「一万円選書」を知って
本棚からあぶれて、「とりあえず」マッサージチェアの上に積まれた、最近に読んだ本たちですが、
4月23日のNHK『プロフェッショナル」で、「3000人待ちの本屋さん」が取り上げられていました。1万円分で、その人に合った本を選んでくれる「一万円選書」というシステム。
最初は、「他人に本を選んでもらってもな~」という目で見ていましたが、その人の読書歴、境遇、今までの人生経験などをまとめた「カルテ」で見極めて、選んでくれるというのは面白い。
選んでもらえた本は、店主からのメッセージだと受け止められそうだし、自分の足りない部分を補ってもらえる気がします。
私自身、一時と比べると読書量は減っていますが、自分の考え方の少なくとも2~3割は、読書が影響しています。それも、専門書とは違う、司法書士の仕事とは直接関係しない本です。
仕事で扱うベースは法律の専門知識かもしれませんが、もっと奥底にあるもの。いろんな人が書いた本、他人の考え方を自分の中に取り込むことで、モノの見方や考え方が身に付くものですし、人としての基礎的な部分が作られていく気がします。
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