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2022年9月

2022年9月30日 (金)

珍しく(?)予定が重なった月末

Osaka-staishion3日休んで、3日仕事して、また3日休み。こういう働き方、最高かも~と感じてた分、この5日間はヘビー。

週休3日制。休みの間も、自分の仕事はしても、接客はしない。

但し、売り上げは落ちない、という働き方は究極の理想だと、改めて感じた次第です。

さて、今日は「月末の金曜日」ということで、珍しく予定が重なってしまいました。

私は、梅田での不動産売買の立ち合い。不動産売買の中でも、売主さん、買主さんから依頼を受ける「抹消-移転-設定」は、久しぶり。司法書士が、売主・買主で「分かれ」る売買が非常に多いためです。

いろんな書類が、同時に目の前に置かれますが、書類を整えるのを最優先。この時ばかりは自分のペースで、「あの書類下さい。次はこの書類を」とお願いして、出していただきます。

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2022年9月29日 (木)

『縁』と『タイミング』

Sakaihigashi_20220929211301今日は、新規のご依頼が3件。ちょうど、「申請中」書類の場所が少し空いたところでした。

「縁」と「タイミング」というのは、事務所がうまく回るための、大事な要素。

「その日しか休みがない」という方との約束が、たまたま空いている時間に入ることもあります。

いつもは断る飛び込みの相談なのに、何気に「いいよ」と一階に下りたら、応接に居られたのは中学の時担任の先生だった、というのは、以前にも書いたとおり。

普段は無条件に断る「土・日」の相談も、なぜか時々受けてしまうことがあるのも、タイミングなのでしょう。それで、後になって失敗したな、ということはないです。

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2022年9月28日 (水)

入院はすぐには決まらない

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落ち着いたと思った頃に、被保佐人さん、コロナ感染の知らせ。

施設からは「すぐ来て下さい」と言われたものの、すぐに入院先が決まらないことは分かっていので、「私にも予定があるので」と。そのあたりは、主張させてもらいます。

珍しいことではないんです。後見人というのは、他の用事を差し置いて、すぐに駆け付けて当然の存在、と思われていること。

保健所に何度電話しても、話し中。結局、入院の手続きができたのは6時間後のことですが、今までのことを思うと、それでも早かった。

久しぶりに、堺市駅前まで自転車でひと駅。商店街内の店舗の移り変わりが激しいですが、シャッター街になるよりいいです。

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2022年9月27日 (火)

自分の事務所でも思うようにならない

300606金融機関とのコンタクトでも感じることですが、関西では『分かれ』形式での不動産売買が多くて、必然的に、他の司法書士事務所とのやり取りが多くなります。

「人によって、やり方は違うもんだ」
「事務所(会社)によって、やり方は違うもんだ」

当たり前と言えば、当たり前のことなのですが。この2つを理解しておくことで、外部とのコミュニケーションは楽になります。

自分の事務所の中でさえ、「決まったルール」を作るのは大変。私が「こうしよう」と決めたことでも、しばし、守られないことがあったり、上手く伝わっていなかったり。「こうして欲しいけど、言ったら反発されるから、止めておこう」レベルの願い事もあります。

そんな現実が分かっていれば、外部の人に、自分ところのやり方を押し通そうとしないもの。

それと、自分の意に沿うようにしたいのは、自分の事務所内限りで十分。事務所の中で満たされていれば、外部に押し付ける必要もない、と思っています。

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2022年9月26日 (月)

銀行に遺言執行者を頼む必要性は?

