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2021年4月

2021年4月16日 (金)

相続の手続きは「まずは司法書士に」

300418_20210416203301「相続登記が義務化されます。だから急いで下さい!」

こういう宣伝文句は、どうも好きではありません。改正で義務化されるのはまだ先であることもありますし、『焦らす商法』のようにも聞こえます。

私の事務所では、今、3件の遺産承継業務が進んでいます。

いずれも、相続開始時期が今年の2月~3月で、お葬式後、間なしに相談に来て下さっています。お仕事の休みを取っておられたり、家族さんが集まられているうちに、というタイミングでもあります。

本当は、そこまで急いでもらわなくても大丈夫なのですが、ご依頼を受ける側からしても、「相続手続きなら、まずは司法書士に」と相談していただけるのは理想的。依頼して下さる方にとっても、「未支給年金の申請に必要な戸籍謄本も、司法書士がお取りします」ということで、喜んでいただけます。

未支給年金の手続きは、司法書士がご相談に応じることができませんが、「年金は年金用に」「不動産用に」「銀行用に」と戸籍謄本を集めるとコストがかさみます。1部を取って使い回し。もしくは、年金の手続きにも法定相続情報証明が使えるようになっているので、相続の手続き。最初から司法書士の出番です。

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2021年4月15日 (木)

「できかねます」には違和感あり

20210415銀行での相続手続き。待ち時間が長かったので、行員さんの動き、お客の動きを見てました。

相続センター経由で、郵送でのやり取りは可能な銀行ですが、書類の原本が寝てしまうのが嫌なので、支店でコピーを取ってもらって、その場で返してもらいます。

見ていて気付いたことは、できないことは「うちではできません」とはっきり言い、「申し訳ありません」と頭を下げて、話を締めてしまう。これは結構、大事なポイントかもしれません。

「できかねます」「いたしかねます」という言葉もあるようですが、私からすると「難しいけど、できないことはない」というニュアンスに聞こえてしまうので、自分では使いません。

お断りしたはずなのに、また舞い戻って来られた、というケース。残念ながら、かなりの確率でトラブルが起きます。最初の「勘」というのは、結構当たります。

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2021年4月14日 (水)

渋沢栄一さんの考え方に触れて

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4月5日の日経新聞に『コロナ対策 渋沢に問う』という記事がありました。仏文学者鹿島茂さんの言葉から引用します。

「いまはコロナの感染防止が先だろうから対策を徹底するはずだ。最初に外国から人を極力入れないようにしていれば、被害は最小限にできただろう。経済をないがしろにするわけではなく、コロナ対策がめぐりめぐって経済の維持につながる」(以上、記事のまま)

渋沢栄一さんは、『日本資本主義の父』と言われている人です。

この文章を読んで思ったことは、吉村知事は、経済を優先させるため、緊急事態宣言を前倒しで解除した。飲食店に配慮して「4人までのマスク会食」OKのメッセージを出した。その結果、今日の大阪の感染確認数1130人という数字を出した。結果的に、飲食店をはじめとして、多くの人が悪影響を受ける。

先のことなんて誰にも分からないですが、今の大阪の状況は、結果論ではなくて、考え方に問題があった、ということになります。

「渋沢栄一『生き方」を磨く」(三笠書房)に書かれてある話は、なかなか実現できない。深い話が続いています。

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2021年4月13日 (火)

「LINEアカウントの案内」ページ作成

011002_20210413205101事務所の公式LINEアカウントへの誘導。
今までは、LINEのロゴを「クリックしたらQRコード」という不親切な構造でしたが、きちんとした案内ページを作りました(写真は、一番最初に参考にさせてもらった接骨院のもの)。

◎リンク 司法書士吉田事務所「公式LINEアカウント」

1.相談のご予約に使って下さい。
2.受任したお客様とは、事務連絡に使います。

結構活用しています。「わざわざ」携帯電話を鳴らすまでもない用事でも、LINEであれば簡単にメッセージを送れます。

とはいえ、職務上のお付き合いです。休日とか、夜間とか、特に、明らかに寝ているであろう時間であるとか。21時以降はエラーメッセージが出て、こちらからは送信できない設定にしています。業務時間外に連絡して来られるのはご遠慮ください、というところです。

