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2015年7月

2015年7月31日 (金)

不動産売買が午前中に行われる理由

月末最終日の今日は、不動産の売買取引の立ち会い。
「第三者のための契約」という形式を使った売買契約で、当事者は3名。2回分の売買代金が移動します。

月末の金曜日。1回の資金移動で1時間はかかるだろうという予測で、私は事務所戻って、司法書士スタッフと入れ替わり。

抵当権を抹消するための資金が動くのも、またそこから1時間かかり、合計3時間半かかって決済が完了しました。

今日は10時スタートだったので何とかなりましたが、先日の14時スタートの不動産売買取引は、危なかったです。

抵当権を抹消するための資金が、抹消書類を発行してもらう金融機関に届いたのは15時過ぎ。当日中に金融機関に着金しなければ、抵当権を消すための書類をもらえないところでした。

不動産の売買取引が行われるのは、午前中が圧倒的に多いのですが、資金の移動には時間がかかりますし、どんなアクシデントがあるか分からないので、午前中スタートが安全です。

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2015年7月30日 (木)

債務整理をお受けする時の判断の難しさ

7月はまだ明日がありますが、不動産登記・名義変更・遺言関係のお仕事は落ち着いて、自己破産・個人再生等の債務整理の分野に時間を費やしています。

申請待ちの自己破産、個人再生案件は、10件以上。
ちょうど月が変わる時なので、おひとりおひとり、ご用意いただく書類など、順番にご案内しています。

債務整理をお受けする時に難しいのは、受任通知を送るまでの段階でハードルを上げると、法的な整理に進まれる道を閉ざしてしまう可能性があること。

「この書類をご用意いただかないと、受任通知は送りません」とか、「ご家族に話をしてもらえないと、手続きできません」などです。

一方では、「まずは受任通知を」と、中途半端な状態でスタートを切ってしまうと、途中で動きが止まってしまい、手続きを進められなくなってしまうことも多々あります。

ご家族に内緒で、「郵便物送付は不可」の契約の中、携帯電話やメールへの応答が無くなると、「最初の対応が甘かったかな」と、私が反省することになります。

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2015年7月29日 (水)

大阪ドームでビールの売り子さんを観察

Dsc_40142年ぶりの京セラドーム大阪。
今回は上段席の中でも、一番上の列の席を選び、選手との距離は遠かったですが、球場全体の雰囲気を味わうには、ちょうど良かったです。

今回の楽しみは、もうひとつ。
東洋経済で、『カリスマ「ビール売り子」と新人の決定的な差』『「5時間で売り上げ2倍」の開きが出る5つの理由』という記事を見て、ビールの売り子さんを観察していました。

お客さんの横に来てから、両手でビールを注いでいる人もいれば、お客さんの所に向かう途中から、右手だけでビールを注ぎ、左手ではお釣りの準備している人もいます。その人は、帽子のツバを上に曲げられてるので、すぐに見分けがつきます。

マニュアルがどうなっているのかは分かりませんが、片手で注ぐ技は、できる人できない人がいるのではないか、と。

一方では、愛想良くできるかどうかは、能力の問題ではありません。
「愛想の良さ」は、やっぱり、接客業に共通する武器だとも感じました。

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2015年7月28日 (火)

家に仕事は持ち帰らない

昨日は家の用事で早く帰宅したので、仕事の書類を持ち帰りました。
「家でチェックしよう」と。

ところが、書類は袋から出しませんでした。

「仕事とプライベートの区別はない」とか言いながら、自宅で仕事をするために個別の仕事の書類を持ち帰るのは、1年に1回、あるかないかです。仕事の専門書も、自宅には1冊もありません。

そういう意味では、仕事と家庭を区別していることになりますが、意識してそうしているわけではなく、「仕事のことは考え続けるけど、家で個別の仕事のことは考えない」という微妙な感覚です。

セキュリティーのことを考えても、事務所から書類を持ち出さないのが無難です。

一方、事務所のスタッフにも、直行や直帰の関係で、仕事の書類を持ち帰ってもらうことがあります。

雑談の中で、「紛失とか、火事のリスクがあるので嫌だ」という話が出たので、そういう感覚を持ってくれていてよかった、と思ったのですが、書類をどこに隠そうかという時に、「子供のランドセルの中!」と考えたという話に笑えました。

