祖母の三回忌
今日は、祖母の三回忌。
毎回ひと言話して帰られるお寺さんの言葉。今回は「拝むものは拝まれる」。拝むという行為は、感謝の気持ちを伝える行為だから、こちらから拝めば、向こうからもきっと「ありがとう」と言ってくれているはず。
「守護神とか守護霊というのは、他所から連れて来るものではなく、ここに見守ってくれている人がいる」。祖父母の存在を思い浮かべながら、何となくそんな話だった気がします。
司法書士の仕事をしていて、「家庭」のこと。もう少し広く「家族」「一族」という存在のことを考える機会、見聞きする機会が多くなりましたが、本当に大事なことは法律には書かれていません。
祖父母は、亡くなっても「一族」が集まる場所を残してくれて、金銭的にも支障が生じないように配慮してくれた。それは、お金が多い少ないの問題ではないんです。
姿が見えなくなっても、その思いや考え方というのは、下の者に引き継いでいかれますし、結婚相手を選ぶ時も、ずれた人は選ばない。ずれた人は育たない。親族一同って、そんなものです。
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