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2021年4月12日 (月)

ブラックボードで「入室制限」の告知

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しばらく眠っていたブラックボードを、「入室制限」の告知に使うことになりました。

『お約束のない方の入室はお断りします』

こんなご時世でも、飛び込みの営業がなくなりません。「テレワーク」どころではない世界。どうにかしています。

アポなしのご相談は、立ち話で概要をお聞きしないといけないので、どうしても至近距離でお話をすることになります。普通にお仕事はしていますが、人との接触は最小限にとどめたいのが本音。

「お断り!」と書いても、入ってくる人は入ってくるのでしょうけど、訪問・電話に限らず。『コロナ対策だから』ということに限らず、要らないことは切り捨てながら、目の前のことに追われています。

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2021年4月11日 (日)

結局は本業に専念するのが一番強い

011123_20210411194401「司法書士・行政書士」として開業した後、AFP、住宅ローンアドバイザー、モーゲージプランナーの登録をしました(後者2つは登録廃止)。フラット35の取次店に登録したり、日本生命の代理店もしています(前者は登録廃止)。

司法書士の周辺で必要な知識を得て、収入を増やすことにつながればいいのですが、開業20年が近づいて思うことは、

・結局は、本業である司法書士に専念するのが一番である
・バリバリ働ける時間は残りわずか(10年間くらい?)である

この2点です。

業務の中身を考えると、行政書士資格がなければ仕事をしていけないですが、「行政書士」の肩書ですら、名刺からは外しています。それだけ司法書士業務の分野は広くて、深いということです。

大企業でも「副業OK」と言われる時代。もっともらしい理由が付けられたとしても、会社の都合です。

本業を突き詰められるだけの時間とパワーを投入できているのか。その副業は、本業に還元できることなのか。副業の前に、考えないといけないところです。

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2021年4月10日 (土)

責任者として守るべき存在がある

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天気が良かった土曜日。三国ヶ丘では、人も車も多かったです。

今日、大阪でのコロナの感染確認は918人で、過去最多。

今週、新たに加わった大阪府からの要請が「不要不急の外出の自粛」というのは、どうにかしています。

「聖火リレーを走りたい人の気持ち」にまで考慮すると、判断がブレブレになります。「公道は廃止」ではなく「廃止」で。それくらいの強いメッセージを出さないと、人の心には届かないです。

昨日は、「知事に直接連絡は取れないんですか?」とある人に聞いてみましたが、いろんな人からいろんなことを言われるのは、大変な立場でしょう。

しかし、相反する立場の人のこと、全体の利益を考える過程では、何かを犠牲にしないといけない。それと、頑としても守らないといけないことがある。うちみたいな小さな司法書士でも、そういうことは考えて運営しています。

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2021年4月 9日 (金)

同居家族に内緒の債務整理

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きっかけとなった案件は記憶していますが、いつからだったか、「同居親族に内緒の債務整理は受けません」という方針を取るようになりました。

当初は「それで案件が減ったら困るかな」という気持ちもありましたが、今では全然構わないと考えています。

・自己破産や個人再生の申し立てに必要な書類が揃わない
・個人再生や任意整理の返済を途中で滞る

「内緒だから」という理由で、債務整理の手続きに支障が出る確率が高いことが分かったためです。

裁判所から「旦那さんを裁判所に連れて来て下さい」と言われたこともありますが、それもよく分かります。原因を伏せたまま法的な手続きをしても、根本の解決にはならないです。

冷たいとか、厳しいとか、そういう感情的な問題は横に置いておきます。「バレて離婚になったらどうしてくれるのか」という言動を取られることもありますが、それはご自分で解決して下さい、というスタンスです。

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2021年4月 8日 (木)