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2015年7月27日 (月)

ストリートビューで未登記家屋の存在を把握

司法書士に相続登記を依頼しに来て下さるお客様の中には、おそらく、「不動産は登記されているもの」という感覚をお持ちだと思います。

司法書士も、不動産の登記簿謄本や権利証を持ってお越しになられると、「不動産登記のご依頼」という認識で、お話を進めます。

ところが、最近、特に頻度の高くなっているのが「未登記建物の名義変更」の手続き。

特に古い一戸建て建物は、法務局で登記がなされていないこともあって、そんな場合は、役所の固定資産税を管轄する係に、名義変更の届出書を出しています(土地家屋調査士さんにお願いして、表示の登記から手続きを進めることも可)。

最近は、グーグルマップのストリートビューという便利なツールもあって、現場に出向かなくても、現場の状況をある程度は把握することが可能になりました。

今回の例では、ストリートビューで、未登記建物の存在を確認。
市税事務所で調べてみると、先代名義のまま残っていました。

プライバシーの問題で、悪く言われる面もある「ストリートビュー」ですが、業務の中では結構活用しています。

◎リンク 司法書士吉田事務所相続サイト「未登記建物の相続手続き」

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2015年7月26日 (日)

事務所の引っ越しから今日で1年

事務所の引越しをしてから、今日で1年になりました。

11年間過ごさせてもらった前事務所ビルから離れること。
慣れた環境を変えることは大きな選択でしたが、その後は後悔をするようなこともなくて、今となっては「移転して良かった」という気持ちが100%です。

引越しの翌日には、こんなことを書いていました。
―――――――――――――――――――――――
自分がやりたいことを、やりたいようにやってみたい。
自分の行動を決めたのは、そんな思いが一番だったと思います。
―――――――――――――――――――――――

自分を動かす力になるのは、「やりたいことだから」が一番。
経済的な合理性は必要ですが、「考える」とか、「悩む」とか、そういう段階にたどり着く前に行動できるのが理想です。

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2015年7月25日 (土)

クレジットカードのリボ払いの恐さ

最近の多重債務案件の大きな傾向。

以前のように「消費者金融からの借り入れが何社も」ということはなくなり、クレジットカード会社からのショッピングによる債務、それと、銀行からの借り入れの存在が目立ちます。

いずれも、「総量規制」と言われる、年収による利用制限を受けない分野での債務です。

クレジットカードでショッピングの決済をするとしても、「リボ払い」は恐いです。
「リボ払い」は、例えば、50万円のカード利用限度枠いっぱいの買い物をしても、「月々の支払いは2万円ずつの分割払いでいい」というタイプの契約です。

例えば、50万円の債務を手数料年15%で、月2万円ずつ支払っていくとすると、月あたりの手数料は6,250円。2万円を支払っても、元金は13,750円しか減りません。

手数料が外付けの契約なら、26,250円の返済が必要、ということ。

カード会社は、リボ払いのことを「計画的に返済できる」と宣伝していますが、50万円を返し終えるまでにどれだけの期間が必要なのか、という問題と、「空いた利用枠を使って、また翌月に利用する」を繰り返ってしまうと、どこかで断ち切らない限り、延々と支払いが続きます。

断ち切るとしても、「他社から借りて支払う」と、新たにできた他社からの借り入れを返済しないといけないし、一旦「ゼロ」になったショッピング枠を再び利用してしまうと、余計にしんどい状況に陥ります。

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2015年7月24日 (金)

仕事に向き合う方向を誤らない

今日は、朝から厳しい条件が揃っていました。
・元々事務処理が間に合っていない
・スタッフの一人がお休みである

そんな前提の中で、追い打ちをかけます。
・来客が追加で4つ入った
・複数のミスが発覚

ミスの中でも、大阪で長年やっていたやり方が、横浜で否定されたのはショックです。伝え間違い、確認し忘れ、いろいろと起こります。

事務が詰まっている理由の一つに、成年後見業務については、リーガルサポートへの定期報告の時期に当たっていることがあります。

受託中の全部の案件について、1月から6月までのことを、7月中に報告しなければなりません。裁判所への報告も、それぞれの裁判所で書式を変えられたり、報告時期を変えられたり、やさしい環境にはありません。

