スマホ代を滞納することのリスク
1月25日の日経夕刊に、「スマホ代滞納 信用に傷」の記事。
スマホの端末代を分割払いしている場合、信用情報に登録されることになりますが、滞納件数が2017年9月時点で500万件超になっている。滞納リスクを認識していない人も多い、という内容でした。
「日本クレジット協会」の担当者のコメントとして、「電気や水道を一時的に止められるのと同じ感覚の人も多い」と書かれていますが、電気や水道を止められるというのは相当な話なので、「電気や水道代を滞るのと同じ感覚」という表現のほうが適切でしょうか。
実際、住宅ローンの審査が通らない。信用情報を調べてみたら、過去に携帯電話代の支払いを滞った記録が残っていることが原因であるようだ、という話は、業務の中で見聞きします。
また、電気代や水道代の支払いを滞ることに対し、深く考えられていない方も、結構おられます。
現金で管理しようとすると、あちこちから納付書が届いて管理が煩雑になります。
「支払い忘れ」ということは、誰にでも起こりうることなので、口座振替にできるものは口座振替で。債務整理をされる方には、まずはそこから初めていただければと思うことが多いです。
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