『当たり前を伝えたい』は難しい
2月25日の日経新聞「こころの健康学」から引用します。タイトルは、『当たり前を伝えたい』です。
「健康なこころでいるためには、特別なことをする必要はない。普通の生活の中で誰もがやる当たり前の工夫がいつものようにできればよいだけだ。しかし、こころが疲れるとそれができなくなる。目の前の問題にこころを奪われ、冷静に現実に目を向けられなくなる」(以上引用です)
「心の健康」に限られないことですが、「誰でもできる当たり前のこと」ができるかどうかという問題、とっても大きなテーマです。
そもそも、「当たり前」の基準や感覚が、人によって違います。
ある人にとっては当たり前のことも、ある人の視界には入っていなかったり、非常識であったりするものです。
だから、筆者である医師もそうですが、専門職である司法書士も同じく、万人に通用するような基本的な考え方を身に付け、それを伝え広めていく。
司法書士にも、いろいろな考え方・思想を持つ人がいますが、司法書士の業界を超えても通用するような、「そんなの当たり前やん」と言われるレベルのことが、実は大事なんじゃないかなと思いました。
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