リーガルサポートのチェックは、ある意味、裁判所のチェックよりも細かいです。
なので、司法書士の不正を防ぐためのシステムとしては有効なのだと思いますが、そっちに時間を取られ過ぎると、仕事に向き合う方向を誤ります。

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2015年7月23日 (木)

仲介業者さんを入れない不動産売買

仲介業者さんを入れない不動産の売買は、隣りに住まれている方同士であったり、知人間であったりする場合が多くて、それも、建物が古くて、実質は土地の価値に着目した売買であることが多いです。

なので、売主さんは住宅ローンを返済し終えられていて、抵当権の抹消を伴わない例が多い、といった傾向があります。

ところが今回の売買は、仲介業者さんが不在の中、売主さんに住宅ローンの残債務があって、売買と同時に抵当権の抹消登記が必要。それだけで、決済の段取りがかなり複雑になりました。

仲介業者さんが居てくれれば、司法書士は登記のことに集中できます。

ところが、仲介業者さんがいなければ、出金伝票や振込伝票をつかんでみたり、ご本人確認のためにお預かりした運転免許証を持ってコンビニに走ったり(これは普段でもありますが)、その他、気を配らないといけないことが、たくさんです。

司法書士は普段、周りの方がお膳立てしてもらった中で、登記のお仕事をさせてもらっている。そのことがよくわかった事案でした。

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2015年7月22日 (水)

建築中は金銭感覚がマヒします

住宅やアパート(共同住宅)を建築中の方から、「大きな数字を見ていると、金銭感覚が分からなくなる」というお話を聞きます。

日常生活の中であれば、2万円3万円は大金。
しかし、2,000万円、3,000万円の話をしていると、不思議なことに、20万円も30万円も大して変わらないような感覚に陥るのです。

そんな中、司法書士がご請求する登記費用は、微妙な存在です。

登記費用の中に含まれる報酬と実費(主に登録免許税)の区別は厳格で、司法書士の報酬が5万円か8万円かという話になると、日常生活の中ではかなりの高額な買い物。しかも、差額が3万円もあると大きな違い。

ところが、例えば、相続登記や生前贈与の手続きであると、「予算は30万円くらい」と、実費を含んだ総額で考えられる場合もあって、登録免許税や不動産取得税も含めた総額に含まれると、報酬をいただきやすくなったりもします。

とはいえ、依頼者の置かれた状態に便乗することなく、安くもなく高くもなく、適切だと考える報酬をご提示しているつもりです。

◎リンク 司法書士吉田事務所メインサイト「手続費用一覧」

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2015年7月21日 (火)

「合わす部分は合わす」が基本の中で

3連休明けの一日。
私は午前中外出していましたが、事務所の電話はよく鳴っていたようです。

その分、連休中に残っていた電話の着信はゼロ。
時々、土日に、同じ番号から、何度も着信が残っていたりしますが、土日の電話対応はしていません。携帯電話への転送もしていません。

土曜日、事前にお約束いただいたお客様だけのご対応です。

そう言い切ってしまわないと、「日曜日に電話したのに、出なかった!」と言われ、何だか、事務所が悪いような立場に置かれることがあります。

それで「ここの事務所は対応が悪い!」と言われたら、それまでだと思っているので、

時間のことに限らず、「お客様に合わす部分は合わす」を基本として、「合わせられない部分は無理に合わさない」の考え方で、事務所の運営をしています。

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2015年7月20日 (月)

「薄っぺらいのに自信満々な人」

Dsc_4000「薄っぺらいのに自信満々な人」(榎本博明著)

