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2022年11月

2022年11月30日 (水)

株主総会招集通知の電子化は?

Toyota 今日の日経に、株主総会招集通知の話。

上場会社の招集通知、今までの紙で送られるタイプと違い、ホームページに誘導する手段で代用できるようになりました。

みんなそうするものだと思ってましたが、「5割が完全版郵送継続」「URLのみ通知は1割」という信託銀行の調査結果が出ていました。

個人的には、好きな会社でも、わざわざホームページは見ない。かといって、招集通知もちゃんと見ていない。

ウォーレン・バフェットが、「たくさんの会社の決算書や年次報告書を愛読していた」という話を知って、私もマネしてみようと置いてありますが、無理です。ただ、定款の変更案なんかが、仕事の役に立つことはあります。

株主優待があってもなくても、株主の自宅に郵便物を送る、というのは、貴重な機会。株主を大事にしようとしている会社なのかどうか、というのは、何となく伝わります。

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2022年11月29日 (火)

『依存症を抱える多重債務者との向き合い方』

20221129大阪司法書士会の研修で、『依存症を抱える多重債務者との向き合い方』。

多重債務の問題が「依存症」で語られるようになったのは、時代が進んだのでしょうか。

ひと昔前は、「高金利こそが悪の根源」で、「借入原因のほとんどが生活費不足によるもの」と言われていたものです。そうじゃないのに。そう言ってる限りは、個々の問題は解決しないのにな~とずっと思いながら、債務整理の仕事をしていました。

債務整理の目的は、生活再建のためだと思っていたのですが、いつの間にか「過払い金請求では、1円も負けてはならない」と価値観が出てきて、手段が目的になってしまいました。

とはいえ「依存症は病気だと認めましょう」というのは、なかなか言えないこと。本来の債務整理は、もっと奥が深くて、難しい業務だった、ということになります。

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2022年11月28日 (月)

久しぶりの学研都市線

20221128久しぶりの学研都市線。祖父母が住んでいたエリアなので、いろいろなことを思い出して乗っていました。

子供の頃の片町線は、大阪環状線と同じ色の電車なのに、明らかにエアコンが付いていない車両が多くて、ローカル線の雰囲気が漂っていたもの。

鴫野の駅前も、こんなにマンションが多かったか。今は、東へ西へと路線が伸びて、便利になっています。

8年ぶりにお伺いすると、「吉田さん、随分と変わりましたか?」と真顔で聞かれます。「髪の毛ですか?」と聞き返しましたが、そうではありませんでした。

遺言執行者へのご指定をお受けして、「元気でいてもらわないと困りますよ」と言われました。こういうシーン、最近特に増えてきました。

8年前、今の事務所に来た時は、「あと20年。60歳になったら引退できるように」と考えてましたが、辞めるわけにはいかない役割が続きます。「あと20年は続ける」という20年のスタート地点は、毎年毎年、ずれてきています。

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2022年11月27日 (日)

基礎が固過ぎて困ることはない

020503_20221127200501今でこそ、いろいろな業務を取り扱っている私も、24歳で勤務を始めた時。最初の1年半は、ほぼ不動産登記。「抹消-移転-保存-設定」という定型業務に携わっていました。

司法書士の基礎となる不動産登記。同じようなことを繰り返し繰り返し、みっちりとさせてもらえたのは、今となってはとてもよかった。但し、それだけで「司法書士の仕事ができるようになった」と思っていたのは、間違いです。

2か所目の事務所では、商業登記と成年後見がありました。ここで3年ちょっと。今となっては、長かったのかもしれないですが、「もっと早くに独立したらよかった」という気持ちはないです。

債務整理の仕事は、独立してから始めたので、そういう意味では「即独」に近い感覚はあります。ただ、最初から大量の仕事量があったので、身に付けられました。

最近は、司法書士試験合格者の平均年齢も上がって、「即独はどうか」という議論があるみたいですが、私がもう一度やり直すとしたら、やっぱり一定期間は勤務させてもらって、基礎を固めてから、それからスタートしても十分に取り返せる、と考えます。

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2022年11月26日 (土)

