« 映画「永遠の0」 | トップページ | 「かな入力VSローマ字入力」 »

2014年1月13日 (月)

「海と月の迷路」

Dsc_2534「海と月の迷路」(大沢在昌著)

「軍艦島」を舞台とする小説。
軍艦島には「一度行ってみたい」と思っていることもあって、手に取ってみました。

閉鎖的な島の住民と、その世界に転勤してきたお巡りさんの話。
元々勤務していた先輩の巡査は、住民に溶け込んで事なかれ主義なので、新任の巡査は単独で行動を開始します。

事故なのか事件なのか。犯人探しに進むシーンにはハラハラして、読むのを止められなくなりました。

司法書士のお仕事も、お客様となあなあになってしまうと、「それは無理です」と言わなければならないことが言えなくて、事件に巻き込まれてしまう、ということが起こりえます。

元々勤務していた先輩のお巡りさんは、住民との距離の取り方を間違えてしまっていた(でもある意味仕方がない)と感じますし、一方では、新任のお巡りさんが、捜査の内容を地域の人に漏らしながら行動をする部分も、守秘義務からするとまずかったのではないか、とも思います。

事故(事件)の内容には、目をそむけたくなりますが、島の中という広い「密室」での出来事であることで面白さを増している話です。

|

« 映画「永遠の0」 | トップページ | 「かな入力VSローマ字入力」 »

読書・映画の話」カテゴリの記事