何のために内容証明郵便を書きますか
電子内容証明郵便の仕様が変わっていて、事務方が苦労していました。届いた控えの封筒も変わっています。
当事務所における内容証明郵便は、最近は、消滅時効援用の手段として使うのみ。
昔は、堺郵便局の窓口まで出しに行っていましたが、記憶が確かであれば、郵政が民営化された頃から、窓口での発送の処理に待たされるようになり(いちいち奥まで持って行かなくていいから、と思っていた)、そのうち、ネットから投函できるようになったので、郵便局には行かなくなっています。
一方、「内容証明郵便を書いて欲しい」という切り口の依頼は、お断りするよう、事務所内で周知しています。
一般の方は、内容証明郵便に過大な評価をしがち。行政書士にも、そういう人がいます。業務内容に「内容証明郵便作成」とあるのです。
「書いてくれるだけでいいから」と言われることもありますが、内容証明の投函が紛争の始まりになることもあるので、最初から弁護士さんに相談するほうがいい。そもそも、問題解決の手段として、内容証明を送ることが適切なのかどうか、そこからの検討が必要、というスタンスです。
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