面白そうなタイトルだったので、手にとってみました。帯には大きく、「約75%の人が自分を過大評価しています」とあります。

『よくわかっていない人ほど、自信たっぷりに断言する』
『仕事ができない人は、自分が仕事ができないことに気づかない』

など、なるほどなーと思える話、気をつけねばと思える話ばかり。意識の問題と、『できる人・できない人』への結論はうまくつながっていて、とっても合理的な話です。

SNSが普及して、他の人の考えていることが見えやすくなった時代。承認欲求も伝わりやすくなりました。

「つながる」とか、「ポジティブ思考」とか、「意識高い系」とか。良い意味だとして使われている言葉にも、実は逆の部分があるのではないかと指摘しているのは、痛快だったりもします。

最後の章のタイトルは、「本物は一人でいることを怖れない 承認欲求の超克」。

そんな領域に到達するのは簡単ではないですが、元々「群れる」ことが嫌いな私にとっては、ある意味、背中を押してもらえる話でした。

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2015年7月19日 (日)

プロとして必要な準備とルーチン

「夢がなくなった」と言われるようになったプロ野球のオールスター戦、それなりに楽しめました。そんな中で、今年話題になっていたのが、プロ19年目にして選ばれた鈴木尚広選手。

7月14日の読売新聞夕刊に、「鈴木 足でつかんだ初球宴」の記事がありました。以下、引用します。

「準備の達人でもある。塁間27.431mを駆け抜ける3秒ほどのために、試合開始の約7時間前から準備は始まる。まずは足湯につかり、人影もまばらなグラウンドでストレッチをする。体幹を鍛え、体の動きを確認する。切り札として温存されて出番がない日も多いが、黙々と同じルーチン(決まり事)を続ける姿は求道者のようだ」(以上引用です)

ただ単に「足が速い」だけではない。
鈴木選手に限らず、プロとして結果を出している人は、見えないところで、それなりの準備をしていること。また、ルーチンを大事にしていること。

7時間前から準備をすることが凄いのではなくて、結果を出すことによって、裏で準備している姿も評価される。

それがプロのあり方なんだと思います。

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2015年7月18日 (土)

2路線使える三国ヶ丘駅は便利

土曜日の今日は、10時から事務所で新規相談。
13時には、西宮で住宅ローンの契約に同席させてもらって、権利証のお預かり。
16時からは、お客様宅で打ち合わせ。

西宮に向かうのに、まさか環状線が止まっている(大雨の影響)とは思わず、予定していたルートが使えません。そんな時にも逃げ道のあるのが、JR線と南海線の2路線走っている三国ヶ丘駅。

南海高野線で難波まで出て、難波からは阪神電車。
少し遅刻しましたが、JR線を使わずに切り抜けられました。

天王寺から地下鉄で梅田に行って、梅田から阪神電車、という方法もあります。

今回に限らず、電車のトラブルがあっても、特に不動産売買の決済の時など、司法書士が遅刻するわけにはいかないこともあるので、仕事をする上で、複数の路線を使える環境は大きいです。

イコール、お客様にも、いろいろな方向から事務所に来ていただける、という意味合いもあります。

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2015年7月17日 (金)

電話の問い合わせに「ありがとう」と

台風が近付いても、朝起きたら晴れていたり、すぐに通り過ぎてくれることの多い堺でも、今回の台風は雨が降り続いています。

明日から3連休なので、予約が取れれば、「奈良県宿泊者限定キャッシュバックキャンペーン」を使って、十津川村~天川村を旅するつもりでした。

結果的に予約が取れなかったので、月初に別府に行って、明日は仕事の予定を入れていますが、現地は相当な雨が降っているようなので、予約が取れていても、行けたかどうか分かりません。

どこだか特定できない話なので書きますが、十津川村の宿はとても事務的な対応。旅行会社のサイトでは空きがあるのに、直接電話すると満室で、「旅行会社に枠を渡してあるので」と。望まない電話だったようです。

その分、天川村の宿に「ホームページを見て」と電話を入れた時の、「ありがとうございます」という第一声。暖かい対応は、忘れられません。

なので、その後、うちの事務所のスタッフが、同じように「ありがとうございます」と電話で言っているのを聞いて、ホッとしました。

自分たちがどうやって生活しているか。どなたから対価をもらっているか、その出発点がどこなのかを考えると、電話で問い合わせてくれた方に「ありがとう」と言えるのは、ごく自然なことのはずです。

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2015年7月16日 (木)