自動化できない部分でお役に立つ

20221126「焼肉はや」近くにある自動販売機。前々から気になっていた自販機を試してみました。

結果、お金を入れたのに商品が出て来なくて、お店に電話して、取り出してもらう、ということに。。。

司法書士業も、自動で売れるものがあればいいのですが、何かと手がかかって、なかなか効率化は進みません。

将来的に「AIに仕事を奪われるんじゃないか」という議論もありますが、人の手を使わなくて済むことは、逆に、どんどんと進んで欲しいと思っています。

相続の登記で、例えばですが将来的に、役所が自動で戸籍謄本を読み込んでくれて、法定相続情報が作られたらどうか。でも、そこでいただく対価はわずかなので、効率が良くなって助かります。

役所で住民票を移動させたら、法務局で自動で住所の変更登記が入る。そんなシステムが実現しても、助かります。

但し、今、想像できないことは起こるはずなので、自動化できないところで、お役に立つ。対価をいただけるようにする。司法書士としての「頭と知恵を使わないとできないことか」という点は、意識してやっていきたいところです。

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2022年11月25日 (金)

「外見は中身の一番外側」

Tukuno今日も、新規の後見申立ての依頼で、施設さんご訪問。

「女性の司法書士さん希望」ということでしたが、立場上、私も顔を出させてもらいました。

「外見を重視される方」と事前の打ち合わせを聞いて、2人して緊張が増しましたが、受け入れて下さって、よかったです。

どこに書いてあったか忘れましたが、「外見は中身の一番外側」です。

「外見が大事」というのは、異性に好まれるかどうか、という意味での外見ではなく、職業人として、信用できる人物なのかどうか。見られているのは、そこだと思っています。

「歳を取れば、外に出てくる」

これもまた真理。

服を着れば、身体は隠すことができますが、一番その人が分かりやすい部分が表に出ている、と考えると、ある意味恐いですし、面白いです。

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2022年11月24日 (木)

京阪沿線は久しぶり

20221124 阪急沿線が多い中、京阪は久しぶり。

プレミアムカーは興味がありましたが、特急でひと駅なので、今回はパス。京都に行く時は、乗ってみたい。

子供の頃、京阪特急に「テレビカー」がある、ということで、わざわざ乗りに連れて行ってもらった記憶があります。

被後見人さんの不動産の売却。
今回は、「居住用の不動産ではない」ということで、家庭裁判所の「しかるべく」の回答だけを得て売却。

居住用不動産で裁判所の許可書があれば、権利証は不要ですが、今回は権利証が残っていて、幸いでした。

夜は、司法書士会の研修。『高齢者施設からみえてくる生活保護受給者の受け入れ課題』。

施設入所後に生活保護の申請をしたことがあります。月末の引き落としがあれば資金が底をついて翌月の生活ができない、ということで申請をしたら、残高があればダメだと役所に追い返され、途方にくれました。ならばと悪い(?)知恵を働かせて、月末分を先に現金で支払ってしまえば受付してもらえるというのが答えでした。

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2022年11月23日 (水)

行き違い思い違いは防ぎたい

021029_20221123203301もっと大事にしてくれ、もっとやってもらえるはずだ。

そんな世の中になっているなと思うのは、身近なところでは、施設から送られてくる「利用者の意見」を見た時に感じています。

施設の人からは、「きつい意見を言ってくるのは、顔を見せない家族さん」という話もよく聞きます。現場の大変さを分かっていれば、そんなことは言えない、ということです。

司法書士も、お客様から対価をいただいて、法的サービスを提供させてもらっています。もっと大事にしてくれ、もっとやってもらえるはずなのに。そう思われてことも、あるかもしれないです。

そこでトラブルになるかどうかは、こちらの力不足であることもあれば、コミュニケーション不足が原因のこともある、と思っています。

何をどこまで求めておられるのかは、その方によっても違うので、同じように接しているつもりでも、行き違い、思い違いというのは、簡単に生じてしまうもの、という前提で考えています。

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2022年11月22日 (火)

『ヤクルト1000』も投資

1669113553636事務所でヤクルトの定期購入を始めた時、「ヤクルトに月1万円も使うなんて~」と言われたものですが、今ではすっかりと定着。目に見えて変わるものではないものの、『投資』だと考えるようにしています。

