座学と実務のバランス
司法書士会の研修。いろいろな種類がありますが、昨日の研修のように6時間もずっと机の前に座ること、話を聞き続けることはないので、特別な時間。
一時は、座学を軽視していたこともありましたが、自分のやり方が正しいかどうかは、自分では分からないことなので、他所から吸収する、他人の話を聞くという部分では、謙虚になれるようになった面もあります。
司法書士の業界に限りませんが、法律が改正されたり、新しい業務が始ったり、「今までの感覚」だけでは立ちいかなくなっている部分があります。時代と共に解釈が変わったり、今までOKだったのが、裁判所の判断でひっくり返ることもあります。
机の前に座って勉強すること自体に価値はないし、どんな研修を受けているか、セミナーを受けているかは、お客様にとっても関係のないことでしょう。
すべては仕事の結果で問われるのが実務家ですが、実務とは並行して、本を読んだり、講義を受けたりして、「今までにない」部分を取り込んでいかないと、いずれ『時代遅れ』と扱われるリスクが高くなります。
| 固定リンク
「司法書士の日常」カテゴリの記事
•「見守り契約」で引き出しを試されます(2019.12.12)•「くれくれ」営業はしないと決める(2019.12.11)
•生活保護申請のタイミング(2019.12.10)
•司法書士への「生前相談」も有効(2019.12.09)
•たかが掃除されど掃除(2019.12.08)