新聞の特集記事でも鵜呑みにできない

昨日の日経新聞に、「相続手続き、専門家が頼り」「増税で相談早期化」の記事。

「名義変更は、その不動産を誰が受け継ぐのか確定してから手続きをするため、司法書士への相談は数カ月後という例も多かった。ところが今年1月からの相続税増税を機に意識を高めた遺族が、細かな手続きまで心配して早めに専門家を訪れるようになったという。」(以上引用です)

新聞記事でこう書かれていると、「そうなんか…」と受け止めるものですが、自分自身が司法書士であるため、「うちの事務所では、特にそんな印象はないけど…」という感想を持ちます。

むしろ、相続開始から年月が経過しているため、「亡くなられた方の住所の証明書が、役所で発行されない」という事例も、相当数あります。

それはともかく、特集記事は、司法書士や税理士ら、いろいろな専門家の言葉を引用しつつ、うまくまとめられているようにも見えますが、記事を書かれた人自身が相続手続きを扱っているわけではないので、どうしても浅くなってしまうというか、どこまで分かって書かれているのかな、というのが印象。

これは、たまたま私が職業として取り扱っていることだから、記事の裏のことまで見えるだけで、

自分が知らない世界の記事も鵜呑みにせず、書かれていることがどこまで正しいか分からないという前提で、読むほうが無難である、ということなのだと思います。

リンク 司法書士吉田事務所 相続サイト

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2015年7月15日 (水)

間違って印鑑を押した時の消し方

金融機関の窓口で登記関係の書類をお預かりする時、金融機関で用意されている授受簿に「吉田」の認印を押して帰ってくるのですが、本来、押すべきところでない場所に押していました。

そのことを後日指摘され、「印鑑の抹消をして下さい」と言われたのですが、「印鑑の抹消」とは??

「二重線で消せばいいんだろうか」と考えつつ、恥を忍んで「どうすれば…?」聞いたところ、「元々押してある印鑑の上に、1~2ミリずらして、同じ印鑑を押して下さい」とのこと。なるほど…。

しかし、司法書士業務の中で、そのような形で消された印影は、見たことがありません。

今日は、施設の方から、入所契約書に押す印鑑、「場所を間違えて押してしまいました…」と言われたので、同じ方法でお伝えしてみました。

ただ単に、一度押された印影を、「×」や「=」で消しただけであれば、誰が消したのか分かりません。印鑑を持っている人が訂正の意思表示するには、もう一度、少しずらして押して消す方法が確実だ…ということですが、金融機関外の書類、後々その書類を目にした人の、どれくらいの人に意味が通じるでしょうか。

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2015年7月14日 (火)

事務所内での役割分担

今日は、午後から、書類を受け取りに行ったり、打ち合わせがあったりで外回り。18時に事務所に戻ると、チェック待ちのファイルを、積んでくれていました。

他士業の先生と話をしていましたが、「やっぱり、事務員さんがしっかりしている事務所は強い」「先生と事務員さんが1対1になると、先生の負担が大きくなって、事務所がうまく回らない」。そのとおりだと思います。

私の事務所も、司法書士資格のあるスタッフ、ないスタッフ、それぞれが役割を分担しあって、お仕事させてもらっています。

私がやるほうがいいこともあれば、登記申請書類への入力であるとか、経理の管理であるとか、私よりも得意にしてくれる人がいれば、その人にやってもらうほうがいいです。

「事務員任せ」っていう言葉、悪い意味で用いられますが、「だから、司法書士が全部のことをすべき」ということではなくて、役割分担をきちんとして、責任者である司法書士が最終確認できるようにしておく。そのシステムが、事務所を利用して下さるお客様のメリットにつながると考えてます。

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2015年7月13日 (月)

分からないことを問われたシーンで

分からないことを問われた時、一番良くないのは、誤魔化すこと。
誤魔化してその場を切り抜けられたと思っても、それは相手に伝わってしまうもの、だと思います。

だから、分からないことは、分からないと伝える。
調べて、後でお返事しますと言う。

「司法書士なんだから、何でも知ってるはず」と思われている期待を裏切ることになるかもしれませんが、いい加減な受け答えをするくらいなら、後で調べてお答えするほうが誠実です。