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公正証書遺言の証人としての立ち合い。

「銀行は遺言書を作らせて、儲けるんですけどね」と、チラッと言われた公証人の話に、ひとりで笑いそうになっていました。

遺言書は作らないといけない方もおられれば、作らなくていい方もおられます。例えば、相続税が課税されるため、みっちりと税理士さんに相談しながら、遺産分割の協議案を作成するほうがいい、円満なご家族。

正式な遺言書でなくても、「こんなふうにしてくれ」と日頃から伝えて、メモをしておくだけで十分。私の祖母が、そうやって亡くなったのですが、伝わりました。

逆に、知らないところで遺言書が作られていたら、角が立ったでしょう。だから、「遺言書を内緒で作らないほうがいいです」と、日頃からお客様には言っています。

基本的に、銀行に遺言執行者になってもらう必要はないです。「遺言書を作る」ことが目的になっている遺言です。銀行が執行者になっている公正証書遺言をひっくり返すのは大変でしたが、ささやかな抵抗をされて、それが生きた事例があります。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所 相続サイト「公正証書遺言の作り方」

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2022年9月25日 (日)

「メガバンク銀行員 ぐだぐだ日記」

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「メガバンク銀行員 ぐだぐだ日記」(目黒冬弥著)

先日書いた「住宅営業マン ぺこぺこ日記」のシリーズ本です。

住宅営業マンの世界は、まだ想像できる部分があって、過酷だなと感じながらも、あり得る世界。しかし、この本に書かれている銀行の話は、過酷以上。あり得ないでしょう、と思う世界でした。

司法書士としては、仕事で接することが多い業界。個人的にお付き合いもあるので、大変さは何となく知っているつもりです。ノルマと成績。私に子供が居たら、「金融機関だけは止めておき」と言うでしょう。

""部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任""
『半沢直樹』で描かれていた銀行の世界もたいがいでしたが、それにしても。恐ろしい世界だなと思うしかないです。

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2022年9月24日 (土)

結婚15周年の記念日

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結婚15周年の記念日は、結婚式をした有馬グランドホテルに戻りました。

夕食は「お祝い会席」。
尾頭付きの焼き鯛を食べたのは、果たしていつ以来か。「少量美味会席」と書かれていたのに、鯛の身が分厚く、2人で食べるに多過ぎて、食後は動けない状態となりました。

原点である有馬グランドホテルに行くと、いつも感じることは、変わらないものを大事にしつつ、時代に合わせて変わっていくことの重要性。

今回は、15年経っても変わっていない「中央館和室」を選びましたが、スパができて、「東館」が完全リニューアルされて「別墅結楽」になりました。着物を着た接客係の人は、随分と減った気がします。お客の部屋着も、浴衣がオプションになり、作務衣が基本。

どんな業界でも同じことです。

「老舗」だ「地域NO.1」だと、そういう評価にあぐらをかいていたら、気付いた時には時代に取り残されて、廃墟になりかねない。その時がいくら良くても、先々への投資、細かいリニューアルというのは、事業が長く生き続けるために、欠かすことができない行いです。

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2022年9月23日 (金)

泉州ひんやりタオル枕

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枕。今年の夏は「泉州ひんやりタオル枕」で通しました。

芯の棒状の部分は別として、頭に接するタオル地の部分は毎日洗えるので、汗をかいても気にすることがない。高さがかなり低いので、さらにタオルを乗せて使っていましたが、もう普通の枕には戻れなくなっています。

旅先の枕は、たいてい高いのでダメです。バスタオルを使うか、敷けるものがなければ使わない、ということも。

今年から取り付けた輻射式のエアコンも、一応機能した、と思いたい。真夏の暑い間ほど、朝まで目覚めないということもありました。

私の家の輻射式のエアコンは、既存のエアコンに取り付けるタイプのものなので、「風が出ない」とならなかったのは残念でしたが、仕事の質を上げるためには、快適に眠れる環境は買ってでも欲しい、という感覚でいます。

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2022年9月22日 (木)

3日間でも5日分の分量

20220922今週は3日しかなかった営業日。

うまいことなっていて、営業日が多くても少なくても、入ってくる仕事の総量は変わりません。5日分の分量が3日間で動く、ということ。

反面、仕事が欲しい時に、土日を開放したり、夜間に相談を受けようとしても、入ってこない。

そういう時期も経験しているので、悪い方向に流れが行かないように、というのは、気を付けています。

今日は、相続登記完了書類のご返却。遺言書作成の打ち合わせ。遺産承継業務の受任。売買の事前捺印。確認待ち書類が積み上がった状態で、2度目の三連休。電話は、自動音声にしているので、つながりません。

