事務所経営論

2019年11月10日 (日)

サービスの対価は値切ってはいけない

Nagare_20191110194501専門家の報酬は値切ってはいけない。専門家の報酬に限らず、サービスの対価は値切ってはいけない、です。

値切ったら、質を落とされる、それなりのことしかしてもらえない。結果として、そうなるのが目に見えているため、です。

歯医者に行って歯を治療してもらうのに、「安くして下さい」と言えますか?私であれば、恐ろしくて言えません。

司法書士も、値切られることがあります。「安くして下さい」「いくらいくらになりませんか?」。その時思うこととしたら、「じゃあ、その程度のことしかやりません」です(とはいえ、値切られる案件のほうがややこしいのも現実)。

例えば、不動産業者さん。相手もプロで、値切っても結果は変わらない、ということを分かって言われている場合もあります。その時思うこととしたら、「この人からは距離を置こう」です。

例えば、事務所にいる私宛に電話がかかってきて、「ちょっと教えて欲しい」「ちょっと聞きたい」。お客様からそんなアプローチがあるとして、普段、気持ち良く報酬を支払って下さっているお客様であれば、何も考えずにお答えします。でも、値切ってくる人であればどうでしょう。「これ以上は有料です」と言うと、ピタリと電話がかかってこなくなった、ということもありました。

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2019年11月 3日 (日)

「愛想の良さ」と「感じの良さ」

Panfu_20191103192201士業でも飲食店でも、医師でも同じ。まずは技術がないと話にならないですが、プラスアルファで求められるのは「愛想の良さ」「感じの良さ」なのかなと思っています。

それは、意識して作ったものではなく、人柄として、自然とにじみ出てくるものです。

「ここ美味しいけど、大将の愛想悪いな」。そういう飲食店は、お客の入りが悪い気がします。やっぱり潰れてしまったか…ということもあります。

昨日の話ではないですが、トップの愛想が良くなくても、愛想のいい看板娘。奥さんも含めて、愛想のいい女性が居るかどうかで、店の雰囲気はガラリと違ってくるもの。

周りを見てみると、士業の世界。少なくとも私の周りでは、トップの先生が男性の事務所は、「他の職員さんは全員女性」というスタイルが圧倒的に多いです。ああ、女性職員さんの「感じの良さ」でお客さんを呼んでるな~という事務所さんも少なくないです。

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2019年11月 2日 (土)

仕事のできる人はマメである

Panfu_20191102193701日々、いろいろな専門家の方、組織のトップの方と接していますが、仕事のできる人はマメです。「そこまでやるか」ということを平気でやります。

傍から見て「そこまでやるのか」ということを普通にやってしまう。そういう人が『プロ』だと思います。

とはいえ、全てに完璧な人はいないので、書類のことにマメじゃない人は、人付き合いでマメだったりします。

また、細かいことに気にしない人のそばには、それを補えるだけのしっかりとした事務員さんが付いていたりします。こういう部分も、結構重要です。

一方、責任者がルーズ、事務員さんがいない(もしくは事務員さんもルーズ)、そうなると、組織として成り立たないので、一時的にいい時があったとしても、長続きはしない。これは私の仮説です。

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2019年10月19日 (土)

付き合いの基本はどんな関係でも同じ

Panfu_20191019223101今日は土曜日でしたが、新規のご相談。会社さんの変更登記のご依頼です。

他の事務所さんにも問い合わせされた、ということでしたが、うちの事務所に決めてもらえた理由をお聞きして、ああよかったーと。

私の事務所のホームページ、細かいことまで書き過ぎじゃないかと、事務所内でも言われていますが、「あえて」です。

家族でも親戚でも、友達だって同じです。価値観が違う人と、付き合っていくのは大変ですし、無理に付き合う必要もありません。

司法書士とお客様との関係も、1対1のお付き合いなので、「私はこんな人間です」「私の事務所はこんな所です」というメッセージを発しておけば、「それでOK」だと思って下さったお客様だけがオファーをして下さる。

実力以上に良いように見せて仕事を取ろうとしても、後が大変なだけ。自分を追い込むだけですし、仕事の内容ではなく、人間関係で悩むのは本当に大変なので、それが理想だと考えています。

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2019年10月 6日 (日)

ホームページの相談フォームを改修

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メインサイトの相談フォームを改修。都合のいい日時を指定してもらった上で、相談の申し込みをしてもらえるようにしました。

リンク 司法書士吉田事務所メインサイト「インターネット来所予約フォーム」 

本当であれば、病院や宿泊施設で採用されているようなシステム。オンライン上で空き状況が確認できて、一方的に予約を完結させてもらえるようなシステムが理想ですが、小さな司法書士事務所ではそこまでのシステムを導入することはできず。事務所から、折り返し、メールでお返事をさせてもらった時点で予約確定、とさせてもらいます。

引き続き、フリーダイヤル「0120-392-783」は、初回のご予約専用の電話番号としています。

通常の電話番号と使い分けることで、事務所側も分かりやすいですし、掛けて下さる側も、「事務所がどういう認識で電話を取っているのか」が分かるほうが、電話をしやすいはず、と考えています。

必ずしも、こちらが思っているように使ってもらえるとは限りませんし、時には、フリーダイヤルの番号宛てに営業の電話を掛けてくる業者もいますが、いずれにしても電話が掛かると、こちらの手が止められてしまうので、余計な電話を減らす、というのが目指すところです。

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2019年10月 5日 (土)

