基礎が固過ぎて困ることはない【司法書士業務】
今でこそ、いろいろな業務を取り扱っている私も、24歳で勤務を始めた時。最初の1年半は、ほぼ不動産登記。「抹消-移転-保存-設定」という定型業務に携わっていました。
司法書士の基礎となる不動産登記。同じようなことを繰り返し繰り返し、みっちりとさせてもらえたのは、今となってはとてもよかった。但し、それだけで「司法書士の仕事ができるようになった」と思っていたのは、間違いです。
2か所目の事務所では、商業登記と成年後見がありました。ここで3年ちょっと。今となっては、長かったのかもしれないですが、「もっと早くに独立したらよかった」という気持ちはないです。
債務整理の仕事は、独立してから始めたので、そういう意味では「即独」に近い感覚はあります。ただ、最初から大量の仕事量があったので、身に付けられました。
最近は、司法書士試験合格者の平均年齢も上がって、「即独はどうか」という議論があるみたいですが、私がもう一度やり直すとしたら、やっぱり一定期間は勤務させてもらって、基礎を固めてから、それからスタートしても十分に取り返せる、と考えます。
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