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2022年9月21日 (水)

利用者から見えるのは一部だけ

20220920-2司法書士の仕事を通して、いろいろな業種の方の裏側、利用者の立場からは見えない部分を拝見する機会があります。

作業は当日に限るようでも、地道な準備があります。
華やかそうに見えても、実は地味です。
儲かるように見えて、ロスも大きいです。

例えば、不動産の売買に携わる司法書士なんかも、「当日にちょっと顔を出して、お金だけ持って帰った」みたいな見られ方することがありますが、実は、何日もかけて準備してきて、お客様から直接見える場面が「そこ」だけ、に過ぎないです。

「司法書士なんて、申請書打ち換えてるだけ」と、士業の人から言われたこともありますが、価値が分かってもらえない人とは、仕事をしてはならない。仕事を受けてはならない、ということだと思っています。

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2022年9月20日 (火)

郵便物とメールと写真

20220920_20220920214401大阪で雨が降ったのは、昨夜のごく短時間。

日曜日の時点では、車を一晩、店舗の立体駐車場に避難させに行こう、と考えてましたが、台風は何事もなかったように去って、急に寒くなりました。

三連休を挟んで、郵便物は大量に届いています。
司法書士会からの分厚い郵便物。いつも思うのは、固まって届くタイミングで送らなくていいのに。そもそも、郵送が必要な書類なのかどうか、という疑問もあります。

メールですら、要らない情報はどんどん捨てていかないと、サーバーの容量を気にしないといけない。

スマホで気軽に撮れるようになった写真も同じですが、写真はライフログ。人生の記録のようになっていて、特にブログに写真を載せるようになってからは、できるだけ毎日違う発見をしようと、周りを見るようになっています。

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2022年9月19日 (月)

『発達障害「グレーゾーン」』

20220919 『発達障害「グレーゾーン」』(精神科医:岡田尊司著)

何か新しい発見があるのではないかと、何度かこの手の本を読んでいますが、毎度、途中で難しくなって、分からなくなってしまいます。

素人が簡単に分かる話ではないのでしょうけど、この本からは、発達障害には遺伝性の要素もあれば、家庭環境。子供の頃の不安定な両親の関係とか、養育環境に原因があることが、想像以上に多いんだ、という感想を持ちました。

家庭環境が子供に与える影響、という問題。

もっと世間に知られてもいいのではないか、という気がします。

この本では、複数の歴史上の人たちが、発達障害の特性を持っていたことも書かれています。士業にも「変わっている人」が多い、のも現実。私にも当てはまると思うことが多々、書かれていましたが、変わった部分、尖った特性を仕事に生かせるかどうか。生かせる環境に身を置けるかどうかは大きいです。

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2022年9月18日 (日)

名古屋へは新幹線より近鉄特急で

20220918 名古屋のお客様宅まで、売買のご本人確認にご訪問。

平日は、まとまった時間を作るのは、なかなか難しい。休日に、ひとりでとんぼ返りしてくるのかと考えると、それも寂しい。ということで、前日から奥様を連れて、出掛けてきました。

お盆休み以来の休息の時間。
仕事で出掛ている緊張感はありますが、事務所を離れる、大阪を離れる開放感というのは、こんなに大きいものか、と感じて帰ってきました。

移動手段は、往復、近鉄特急「ひのとり」です。
「ひのとり」のプレミアムシートは、JR東日本の新幹線グランクラスと同レベル、と言われています。鶴橋~近鉄名古屋間は、約2時間。

新幹線より時間はかかっても、シートを倒して、足を伸ばして過ごせる、至福の休息時間。「ああ、もう着いてしまった」。普段、時間に追われている時には、味わえない感覚です。

