個人再生は家計表での説明がポイント
今日は、堺市内訪問。
金融機関の金消契約の場に同席させてもらって、権利証のお預かり。
車で行くよりも電車のほうが時間が確実…と、電車&徒歩を選択しましたが、「環状線内で多くのお客様が利用されたため」という理由で、阪和線も遅延。そうだった、今日から学生さんが新年度だったんだ、と気付きます。
夕方の定期券売り場でも、お母さんに付き添われた学生さんが、列をなしていました。
入学式とか卒業式って、学生本人にとっても大きなイベントですが、親にとっても感慨深い区切りの行事なのだと、そんな目で考えられる年齢になりました。
午後からは、大阪市内で個人再生の打ち合わせ。
個人再生の一番のポイントは、家計表で履行可能性を説明できるかどうか…ということで、数か月かけて家計の状況を見させてもらっていましたが、やっと落ち着いて来られたので、申し立てへと進みます。
多くの方に見られる傾向として、「お金が余分に入って来たら、その分出て行ってしまう」という現象があります。ボーナスが入る月、児童手当が入る月など、臨時収入が入る月が含まれると、そのまま「生活費」として出て行き、「毎月返済していけます」という説明が難しくなることがあるので、そういうものなんだという前提で、お手伝いさせていただくほうがいいです。
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