「ヤクルト1000」は、早い時期から2列の注文を確保していたので、配達を維持してもらっていますが、今、新規で申し込もうとしても、受付してもらえない状態。スーパーには「400」でさえ、なかったりします。

目に見えないものもあるけれど、目に見えるものは体型。

元々、見守り契約をさせてもらっている方のためにも、長く健康でいなければ、と始めたウエイトトレーニングも、いずれ萎えてしまう、の繰り返し。そして、いよいよ、被後見人さんが年下になってしまった。

仕事だと、時間をかけて、コツコツと積み重ねないと効果が出ない、と分かっているのに、仕事以外だと安易に効果を求めてしまう。人の心は弱いものなので、そんなものですが、「今回こそは」と続けています。

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2022年11月21日 (月)

電話一本からメール・LINEへ

20221121

休み明けの月曜日。元々「朝からこれをやろう」と考えていたことに加えて、たくさん連絡が飛んでくるので、落ち着くまで時間がかかります。

歓迎すべきことですが、電話一本やりだった状態から、メール・ラインへと連絡手段がシフトしています。ラインも、パソコンでダウンロードできる環境におられることが確認できると、PDFもラインで送らせてもらっています。

そもそも、少し前は「PDFをメール添付で送る」という手段もなかった。

ところで、大阪市在住の被後見人さんの5万円の給付金の申請書類は、まとめて届きました。被保佐人さんのは含まれていないので、自宅にいってしまったのか。

保佐の代理権目録は、少しずつバージョンアップしています。初期の頃と比べると、随分といろんなことに対応できるようになっていますが、「臨時給付金に関する件」が代理権目録に入っていないとダメ、という理屈は、そもそも「臨時」のことは予期できないので無理です。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所後見サイト「保佐(法定後見)」

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2022年11月20日 (日)

「家族で楽しんで下さい」

20221120

今年も、金沢からカニを取り寄せました。

去年は「カニが少ない」ということで、外国産を了解の上でしたが、今年はタグ付きで、サイズも大きかった。値段は同じです。

事務所のメンバーの家にも届いています。

お客様から心遣いをいただくこともありますが、特定の方が「夫婦で行って来て下さい」と、食事券をプレゼントして下さいます。いただく側に立って、それは相手に喜んでもらえるツボだと分かりました。

本当は事務所のメンバーでご飯に行きたいし、旅行にも行けたらいいですが、家庭があると自由にならないし、仕事以外の時間を拘束したくない。ならばと「家族で楽しんで下さい」という気持ちを込めて、送っています。

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2022年11月19日 (土)

特別送達2通到着

20221119

特別送達2通が到着。

事前に家裁から電話をもらっていたので、審判書が「今日届く」というのは分かっていました。

2週間の確定を待って、そこから1か月以内に就任の報告なので、今日受け取れば年内に就任報告。土日流して月曜日に受け取れば、就任報告を年明けに延ばせる、という計算をしていましたが、受け取りました。

2通というのは、ご家族さん2名分。

自分より下の年齢の方の後見人になるのは初めてなので、審判書の内容は違いますが、「司法書士2名で2人を担当させていただく」というつもりでおります。

ところで、特別送達って、なんでこんなに半端な切手が貼ってあるんだろう、と思ったら、84円に一般書留435円、特別送達570円で合計1,089円。

決められた内訳で裁判所に予納した郵券は、手続き終了後、余ったものは戻ってきますが、例えば、定型は100円、定形外は200円とか、郵便代の区分をシンプルにしたら、人の手も省けるのにね、という目で見ています。

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2022年11月18日 (金)

「本人の印鑑」は意味がない

20221118

銀行に後見人就任の届出。「本人の届出印は…?」と、ああ、久しぶりに聞いてしまった言葉。

届出の書式に、本人の届出印欄を作ってしまっているのが、現場を混乱させる元です。

先日は、大手が運営される施設さんと入所契約をしたのですが、後見人がいれば身元引受人は不要。但し、「後見人として、本人の財産の限りで支払いを行う」という覚書を用意されていました。