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2022年9月17日 (土)

事務所で快適に過ごせるように

20220916

ペーパータオルホルダーが付いて、洗面所の小さなリフォームが完了しました。

自分たちが一日過ごす空間。少しでも快適に過ごせるように。

スーツを着なくなってしばらくになりますが、外出から戻ってその後の予定がなければ、この夏、Tシャツで過ごすことも多かったです。足元は、スリッパを履いていますが、事務所に居る間は裸足だったり。

「家じゃないんだから、靴を履くべし」という考えもあるようですが、一度、「ゆったり」に慣れてみると、もう元には戻れないです。

さて、土曜日の今日も、1組面談を済ませて、名古屋です。このブログは、テザリングを使っての初投稿。

被後見人さんの救急搬送があり、「今から来て下さい」という連絡がありましたが、なんとかなりました。台風が来るまでに帰って来れるかと考え、予定通りお伺いします。

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2022年9月16日 (金)

「謙虚にやれよ」の警告

20210918_20220916202001連休前、立て続けに登記が完了しました。

私の事務所では、一番案件の多い堺を中心に、不動産の登記は、全体的に完了が遅れています。普段は完了まで「だいたい1週間くらい」とお客様にご説明しているのが、最近は「2週間程度」。

法務局の内部事情を知る由はありませんが、それらしいことを公に呟いてくれている、法務局の職員さんらしき方はおられます。

これは通らなかったら、お客様に頭を下げに行くしかない、と思っていた件も、完了しました。

ピンチになると、まずは最悪のことを考えます。最悪のことを想定しておいて、その後は大丈夫な要素を探し出して、自分を落ち着かせていくのですが、今回は大丈夫な要素が乏しかった。

表向き書かないだけで、危機一髪のところで救われる経験は、何度も繰り返しているのですが、その都度「謙虚にやれよ」の警告だと受け止めています。

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2022年9月15日 (木)

役員変更登記を放置してくる過料

300801_20220915210101役員の任期10年満了による、役員変更登記が多い月です。

「勧誘的な行為は一切しない」私の事務所の例外は、10年経過による役員変更登記。

事務所からご案内して、「会社法上の義務なんです」とお伝えして、なんとかクリアしてもらっています。

最近、特定の法務局の動きしか把握していませんが、役員の変更登記を10年以上放置しされて、かつ、12年経過によるみなし解散には至らない会社さんに、突然過料の通知がいっています。全社が対象ではなく、ランダムなのは間違いありません。

今まで「遅れて登記をした時に来るのが過料」というイメージだったのが、「何もしなくても来る過料」です。

会社を廃業される際、税理士さんによっては、「清算結了をするにも費用がいるので、そのまま放置しておいたら」とアドバイスされていますが、放置したらと言われて「放置しておいたら過料が来た」ということになります。

個人的には、法務局の厳しい取扱いには賛成。
これは、役員変更時の仕事欲しさではなく、簡単に会社を設立できるようになった分、会社法や登記を甘く見て欲しくない、という気持ちです。

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2022年9月14日 (水)

出会いは突然にやってきます

20220329_20220914203401 朝から、被後見人さん関係のご訪問、4つまとめて移動。

「連続」で自分の予定を縛ってしまうと、1つの面会が長引くと次の予定に差し支える…という不安もありますが、トイレ休憩入れるくらいの緩さにしておくことと、勝手が許されるならばと、「何時頃」というお約束の仕方をさせてもらっています。

後見の報告書は、1年間の報告書を作っていますが、これは今までに一番ボリュームのある事案(写真は関係ありません)。

「自分だからできた」とは思っていないですが、1人でやっていたら無理です。人が居てくれているのに、この事案のためにパートさん1人増やそうかと、一時は、真剣に考えていたくらい。

