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2015年6月

2015年6月30日 (火)

投資信託の契約をする前に…

今日の読売新聞に、ゆうちょ銀行社長のインタビュー記事が載っていました。

「個人の金融資産は『貯蓄から投資へ』の方向に動いており、これを手助けする形で販売を強化し、手数料収入でもっと稼げるようにしていきたい」(記事から抜粋)

「手数料収入で稼ぎたい」が本音だとしても、そういうのは表に出してはいけないよなーと感じました。

「売りたい」「稼ぎたい」が第一になると、それが本当にお客さんのためになっているか、という視点が欠落してしまいます。それが伝わると、お客さんは引いてしまうものです。司法書士のお仕事でも同じ。

金融機関の窓口で扱われている投資信託が、余程のいい運用成績を収めているのなら別ですが、私の感覚では、投資信託は販売手数料を払ってまで契約するものではないし、「ゆうちょだから」という理由だけで、信用してはいけない。

私が契約しているもの、過去に契約していたものは、全て「ノーロード」といわれる販売手数料無料の投資信託で、なおかつ、運用責任者個人の顔、考え方が見えるものです。

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2015年6月29日 (月)

知らないことを知らないのは恐ろしい

午後から、事務所で打ち合わせ。
その後は、和泉市に書類のお届け、岸和田の法務局~市役所で固定資産税の評価証明書を取り、その足で大阪市内に書類のお届け。

普段は、なるべく、お客様との連絡に携帯電話を使わないようにしている私も、長い移動中、あちこちで立ち止まり電話。全く落ち着かないですが、継続的にご依頼いただけるお客様なので、と。

長くお付き合いいただけることで、自然とさせてもらえるプラスアルファのご対応は、間違いなくあります。

さて、以下は、司法書士にしか通じない実務の話。

今日は、大阪本局管轄の会社の印鑑カードを、堺支局で取得しました。
今まで、「その管轄法務局でないと取れない」と思いこんでいたので、どれだけ面倒なことをしていたことか。

大阪法務局のホームページによると、会社・法人の印鑑カードの発行・再発行・廃止は、

『平成24年6月1日から,大阪法務局の管轄区域(大阪府)に本店又は主たる事務所を有する会社・法人等については,大阪法務局内の全ての登記所(北出張所及び天王寺出張所を除く。)でお取り扱いします。』とあります。

そんなの常識でしたか…。私の事務所では、初めての試みでした。この件に限らず、知らないということ、知らないことを知らないというのは、恐ろしいことです。

◎リンク 大阪法務局ホームページ 商業・法人登記事務の取扱庁変更について

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2015年6月28日 (日)

「時間の前後は大丈夫です」のひと言

仕事関係ではないですが、いつも時間きっちりに来て下さる方に、「時間は前後しても大丈夫です」とお伝えしていたところ、少し早く来られました。

私自身、仕事の中では、「時間にきっちり」は当然のことだと考えているので、訪問のお約束の時間より、ついつい早く着いてしまうことが多いです。

もしくは、前の予定が終わる時間を見越して約束していたところ、前の予定が早く終わり過ぎてしまった…ということもあります。

「早くても大丈夫」と、私が勝手に思っている方であれば、お約束の時間より早くてもそのまま入ったり、「早く着きそうなんですけど」と電話を入れたりしますが、そうでなければ、ウロウロとして時間を潰すこともあります。

「時間の前後は大丈夫です」の一言。
予定が詰まっていると、大丈夫ではないこともあるのですが、前後の予定に空きがある時は、できるだけお伝えしようと思います。

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2015年6月27日 (土)

ラウンドワンの株主総会

Dsc_3932ラウンドワンの株主総会は、初めての参加。
珍しい土曜日開催なのと、近所の「ホテル・アゴーラリージェンシー堺」が会場なので、ある意味「一番身近な会社」になりました。

平日に開催される会社だと、行けたとしても時間が気になって、最後まで居れなくて退席することになりますが、今日は初めて、議案の採決の時まで居れました。

質問に答える杉野社長の話は、明快で分かりやすい。
どこに詰まっているのかと不思議なほど、ペラペラといろいろな話が出てきて、普段自分の知らない世界を知れる体験、言葉で言い表わせないほど貴重です。

