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2014年6月 1日 (日)

「55歳からのハローライフ」

Dsc_2887「55歳からのハローライフ」(村上龍著)

夫の定年退職後に離婚。
妻は結婚相談所に登録し、数人の男性との出会いを重ねます。

なんだかんだと言いながら、結局元のサヤに納まるのかなーと思ってたところで終了。長編小説だと思い込んで読んでましたが、5つの話で構成されていました。

その後の話も、自分自身の生活も余裕がない中、再会した同級生が病気で、その世話をする人の話。

定年したら夫婦でキャンピングカーの旅をするつもりだった夫に、妻が同意してくれず。再就職をしようと取引先の人に連絡を取るものの、相手にしてもらえない。そして、心療内科の世話になる話、など。

今の社会が抱えていそうな問題、どこかでありそうな出来事が描かれていて、「えっ、ここで終わり?」という話の中から、人の優しさや寂しさ、迷い、弱さ、つながりなどを読み取ることができます。

大変なこともあるかもしれないけど、本の表紙のように、55歳を過ぎた後も、2人で手を取り合って、笑顔で歩いていけたらどれだけ幸せなことだろうか、と。そんなことを感じました。

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