突然の出会いがあってから、ちょうど1年になります。
過ぎてしまったら、早かったです。

どんな事案に限りませんが、出会いは突然にやってきます。来るかどうかわからない「その時」に備えて、いかにして準備をしておけるか。日頃から態勢を整えておけるか、が問われています。

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2022年9月13日 (火)

「続ける」はプロとして必要な要素

20220913

事務所を出る時間になると、外が暗くなりました。ということは、夏は、まだ明るいうちに事務所を出ている、ということ。

事務所を出る時間は、平日は1年中同じ。
土日は、平日より1時間早い時間に設定しています。これも1年中同じ。

プロとして必要な要素のひとつは、「続ける」ということ。
「自分のペースを崩さない」ことを大事にして、過ごしています。

一時だけできることも、だいたいが続かないんです。無理をしたり、自分の能力を超えたことは。できなくなった時に「言い訳をする」というのは、普通の人の特徴です。

決めた時間を超える日が続いたり、朝早く目覚めることが続く時は、流れが良くない時の症状なので、意識して戻そうとして、戻します。

1年間、無理なく続けられる生活の仕方。自分が決めたペースを何年も続けていく、というのが理想です。

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2022年9月12日 (月)

和泉市役所の外観

20220912

一見すると、「高級ホテルか」と思うほどの外観は、和泉市役所。まだ周辺は工事中です。

今でこそ、建築に興味を持つようになって、あんな建物いいな、こんな建物いいなと周りを見るようになりましたが、自分が事務所を建てた時は、予定も準備も何もなかった。

今だったら、外観だけで、ここはちょっと違うな?という建物を作りたい(但し、あまりお金をかけず)、と思うことでしょう。

司法書士事務所は、場所はどこでもいい。外観なんて関係ない、という考え方は、間違いだと思っています。見掛けが良くても、中身がダメならダメですが、自分がお客さんだったら、外観も気にするでしょう。

最近、「どうやってウチを知られましたか」とお聞きすると、「前を通っているので、前々から知っていました」と言われることが増えてきたので、余計に、そういう方向に考えが傾いてきています。

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2022年9月11日 (日)

「ここを乗り切れば」の繰り返し

Dsc_keyaki_20220911194101今日は元々1つ予定が入っていたので、もう1つ。

目の前のことで四苦八苦しているのに、3週連続で、土日に予定を入れています。来週末も、お客様の都合次第では動く予定。

仕事が欲しい?、お金が欲しい?
多分、そういうことではないように思います。

何が欲しいと聞かれたら、休みが欲しい。

「ここさえ乗り切れば」と、事務所では年中言っている気がしますが、今日も明日も「ここを乗り切れば」という気持ちで、お仕事させてもらっています。

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2022年9月10日 (土)

コロナが生んだ快適な環境

20220910

洗面所の水栓を、センサー式に変えてもらいました。手をかざしている時間だけ、水が出るようになります。

これで、「手をかざせば石鹸」→「手をかざせば水」→「手を拭くのはペーパータオル」というルートが完成。おそらくは、コロナがあったからこそ、実現した快適な環境です。

センサー式の水栓も、値段はケタが違うものがあって、迷ったのですが、「センサーセット」の中でも、6,000円台の商品がありました。適応しなければ仕方がない、と割り切っての購入です。

「リフォーム」まではいかなくても、身の回りのことを、ちょこちょこと変えていくのを、楽しんでいます。気安く引き受けてくれるのは、街の工務店さん。被後見人さんらの家でトラブルが発生した時も、「どこにお願いすればいいんだろ」と探す前に、走って下さったりしています。

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2022年9月 9日 (金)