5~6年で変わった仕事事情

011005_20191005145301 今日は、「協会けんぽ」の健康診断。
1年365日「規則正しく朝食を取る」私にとって、「朝食抜き」というだけで過酷でしたが、朝食を抜いて「お腹が空いた」を通り越すと、意外と身体が軽い。血圧、上が100ってどういうことでしょう。

ところが、健康診断が終わった後、マクドナルドが目に入ってしまうと、食を求める脳に戻ることになります。

健康診断の会場は「堺市産業振興センター」で、5~6年前に、事務所で無料相談会を開催した場所です。
あれはあれでいい経験ですが、休日を潰して相談会をして、告知する広告に経費を使って、何をしていたんだろうかと、今となっては思います。

事務所の移転を決めたのは、相談会をして、バタバタしていた最中です。

その後、事務所を移転したことがいい方向に、状況は変わりました。タウンページも含めて、広告代が必要な広告は取り止め。

「やることがなくならない」現状に向かい合うのも大変ですが、当時のことを考えると、それもありがたいことと思って、お仕事させてもらっています。

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2019年9月28日 (土)

10月以降の「手続き費用一覧」を更新

Nagare_2019092819420110月1日以降用の「手続き費用一覧(全て税込)」をアップしました。主だった変更点は、

・相談料は30分2,160円→2,500円としました。実質値上げとなりますが、業務をご依頼いただく方にはご請求していませんし、区切りのいい料金で。「有料だけど、ここに聞いてみよう」と言ってもらえる事務所を目指します。

・抵当権抹消登記の費用。金融機関から受け取られた抹消書類を、事務所までお届けいただけるかどうか、によって差を設けました。

「事務所までお届けいただける場合」は、1社あたり16,500円。売買に付随する場合(事前に司法書士が金融機関とコンタクトを取り、書類が揃っているかの確認が必要)や、司法書士が金融機関の窓口に出向く必要がある場合は、22,000円としています。

・任意整理の費用は、1社のみの場合33,000円。2社目以降は、1社あたり22,000円としました。

費用は「高い・安い」以前に、「明確かどうか」が大事と考えています。費用の値切り交渉とか、「紹介するからお礼を頂戴(バックマージンと呼ばれます)」の世界からは、限りなく離れたところに身を置きたいです。

リンク 司法書士吉田事務所メインサイト 「手続き費用一覧」

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2019年9月23日 (月)

「ハズレ」を選ばないための基準

Dsc_4751旅行好きが周囲に知られると、「今まで泊まった中で、どこが一番良かったか?」と、よく聞かれます。

しかし、ホテルなのか旅館なのか。比べる基準、価格もさまざまなので、「ここが一番」というのは、なかなか難しいです。

例えばの話、7月に行った答志島「中村屋」は、2食込1万円台でしたが、海鮮の食事。特に刺身の盛り合わせは、今までの中で最高のレベルでした。「わざわざ」でも、また行きたい。ところが、離島の宿ですから、「豪華な設備」を目的にする場合は対象外です。

いずれにしても、「ハズレ」を選ばないように、見極める目は養えるようになってきました。

ホームページを見れば、大体分かります。良いように見せ過ぎていて、「やられたな」ということもありますが、そんな時は、「値段が安い」ということに疑問を持つべきだった、というのがオチ。

とはいえ、高いから良い、安いからダメだと限らないのがサービス業。値段も含めて、中身を見極めて選びましょうは、司法書士業界でも同じです。

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2019年8月 9日 (金)

送りつける情報の限界

Kanban3_20190809204901夏季休暇前の一日。電話も少なくて、来客も訪問もなし。何とか無事に、夏季休暇に滑り込めます。

明日から6日間のお休み。事務所の電話は取りません。

業務のご依頼を受けているお客様は、吉田事務所のLINE@をご利用ください。IDは「@y5755」です。

事務所のLINEは、長い間「試用中」。

LINEは便利ですが、時間を問わずに連絡して来られるデメリットは、確実に存在します。本来、対価をいただいて情報を提供すべきところ、軽い気持ちで連絡ができて、私も答えてしまう。継続的にご依頼いただいているお客様はそれでいいのですが、「今日は休みですよ」「今、何時ですか?」と言いたくなることもあります。

また、LINE@を使った、一方的に流す「情報提供」も難しいです。

参考までに同業者である司法書士。有名なところでは、「弁護士ドットコム」の登録もしていますが、求めていないタイミングで送られると、読まない。弁護士ドットコムは、タメになる記事が書かれていると思うのですが、送りつけられる情報には限界があります。

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2019年8月 3日 (土)

忘れていた今年の開業記念日

Dsc_3210今年は完全に忘れていた、事務所の開業記念日。
平成14年7月1日の開業で、今年で17年経過。18年目に。

それと、今の事務所で営業を始めたのが平成26年7月28日。5年経過で6年目に入りました(写真は、引越し前日の19時時点の様子)。

古い記憶は薄れていくばかりですが、振り返ると、5年前、今の事務所に引越ししたことが本当に大きかったです。

慣れ親しんだビルを離れる大冒険でしたが、1階に下りて、文字通り地に足をつけて、仕事をすることができるようになった。環境を変えることで、こんなにワクワクできるようになるのかと、そんな感覚も経験しました。

5年前、「これ以上事務所は大きくならない」というマイナスの自信がありました。だから、「自己所有で落ち着こう」という選択でしたが、書類はどんどん増えていき、書類が納められたコピー用紙の箱であるとか、事件ファイルのバインダーが、本来は通路だった部分に積み重なったりしています。

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