さすがだな、と思いましたが、これは、現場ではなく本部の力です。

でもやっぱり現場には伝わっていないので、「署名代行」と勘違いされて扱われました。契約書には「本人の印鑑が必要」と言われるので、近くのダイソーに行って、シャチハタを買って押しました。

例えば後見人が登記をするのに、本人の印鑑は要らないです。理屈で考えると、そこに本人の印鑑があるのは、おかしいのです。適当に「押印不要」を広げる前に、「押印する」意味を考えて欲しいと思っています。

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2022年11月17日 (木)

「戦わない」生き方

20220904 最近、たまたま合気道の動画がユーチューブに出てきて、今まで全く興味がなかった分野なのに、はまっています。

「戦わない」
「相手の力を逃がす」

これって、普段、生きていく中でも、仕事をしていく中でも、必要な考え方だよな~と思っています。

普段から威勢を張っている人。本当に強ければ、そういう姿は見せないのだと思っています。強そうに見えても、実はもろい。不安や劣等感の裏返し、という可能性が高いです。

司法書士も簡裁代理権を取って、「戦う」場面に立たせてもらうことができるようになりました。

ただ、仕事だからできることで、私の性には向きません。ドラマで「やられたらやり返せ。倍返しだ」って半沢直樹が言ってた時も、私は「そういう考え方が流行って欲しくない」と書いていた気がします。

戦わない、揉めない。
衝突しそうになった時は、どうやったらぶつからないか、かわせるかを考える。誰に対して、ということではなく、そんな生き方を通せるのが理想です。

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2022年11月16日 (水)

登記と「国税庁法人番号公表サイト」

20221116会社の登記を申請する際、フリガナが必要になったのは平成30年3月。

それ以前に存在していた会社も、フリガナ入りで登記したことがなければ、国税庁の法人番号公表サイトでも、フリガナなしのまま。司法書士が勝手にカナを振ってしまわないよう、気を付けています。

法務局の登記簿自体にはカナが入らないものの、国税庁のサイトには法務局からの情報を元に、カナが振られて公表されている、という状態。

カナはともかく、国税庁の法人番号公表サイトで便利なのは、「住所からの検索」ができること。

特定の住所で、他に登記されている会社がないかと調べることもあれば、ビル名が登記されているかどうか、住居表示が実施されている地域なのかどうかなど、参考程度に使える機能があります。

「名寄せができる」ということで、登記簿図書館も契約しています。役立つこともありますが、登記簿図書館経由で取り込んだことのある情報しか出てこないので、あまり期待はできないです。

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2022年11月15日 (火)

陰性証明を取ることにした

20221115昨日、陰性証明を取りに行ってました。

無料のPCRセンター。
受付の人は、「旅行支援で使いますか」「旅行支援で使いますか」と、1人1人に聞かれています。ああそうか、これも税金なのか。旅行支援スタートと共に、陽性者が増えたのはこういうことなのか。

「無症状の私も、下手したら陽性者になるリスクがある」ということですが、今回はそこまでして、面会に行きたかった。

今では、顔が見えると、飛び上がって喜んで下さる被後見人さんも、一年前は、何度通っても警戒されて、「はじめてですよね」と言われて、あの頃ちょうど「ポッキーの日」と看護師さんが言われていたなと、思い出していたものです。

今日もあちこち動いて15,296歩。

先週に続いて、今日も、コンビニ前で立ったままの昼食。さすがに「歩きながら」はできないですが、コンビニ前であれば、それもありだろう、と割り切っています。

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2022年11月14日 (月)

大量生産が成り立たない業務

Panfu_20221114211901 「クローズアップ現代」で成年後見のことが取り上げられていて、その内容に対してコメントされているツイート、見てみました。

ひとつ、分かりやすい現象として存在するのは、大規模な司法書士法人が「成年後見」をメインに広告を打っている、というのは見ないこと。むしろ、補助者も雇用せず、司法書士1人で事務所を回している人も多い、ように思います。

どうこうことか。
大量生産は成り立たないし、広告代をペイできない。効率性や採算性を考えると、多額の広告代を投入してまで、受任するような業務ではないのではないか、ということです。

