「遊びで得たものを仕事に生かす人」
師:野村監督と、教え子:宮本慎也。
両者の原稿を交互に組み込まれる構成になっていることで、野村監督の教え・哲学が、より伝わりやすくなっています。
「どうせ野球の本やろ?」という奥様の冷たい視線は大間違い。
野村監督は、「遊び上手な人とは、仕事モードと遊びモードの時間を使い分け、かつ遊びで得たものを仕事に生かす人のことである」(本書から引用)と書かれていますが、本当にその通り。
自分の好きな世界から、仕事に生かせる考えを取り込んで、人生を豊かにする。
それができたら、こんなに面白いことはないです。
プロ野球の選手。成績や年俸は選手によって大きな差があって、違いが見えやすい世界ですが、みんなが同じように練習して、同じように勉強しているわけではないこと。野球選手に限らず、医者でも司法書士でも、どんなプロで同じことだと思いますが、私自身、最近よく見えるようになってきたことです。
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