「全面禁煙の賃貸人気」の記事

20210319 昨日の読売新聞に「全面禁煙の賃貸 人気」の記事。

「賃貸マンションやアパートで、敷地内が全面禁煙の物件が人気を集めている」のだそう。「禁煙マンション」は、私がオーナーになれるならば試してみたい、と思っていること。実際、壁紙の汚れ方なんかも、全然違うんです。

今、私が住んでいるマンションでも「共用部分は禁煙」。最近の分譲マンションでは、管理規約でそのように定められている傾向があるようです。

しかし、販売会社としては、当然売れ行きに支障が出てはいけないので、販売時に「共用部分禁煙」は強調されません。結果、住み始めてから「ベランダで吸う人がいる!」というクレームが発生することになります。

うちの事務所でも『禁煙』ですが、それを書いて求人を出すと、ハローワークで勝手に書き換えられてしまいます。でも、トラブルを防ぐために必要なのが、ルールの明確化。「吸う人」と「吸わない人」の間には、埋めようがない『感覚の差』があることが分かっているからです。

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2021年4月 7日 (水)

コロナ禍でより光る「ここだけの店」

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好物の手土産が届くのが分かっていたので、お返しを用意。近所の漬け物屋「いせや」は、堺市の観光ガイドにも出ているようなお店です。

コロナが広がって、出掛ける機会は確実に減っています。
財布の中の減り方も鈍くなっていますが、その分、「ここだけの品」を見付けると、事務所や家族に買って帰る機会が増えました。

天王寺MIOの1階には、バームクーヘンの「治一郎」、フルーツタルトの「デリス」がオープン。昨日は、タルトを買おうと入ったところ、手前に「帝塚山ばん士郎」の食パンを見付けたので買いました。

高級食パンでは、「乃が美」の他に、「に志かわ」も堺東に来ています。「八天堂」にも食パンがあります。

「ここだけの店」は、中身もそうですが、見栄えにも魅力があるのが特徴です。

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2021年4月 6日 (火)

遺産承継では「相続登記が後回し」の傾向

20210406遺産承継手続き中の案件について、不動産売却の打ち合わせ。不動産業者さんとご訪問。

机上の打ち合わせでは、売却前に建物を取り壊しして、「空き家の3000万円控除」を使うのが有利ではないかとお話をしていましたが、現地を見ると、解体が難しそう。解体費用を費やしたとして、土地の価値がそこまで上がるわけではない。建物も設備もまだ使えそうですね、ということで、現状有姿のまま売り出してもらうことに。

登記を依頼された不動産について、現場を見に行くことは少ないのが司法書士ですが、依頼のされ方が違うと、見方も変わります。

不動産を売却することが前提での相続登記。
「遺産承継」という形でご相談いただくと、売却の方法とか、税務上の問題も絡んでくるので、場合によっては税理士さんのアドバイスも仰ぎながら名義人が決められます。司法書士業務でありながら、「相続登記は後回し」となることが多いです。

◎リンク 司法書士吉田事務所 遺産承継サイト「相続手続きの流れ(不動産編)」

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2021年4月 5日 (月)

行政からのメッセージが届かない

20210405

先日から書いている飲食店支援の話。二酸化炭素濃度測定器をお届けしてきました。

先週、新聞で「それらしいこと」を書かれているのを見て、すぐに発注したので間に合いましたが、今、同じものを注文すると「お届け4/27~」になっています。

行政からのメッセージの届け方、とても不親切です。

大阪府には『感染防止ステッカー』を取った時に届け出たメールアドレスがあります。時々、ぼんやりした案内が来たりすることもありますが、今回のように「まん防適用」で「何をどうしなさい」という指示は来ません。営業時間の制限も含めて、です。

大阪府や大阪市のホームページも、いろいろと見てみましたが、二酸化炭素濃度測定器を置いて、何をさせたいのか。濃度がいくらになっていたらどう、というのも分かりません。でも「マスクをすれば、4人までの会食はOK」というのは読み取れます。今のところ、大阪での飲食店の感染対策は、そんなレベルです。

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2021年4月 4日 (日)

カード決済システム『スクエア』導入

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キャッシュレス決済『スクエア』の紹介ページ、アップしました。

