司法書士にも数字の読み書き能力が必要
大阪家庭裁判所で後見申立の面接。
判断能力の不十分な程度が一番重たい「後見」の「本人申立て」でしたが、ひとまず問題なくクリアできたようです。
事務所に一度戻って、被後見人さんの施設に出向いて、利用料の支払い。ケアマネージャーさんの報告をお聞きして、ご本人の顔を拝見して帰ります。
もう少しで申し立てできそうな個人再生は2件とは、分厚い書類との格闘中。
通帳等から数字を読み取って、どのようにして「今後3年間支払っていけます」と説明できるかどうか。
数字の読み書き能力は、元々司法書士に備わっている能力ではないので、実務で培っていくもの。「読み取って他人に分かりやすく伝える」ことは、どんな仕事でも求められること。
夜は、別件の個人再生の打ち合わせ。
2週間程でほぼ全ての書類を整えていただけて、司法書士が本来力を注ぐべき、「書類作成」の部分に力を注げます。
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