第1号議案、資本準備金の額の減少って、債権者保護手続きは要らないの?とか、招集通知の内容から、司法書士としての知識も試されます。

株主総会のお土産は、今年からグッズのプレゼントは無くなったみたいですが、ラウンドワンで使えるチケット4枚。株価は先週の終値で1株610円。1単元61,000円なので、買いやすいです。

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2015年6月26日 (金)

「成年後見制度 新規利用申請頭打ち」

6月23日の日経新聞夕刊に、「曲がり角の成年後見制度 新規利用申請頭打ち」の記事。

「気がかりは利用の新規申立件数が昨年34,373件と13年比0.5%減となった。微減とはいえ新規申立件数は2年連続の減少となった」とあります。

減少の理由としては、
・「制度の認知度が介護保険に比べて依然低い」
・「家族が利用に前向きでないことも足踏みの原因の一つ」(「」内はいずれも引用)

といったことが書かれていますが、後者の理由の中には、財産が高額である場合など、内容によって司法書士等の専門職が後見人に選任される事例も増えていて、専門職後見人報酬を支払うことに対し、申立人となられる親族が抵抗を示されることがあること、もあると思います。

「家族が後見人になれるのが確実なら利用したいけど」は、ご相談を受けている中で、結構な割合であります。

一度後見人が選任されると、お亡くなりになられるまで後見人の任務は続くわけで、「ご本人の利益のため」に選任するという趣旨と、一方では、「専門家の報酬のために財産が目減りする」という現実。ご家族のお気持ちもよく分かるので、報酬をいただく側に立つ私は、複雑な気持ちになります。

きれいごとの分析では、解決できない矛盾も存在します。

◎リンク 司法書士吉田事務所 成年後見サイト

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2015年6月25日 (木)

日清食品HD株主総会のお土産

今日は、11時から京橋/大阪で不動産売買。
ちょうどよかったと、10時から、近所のホテルニューオータニ大阪で開催される、日清食品ホールディングスの株主総会に。

株主総会のお土産にもらったのは、「ひよこマーク」入りの手提げバッグに入ったラーメンの詰め合わせ。

たかがラーメン?中身はインスタントラーメンでも、包まれているオリジナルバックに価値を感じて、「いいものもらった~」幸せな気分。

包まれているバックによって、中身も価値あるものだと感じられること。この感覚、仕事に生かせないかなーと考えます。

司法書士事務所における「魅力のあるオリジナルバッグ」って、何でしょうね。

もらったお土産は、そのまま不動産の買主さんにプレゼント。
私の親戚3人が、それぞれ違う立場で決済に参加するという、貴重な機会でした。

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2015年6月24日 (水)

「子供に家を残してやりたい」

「子供に家を残してやりたい」。
子供さんがまだ小さい世代、これから住宅ローンを返済していかれる世代から、よく聞かれる言葉です。

一方では、子供さんが50代以上の世代になると、「親の不動産をどうやって処分しようか」「相続しても困るから、相続放棄したらどうなるんだろう?」。そんなご相談も、ここ最近続いています。

相続放棄は、一般的には、負債が多いとか、付き合いがなかったから関わりたくないとか、そんなケースが多いのですが、不動産があるのに相続したくないとは…というお話です。

親の思いを問わず、子供は大人になったら出ていくし、いずれ、子供自身が不動産を持つことを考える時が来ます。

一方、親が苦労して築いた不動産は老朽化してくるし、今度は、子供のことより、自分たちの老後資金を心配しなければならない時が来ます。

不動産をめぐっては、世代によって、家庭によって、環境によって、いろいろなドラマがあります。

◎リンク 司法書士吉田事務所 相続サイト

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2015年6月23日 (火)

ご相談料をいただくこと

今日はご相談が4件。

「無理なのが分かってよかった」と言って下さると、それはそれでひとつの解決になったのかもしれませんが、いずれもご要望に沿うような結論が出せませんでした。

相談に来ていただく以上、業務につながる、つながらないは別として、まずは「相談に来てよかった」と言ってもらえることが、第一の課題。

対価をいただいた上で、そう言ってもらえるようなお話を提供することが、第二の課題。

債務整理の初回ご相談は、今後も無料でお受けしていきますが、債務整理以外については、「ご相談料」と堂々と申し上げられるように。それだけの価値をご提供できるように、自分にはプレッシャーを課しているつもりです。

