軸がしっかりしていれば戻れる【成年後見】
今日の研修のタイトルは、『後見業務の注意すべき点~非違行為・苦情案件の分析から~』。
それどころじゃない、と思いつつ、これは見ておかないとと、仕事の手を止めました。
ある福祉関係者の方から、「後見人の先生は、とにかく頑な。自説を曲げない」という話を聞いたばかりですが、自分の考えは自分の考え。案件ごとに事情は違うし、関係者の意向も違うし、柔軟に対応することが必要な役割です。
言われるままにする、というのとは違います。
八方美人になってもいけませんが、自分の立場をわきまえながら、皆さんと上手にやっていける、というのは、後見人として大事な要素だと思っています。
基本となる軸がしっかりしていれば、それと、柔軟性があれば、あっちに振られて、こっちに振られても、ちゃんと芯に戻って来られます。でも、少し間違うと、あっちに振られて、振られたまま倒れてしまう(病んでしまう)、みたいな事態になるリスクがある。
どんな業務でも同じですが、特に後見業務では気を付けないといけない役割です。
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