大量生産が成り立たない業務
「クローズアップ現代」で成年後見のことが取り上げられていて、その内容に対してコメントされているツイート、見てみました。
ひとつ、分かりやすい現象として存在するのは、大規模な司法書士法人が「成年後見」をメインに広告を打っている、というのは見ないこと。むしろ、補助者も雇用せず、司法書士1人で事務所を回している人も多い、ように思います。
どうこうことか。
大量生産は成り立たないし、広告代をペイできない。効率性や採算性を考えると、多額の広告代を投入してまで、受任するような業務ではないのではないか、ということです。
「30件受けている」という話を聞くと、「儲かっていいな」なんて思わないです。「それは大変でしょう」というのが、素直な感想。
そんな現場のことを、一般の方に理解してもらうのは難しいのと、一言で「専門職の後見人」といっても、いろいろな人がいるので、家族さんがおられたり、選べる環境にいる方には「選んだほうがいいです」と、よく申し上げています。
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