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2015年6月22日 (月)

オンライン申請の一番のメリット

法務局に申請していた登記が、どんどん完了していきます。
抵当権抹消に相続登記、兄弟間の贈与登記、取締役を1名にするための役員変更登記、など。

オンラインシステムを使って申請していると、完了し次第メールで知らせてくれるので、すぐに次の段取りに進めます。便利になりました。

ところが、「メールで連絡が来ます」という話をイメージできないお客様は、申請中に法務局に見に行かれて、「まだでした」と知らせて下さることもあります。

一方では、完了メールが届いているのにお客様に連絡しないわけにはいかないと、何気なく「終わりました」とお知らせすると、「じゃあ書類を取りに行きます」となって、事務所が書類を引き上げてくる時間を与えてもらえなかったりします。

私もせっかちですが、せっかちな方は本当にせっかち。

便利なシステムに振り回されると意味がないので、便利なシステムは便利に。お客様にも見える部分、見えない部分があることを前提に、上手に使えるよう考えたいものです。

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2015年6月21日 (日)

過払い金返還請求のイラスト

昨日の続き。
パンフレットに入れていた過払い金返還請求のイラストを、完成直前に、「お金を手に喜んでいる男性」から、「ホッとしている男性」に差し替えしました。伝わりやすさよりも、自分たちの願いを優先。

過払い金の返還請求。
元々は、多重債務状態を解決するための手段であったのが、いつの間にか、過払い請求自体が目的になった風潮があります。

払い過ぎたお金を返してもらうのは当然の権利ですが、業界は法的な解決方法を広めると同時に、お金の使い方の問題にも取り組むべきでした。

人は、自分の能力を超えたお金を管理することはできません。

だから、まとまったお金が手に入る瞬間というのは、気を付けないといけないのですが、お金が戻ると分かった時点で出ていく先が決まってしまう方が多くて、借金の返済が残っているのに、先にお金を手元に返して欲しいという依頼者の方と、何回衝突したことか分かりません。

お金の使い方の問題、私自身にとっても永遠の課題ですが、司法書士という職業でないと見えないことは、お伝えしていかねばと思います。

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2015年6月20日 (土)

事務所のパンフレットが完成2

Dsc_3929一昨日の続き。
パンフレットは、事務所で原稿を作って、近所のはんこ屋さんで『レイアウト~デザイン~印刷』をお願いしました。ビフォーアフターを、ブログに書いて下さっています。

○リンク 堺市・三国ヶ丘「もじ工房みくにのはんこ屋」さんのブログ

ホームページでも事務所新聞でも同じですが、事務所の営業ツールとして使う文面は、必ず自分たちで文章を作ります。文面は、自分たちの考え方や思いを表現したものなので、ここは妥協してはならないところ。

パンフレット内面の業務案内も、どうやったら難しくならないかと、何度も書き直していました。過払い金返還請求のイラストは、お金を手に喜んでいるものから、最後の最後に、ホッとしているものに差し替え。

ホームページでも広告でも、広告業者やコンサル会社に依頼すると、反響のいいものを作ってくれることもあるみたいですが、それで業績が上がったとしても、人の言葉を借りて仕事をするのは嫌です。

中身は自分で考えて、デザインからはプロの方にお願いする。
その段階でもしっくりこなければ、遠慮なく意見を伝えて、調整してもらう。

そうしないと、自分の考えが伝わることはないし、思いが伝わらなければ、自分が出会いたいお客様とも出会えない。営業ツールは、ただ反響があればいい、というものではないです。

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2015年6月19日 (金)

やっぱり現金が一番強い?