「30件受けている」という話を聞くと、「儲かっていいな」なんて思わないです。「それは大変でしょう」というのが、素直な感想。

そんな現場のことを、一般の方に理解してもらうのは難しいのと、一言で「専門職の後見人」といっても、いろいろな人がいるので、家族さんがおられたり、選べる環境にいる方には「選んだほうがいいです」と、よく申し上げています。

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2022年11月13日 (日)

「ぱしふぃっくびいなす」運行終了

020211_20221113200901日本には3船しかない豪華客船のうち1つ、『ぱしふぃっくびいなす』の運行終了が発表されています。

「クルーズ船に乗るのは、老後の楽しみ」と思っていた私も、『神戸~別府~神戸』便を見付けて、初めて乗ったのが2年前の1月。今からすると、間一髪、コロナを逃れたタイミングでした。

「こんな世界があるんだ!」とファンになって、船内で会員の申し込み。また夏の便を申し込んだものの、JTBでも予約が取れない船旅ブーム。その前には、鹿児島の志布志まで往復『さんふらわあ』を取ろうとしたものの、これまたJTBで取れない、という出来事もありました。

横浜に停泊したまま、多くの感染者を出した『ダイヤモンド・プリンセス』の印象があまりにも悪かった。

「若い時にしておけば…」という後悔を後になってしたくはないので、仕事もプライベートも、今やれることを精一杯。楽しんで生きていこう、というのがオチです。

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2022年11月12日 (土)

「心技体」より「体技心」

010715_20221112203401体調管理のため、2週間に一度、鍼灸院に通っている話は何度か書いています。保険適用で軽く触ってもらうタイプではなくて、90分間、1対1でやってもらっています。

6年間。仕事の都合でキャンセルしたことはなくて、電話にも出ません。自分が仕事をしていく中で、欠かすことができない時間、としています。

ところが、前回は気前良く、スタッフ2人にその枠を譲ってしまいました。私自身は4週間空いてしまったので、さすがに昨日は、自覚症状があるくらいガタガタでした。

プロゴルファーが「体技心」と言っていたのに対して、いや「心技体」だろう。まず心が一事だろうと書いていたのは、私もまだ若かった頃です。

若い時は、身体が無理できるけれど、今は、何よりも身体を健康に保たないと、心もおかしくなるし、専門職としての能力も発揮できない。自分では落ちていないと思っていても、体力は自然と落ちていく。

そう考えられるようになっています。

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2022年11月11日 (金)

「落ち着いた」と言う前にやること

Denwa今日はほぼ電話が鳴らない、1年に数回あるかどうかの一日。

平日には珍しく、書類を片付けて収納していくことができました。

経営者の心理は不思議なもので、ふと仕事が止まると、ずっと止まるんじゃないか、と不安に思う部分があって、追われていると大変なのに、そっちのほうが快適、という変わった性質を持っています。

しかし、変なミスをして、ご迷惑をかけてしまったので、今はちょっと整理して、やることを減らしていきたい。

ウチの事務所で「落ち着いた」は禁句です。
その言葉が火種のようになって、ドカンと仕事が押し寄せてきます。

それは、「落ち着いた」と言う前に、この時間を使って、やることをやりなさい。片づけをしなさい、準備をしなさい。そういう意味なのだと思っています。

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2022年11月10日 (木)

月平均20万歩

20221110

天気が良くて、20℃くらいの日が続いています。

夏以降、ずっと暑過ぎたり、かと思ったら急に寒くなったりの繰り返しでしたが、やっといい気候になった。出掛けるのにも快適。

歩数計を月平均で見ると、だいたい月20万歩くらい。通勤「徒歩8分」の距離で生活しているにしては、まあまあ歩いています。

※ホントは、写真の奥に写っているマンションに住みたくて、モデルルームを見に行ったこともあったのですが、力及びませんでした。

先日、スタッフと駅から施設まで歩いたら、真剣に息切れしているので、面白かったです。これもパワハラなのか?と、後で少し反省しましたが、普段からそんなペースで移動しています。

話にまとまりがなくなりました。司法書士たるもの、事務所内で机の前で座って過ごせたらいいのですが、平日は結構出歩いています、という話でした。

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2022年11月 9日 (水)

