「企業化する士業と、勝者のメンタリティ」
「企業化する士業と、勝者のメンタリティ」(榊原陸著)を読みました。
『士業の経営者の多くは、規模が小さいことで事業が立ち行かなくなるとは考えていない。というよりも反対に、小規模である方が安全だと考えている』(本文のまま引用)とありますが、それは私自身のこと。。。
「◎◎司法書士法人だから」ではなく、「司法書士の吉田だから」と頼まれたい、と書いていたのも、つい最近のことです。
私自身、司法書士以外の事業に手を出そうとしたこともありましたが、違うことをしようとすればするほど、司法書士業務のほうが面白くなって戻ります。その繰り返しなので、司法書士として、机の前に座っているのが好き。
そう思っている以上、今より大きくなることがないのは分かっていますが、これは、この本にある「勝者のメンタリティの放棄」なのでしょうか。
しかし、巻末付録の佐藤良雄氏の言葉は、その通りだと思いました。休みに読むには、刺激の強い話が並んでいます。少なくとも、「司法書士試験を終えた受験生の皆さん…」といった言葉を投げかけている場合ではない、ようです。
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