堺市のプレミアム商品券。

明日(6月20日)から予約開始ですが、「商品券利用可能店」のリストを見ると、思っていたほど選択肢は広くない。少し残念なところです。

ちなみに、商品券の利用期間は、平成27年12月末まで。
株主優待券や回数券を使っていると実感することですが、「お得」だからと持っていたとしても、利用期限を過ぎると価値がゼロになります。

ガソリンスタンドの洗車券を買っていたのに、潰れてしまったこともありました。使えなくなった阪神高速の回数券は、今でも机の引き出しの中に存在します。

そんな経験を全てならせば、結局は、「いつでも」「どこでも」使える現金で持っているほうが賢かった、ということになるのかもしれないです。

今回の商品券も、期限を切らしてしまったり、無理に消費しようとして、余分な物を買うことにならないよう、気を付けましょう。

◎リンク 「堺市プレミアム商品券」のサイト

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2015年6月18日 (木)

やっと事務所のパンフレットが完成

Dsc_3925事務所の移転から1年近く経過して、やっと新住所でのパンフレットが出来上がりました。

引っ越しから今年の3月末まで余裕のない毎日で、面倒なことは後回し。その後も、キャッチコピーを作るだけで、想像以上の労力を使ったのが第一歩。

キャッチコピーなんて、言葉をつなぎ合わすだけじゃない?という感覚もありましたが、普段、自分が何を考えて仕事をしているのか。司法書士の資格を生かして、日々何をしているのか、それを短い言葉で表現するのは、簡単ではなかったです。

「司法書士吉田事務所 5つの特徴」も同じ。
「親切丁寧」「迅速正確」とか、「相談無料」とか、どこでも書けることは特徴にならないし、「FP資格あり」「女性スタッフが在籍」というワードでも、それが具体的にどういった形でお客様のメリットになるのか、言葉にしようとすると大変です。

最後の最後まで悩んだのが、「代表者吉田浩章のひと言」。
私たちの役割は何なのか、何を目指しているのか、たくさんの要素を、短い文章にまとめ込みました。

事務所に来て下さった方と、お会いする方にお渡ししていきます。よろしければ、下記リンクにあるダウンロードコーナーからも、ダウンロードできます。

◎リンク 司法書士吉田事務所メインサイト「ダウンロードコーナー」

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2015年6月17日 (水)

夕食の時間と気持ちのゆとり

本当に悪い時に書くと、「大丈夫ですか?」と人に言わせてしまうので、今日になってやっと書けるようになりましたが、先週の金曜日から続いていた風邪の症状が、マシになってきました。

ひどくなった昨日は、お客様との約束もキャンセルさせてもらって、情けない状態でした。

一方では、3日続けて私が先に帰宅し、夕食の準備を済ませていました。

夕食を18時半に食べることができると、一日が長くなる気がします。
また、気持ちにゆとりが生まれる気もします。

これで家族が円満に・・・とまでは言えませんが、夕食の時間と気持ちのゆとり、関係があると思います。

頭は風邪薬でボーっとしているし、身体もしんどいはずなのに、なぜか普段よりも本を読めて、4日間で結構な量の本を読みました。

家に居て、個別の案件から距離を作れることで、司法書士の仕事には直接関係しない思考を使うことができます。そしてまた、司法書士の仕事には直接関係しない思考も、何らかの形で仕事に還元します。

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2015年6月16日 (火)

元々の能力はそんなに違わない

昨日の日経夕刊、「あすへの話題」のコーナーに、日本郵船取締役相談役宮原耕治さんの「若い人への期待」の記事。引用します。

「人間の元々の能力はそんなに違わない。どれだけのチャンスと経験を与えられるかで、その能力が開花するかどうかが決まる」

私も事務所の中で、「先生とは元が違う」と言われることがありますが、そんなことは全く思わないです。逆に、私の周りで活躍されてる人を見ても、「元が違う」とは思わないです。

それだけの経験を今までされてきたから、今があるんだろうという視線で見ます。

あえて言うならば、「鍛え方が違う」でしょうか。

立場や環境の違いによって、人の考え方や行動はがらりと変わるもの。違いが生まれるとしたら、その部分なんだと分かると、「能力が違う」で片付けることはできなくなります。

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2015年6月15日 (月)