非課税世帯等臨時特別給付金

20210318 5万円の「住民税非課税世帯等臨時特別給付金」。
書類上、シンプルにそう書かれている自治体もあれば、「電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」と書かれている自治体もあります。

後見人が就いているのに、ご本人の住所地宛に無造作に申請書類を送られる自治体もあれば、保佐人なのに「そちらに送っていいですか」と電話してくれた自治体もあります。

役所への送付先変更届を各課にしていても、臨時の手続きには無力です。

さて、後見業務の中から見える実情として、年金は少ないけれど、金融資産をたくさん持たれている、という方も、少なくないです。

「住民税が課税されているかどうか」というところで線引きされると、金融資産が1億持たれている方にも、2億持たれている方にも入ってくるので、公平とか平等というのは、ワケが分からなくなるほど難しい話、なのだと思います。

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2022年11月 8日 (火)

見学から1週間での入所

20221108被後見人さんの施設入所。

見学から1週間で実現しました。

在宅では「もう限界」というのが見えてから、日々どうなることか、という状態だったので、間には合ったものの「診療情報提供書も後でいい」、やってもらったものの「本人面談もなしでいい(どんな方でも、引き受けないことはない)」と言ってもらえたのには、助かりました。

施設探しも、ご縁とタイミング。それと、責任者の方との相性というのは、間違いなくあります。

今回、最大の足かせとなっていたのは、ペットの問題です。

「ペット可」の施設ではあるものの、ご自身で面倒を見るのが条件。野に放つわけにはいかない。負担でしかないのに、誰が引き取ってくれるというのか。そこまで後見人が負担を負わないといけないのか、という話ですが、今日の時点では、解決ができませんでした。

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2022年11月 7日 (月)

ショートメール配信サービス

021029_20221107205201パソコンから携帯電話宛てに、ショートメールを送れるサービスを申し込んでみました。

先日、久しぶりに歯医者を予約したら、「明日の何時に予約です」と前日にショートメールが来て、これはどうなってるんだろ、と思ってたところ。

自分の携帯とリンクさせて使う方法も分かりましたが、この方法は、携帯の番号がバレるのでダメです。

使い道としたら、メールやLINEで繋がれていない方で、なかなか携帯に出てもらえない方とのコミュニケーションを円滑にするため。ただ、受けてもらった側が「返信」で返せないのであれば、一方通行になるのか。

昨日の私の話ではないですが、「お客様に電話をして下さい」というご紹介のされ方をした時に、知らない番号だと出てもらえない、こともしばしばなので、そういう時にも役に立つのかな、と思っていますが、何となく「お試し」で終わりそうな気はしています。

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2022年11月 6日 (日)

【土・日・祝は定休日です】

Kanban3_20221106203501メールの署名部分に、【土・日・祝は定休日です】と入れてみました。

しかし、メールで連絡して来られるのは構わないです。受信できる環境にしているのは、こちらの都合。土日にメール送って来られて、すぐに何かをして欲しい、と言われることもないです。

土日に電話の着信を連発されると、負のパワーが伝わります。何か悪いことをして、クレームでも言われるのかな、という気になります。

『365日営業』と思われないように、というのは、意識しています。

「携帯電話の番号を、限られた方にしか伝えない」というのも大事なところです。しかし、私の「こだわり」を伝えておかないと、思わぬところで他人に広められたりします。

知らない番号でも「たまたま出る」ということはありますが、平日であっても、登録のない携帯番号からの着信に折り返す、ことはしないです。「携帯一本で仕事をする」スタイルにはするまい、と思っています。

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2022年11月 5日 (土)

シンカンセンスゴイカタイアイス

20221105

東海道新幹線で車内販売されているアイスクリーム。

今までも注文したことはありましたが、『嫌われた監督』の中で、落合監督が『「これが一番、美味いんだ」と言って注文した』というくだりがありました。「あの落合と同じことしてるんだ」と思うと、余計においしく感じて、先日は、東京までの往復ともに注文。。。

そして、お取り寄せは、JR東海パッセンジャーズの通販サイトで実現しました。

調べてみると、「シンカンセンスゴイカタイアイス」こと「スジャータスーパープレミアムアイスクリーム」には、コアなファンがいる様子。販売場所も限られています。

分厚い保冷剤入りの発泡スチロールから外して、家の冷凍庫に入れているうち、新幹線の中で食べる、あのカチカチ感がなくなってしまったので、車内販売での「カチカチ」には、それなりの工夫をされているはず。

