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2015年12月15日 (火)

最近の債務整理事情:銀行が総量規制から外された結果

今朝の読売新聞に、「カードローンご利用は計画的に」の記事。記事から引用します。

『銀行系カードローンは、返済能力に応じて貸し出し制限を設ける「総量規制」の対象外のため、貸出限度額は高い。
総量規制とは、2010年までに段階的に試行された改正貸金業法で、個人が消費者金融などの貸金業者から借りられる上限を年収の3分の1までと定めた「枠」のこと。複数の消費者金融から身の丈以上の借金をし、返済に窮するなどの多重債務問題を受けた措置だ。
だが、銀行は同法上の貸金業者には当たらないため、この規制を受けない。』(以上引用終わり)

債務整理をお受けする場合の債権者を拝見すると、銀行が名を連ねていることが、多くなりました。

一昔前のように、「何年も高い金利を支払い続けて…」というケースより、短期間で支払いに行き詰られるケースも、増えているように思います。対消費者金融より対銀行のほうが、借り手側の心理的な抵抗も軽いのかもしれません。

ちなみに、元々借りていたところが銀行であっても、その保証会社には、消費者金融やクレジットカード会社が付いています。銀行への支払いができなくなると、銀行の債権は消費者金融等に移るわけですが、それでも採算が合うとしたら、金融のシステムがうまく作られているのでしょう。

◎リンク 司法書士吉田事務所メインサイト 「債務整理」

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