大阪地裁の破産申立書式バージョンアップ

大阪地裁管轄の自己破産(同時廃止)の申し立て書式。
司法書士用の申し立て書式が、「ver.3.1」から「ver.4.0」にバージョンアップされます。

実務の中で「よくある事例」が反映されているなーと感じたのは、

1.「生命保険の契約者貸付の有無が分かる書類」が必要になったこと。
 今までのように、「解約返戻金額」の証明だけでは足りない、ということでしょうか。

2.「死亡した父母の相続の状況」の欄ができたこと。
 この点については、よく申立後の追完指示で、確認を求められていました。
 過去に相続が発生しているものの、遺産分割協議をしていない、というケースでは、目に見えない相続財産があることになるので、そのままでは、同時廃止の決定を受けられない可能性があります。

3.免責不許可に関する報告の中で、「ゲーム代その他有料サイトの利用等」の項目ができました。
 時代の流れでしょうか。

4.過去2年間の自動車の処分について、「普通自動車の引き揚げ」があるときは、自動車の登録名義等の報告が必要になっています。
 契約上、自動車のローン債権者による引き揚げが可能とされていても、車検証の名義によっては、別除権によって債権者が引き揚げできないケースがあります。その確認だと思います。

あとは、送達場所となる司法書士事務所の「電話番号とFAX番号確認のため、HPの写し等」も求められるようになったこと。HPよりも、大阪司法書士会のサイトに出ている会員情報のほうがいいんじゃないかと思いましたが、私の場合、会員情報にFAX番号を掲載していませんでした。

◎リンク 司法書士吉田事務所メインサイト「自己破産」

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2015年6月14日 (日)

接客態度も商品の一部分

6月8日の日経新聞、「やさしい こころと経済学」のコーナーに、「心情をくむサービス」という記事がありました。

歯科医の治療サービスは、虫歯を治療するために、歯を削ったり、薬を詰めること。その際、歯医者は親切にやさしく説明することもできるし、「上から目線」で乱暴な言い方をすることもできる、という例の後、

「接客態度はサービスそのものではないけれども、いわば、サービスの包装紙または服装であり、好感を与えるように服装を整えるのは、サービスの全体的価値の向上につながります」(「」内引用です)とありました。

司法書士の業務でも同じ。
やったことは同じだったとしても、接客態度次第で、お客様に与える印象は全く変わってきます。

例えば、「抵当権抹消」といった、誰がやっても同じ、一見定型的な業務であったとしても、差が付くもの。抵当権抹消のご依頼の後、また別のお仕事を言っていただけて…ということもあります。

かといって、包装紙や服装だけを良くしようとしてもダメですが、私の事務所では、接客態度も商品の一部分だと思っています。

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2015年6月13日 (土)

一年365日×10年分の記事

気付くのが3日遅れましたが、今日の投稿で、このブログの記事数は3,653件に。一年365日×10年間で、やっとたどり着ける数です。

2回目の投稿。平成16年9月7日の記事に、こんなことを書いていました。
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一昔前の司法書士は金融機関と不動産業者からの仕事だけで生活していけたのかもしれません。しかし、金融機関がこけたら司法書士もこける、というのでは話になりません。
一般市民と同じ目線に立てば、司法書士の仕事の需要はたくさんあるはずです。
それをいかにして仕事として拾っていけるかというのは、その司法書士の力量、努力次第だと思います。
私は、人に使われることがイヤで、自由業である司法書士という職業を選びました。
「元請」の事業者として、たくさんの仕事に恵まれるよう、日々工夫を重ねていきたいと思っています。
=======================

当時はホームページを持っている司法書士の数も少なくて、今のように、直接司法書士事務所にアクセスできる、という環境が整っていませんでした。業界として、転換期だったと思います。

なので、その前の平成14年に独立できたというのは、今から思うとベストなタイミングでした。

11年前の自分の文章を見ると、若いし、青いですが、この時書いていた「元請の事業者として」という思いは、その後もぶれずに持ち続けています。

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2015年6月12日 (金)

「実家の近く」で探してもらえること

今日は、遠方からのご相談者。
実家が堺におありだということで、私の事務所を選んで下さいました。

登記が「オンライン&郵送」で申請できるようになって、例えば、相続登記であれば、依頼する司法書士事務所の場所の制約はなくなっています。

不動産の所在地が堺市だから、「堺で司法書士を探さないといけない」ということでなく、北海道に住まれていれば北海道で、沖縄に住まれていれば沖縄で頼んでもらっても、デメリットはないです。

