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2013年9月28日 (土)

「とんび」(重松清著)

Dsc_2181「とんび」(重松清著)

堀江貴文さんの『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた』で、「刑務所で泣きまくった本」と紹介されていたうちの1冊。

不器用な父を中心とする家族の物語。
母は子を守るために、子が4歳になる前に命を落とし、その後、父と子は周囲の人に助けられながらもすれ違い、意地を張り、衝突しながら子は大人になっていく。

子の就職先も結婚相手にも、父はがっかりさせられるものの、家庭を持った子は、「親父…一緒に住もうよ」という言葉を口にするようになります。

子が成長していく過程を見ていると、ああ、ウチの親子もこんな感じだったんじゃないかと、自分に照らし合わせて読んでいました。

親の「こうあって欲しい」という思いを、子は理解しようとせず。
親も子が考えていることを理解できず。

子はいつまで経っても子供ですが、親が思っているような「子供」で居る時間というのは、結構短いものなのかもなぁと、この本から改めて感じました。

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