「最高の体調」(鈴木祐著)
「文明病」「炎症と不安」「腸」「環境」「ストレス」「価値」「死」「遊び」という8つの章に分け、現代人が抱える身体の問題を、いろいろな角度から検討、改善策を考えられた本です。
本の中では、多くの場面で、「狩猟採集民」「古代」「旧石器時代」の人や生き方と比べられていますが、当時の人と比べて、何が増えて、何が少なくなって、何が新しくなったのか。
現代人が抱える問題を、「進化のミスマッチが原因だ」と解説されていることは、不思議なほど説得力がありました。
食生活、自然との接し方、人間関係、睡眠、運動、デジタル環境、遊び心、など、誰でも実践できて、活用できる話ばかり。自己啓発本でもないし、スピリチュアル系のような怪しい話もないし、
特に、「身体の何となくの不調」を抱えている人にとっては、改善方法のヒントが詰まっていそうです。
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