「ダム式経営」は家計でも通じる話(その2)
何気に過去のブログを見ていると、2009年5月5日の記事に目が留まりました。稲盛和夫著『働き方』から、松下幸之助さんの話を引用した記事「ダム式経営」は家計でも通じる話」です。
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「景気がよいときに、景気がよいままに経営するのではなくて、景気が悪くなるときのことを考えて、余裕のあるときに蓄えをする。つまり、水を溜めておくダムのように、景気が悪いときに備えるような経営をすべきだ」-。幸之助さんは、このような趣旨のお話をされました。(以上引用です)
今のようなご時世になると、なるほどと思える話でも、景気がいい時には、じゃぶじゃぶとお金を使ってしまい、なおかつ、すでに多額の借入をしていた、という例は、少なくないと思います。そんな中、入ってくるお金が突然止まると、水が枯れてしまうのも必然かもしれません(以上2009.5.5の記事から)。
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当時書いていた「今のようなご時世」というのが、何を指すのか、自分でも分からないのですが、前年の「リーマンショック」のことでしょうか。記事を書いてから11年も経っていますが、「今のようなご時世」は、今では「コロナショック」のことだと読むことができます。
時が経っても、大事なことは変わらない。
それと、忘れた頃にやってくる災難も、ああ、あの時と同じじゃないかと、共通する部分がある、ということです。
松下さんの「ダム式経営」の話、いい話なので、もう一度取り出してみることにしました。
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