もしくは、例えば、成年後見業務の中で、お話をしている相手が福祉の専門家であったりすると、相手のほうが詳しいことも当然。素直に教えを請うこともあります。

どうしても、「調べます」を許されない状況もあるでしょうけど、「調べます」「確認します」という姿勢を受け入れて下さる方でないと、なかなか、長いお付き合いを続けていけないです。

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2015年7月12日 (日)

仕事と料理に共通する2つのこと

8月には自宅に団体さんが来てくれるので、毎年この時期になると、料理のことを考え始めます。料理のことを考えていると、仕事と料理に共通することが、2つあることが分かります。

1つ目は、「これとこれを組み合わせたらどうなるか」という、組み合わせの発想。

司法書士の仕事。例えば、登記の話だからと、登記のことしか知らないと、税金のことで思わぬ落とし穴があったりします。だから、司法書士の業務にFPの視点を混ぜ込んで仕事をするだけで、視野は全然違ってきます。

今日は、ベビーリーフに、「生のなすび」と「生ハム」を混ぜてみましたが、絶妙の味でした。

もう1つは、「人に喜んでもらおう」という気持ち。

自分が食べたいだけの食事に、手間暇はかけません。家族であったり、友達であったり、自分が作った料理を人が食べてくれて、そこで喜んでもらいたいと思うから、いろいろと考える。日々の仕事も、基本的なことは同じなんだと思います。

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2015年7月11日 (土)

「お客さまの声」は「お店の声」かも

ホームページの作り方については、私も多少の勉強はして、試行錯誤を繰り返してきましたが、ウェブや広告の専門家には、「お客さまの声を載せましょう。反響が変わります!」といったことを言っている人も、少なくありません。

しかし、一時、口コミサイトでの偽装が問題になりましたが、「お客さまの声」なんて、やろうとすれば何とでも作れます。だから、私はやりません。

仮に、「司法書士費用の説明が不十分だった」「吉田さんの対応が不親切だった」という意見があったとして、自分のサイトでそれを公開するとは思えません。

また、自分が本当にもらったお礼の手紙を、サイトで公開するようなことをするとも思えません。

そもそも、「ホームページに載せます」という前提で取られているアンケートに、本心を書けるかどうか。自分がお客の側に立てば分かります。

サイト上に掲載されている「お客さまの声(堺市在住のAさん)」は、実は、テクニックとして公開されている「お店の声」かもしれない、と。消費者側としたら、そう思って見ておくほうが無難ですし、事業者側もあまり露骨なことをすると、逆に信用を失います。

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2015年7月10日 (金)

金曜夜にファイルが山積み状態

朝一番から、任意整理の返済の打ち合わせ。

その後は、大阪法務局と天王寺のサービスカウンターで、証明書を取ったり戸籍謄本を取ったり。スタッフに行ってもらえればいいのですが、それぞれ手が詰まっていそうだったので、私が動くのが効率的だろう、と。

午後からは、被後見人さんの施設入所契約。
業務として関与する契約であるならば、客観的に判断できるものですが、自分が当事者になると、いろいろと悩ましい部分が生じます。どこまでが後見人の役割なのか。「延命治療」と扱われる範囲が、かなり広いことにも気付きます。

そのまま、お客様宅を訪問。
一旦事務所に戻って、不動産売買の事前確認に。

そんなことで、私はほとんど事務所に居れなくて、そんな中、事務方の仕事はかなり進んでいて、金曜日の夜にファイルが山積み状態になっているのは、何とも微妙な心境です。

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2015年7月 9日 (木)

様々なルートからのお問い合わせ

昨日は、タウンページ経由で新規ご相談。
今日は、ホームページ経由で、新規のご相談2件。
その他、いろいろなルートでお仕事をいただき、ありがたい状態です。

繰り返しになりますが、私の事務所は、

1.すでにお付き合いのあるお客様
2.ご紹介のお客様
3.ホームページ経由のお客様

のお仕事を、バランスよくお受けしていたいと考えています。

「既存のお客様を大事に」は正解ですが、そこに偏り過ぎると、新しいお客様が入って来られなくなります。決まったルートからのお仕事に依存することも、望みません。

外からは値段も分からない、扉を開けてみないと中が見られない、どんな人がやってるのか分からないという、「一見さんお断り」の司法書士事務所にはしない。そこが、うちの事務所の出発点です。

