片方だけが一方的に悪いことはない
何らかのトラブルが起こった時でも、一方が「ごめんなさい」という気持ちで接すると、たいていのケースで、もう一方も「こちらも、ごめんなさい」となります。
「いえいえ、こちらこそ…」「いえ、私こそ」というやりとりをしているうち、どっちのせいでもなくなります。
ところが、一方が「あなたのせいじゃないか」と言いだすと、「そんなこと言ってる、あなたのほうが悪いじゃないか」となり、対立が深まるばかり。
司法書士の仕事柄、相手の落ち度を追及しないといけない場面もありますが、依頼者のメリットになることなら何をやってもいい、何を言ってもいい、というわけではありません。
相手が悪いかもしれない、でも、自分にも落ち度があったかもしれない。
「片方だけが一方的に悪いことはない」という現実を受け入れられると、人への接し方は柔らかくなるし、争いごとも減るのではないかと思います。
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