逆に、大阪から、北海道や沖縄の不動産の登記をするのも、手間全く同じです。

しかし、遺言書作成とか成年後見とか、お顔を合わせて、一緒に行動させてもらうお仕事もあります。実家に集まられた機会に、ご家族一緒に来てもらえる、ということもあります。

「実家の近くで、何かあれば頼めるように」という視点で、司法書士事務所とつながりを作っておいて下さるのは、お客様のメリットにもなる考え方だと思います。

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2015年6月11日 (木)

「伝わってなかったな~」と後で気付くこと

お客様と話している時、相槌を打ってもらったり、「はい。はい。」というお返事がテンポ良く返ってくると、「伝わっているんだな~」と受け止めます。

ところが、後になって、実は伝わっていなかったことが分かったり、違う意味で伝わっていることが分かったり、そんな時は、仕事として「当たり前」のことになっている我々と、お客様との間には、目に見えないハードルがあることを自覚します。

「ハードル」といっても、仕事として取り組んでいる我々のほうが上である、という意味ではなく、むしろ、「伝わっていなかった」ことが分かると、対価をもらってお仕事させてもらっている専門家として恥ずかしいことである、と。そう思います。

例えば、何気なく、「住所変更はありますか」とお客様に聞いて、「ないです」とのことだったので、「それなら住民票は不要です」と返答。ところが、「住所変更はありますか」という質問は、不動産業者さんには伝わる聞き方であっても、素人の方には伝わらない。

不動産の名義を変える前提として、登記簿上の住所と印鑑証明書上の住所が違っていて、住所変更登記が必要だったケースだったのですが、ないと思っていた「住所変更があり」で、なおかつ、住民票を取っても移転の証明が付かず、大変なことになった例もあります。

「伝え方」は、事務所の中でも外でも、気を遣って、意図してやらないと、なかなか難しいことです。

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2015年6月10日 (水)

返信用にレターパックを入れるメリット

お客様に書類を郵送し、捺印後に返送してもらう時、予め切手を貼った「返信用の封筒」を入れておくのは礼儀。習慣です。

私自身、自宅には、封筒らしきものも切手もありません。
なので、特に個人のお客様であれば、「書類を送り返す」だけでもそれなりの手間になるもの、という理解が前提にあります。

そんな中、最近、返信用の封筒として、「レターパック360」を入れる機会が増えています。

レターパックの追跡番号を予め控えておくことで、投函してもらった後は、「いつ事務所に届くのか」が分かります。

予定の立て易さ。急ぎのお仕事でなくても、「前日に次の日の予定を」、「当日の朝にその日の予定を」立てられることを考えると、多少の追加料金は必要経費。

また、「送った送っていない」で、余計な行き違いを防ぐこともできます。

送ったはずなのに、「届いてません」と言われる時、悪いのは事務所。
「届いてません」「いえ、送りましたけど」と言われる時に、悪いのも事務所なので。

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2015年6月 9日 (火)

会社さんの登記が続いています

会社さんの登記が続いています。

世間的に「3月決算」の会社が多いとすれば、中小企業の定時株主総会の開催時期は5月末。そのせいか、法務局の商業登記の係も混んでいるようで、大阪本局では完了まで1週間。堺支局では、今日完了予定の登記が終わりませんでした。

しかし、私がお受けしている案件は、その全てが定時総会がらみではなく、たまたま、今のタイミングだっただけです。

しばらく商業登記が少なくて、逆に、相続が続いていたこともあって、ブログやツイッターの紹介文には、「司法書士とFPの視点を生かして、個人向けに特化した法的サービスを提供」と書いたとこでした。

但し、商業の登記はインターネット経由の依頼がほとんどなくて、継続的にお付き合いさせてもらっている会社さんと、ご紹介の会社さんばかり。伝える対象が違うので、サイト上にある「個人向けに特化」の言葉も、矛盾はしていません。

◎リンク 司法書士吉田事務所メインサイト「会社登記(商業登記)」

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2015年6月 8日 (月)