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2015年7月 8日 (水)

平成表記を使っている理由

今年のことを、「平成27年」と表現するか、「2015年」と表現するか、人によって様々です。

世間では何の役にも立ちませんが、「平成○年」が「西暦○年」かと問われる時、すぐに数字が出てくるのは、司法書士の職務上身に付いてしまった能力。なので、お客様の使われる表現に合わすことができます。

おそらくは、債務整理の業務で必要であった、利息制限法への引き直し計算。
平成表記と西暦表記が混ざった書類をたくさん見ているうちに、頭の中に登録されたのだと思います。

ところが、事務所内にある書類は、「平成」表記が基本です。
それは、私自身の好みの問題なのかと思ってましたが、依頼者の方から「登記の日付は平成表記なんですね?」と問われて、理由が分かりました。

登記で使う表現は「昭和」「平成」の元号なので、そこが出発点。
日常的に「平成」と記している中、わざわざ西暦に変換して考えることはしない、ということになります。

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2015年7月 7日 (火)

評価してもらえてうれしい場面

不動産の登記のご依頼に前後して、いろいろとご相談に乗らせてもらっていたお客様から、「アドバイザー料も請求して下さい」と、ありがたいお言葉。

登記の手続き自体は、誰がやっても同じことかもしれませんが、そのプロセスであるとか、プラスαの部分。目に見えない部分に価値を感じていただけるのは、一番うれしいことです。

もちろん、私も、追加で報酬をいただこうとか、そういった下心があってご対応するわけではなく、できる限りのことを提供させていただいた結果、それを評価して下さった。そういう関係が築けると、私もまた、もっとお客様に還元できるようにしようと、とします。

しかし、求められてもいないのに余分なことをすると、それは「余計なお世話」ということにもなります。お客様から求めていただける前提があって、のお話です。

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2015年7月 6日 (月)

基本があるから応用が利く

今日あったお問い合わせを元に、事務所の「電話対応マニュアル」にひとつ追加。

みんな長い間居てくれているので、しばらくの間、「事務所のマニュアル」の存在を忘れていますが、私の事務所には、いろいろなマニュアルがあります。

とはいえ、普段の業務は「臨機応変に」。
マニュアルがあるといっても、それを見ているだけでは仕事になりませんし、実際に見てはいないと思います。「マニュアル通りの対応」は、お客様にとっても望まれないこと、です。

一方では、基本があるから応用が利くのであって、マニュアルもなく「臨機応変に」とやってしまうと、事務所の中がバラバラになってしまいます。

今日追加した項目も、「どうしてそうするのか」という注釈(私の理屈)付き。
土台となる考え方が共有できていると(そっちのほうが難しいことなのですが)、表面的なことが多少ずれても、大事には至りません。

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2015年7月 5日 (日)

別府の「地獄めぐり」

Dsc_3958別府2日目は、「地獄めぐり」。
温泉の色や雰囲気が違う、合計8か所の温泉噴出口が、「地獄めぐり」と言われる観光地になっています。

定期観光バスで回ろうと計画してましたが、観光バスは自由が利かない。昨日もらえた6,000円分の商品券、レンタカー代にも使えたので、そのままレンタカー代に充てることにしました。

Dsc_3959温泉がボコボコ沸いている風景は、今まで見たことがない珍しいもの。2時間以上かけて回りました。行った価値がありました。

続いて「湯めぐりパスポート」で日帰り入浴をしようと、「杉乃井ホテル」の前まで行きましたが、あまりに広すぎて、時間が足りなくなりそうで断念。杉乃井ホテルも、ずっと前から行きたかったところ。

最後に、別府タワーに上って、別府の温泉街を見渡します。
どこが中心地なのか分かりませんでしたが、古い宿が多くて、有名な温泉地の中でも、有馬・下呂・道後の雰囲気とは違います。せっかく珍しい名所があるのに、栄えた時代は過ぎてしまったのかなーという印象を受けました。

