「自分の分身育成術」
『ハッキリしているのは、「何も言わないけど、お前は私が仕事をしている様子を見ながら“技”を盗めよ」式はもう通じないということです』
『よくある部下の口ぐせ「教えてもらっていないので、できません」。これが現実です』(以上本書から引用)
あちゃーという感じですが、司法書士も職人の世界です。
仕事を通して、自分で技術を身に付けないとやっていけないよ…というスタンスで私がやってこれたのも、たまたま人に恵まれていただけなのかも・・・しれません。
本書では、そんな上司に対するメッセージ。
部下が現実に抱えている問題も含めて、上司のあなたはどう行動しますか、という話や、同じように物事を視て・感じて・考えてもらうための具体的な仕組みづくりも提案されています。
「ニュートラル、フラット、クールであれ」や「視点、視野、視座の持ち方に気をつける」(「」内は本書の表現のまま)など、自分自身が仕事に向き合う中で大事だと思われる話にも共感。定期的に読み返したい本です。
| 固定リンク
「読書・映画の話」カテゴリの記事
•急成長できなくても大きくなれなくてもいい(2021.02.21)•ドラマ「知ってるワイフ」(韓国版)(2021.02.07)
•ドラマ「知ってるワイフ」(2021.01.31)
•「新型コロナからいのちを守れ!」(西浦博著)(2021.01.09)
•『鍵泥棒のメソッド』と『半沢直樹』(2020.09.20)