どんな考え方をしてる人かで選ぶ

私がお世話になっているある専門家の方に、「考え方から受けている影響が大きいです」とお話ししていました。

どんな業界の人でも、知識や技術に個人差があります。
でも、素人には、それがあまり分かりません。

司法書士も同じで、「同じ資格者なので同じだろう」という部分があったとしても、実際のところ、持っているものは、その司法書士によって結構違っているものだと思います。

それはともかくとして、知識や技術の違いというのは、その時その時で考えると、大きな支障を及ぼしますが、接していない時は関係がありません。

ところが、「考え方」というのは、他人の行動、考え方にも影響を及ぼすことができるものです。

マインドがしっかりしていれば、知識や技術は後から付いてきます。
昨日書いた話、医師のことでもそうですが、「どんな考え方をしてる人か」で人や専門家を選ぶ部分、もっとあってもいいように思います。

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2015年6月 7日 (日)

「うつを治したければ医者を疑え」

Dsc_3924「うつを治したければ医者を疑え!」(伊藤隼也著)

自殺をした人の遺族への聞き取り調査で、約7割の人が精神科の治療を継続中だったこと。自殺が増えている裏で、抗うつ剤の売り上げが増えている、というデーターから、医師による多剤大量処方や、製薬会社から医師に流れるお金の動きを問題として取り上げられた本。

「製薬会社から謝礼を貰った医師のリスト公開」は、生々しいデーターです。

専門外のことなので、精神科のことを語ることはできませんが、債務整理の依頼者の方の中には、精神的な調子を崩して、休職や転職を経験されている方がたくさんおられます。最近、特に多いような気がします。

また、債務整理の依頼者のお話しを聞いている中で、精神科の受診をお勧めすることもあります。

仕事柄、こういった分野の理解は必要ですし、それと、あちこちで発生している電車の人身事故。その背景に、どんな問題があるのかな、という漠然とした疑問。一個人の問題ではない、社会的な問題を含んでるのではないか、という疑問は、ずっと持ち続けています。

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2015年6月 6日 (土)

堺市でもプレミアム付商品券の発売

各地で発売されている「プレミアム付旅行券」。
鳥取のは即完売で買えず、徳島と岡山の旅行券は手に入れました。

奈良の「キャッシュバックキャンペーン」は、旅行券を買う方法でなく、宿に直接申し込む方法。

しかし、旅行会社のサイトで見ると空きがあるのに、直接電話すると「満室」と言われたり、通常料金のプランなら空きがあるのに、キャンペーンを使う商品では「×」になっていたり、宿側に裁量の余地があるので、利用者側の旨味は狭まります。

大阪府内では、全市町村で「プレミアム付商品券」が発行されるようです。

堺市では、1万円で12,000円分の買い物ができる商品券。6月20日から発売開始で、有効期限は8月22日から12月31日まで。購入できるのは1人4冊(4万円分)まで、となっています。

取扱店舗はまだサイト上に出ていませんが、日頃、食料品や日用品を買い物してるスーパーで普通に使えるのなら、仕入れておいてもデメリットはないです(但し、これを言うと、商品券の趣旨から外れてしまいますが、商品券で余計な買い物をすると、家計がごちゃごちゃになるので、その点は気を付けて)。

◎リンク 「堺市プレミアム商品券」のサイト
◎リンク 「奈良県宿泊者限定キャッシュバックキャンペーン」のサイト

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2015年6月 5日 (金)

インプットとアウトプット

今日は、何も予定がない一日。
来客も訪問もなかったのは今年の2月6日以来、4か月ぶりです。

事務所に居ても肌寒くて、電話もほとんど鳴らない。
シトシトと雨が降り続く外も静かで、何となく変な感じでした。

そんなことで、ブログを書こうとしても、頭に浮かんでくることがありません。

こうやって毎日書き続けられるのは、日々いろいろなことがあって、自然と思考が刺激されるから。

入ってくるものがなければ、出せるものがない。感じることがないと、考えることもない。単純な法則です。

毎日経験できることを大事にして、そこから何かを感じ取れるように。
それと、必要な情報はどんどん自分の中にインプットして、それを自分なりに加工してアウトプットしていけるように。そうでないと、成長していくことはできません。

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2015年6月 4日 (木)

