任になる。何年経っても、考えながら、悩みながらやらないといけない役割であって、「これで完璧」という境地に達することはない、ということ。

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2022年12月 1日 (木)

役所間における究極の不効率

20221201利用者が居なくなった役所に、ひとり残されることになりました。銀行では15時になるとシャッターが下ろされ、閉じ込められることがあるので、似たような雰囲気。

前々から書いていますが、市外に住所を移す手続きは、役所における究極の不効率。

まずは、転出元の住所で、異動届を手書きすると、データーに入力されます。
印字された証明書ができているのに、転出先の役所でもまた手書きさせられて、またデーターに入力されます。

例えば会社の登記。法務局での管轄外の本店移転は、移転前の管轄法務局に「年月日本店移転」と申請を出せば、移転先の法務局にデーターを送ってもらえるようになりました。それと比べると、アナログ過ぎ。

マイナンバーカードの所持を強制するならば、こういう時に便利に機能させてもらえるシステムを作るのが先、という目で見ています。

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