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2015年7月 4日 (土)

団体臨時列車の旅

Imageプレミアム付き旅行券が乱発されて、「しばらく定価では旅行に行けない」と言っていた中で、団体臨時列車で行く大分の旅。別府に来ています。

沖縄は別として、博多、小倉より南に来たのは初めて。
九州への温泉旅行は、何度か企画しようとしたものの、選択肢が多くて選べない。時間がかかる、高くなるで、その度にボツ。

何年も実現しなかったのに、広告を見た瞬間に決めたのが、貸切列車の旅でした。

貸切列車の旅なのに、電車を下りたらフリー。
あちこち連れ回されることもなく、復路は各自、在来線の電車で帰ります。

昼は弁当支給。焼酎にジュースも配布。現地で使える商品券も支給。添乗員さんもたくさん乗っているのに、安い裏には何があるのか。採算を取るため、電車の中で何か売りに来るに違いないと考えてましたが、何もなかった。

ただ、大分駅を降りると、横断幕を持って待ち構える大勢の現地の人に、マスコミの姿。カメラを向けられる中その前を歩く、というのがオチ。大分県の観光キャンペーンに、組み込まれていたようです。

いえ、まだオチがありました。もらった商品券「おんせん県で使えます券」には、どこかで見た「ふるさと割」のマーク。ここで初めて、税金も投入されていたことを知ります。

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2015年7月 3日 (金)

トヨタ自動車のAA型種類株式

新しく発行されるトヨタ自動車の種類株式。

AA型種類株式と名付けられていますが、今朝の新聞に「発行価格10,598円。今日から受け付け」と出ていました。購入窓口は野村証券のみ。

5年間は売却できないものの、5年後には、発行価格で会社に買い取り請求するか、もしくは、普通株式に転換することもできるので、事実上マイナスになることはない。これは大きいです。

それと、配当利回りは毎年0.5%ずつ上がって、5年目以降は2.5%に。株式というよりも、社債に近いイメージでしょうか。

批判もあるみたいですが、個人の株主にとっては関係がない。

100株単位での申し込みになるので、購入するには1,059,800円必要。5年間寝かせておける資金があれば、試してみる価値はあると思うのですが、さて…。

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2015年7月 2日 (木)

専門外のことは専門外のこととして

日々のご相談の中には、いろいろなお話があるのですが、「これは法律の話。ここまでは司法書士の分野。でも、ここからは法律の話ではない」という区分けは、私の中にはあっても、ご相談者の中にはないはずです。

「とりあえず吉田に聞いてみよう」と思って下さるのはありがたいこと。
しかし、それはそれとして、専門外のことは専門外のこととお伝えした上で、ご対応を考えます。

ちなみに、司法書士も、一定の範囲内に限って「法律相談」にお応えすることができます。

「法律相談」と言われると、私なら、何でも答えてくれそうな気がします。ご相談者にとっては、どこまでが司法書士の業務範囲に含まれるのか、分かるはずもありません。

そんなこともあって、私の事務所では、「法律相談」という表現は使わずに、お仕事しています。

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2015年7月 1日 (水)

7月1日は開業記念日です

ついつい忘れそうになりながら、毎年立ち止まって考えるようにしている日。

今日、7月1日は事務所の開業記念日。
平成14年7月1日に開業してから13回目の記念日で、14年目に入りました。

人に例えるとまだ中学生。よくここまで成長したねと、外見は大人に近付いてきたものの、大人から見るとまだまだ子供。分かっているようで、何も分かっていない。そんな年齢です。

じゃあ、司法書士の仕事を、20年やっていれば誇れるのか、30年やっていれば凄いのか、というと、そうは思いません。

同じ「1年」のキャリアを積み重ねていくとしても、過ごし方によって濃度は全く違ってくるもの。年数の経過によって、いずれ衰える時もやってきます。

事務所を運営させてもらっているからには、毎日多くの経験をさせてもらって、少しでも深く少しでも広く、司法書士の仕事に関わっていたい。まだまだ見えていないこと、やるべきことは、たくさんあります。

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