「大谷翔平の来た道-運命のドラフト」
アメリカに渡って、すぐに結果を出しているエンゼルス大谷翔平選手ですが、去年の12月30日に放送されていた、「大谷翔平の来た道-運命のドラフト」というテレビ番組を見ました。
日本ハムからの指名を拒否し、直接アメリカに行きたいと考えていた大谷選手や家族に、日本ハム栗山監督が話をした、という内容が印象深かった。
『もし大谷翔平の親だったら、ボクがマイナーリーグやメジャーリーグを取材している状況で、メジャーで活躍するためには、絶対に日本でやって、メジャー契約をして、アメリカに行くべきだ。評価を受けて、場所をもらって行かないと、なかなか日本人が行っても活躍しづらいんだ。
だから、日本ハムに来てくれという話は、ひと言もしていないし、大谷翔平の夢をかなえるために、オレだったらこうします、という話をした。』
世界は違いますが、我々司法書士らの士業でも、「難しい国家試験に合格しました」と言っても、社会では認めてもらえないのが現実。
一定期間、事務所で勤めさせてもらって、そして自分の事務所を開業する、というのが、一般的なルートです。少なくとも私の周りを見る限り、勤務時代に積まれた経験によって、その人が発揮できる専門性が、全然違ってくる気がします。
遠回りするようでいても、基礎を固めて、実力をつけて、羽ばたくための準備期間が必要であって、それが大事であるということは、後になって分かることです。
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