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2022年11月 4日 (金)

法務局の近くよりも駅の近く

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「毎日」は言い過ぎとしても、最近は、2日に1回くらいのペースで、阪急沿線を移動しています。

とはいえ、事務所から1時間あれば茨木まで行けるので、いかにして移動に便利な場所に身を置くか、です。

開業時に漠然と思っていた記憶があるのは、事務所が堺になると、専門書を置く本屋(勤務時代は、大阪地裁内の本屋を愛用していました)がないので不便になるな、でした。今のように、アマゾンのようなシステムが発達して、「翌日には本が届く」というのは、全く想像ができなかった。

あちこちに移動するとしても、「毎日、阪急沿線に」というのも想像できなかったですが、事務所を置くのは「法務局の近くではなく、駅の近くである」という感覚は明確にありました。

20年以上前の自分が、そういうことを分かっていた、というのは、我ながらあっぱれでした。

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2022年11月 3日 (木)

一度使うと戻れないシール式切手

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一度使い始めると便利で、もうのり付け方式には戻れない、シール式切手。84円切手は、季節によって、絵柄が変わっていくのも楽しんでいます。

最近は「ぽすくま」と「鉄道150周年」を愛用中。

但し、一時はあったはずの「120円」と「140円」のシール式が消えてしまった。ニーズが多過ぎたのか、逆にニーズがなかったのか。

ウチの事務所では、84円切手の次に必要なのが、120円、140円。それと、260円です。

郵便事情が悪くなり、役所に郵送した戸籍謄本等の職務上請求が戻るのにも時間がかかるようになった中、「速達」指定にしておくと心なしか、役所の処理も早いような気がします。気のせいかもしれません。ただ、処理が「遅い」というクレームは、一定数あるものと想像します。

また郵便配達の不祥事が報道されています。土曜日の配達を止めた理由を、「配達員の休みを確保するため」とするのは、大義名分だと思っていました。休みを増やしても、仕事の量は変わらない。現場の方は、日々大変そう…です。

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2022年11月 2日 (水)

自然に逆行することは続かない

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月に一度、通勤ラッシュ時間の快速に乗って、大阪市内に出る日。

毎月同じ電車に乗っていると、変化が分かるのですが、今日の混み具合は、コロナ以降一番激しかった。

「テレワーク」だ「時差出勤」だと言われても、いずれ、適当なところに戻っていきます。

政府が「サマータイム」だ「プレミアムフライデー」と言った時は、その時々にも書いていましたが、最初から流行らないと思ってました。自然に逆行することは、流行らないし、続かないです。

さて、今日も半分以上の時間は外出。

被保佐人さん宅訪問が2件、確定待ちの被後見人さん施設、被後見人さん宅と移動。この3日間の歩数計は、合計で4万歩弱です。

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2022年11月 1日 (火)

1日と大安と一粒万倍日

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今日は、1日の大安。それと、一粒万倍日。

期日指定も含めて、登記の申請は4件。昨日よりも今日のほうが月末感のある、不思議な月初めです。

登記の申請日を決めるのに、「大安・仏滅、気にされますか」とお聞きすると、「気にします!」と言われる方より、「そう言われたら気にするかもしれないけど…」という感覚の方が多い。

それよりも、会社関係の登記は「1日付」と指定されることが多いです。

私のほうから、「この日は大安ですよ」「一粒万倍日ですよ」と言うことはありません。専門家のほうがそういうことを言うと、胡散臭く聞こえます。

私自身、不動産を買う日を決めた後で「仏滅ですけど…」と言われた時は、「別に構いません」でした。それで運命が決まるわけでもない。結局は自分次第なので、後になったら忘れています。

ただ、事務所開業の日は7月1日。スタートの日として「1日」という日付は、ずっと覚えています。

学生時代、結婚式場(の洗い場)でバイトしていました。圧倒的な件数の差はありましたが、結婚式は土日優先なので、仏滅だからといって結婚式がない、ということはなかったです。

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