「弁護士 転ばぬ先の経営失敗談」に共感
この本が「業務失敗談」ではなく、「経営失敗談」になっているのがポイント。
複数の弁護士さん(匿名)の体験談がまとめられていて、「事務所内での失敗談」「業務上の失敗談」「経営上の失敗談」「開業時の失敗談」の4つのパートに分かれています。
最初の話は、『事務職員の採用でやってしまった』です。
ある意味、この本に書かれていることほど共感できる話はなくて、どこにでも似たようなことがあるんだなと、そんな思いで読み進みました。
業務の失敗談の中では、業務に関する直接のミスの話もあれば、依頼者に騙されたり、報酬をもらえなかったり。
「携帯電話の番号を教えたら、深夜だろうと未明だろうと明け方だろうと電話をかけられて、出なかったらクレームを入れられる」と、昨日私が遠まわしに書いていたような話もありました。
弁護士さんとはまた少し違っても、司法書士のお仕事も、人と人とのお付き合い。
「ここに頼みたい」と思ってもらうと共に、「ここに頼んで良かった!」と思ってもらうには、いろいろなことに気を配り続けないといけない、ということを、改めて感じます。
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