収納の分だけ荷物が増えていく

020306-2今日は、被後見人さん宅の荷物の撤去をお願いしていますが、予想以上に荷物が多かった様子。夜、この時間になってもまだやって下さっていて、申し訳ない。

昨日の話ですが、「大変なお仕事」です。

私の家も、元々の実家は一戸建てだったので、家の中に収納が多い上に、庭に物置まで置いていました。荷物の量は、収納スペースがあればあるだけ増えていきます。

昔の人は「モノで返す」機会も多かった。使わないモノをもらって、箱のまま収納してしまう。タオル類は、大量にありました。そういう慣習も、荷物が増える元凶でした。

今の私の家は、引っ越ししてから、ソファーを撤去。食卓も撤去。ベッドの撤去も決めています。

物が減ると、ホコリも確実に減ります。掃除も大事ですが、それよりも家のモノを減らそう。事務所は書類を減らそう、ですが、後者は増えるばかり。

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2022年9月 8日 (木)

逆に司法書士の仕事しかできない

Dsc_meishi_20220908204701社交辞令含めてだと受け止めていますが、最近よく「大変なお仕事ですね」と言われます。

でも、他のお仕事はできないです。

例えば、隣接士業の中でも、土地家屋調査士さんのように、近隣の方に立ち合いをお願いして、印鑑を押してもらう、というのは無理です。対価をいただいている依頼者自身から印鑑をもらうのも、大変なことがあるのに。

弁護士さんも無理です。
簡易裁判所の代理権も、めっきり使わなくなりました。争いごとは好みません。

税理士さんは「相続」つながりで、相続税の申告は魅力的です。最近は「プラスとマイナス」の資産の考え方が、少しずつ分かってきましたが、元々、数字が得意ではない上、会社の決算をする顧問業をやりたいと思うことはありません。

個性の強い経営者とお付き合いしていくには、自分がそれなりの経営者になるのが先です。

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2022年9月 7日 (水)

応接スペース椅子の入れ替え

20220907

長年の懸案事項。応接スペースの椅子を入れ替えました。

4つのうち2つは、20年経過。うち2つは、19年経過でした。

経過期間が違うのは、開業2年目に事務所を移転して、同じもの2つを買い足したから。途中、洗浄してもらったことがありましたが、さすがに最近は、汚れが目立つように。かといって、魅力のある椅子が見つからない、という状況が続いていました。

座面が2センチ低くなったので、机の上で文字を書くには適しませんが、深く、ゆったりと座れるタイプに。また、来客側には3つ置けたので、3人でお越しになられても、補助椅子を使わなくて済みます。

この椅子は、携帯ショップの待合スペースにあったのと同タイプ。この椅子、座り心地良いやん。あわよくば寝られるんじゃないか、と思ったのがきっかけです。

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2022年9月 6日 (火)

思えば遠くに来たもんだ

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NHK連続テレビ小説「ひまわり」。

先日も書きましたが、市役所のテレビでたまたま見掛けてから、再放送を「毎日録画」をしています。全162回なので、まだ折り返し地点。

この先の展開がどうなるのか、記憶はありませんが、平成8年当時、司法書士の受験生だった私は、ドラマの中で弁護士を目指す松嶋菜々子を、司法書士になった自分に照らし合わせて、見ていました。

自分が司法書士になって、どうやって仕事をしていくのかなんて、全くイメージできなかった。勤務を始めても、お給料をいただけるだけの仕事もできないのに、まさか他人を雇用する側に立たせてもらえるとは、考えてもいなかったです。

年明けとかに、よく「飛躍の年に」という言葉を見ますが、飛躍なんてありゃしない。小さな積み重ねが積み重なって、思えばあんな時もあったもんだ、というところにたどり着いているもの、なのだと思います。

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2022年9月 5日 (月)

節目の一部分に関与させてもらう仕事

20171215_20220905211001不動産登記の申請は、売買が1件、相続が3件。商業登記の申請は、本店移転と役員変更の申請が1件ずつ。

毎日、こんな感じで、どんどん登記を出せたらいいのですが、土日に届いた郵便物が溜まったのもあります。

登記の申請に至るまでの経緯はさまざまです。
本店移転も、登記の手続きだけを考えるとシンプルですが、お客様にとっては事務所を移転される、ということ。自分が事務所を移転する時の大変さを思い出すと、一大イベントです。