安定を求めると不安定になる

昨日は、会社さんの登記で「急ぎ」。
今日も、会社登記の申請のため、ご捺印をいただきにご訪問。

一方では、先月まで毎日のように入っていた、個人の方からの新しい問い合わせのペースが、最近は緩やかになっています。

不思議というか、面白いというか。
それとも、上手いことなっていると言っていいのか、うちのような小さな司法書士事務所でも、その時その時の「流れ」という、自分の力でコントロールできない動きは存在します。

しかし、事務所の開業以来、私の中では、いろんな意味で「偏り」をなくそうという意識は、ずっと持ち続けていました。

「継続的にご依頼いただけるお客様」「紹介のお客様」「ホームページ経由で出会えるお客様」。仮に、そのどれかだけで事務所が成り立ったとしても、特定のルートに依存することは、逆に『不安定』だと考えます。

業務の内容でも同じ。「債務整理」「過払い」が多かった時期でも、そこに特化することは、意識して避けようとしていました。今では、相続をはじめとする、名義変更の手続きの比重が高まっています。

安定を求めて行動すると、反対に安定が遠のいていきます。
事務所を経営していると、感覚的に、そういうことが分かります。

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2015年6月 3日 (水)

究極の相続対策とは…

相続にからんでは、ご家族の中で、様々な問題が起きることがあります。

『法定相続分』という権利がありながら、一部の方が何も相続しない状態で、すんなりと遺産分割の話し合いがまとまることもあれば、

「元々は仲が良かったはずなのに、相続がきっかけで疎遠に…」
「元々仲が悪かったので、話し合いすらできない…」

などなど、本当にいろいろです。

「先生は幸せな家庭しか知らないから(自分たちの気持ちは分からない)」と言われたこともありますが、私が司法書士になったのは、おそらく、自分の家庭が相続で揉めたことがきっかけです。

ところが、「法律の知識があれば相続で揉めない」かというと、そういうわけでもありません。

事情も背景も様々なので、一般的なことでしか言えませんが、私が思う究極の相続対策は、家族仲良く、円満にコミュニケーションを取り合うこと。

それがまた、「将来の相続を、自分に有利に進めるために」という下心ありきではなく、相続財産があってもなくても、ご両親がお元気な時から、ご両親も交えて本心で話し合いができて、相手の立場を尊重できる環境に居れることが、一番なのではないかと思います。

◎リンク 司法書士吉田事務所相続サイト

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2015年6月 2日 (火)

「よかったら頼んで下さい」

今日は、生命保険の打ち合わせ。

私は生命保険会社の代理店もしていますが、保険の成績や売り上げに縛られることはないので、保険が必要なお客様にだけ。お客様にとって、本当にメリットがあると思える場面にしか持ち出ししません。

保険を勧められるのは、私の中でも一番嫌なことのひとつなので。
押し売りや営業をすることはないです。

押し売りや営業をしないのは、本業である司法書士業務でも変わらないスタンス。
「ぜひともウチに!」ではなく、「もしよかったらどうぞ」です。

仕事欲しさに、気持ちの余裕がなくなると、それがお客様にも伝わるし、関係性も崩れてしまいます。

「安くしてくれたら頼むけど?」とか、「マージンはくれるの?」とか、「司法書士の知り合いは他にもいるんだけど」と言われて頼んでもらっても、いいことなんて全然ありません。

自分を崩さないことと、傲慢さは紙一重。
それも踏まえて、「もしよかったら頼んで下さい」で仕事をしています。

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2015年6月 1日 (月)

行政書士さんとの連携

今日は、会社登記の打ち合わせ。
許可の手続きがからむため、行政書士さんと一緒にご訪問しました。

私も行政書士資格を持っていますが、専門でやっていないと見えない部分があります。専門でされている方と、役割分担して進めさせてもらうことが、お客様の利益につながると考えてます。

一方では、インターネット上で、登記について何か調べ物をしていると、行政書士事務所のホームページが普通にヒットします。しかし、行政書士事務所だと分かると、中身を見ずに閉じます。

行政書士の専門性が発揮できる場所は、「登記」ではないはずなので。

打ち合わせ後には、思わぬお食事へのお誘い。
カウンターに座っていただく天ぷらは、普段なかなか体験できない空間でした。

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