後見業務から相続手続きがよく見える
午前中は、相続の打ち合わせ。境界・分筆・地目変更のことについて、土地家屋調査士さんも交えて検証。お客様5名は、当事務所としては限界の人数です。
役員変更登記のご依頼。会社さんの登記のご依頼をホームページからいただく、というのは珍しいですが、上場会社さんからオファーをいただいたのも、ホームページからでした。
午後からは、任意後見契約中のお客様訪問。お寺の住職さんと時間を合わせてもらい、今後のこと。生前の契約のことや葬儀後の段取りのことを打ち合わせさせてもらいました。
被後見人さんの葬儀~納骨も複数経験させてもらって、やっと段取りが見えてきた分野です。
不思議なもので、後見業務を通して、相続の手続きが見えてきた、というのもあります。後見人として、相続の当事者(相続人の法定代理人)になることもあります。また、被後見人さんが亡くなられた後、引き続き、遺産承継の手続きをお受けすることもありますが、そうすると、役所からの郵便物が「とりあえず元後見人」の所に届きます。
こうやって返金(=財産になる)されたり、徴収(=負債になる)されたりするんだなと、表面的な相続手続きしかしていないと見えない部分が、よく見えてきます。
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