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2022年6月22日 (水)

相続登記漏れを防ぐためにも名寄帳(固定資産課税台帳)は貴重な情報源【相続手続き】

20220622

現場を拝見しないと話が進まないと、農地を見に行きましたが、司法書士としては珍しい現場仕事。急に晴れてきて、太陽の洗礼です。

エアコンの中で座っているのが当たり前になると、年々、日差しに弱くなっていくのが分かります。

市役所に移動して、戸籍の収集と名寄帳の確認。
先代名義で、相続登記されていない土地が残っているのが分かりました。課税地目は、公衆用道路。

公衆用道路は、固定資産税の納税通知書には載らないので、こういうこと(相続登記漏れ)が起こり得ます。

役所の名寄帳の仕組みも完全なものではなく、課税の通知先が相続人に変わっていると、相続人名義でないと出ないと言われたり、地方の土地では、コンピューター管理に移行される前の情報は載らないこともある、と言われたり、100%の信用はできないですが、名寄帳は重要な情報源です。

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