相続も、司法書士にとっては日常のことでも、お客様にとっては初めてのこと。

個人のお客様、会社のお客様を問わず、司法書士は、お客様の節目の一部分、重要な出来事の一部分に関わらせてもらっているんだ、ということを、自覚しています。

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2022年9月 4日 (日)

ホームページはコツコツ育てる生き物

Taun

昨日の続きになりますが、「有料の広告を止めた」典型的なものが、タウンページ。自分が何か探す時に、タウンページを使うか。もう使わないですね。

有料の広告の特徴は、お金を出すのを止めたら、即広告効果がなくなる、ということ。そんな宣伝の仕方、延々とやってはいられないと気付くまで、10年以上かかりました。

駅のホームの看板広告も、一年だけ試したことがあります。50万円くらいでした。今からすると、あり得ないです。

ホームページも、業者さんに頼んで、お金をかければ、立派なものを作ってもらえますが、お金をかけたから依頼が集まるかというと、そんな簡単なものではないです。ホームページは、コツコツと育てていく、生き物だと思っています。

コツコツ育てるのは、手間さえかければ、費用がかかりません。誰にでもできるのに、誰もやらないことが広告のミソです。

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2022年9月 3日 (土)

業務の内容が変わっても基本は変わらない

20210725_20220903200401同時並行で何件目なのか、今日も、金融機関の相続を含む、遺産承継の手続きをお受けしました。

何気に時間と手間がかかるので、私のチェックのところで、少々渋滞を起こしてしまっています。

自己破産と個人再生の進行中案件が無くなったことは、書きました。近いうちに、ホームページからも消せるよう、今、準備をしています。

業務の内容が入れ替わったのは時代が変わったから、ニーズが変わったから、としか言えませんが、間違いなく言えるのは、私の仕事に対するスタンスというか、基本的なやり方は、何ら変わっていないです。

相続も後見も、ホームページとご紹介。
ご依頼のルートは、この2つが基本。

プッシュ型の営業はしない。無理強いしない。押し付けない、という考え方も変わりませんが、「有料の広告は使わない」というのは、債務整理時代にはなかった、新しく加わった方針です。

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2022年9月 2日 (金)

コップの容量以上の水は入らない

20211012_20220902213301ありがたいことに、量と質ともに、自分が普通にできることプラスアルファのお仕事が入ってきます。それが10年15年と、続いています。

「自分で一生懸命する」というレベルは、多分、知れています。自分の能力の範囲内で考えるから。

第三者に「やらされる」というのも嫌ですが、やらざるを得ない。やらないといけない環境に身を置く。そういう日常の積み重ねで、自然と成長させてもらえている、のだと思っています。

但し、コップの容量以上の水が入ることがないのと同じように、事務所にお受けできるだけの器がないと、お仕事は入ってきません。

それなりの器を持ち続けないといけないし、どんどんスペースを空けていかないと、新しいお仕事をお受けできない。スペースを空けるために、土日の貴重な時間を使う。その繰り返しです。

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2022年9月 1日 (木)

お金は周りに喜んでもらえるように

20220901

「1日はサーティワンの日」ではなかった。でもまあいいかと、事務所に買って帰りました。

私の中にある価値観のひとつ。
「お金は、周りの人に喜んでもらえるように使おう」

先に「自分が満たされる」ことが条件になるのでしょうけど、「周りの人に」という感覚でいれば、暴走(浪費)は防げるのではないかな、と思っています。

お金は、稼ぐのも大変。貯めるのも大変かもしれないけど、それよりも難しいのが使い方。

ちょっと上手くいくと、高級車に乗る方が多いですが、そんな社長の姿は、従業員も見ています。

私の場合、物理的に、今の車以上のサイズには乗れないのが幸い。夫婦共用であるのも幸い。お客様にはよく「家の駐車場、空けておきます」と言っていただくのですが、細い道に入ること自体苦手です。

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