司法書士事務所によるキャッシュレス決済。

現状は「導入している事務所はある」けれど、「ほとんどない」状況だと思います。であれば逆に、やってみよう。試してみようです。

一番簡単な端末。持ち運びができて、自分のスマホの電波に接続するタイプのものは、信用の部分でイマイチではないかと考え、備え置きタイプの「Square Terminal」を購入しました。Wi-Fiの電波で接続されています。

司法書士事務所選びをされる方が「キャッシュレスで払えるかどうか」を基準にされるのは、今のところないでしょうけど、いずれそういう時代が来るかもしれません。逆に、不都合が出れば、止めればいいこと。新しいことを始める時は、いつもそんな感覚です。

※キャッシュレス決済の適用は、司法書士の報酬部分に限ります。登録免許税や印紙代への適用は不可。債務整理報酬へのお支払いにも利用できません。

◎リンク 堺市の司法書士吉田事務所メインサイト「キャッシュレス決済」

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2021年4月 3日 (土)

自分のやりたいことをやりたいように

Dsc_2724 7年前の当事務所の姿です。

今の事務所に来てから、もうすぐ7年になります。早すぎるな…というのが正直な感覚ですが、当時のブログを見ていると、「もう一度、わくわくした気持ちを持ち直して仕事をしたい(H26.7.13)」。「自分がやりたいことを、やりたいようにやってみたい(H26.7.27)」と書いていました。

『売家』の看板を見たのが、平成26年2月18日。
古家付きで購入して、建物は解体。建物を新しく建築して、今の事務所をスタートしたのが7月28日でした。

わずか5か月ですが、普通に仕事をしながら、契約や打ち合わせの日々。「移りたい!」と決めたら待てなくて、「もっと早くできないですか」と言っていたのも思い出します。

「やりたいことを、やりたいようにやりたい」。
そんな感覚が私を動かす原動力です。当然、自由には責任を伴います。

今、「わくわくした気持ちでやっているか」と聞かれたら、やっているかもしれません。でも、「なるべく刺激の少ない日々を過ごさせて下さい」が本心です。「移転しなければよかった」と思ったことは、一度もありません。

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2021年4月 2日 (金)

行政書士には行政書士の専門分野がある

Sakaihigashi_20210402204601本店移転登記のご依頼に、社労士さん、行政書士さん、税理士さんを交えて、情報が行き交っています。

役所で許可を取られている会社さんの登記には、内容にもよりますが、行政書士さんに関与してもらう。行政書士さんを巻き込んで進めないと、後で「登記をやった司法書士は誰だ!」となりかねない。たとえ、お客様自身が「こうして欲しい」と言われて、「そのとおり」やったとしても同じです。

そういう意味では、行政書士さんには、許可のプロであって欲しい。

私も行政書士登録をしていますが、名刺には入れていません。

行政書士の専門性が発揮されるのは、会社設立や相続ではなくて、司法書士ができない許可の分野。建設業、産業廃棄物の収集運搬業、風俗営業の許可、介護事業所の指定など、専門でやっていないと分からない分野です。

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2021年4月 1日 (木)

「マスク会食」は会食ありきの発想?

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大阪市の飲食店。
新たな時短延長期間に入るので、貼り紙の交換に向かいます。これは行政書士業務。

飲食店の運営に、こんなに長い間、関与させてもらうことになるとは、思ってもみませんでしたが、今では「食べログ」にログインする権限ももらっています。

緊急事態宣言の前倒し解除をされたので、時間変更で貼り紙交換。
延長でも貼り紙の交換。そして、今日からは21時までとしておきながら、5日からは営業時間を20時までとする変更があるので、また。。。

協力金を申請するためには、営業時間変更の経緯が分かるよう掲示していた証明が必要とされているので、審査の事務も煩雑になる。協力金の支給が遅れる、という悪循環です。

吉村知事の「マスク会食」の提案は、会食ありきの話に聞こえて残念。「まん防」「まん防」って、どれだけ強力な措置なのかと中身を見ても、全然です。

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